JPH041126A - 皮膚貼付材 - Google Patents

皮膚貼付材

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JPH041126A
JPH041126A JP10025090A JP10025090A JPH041126A JP H041126 A JPH041126 A JP H041126A JP 10025090 A JP10025090 A JP 10025090A JP 10025090 A JP10025090 A JP 10025090A JP H041126 A JPH041126 A JP H041126A
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JP
Japan
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cataplasm
present
ultrafine fibers
fiber diameter
drug
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JP10025090A
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Inventor
Masataka Ikeda
昌孝 池田
Yoshio Ogata
緒方 佳男
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、基材の片面に薬剤を塗布して用いるパップ剤
、プラスター等の皮膚貼付材に関するものである。
〔従来の技術〕
うちみ、ねんざ等の筋肉痛を治療するために湿布等を目
的として用いるパップ剤、プラスター等は、通常、短繊
維不織布の基材にカオリン又は高分子重合体等にグリセ
リン、水、ポリエチレングリコール、メントール、サリ
チル酸メチル等を添加した薬剤を塗布して製造される。
従来、皮膚貼付材の基材となる不織布は、カード法によ
る短繊維ウェブをニードルパンチする法、熱融着繊維を
ウェブ中に混綿し加熱結合させる方法などにより得られ
るものがほとんどであった。
一方、皮膚貼付材の基材としての要求性能は、(1)薬
剤が裏通りしないこと、(2)通気性があること、(3
)風合がソフトであることと、更に(4)伸縮性がある
こと等がある。
しかしながら、従来の前記した乾式不織布の基剤は、構
成繊維が通常繊維で太い(平均繊維径10μm以上)た
め、塗置後に薬剤が背面ににじみ出す(裏通りする)と
いう問題があった。この問題を解決するため、不織布の
目付を増大させる必要があり、このものは柔軟性が著し
く低下し、嵩ばったものとなり、従ってフィツト性が劣
り、しかもコスト的にも不利であった。
薬剤の裏通りは、不織布を構成する繊維相互間に形成さ
れる孔が大きいためと考えられる。この薬剤の裏通りを
改良する方法として、特開昭5962050号公報に、
繊維断面の短軸対長軸の比率が1=2以上の偏平繊維を
混合した基材が提案されている。
しかしながら、この公報に記載された発明の基材も構成
繊維が太い(1,5デニ一ル以上)ため前記した問題が
完全には解決されず、不充分なものであった。すなわち
、薬剤のにじみ出しと通気性との両立を図るには限界が
あるうえ風合が硬いという問題が残る。しかも、伸縮性
はなく、このような基剤を用いた貼付材は身体の曲面に
追従しにくく、貼付時にシワが発生したり、また、身体
の屈曲部に貼付した場合、身体の運動が拘束されたり、
運動を続ければ、身体に密着せず、剥離しやすいという
問題がある。
また、伸縮性を有する基材としては、特開昭61289
163号公報に、たて方向及び/又はよこ方向にひき揃
えられた合成ゴム状弾性糸を含む中間層と、該中間層の
表裏両面に非伸縮性不織布シートが一体的に配されてな
る不織布であって、該非伸縮性不織布シートが合成ゴム
状弾性糸の配列方向にひきよせられて非伸縮性不織布シ
ートを構成する繊維に座屈を形成してなり、たて方向及
び/又はよこ方向に10〜100%の伸縮率を有するこ
とを特徴とする伸縮性不織布が提案されている。
しかしながら、この特開昭61−289163号公報に
