JPS594653Y2 - 皮フ貼付剤用基布 - Google Patents
皮フ貼付剤用基布Info
- Publication number
- JPS594653Y2 JPS594653Y2 JP15260878U JP15260878U JPS594653Y2 JP S594653 Y2 JPS594653 Y2 JP S594653Y2 JP 15260878 U JP15260878 U JP 15260878U JP 15260878 U JP15260878 U JP 15260878U JP S594653 Y2 JPS594653 Y2 JP S594653Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber layer
- base fabric
- fibers
- skin patches
- hydrophobic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Medicinal Preparation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は打身、捻挫等の外科治療に使用される皮フ貼付
剤用基布に関するものである。
剤用基布に関するものである。
従来この分野には、綿ネル、綿とナイロン混ネル、及び
ニードルパンチ不織布が皮フ貼付剤用基布として広く使
用されており、この基布の片面に消炎鎮痛剤などを含む
水性軟質外用薬を塗布して使用されている。
ニードルパンチ不織布が皮フ貼付剤用基布として広く使
用されており、この基布の片面に消炎鎮痛剤などを含む
水性軟質外用薬を塗布して使用されている。
然しなから従来のニードルパンチ不織布では、薬剤塗布
時のテンションによりタテ方向に伸び型くずれを起す欠
点があった。
時のテンションによりタテ方向に伸び型くずれを起す欠
点があった。
又塗布した薬剤の粘度が低いと基布へ浸透し易く、この
ため薬剤が蒸発し、著しく薬物を損なうなどの欠点があ
った。
ため薬剤が蒸発し、著しく薬物を損なうなどの欠点があ
った。
本考案はこれらの欠点を解決するためのものである。
本考案について詳述すれば次の通りである。
疎水性繊維は主として吸水性の少い太さ1.5〜3.0
デニール、カット長51〜89mmの合成繊維が望まし
く、更にはポリエステル繊維が適することが判明してい
る。
デニール、カット長51〜89mmの合成繊維が望まし
く、更にはポリエステル繊維が適することが判明してい
る。
本考案によるものは疎水性繊維側のみからニードリング
して該繊維層の一部繊維を他の親水性繊維層に緘絡させ
ることが特徴で、従って疎水性繊維側には親水性繊維が
混合することはない。
して該繊維層の一部繊維を他の親水性繊維層に緘絡させ
ることが特徴で、従って疎水性繊維側には親水性繊維が
混合することはない。
これは疎水性繊維層によって塗布した薬剤の滲み出、漏
れを防止することが目的であるため疎水性繊維の中に親
水性繊維が混入することはまづいためである。
れを防止することが目的であるため疎水性繊維の中に親
水性繊維が混入することはまづいためである。
一方疎水性繊維層にはタテ方向のテンションに対し伸び
を防ぐ役目を持つため、構成する単繊維は比較的タテ方
向に多く配向したウェブの使用が好しい。
を防ぐ役目を持つため、構成する単繊維は比較的タテ方
向に多く配向したウェブの使用が好しい。
又伸びを防ぐために、120〜140℃の温度で融着し
、収縮度の小さいポリプロピレン−ポリエステル複合繊
維などを10〜30%混綿し、ニードリング後の基布を
加熱し、該複合繊維を融着して更に強度アップと伸度ダ
ウンを可能とすることが出来る。
、収縮度の小さいポリプロピレン−ポリエステル複合繊
維などを10〜30%混綿し、ニードリング後の基布を
加熱し、該複合繊維を融着して更に強度アップと伸度ダ
ウンを可能とすることが出来る。
他方の親水性繊維層は太さ1.5〜3.0デニル、長さ
51〜89mmのビスコースレーヨンが好しく、薬剤は
この親水性繊維層側に塗布される。
51〜89mmのビスコースレーヨンが好しく、薬剤は
この親水性繊維層側に塗布される。
次にこれらの作用効果について述べる。
疎水性繊維層は薬剤の滲み出、漏れ防止の作用をなし、
本考案のものは実用上問題のないものが出来た。
本考案のものは実用上問題のないものが出来た。
又薬剤塗布時のテンションに耐え、伸びを防ぐ作用を為
す。
す。
これらの作用と効果あらしめるには前記の方法の外に、
疎水性繊維層の重さと親水性繊維層の重さの比は1:2
程度が好しい。
疎水性繊維層の重さと親水性繊維層の重さの比は1:2
程度が好しい。
又親水性繊維層は細デニールのビスコースレーヨン等か
ら構成されるため、薬剤の塗布がスムーズに均一で、作
業性が向上するなどの作用効果がある。
ら構成されるため、薬剤の塗布がスムーズに均一で、作
業性が向上するなどの作用効果がある。
第1図は本考案皮フ貼付剤用基布の構造を示し、1は疎
水性繊維層、2は親水性繊維層を示す。
水性繊維層、2は親水性繊維層を示す。
Claims (1)
- 疎水性繊維層と親水性繊維層が重合され、疎水性繊維層
側のみからニードリングして、一体化した構造の皮フ貼
付剤用基布。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15260878U JPS594653Y2 (ja) | 1978-11-06 | 1978-11-06 | 皮フ貼付剤用基布 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15260878U JPS594653Y2 (ja) | 1978-11-06 | 1978-11-06 | 皮フ貼付剤用基布 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5570120U JPS5570120U (ja) | 1980-05-14 |
JPS594653Y2 true JPS594653Y2 (ja) | 1984-02-10 |
Family
ID=29138992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15260878U Expired JPS594653Y2 (ja) | 1978-11-06 | 1978-11-06 | 皮フ貼付剤用基布 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594653Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59151956A (ja) * | 1983-02-09 | 1984-08-30 | 日本バイリーン株式会社 | 皮膚貼付シ−ト |
-
1978
- 1978-11-06 JP JP15260878U patent/JPS594653Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5570120U (ja) | 1980-05-14 |
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