JPS6014732Y2 - 皮フ貼付剤用基布 - Google Patents
皮フ貼付剤用基布Info
- Publication number
- JPS6014732Y2 JPS6014732Y2 JP15425778U JP15425778U JPS6014732Y2 JP S6014732 Y2 JPS6014732 Y2 JP S6014732Y2 JP 15425778 U JP15425778 U JP 15425778U JP 15425778 U JP15425778 U JP 15425778U JP S6014732 Y2 JPS6014732 Y2 JP S6014732Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base fabric
- skin patches
- film
- fibers
- spunbond
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Medicinal Preparation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は打身、捻挫等の外科治療に使用される皮フ貼付
剤用基布に関するものである。
剤用基布に関するものである。
従来この分野には、綿ネル、綿とナイロンの混ネル、及
びニードルパンチ不織布が皮フ貼付剤用基布として広く
使用されており、この基布の片面に消炎鎮痛剤などを含
む水性軟質外用薬を塗布して使用されている。
びニードルパンチ不織布が皮フ貼付剤用基布として広く
使用されており、この基布の片面に消炎鎮痛剤などを含
む水性軟質外用薬を塗布して使用されている。
然しなから従来のニードルパンチ不織布では、塗布時の
テンションによりタテ方向に伸び、型くずれを起す欠点
があった。
テンションによりタテ方向に伸び、型くずれを起す欠点
があった。
又塗布した薬剤が粘度が低いと基布へ浸透し易く、この
ため薬剤が蒸発し著しく薬効を損うなどの欠点があった
。
ため薬剤が蒸発し著しく薬効を損うなどの欠点があった
。
本考案はこれ等の欠点を解決するためのものである。
本考案について詳述すれば次の通りである。
使用する熱可ソ性フィルムは各種の合成樹脂フィルムで
よいが、厚さ10〜20ミクロンで、ソフトな風合で、
通気性、通水性のないものがよい。
よいが、厚さ10〜20ミクロンで、ソフトな風合で、
通気性、通水性のないものがよい。
又、繊維ウェブの原料は太さ1.5〜3.0デニール、
カット長51〜89mmのビスコースレーヨンが主とし
て使用される。
カット長51〜89mmのビスコースレーヨンが主とし
て使用される。
又スパンボンド布は各種合成繊維系のものでよいがポリ
エステル系で繊維の接合がルーズで、タテ方向に繊維が
多く配向しているものが好しく、重さは30〜50y/
−のものが適している。
エステル系で繊維の接合がルーズで、タテ方向に繊維が
多く配向しているものが好しく、重さは30〜50y/
−のものが適している。
次にこれらの作用効果について述べる。
フィルムはスパンボンド側に塗布した薬剤が繊維側に滲
み出ることを防ぐ効果があり、薬効の持続性が向上した
。
み出ることを防ぐ効果があり、薬効の持続性が向上した
。
繊維は細番手であり、親水性繊維が主体であるためソフ
ト感、肌ざわりが良く、適度のクッション性を与える。
ト感、肌ざわりが良く、適度のクッション性を与える。
又使用するスパンボンド布は繊維同志の接合がルーズで
、エステル繊維のためニードリングによって繊維の切断
が少くよく絡む性質があるため、強度向上、伸度の低減
に役立つ。
、エステル繊維のためニードリングによって繊維の切断
が少くよく絡む性質があるため、強度向上、伸度の低減
に役立つ。
又タテ方向に繊維が多く配向しているためにタテ方向の
伸度が少く、薬剤塗布時のテンションに耐え、伸びの防
止に役立つ。
伸度が少く、薬剤塗布時のテンションに耐え、伸びの防
止に役立つ。
本考案の基布は、人体に貼付けの際の取扱い易さ、なじ
みの良さなどからして厚さ0.7〜1.1mm。
みの良さなどからして厚さ0.7〜1.1mm。
重さ80〜120f/771″程度のものが良い。
又5%の延伸度における強力が0.5〜1.5kg75
cmのものが伸びが少くカット時の加工性が優れている
。
cmのものが伸びが少くカット時の加工性が優れている
。
次に実施例を示す。
太さ3デニールカツト長51咽のビスコースレーヨン繊
維ウェブを厚す20ミクロンのポリエステルフィルムの
上に裁置し、該ポリエステルフィルムの下側に重さ50
g/dのポリエステルスパンボンド布を置きビスコース
レーヨン繊維ウェブからニードリングを行ってビスコー
スレーヨン繊維の一部をポリエステルスパンボンドの下
側にまで貫通させたる構造の皮フ貼付剤用基布を得た。
維ウェブを厚す20ミクロンのポリエステルフィルムの
上に裁置し、該ポリエステルフィルムの下側に重さ50
g/dのポリエステルスパンボンド布を置きビスコース
レーヨン繊維ウェブからニードリングを行ってビスコー
スレーヨン繊維の一部をポリエステルスパンボンドの下
側にまで貫通させたる構造の皮フ貼付剤用基布を得た。
本考案の貼付剤用基布の物性は厚さ1.1mm重さ12
0f/d、タテ5%延伸時の強力が1.0kg/ 5
cm巾であった。
0f/d、タテ5%延伸時の強力が1.0kg/ 5
cm巾であった。
次に本考案の基布のスパンボンド側に水性軟質外用薬を
塗布した処、塗布時のテンションに十分耐え、薬剤のビ
スコースレーヨン繊維側への滲み出しは、ポリエステル
フィルムによって防がれるため生じなく、ソフト惑で肌
ざわりのよい皮フ貼付剤用基布である事が証明された。
塗布した処、塗布時のテンションに十分耐え、薬剤のビ
スコースレーヨン繊維側への滲み出しは、ポリエステル
フィルムによって防がれるため生じなく、ソフト惑で肌
ざわりのよい皮フ貼付剤用基布である事が証明された。
第1図は本考案皮フ貼付剤用基布の構造を示し、1は繊
維ウェブ、2は熱可ソ性フィルム、3はスパンボンド布
を示す。
維ウェブ、2は熱可ソ性フィルム、3はスパンボンド布
を示す。
Claims (1)
- 熱可ソ性フィルムの片面に繊維ウェブが載置され、該フ
ィルムの他面にスパンボンド布が載置され、かつこれら
とニードリングにより一体化し、繊維ウェブの一部がフ
ィルム、スパンボンド布を貫通して反対側に顕出した構
造の皮フ貼付剤用基布。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15425778U JPS6014732Y2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | 皮フ貼付剤用基布 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15425778U JPS6014732Y2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | 皮フ貼付剤用基布 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5570122U JPS5570122U (ja) | 1980-05-14 |
JPS6014732Y2 true JPS6014732Y2 (ja) | 1985-05-10 |
Family
ID=29142216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15425778U Expired JPS6014732Y2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | 皮フ貼付剤用基布 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014732Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59151956A (ja) * | 1983-02-09 | 1984-08-30 | 日本バイリーン株式会社 | 皮膚貼付シ−ト |
-
1978
- 1978-11-09 JP JP15425778U patent/JPS6014732Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5570122U (ja) | 1980-05-14 |
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