記載された発明の不織布シートもカードウェブを用いて
おり、太い繊維であるため、前記と同様の問題があった
。また、ゴム状弾性糸を中間層に用いた積層構造である
ため伸びが小さく、しかも不織布の平滑性が劣り、集材
の塗布性が劣るものであった。
〔発明が解決しようとするf!題〕
本発明は、前記した問題を解決し、薬剤が裏通りせず、
通気性に優れ、風合がソフトな皮膚貼付材を提供するこ
とにある。また、前記に加え、伸縮性があり、身体の曲
面、屈曲部に貼付した場合、身体の運動等により身体追
従し、剥離しない優れた皮膚貼付材を提供することにあ
る。
(!l!題を解決するための手段〕 本発明の第1の発明は、 平均繊維径が1〜6μmの極細繊維からなる不織シート
を基材とすることを特徴とする皮膚貼付材、であり、第
2の発明は、 平均繊維径が1〜6μmのエラストマー極細繊維からな
る伸縮不織シートを基材とすることを特徴とする皮膚貼
付材、である。
本発明に用いる不織シート基材を構成する繊維素材は、
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート等のポリエステル、ナイロン6、ナイロン6.6等
のポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリ
オレフィン、ポリウレタン、ビニル芳香族化合物と共役
ジエン化合物とのブロック共重合体の水素添加ブロック
共重合体等の熱可塑性エラストマー、ポリアクリルニド
ニル及び、再生セルロース、綿等の天然繊維があげられ
る。また、これらの重合体の共重合体及びブレンド物で
あってもよい。
ビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物とのブロック共
重合体の水素添加ブロック共重合体としては、代表的な
材料として、シェルケミカル社(Shell chem
ical Conpany)製の特開昭61−4255
4号公報及び特開昭61−155446号公報に開示さ
れている。熱可塑性材料商品名クラトン(Kra to
n)が知られている。熱可塑性材料クラトンについては
シs ルケミカル社発行の小冊子rKRATON@ T
)IERMOPLASTICRUBBERTypica
l Properties 1986Jに詳細説明され
ており、そのもっとも−船釣構造は、リニアーA−B−
Aブロックタイプであり、スチレン−エチレン/ブチル
−スチレン(S−EB−S)のクラトンGシリーズがあ
る。
前記特開昭61−42554号公報には、主としてビニ
ル芳香族化合物から構成された重合体ブロックAを少な
くとも1個、主と゛して水素添加された共役ジエン化合
物から構成された重合体ブロックBを少なくとも1個有
する水素添加ブロック共重合体100重量部に、ヒンダ
ードアミン系化合物0.01〜3重量部を加えた組成物
が開示されている。
本発明に用いる不織シートはメルトプロー法により容易
に極細繊維が得られる点及び風合がソフトでフィツト性
、肌触りが優れている点からポリエステル、ナイロン6
、ポリオレフィンビニル芳香族化合物と共役ジエン化合
物とのブロック共重合体の水素添加ブロック共重合体が
好ましい。なかでも特にポリエチレンテレフタレート並
びに、主としてビニル芳香族化合物から構成された重合
体ブロックAを少なくとも2個、主として共役ジエン化
合物から構成された重合体ブロックBを少なくとも2個
有し、かつ、少なくとも1個の重合体ブロックBがポリ
マー鎖の末端にあり、全体の数平均分子量が30.00
0から65.000の範囲にあり、ビニル芳香族化合物
の含有量が15〜40重量パーセントであるブロック共
重合体を水素添加して得られた水素添加ブロック共重合
体、及びこの共重合体とポリオレフィンとのブレンド物
が好ましい。更に、上記水素添加ブロック共重合体はソ
フトで伸縮性を有する不織シートが得られるのでフィツ
ト性、肌触りが一層向上する。
本発明に用いる基材を構成する繊維の平均繊維径は1〜
6μm、好ましくは1.5〜5μ鋼である。
1μm以下では通気性が不充分である。また不織シート
の強力が低い。一方、6μm以上では通気性は大きいが
、目付量を小さくすると薬剤の裏通りがおこる。
本発明に用いる基材の不織シートは二種以上の、素材及
び異種の平均繊維径の繊維を混合したものでもよい。
基材の不織シートの目付量は20〜150g/rrf、
更には30〜100g/rrf、更に好ましくは40〜
80g/ポである。嵩密度は0.15〜0.35g/c
jが好ましく 、0.20〜0.30g/cjであるこ
とが更に好ましい。
目付量が20g/rrf以下では薬剤の裏通り性が劣り
貼付材の必要機能を満たさない。一方、目付量が150
g/rrr以上では通気性が劣る。
本発明のエラストマー極細繊維からなる伸縮性シートの
引張伸度は、少なくとも50%、特に100〜600%
、更に200〜400%であることが好ましい。また、
50%伸長時の伸長回復率は少なくとも70%、特に8
0%以上、特に90%以上が好ましい。
本発明に用いる不織シートは必要により、スパンボンド
、乾式・湿式不織布等地の不織布、織編物と積層複合し
強力を向上させることができる。
また、本発明に用いる基材の不織シートの製造法として
は、メルトブロー法、直接紡糸後抄造法でシート化する
方法、海島紡糸又はブレンド紡糸をしシート化後−成分
を溶解除去する方法、割繊繊維のシート化等の種々の方
法が用いられるが、特にメルトブロー法が好ましい。
メルトブロー法については、インダストリアル・アンド
エンジニアリング・ケミストリー(Industria
land Engineering Chemistr
y)1956年発行、第48巻、第8号、(第1342
〜1346頁)に基本的な方法及びその方法を実施する
装置が開示されている。
また、特公昭56−33511号公報及び特開昭55−
142757号公報にはポリオレフィン、ポリエステル
等の極細繊維の製造法が開示されている。
本発明に用いる不織シートを構成する極細繊維は部分的
に接合していることが好ましい。
この接合により、不織シートの強力が高められ、破れ、
裂け、眉間剥離等が防がれ、貼付材として充分な強力が
付与される。
また、同時に塗布薬側の裏通り防止効果が向上する。
本発明に用いる不織シートの接合は、接着剤を用いての
接合、ニードルパンチ、水流等で繊維を交絡する等の方
法も可能であるが、シートの強度、通気性及び柔軟性を
より高めるために、部分熱接着によりシート化するのが
好ましい。
部分熱接着は超音波法により、又は加熱エンボスロール
間にウェブを通して行なうことにより行なわれる。超音
波法では彫刻ロールと超音波ホーンとの間にウェブを通
し、また、加熱エンボスロール法では一方を彫刻ロール
とし他方を平滑なロールとする組合せ、また上、下とも
彫刻ロールとして、つぎ合わせる方法等が採用される。
熱接着程度は、得られる不織布の強力、風合又は毛羽立
ち性等の要求性能に応じて、上、下ロールの温度、接圧
を設定することによって定められるが、風合上温度は使
用する繊維融点以下に設定するのが好ましく特に60〜
150°Cが好ましい。
また、本発明に用いる不織シートの品質はエンボス柄に
より影響され、中でも熱接着面積率、柄間隔が重要ポイ
ントとなる。
熱接着面積率は、不織シートの薬剤の裏通り防止効果、
通気性、風合、強力特に引裂強力、毛羽立ち性の点がち
3〜40%、特に5〜30%が好ましい。低接着面積率
では薬剤の裏通り防止効果、強力、毛羽立ち性が劣り、
高接着面積率では通気性、風合が劣る。
エンボス柄の深さは柄の形態、柄間隔によって異なるが
少なくとも0.05■以上、特に0.1園以上が好まし
い、また不織シートの柄部分の繊維が繊維形態をなくし
フィルム化する程強く接着しすぎると、その部分が脆く
なるので好ましくない。
エンボス柄は線状の連続模様であっても、ビンポイント
状、矩形状等の離ればなれの模様であってもよいが、離
ればなれの模様の方が風合がソフトでより好ましい、こ
のエンボス柄の最小間隔は0.3〜10閣、特に1〜5
III11であると、不織シートの薬剤の裏通り防止効
果、風合、強力、毛羽立ち性の面から好ましい。以上の
ような点を考慮して好ましい柄を選定することが望まし
い。
本発明に用いる不織シートの剛軟度は70s以下、好ま
しくは50mm以下、更に好ましくは40園以下であり
、この範囲であると極めて柔軟でソフトなものである。
このため使用時に抵抗感がなく、身体要部の凹凸によく
フィツトし、感触に優れている。この不織シートの風合
を柔軟化処理する方法は液流揉布処理又は機械的揉布処
理によることが好ましい。この柔軟化処理は不織シート
を構成する極細繊維を部分的に接合した後に行うのが、
風合、毛羽立ち等の面から好ましいが、これに限定され
ることはない。
〔実施例〕
以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
実施例及び比較例中に示される諸物性の定義と測定方法
とを下記に示す。
(1)平均繊維径(μm) サンプルの任意な10箇所を電子顕微鏡で倍率2000
倍で10枚の写真撮影を行なう。1枚の写真につき任意
の10本の繊維の直径を測定し、これを10枚の写真に
ついて行なう。合計100本の繊維径測定値を求め平均
値を計算する。
(2)厚み(m) ピーコック型厚み計を用い、130g/allの一定荷
重で測定した。
(3)嵩密度Cg/d) 130g/cdの一定荷重下で厚みを測定して目付量か
ら計算により求めた値である。
(4)通気度(cc/cj 5ec) JIS−1096のフラジイール法で測定する。
(5)剛軟度(■) JIS L−109645”カンチレバー法によるタテ
とヨコ方向の平均値で示す。この値が小さい程、風合が
柔らかいことを示す。
(6)強度及び伸度(g/Cm、%) 巾201の不織布サンプルをJIS L−1096に準
じて測定する。その時のつかみ間隔は5C1、引張速度
は10cm/+winとする。破断時の値から1cm巾
当りの強度と伸度を算出する。
(@1・横方向の平均値) (7)50%伸長回復率(%) 中2 cmの不織布サンプルをJIS L 1096に
準じて測定する。その時のつかみ間隔12cm、引張速
度10cm/rainで、50%伸長し、直ちに同し速
度で蒸製まで回復させる。伸長前に、伸長方向に記入し
た長さ10cmの線の伸長前後の伸長差(a) (mm
)を求め、下式で伸長回復率を算出する。
(縦・横方向の平均値) (8)数平均分子量(Mn) GPC(ゲルパーミユエイションクロマトグラフGEL
 PERMEATION CHROMATOGRAPH
Y)によりスチレン換算分子量から求めた。
(9)ビニル芳香族化合物含有量(wt%)全ポリマー
中のビニル芳香族ポリマーブロック含有率を重量パーセ
ントで表わしたもので、エル・エム・コルソフ(L、M
、Kolthoff)ら、ジャーナルポリマーサイエン
ス(J、Polymer Sci、)第り巻筒429頁
(1946年)の方法に従って求めた。以下Sで表す。
aω共役ジエン化合物の中の共役ジエンの1.2−結合
量(重量%) 水添する前のポリマーをサンプルとし、赤外分光光度計
を用い、ハンプトン法によって測定した。
以下■で表す。
実施例1〜3.比較例1 リチウムアルキル触媒を用いる逐次的なブロック共重合
を行うことによって、ブタジェン−スチレン−ブタジェ
ン−スチレン型ブロツク共重合体(組成比−t%10〜
12.5〜65〜12.5)を前駆ポリマーとして合成
した。この前駆ポリマーにおいて、Mnは42.000
、ポリスチレン含有量Sが25wt%、共役ジエンの1
.2−結合量■が31−t%であった。この前駆ポリマ
ーを水素添加し、ヒンダードアミン系安定剤0.5ev
t%を加えペレットを作った(水素添加ブロック共重合
体)。
このチップとM n50,000(MFR80)のポリ
プロピレンチップとを8=2の重量比で混合して原料と
した。
この原料チップをXルトブロー条件を変化させて、平均
繊維径が種々異なるウェブを得た。
次いで、80°Cに加熱したエンボスロールを用い、熱
結合を行い不織シート(目付量50g/rrr)を得た
。なお、エンボスロールによって与えられるエンボスパ
ターンは第1図に示すように、圧着部分1と非圧着部分
2を有するパターンであり、圧着面積率は22%である
得られた不織シートは伸縮性の優れたものであり、その
物性を第1表に示す。
(以下余白) これらを基材として、片面にカオリンクレー(45重量
部)、精製水(30重量部)、グリセリン(20重量部
)、ポリビニルアルコール(10重量部)を主成分とし
、他に少量のサリチル酸メチル、ハツカ油、l−メント
ール、塩酸ジフェンヒドラミンを加えた軟質外用薬を塗
布し、更に軟質外用薬の上に離型性フィルムを貼付けて
皮膚貼付材を得た。
これらの皮膚貼付材を、40°Cの条件下で1kg/ 
10CIIX 15cmの荷重をかけた状態で30日間
放置したが実施例1〜3は、基材表面への軟質外用薬の
にじみ出しく裏通り)は全(なかった。また、この実施
例1〜3の貼付材を肩に貼付けたところ着用感が優れて
いた。比較例1は25日目に裏通りがあり、貼付けた着
用感も悪かっ、た。
実施例4 メルトプロー法により紡糸し、単繊維平均直径1.7μ
蒙のポリエチレンテレフタレート繊維ウェブを得た。
このウェブを0.57φのビンポイント柄、1.5■ピ
ッチ、千鳥配置、熱接着面積率11.4%、エンボス深
さ0.6−の70℃に加熱したエンボスロールとフラッ
トロールとの間に通し、部分熱接着してピンポイント状
の散点模様を有する不織シートを得た。
風合いを柔軟化させる目的で、常圧液流ウィンス染色機
を用い、浴比1:50で、60℃の温度で30分間、次
いで80℃の温度で10分間液流による揉布処理を行い
、脱水後ショートループドライヤーにて120℃で5分
間乾燥した。乾燥後、ヒートセッターにて180℃で3
0秒の熱処理を行なった。得られた不織シートは目付5
0g/rrr、厚み0.20園、嵩密度0.25g/c
Ii、通気度12cc/cd−set 、剛軟度36■
であった。
比較例2 また、比較として、3デニールのレーヨン繊維50重量
%と、ポリエチレン成分とポリプロピレン成分とからな
るサイドバイサイド型の複合繊維(繊度3デニール)5
0重量%を混合し、カード法によりウェブを形成し、つ
いでこのウェブを加圧下で30秒間、140°Cで熱処
理を行い、ウェブの構成繊維相互間を結合した。得られ
た不織シート(比較例2)は、目付90g/ポ、厚み0
.87閣剛軟度85謹であった。
これらの実施例4、比較例2の不織シートを基材として
、実施例1〜3と同様にして薬剤を塗布し、嵩量性フィ
ルムを貼付けて皮膚貼付材を得た。
この実施例4の皮膚貼付材を、40″Cの条件下で1k
g/ 10CIIX 15C11の荷重をかけた状態で
30日間放置したが、基材表面への軟質外用薬のにしみ
出しは全くなかった。また、この貼付材を肩に貼付けた
ところ着用感が優れていた。
比較例2の貼付材を、40°Cの条件下で1kg/10
cmX15cmの荷重をかけた状態で放置したところ、
15日日日、基材表面への軟質外用薬のにじみ出しが認
められた。
一方、実施例1,2.3のものは、40日経過しても薬
剤の裏通りは全くなかった。
また、実施例1,2,3、比較例2の貼付材を肘に貼付
けて腕を屈曲させたところ、比較例2のものは硬く、着
用感が不良なうえすぐにはがれてしまったが、実施例1
,2.3のものは50回屈曲しても全くはがれなく、し
かも非常にソフトで着用感の優れたものであった。
〔発明の効果〕
本発明の皮膚貼付材は、基材の表面平滑性が優れており
、このため軟質外用薬の塗布が均一にしかも容易に行え
る。また、薬剤裏通り防止性に優れており、しかも目止
め剤等を用いなくてもよい。
更に、風合、通気性にも優れており着用感に優れたもの
である。
また、伸縮性もあわせもっており、フィツト性に優れ、
身体の屈曲部に貼付しても、身体の運動が拘束されたり
、運動時に剥離することがない。
本発明の皮膚貼付材は、パップ剤、プラスターのみでな
く、ゴム膏薬、副腎皮質ホルモン外用剤、痔薬等の種々
の外用薬分野で用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はエンボスパターンの一例を示す平面図である。 1−圧着部分、2−非圧着部分。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平均繊維径が1〜6μmの極細繊維からなる不織布
    シートを基材とすることを特徴とする皮膚貼付材。 2、平均繊維径が1〜6μmのエラストマー極細繊維か
    らなる伸縮不織シートを基材とすることを特徴とする皮
    膚貼付材。
JP10025090A 1990-04-18 1990-04-18 皮膚貼付材 Pending JPH041126A (ja)

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