JPH09268122A - 貼付剤組成物 - Google Patents

貼付剤組成物

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JPH09268122A
JPH09268122A JP7990096A JP7990096A JPH09268122A JP H09268122 A JPH09268122 A JP H09268122A JP 7990096 A JP7990096 A JP 7990096A JP 7990096 A JP7990096 A JP 7990096A JP H09268122 A JPH09268122 A JP H09268122A
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JP
Japan
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water
composition
adhesive layer
preferable
patch
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JP7990096A
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Inventor
Koichi Aranaka
幸一 新中
Tetsuro Kamiya
哲朗 神谷
Hidenori Yorozu
秀憲 萬
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 撥水処理した不織布で形成された支持体
及び粘着層からなる貼付剤組成物。 【効果】 使い勝手及び使用感に優れ、シャワー後や入
浴後も貼り替えることを必要とせず連続して貼付するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は貼付剤組成物に関
し、更に詳細には皮膚に貼付したままでシャワー使用や
入浴ができ、かつ取扱いが簡便で使用性が良好な耐水性
貼付剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、打撲、腰痛、肩こり、筋肉
痛、関節リュウマチ等に対する治療に貼付剤を使用する
ことの有効性が知られている。すなわち、皮膚に貼った
粘着性膏体から有効成分の経皮吸収による薬効の発現
や、膏体による局所冷却作用などによる湿布効果が加わ
り、優れた効果が認められている。また、最近はポリア
クリル酸やポリアクリル酸塩やカルボキシメチルセルロ
ースナトリウムやアルギン酸塩などの水溶性高分子を主
体とした高含水性の膏体が開発され、膏体からの成分の
放出性、局所冷却作用に優れた効果が発揮されてきてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、打撲、腰痛、
肩こり、筋肉痛、関節リュウマチ等に対する治療に上記
貼付剤を使用する場合、通常、数時間から十数時間連続
して患部に貼って使用するため、その間、シャワー使用
や入浴ができないといった問題点を有している。すなわ
ち、シャワー使用時や入浴時に貼付剤が剥がれ落ちた
り、また、剥がれない場合でも支持体が水で濡れるた
め、入浴後に着替えた衣類が支持体の水を吸収して濡れ
てしまうという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、貼付剤の
優れた治療効果を享受しながら、上記の課題を解決すべ
く、新しい製剤開発研究を鋭意進めてきた結果、撥水処
理した不織布で形成された支持体を用いることにより、
当該貼付剤はシャワー使用時や入浴時に剥がれ落ちたり
せず、また、入浴後に着替えた衣類を濡らさないことを
見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、撥水処理した不織布
で形成された支持体及び粘着層からなることを特徴とす
る耐水性貼付剤組成物を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に用いる支持体は、撥水処
理された不織布で形成されたものである。不織布の繊維
素材については特に制限はなく、短繊維でも長繊維でも
よい。繊維素材として具体的には、ポリエチレンテレフ
タレート等のポリエステル類、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン類、ナイロン、綿、ポリアク
リル酸、レーヨンなどが挙げられ、これらの複合した芯
/鞘型の熱可塑性繊維及び共重合物等の水に不溶性の繊
維を使用することができる。中でも伸縮性の面からポリ
エステル類、ポリオレフィン類を使用することが好まし
い。
【0007】不織布の厚さは100〜2000μm が好
ましく、200〜1000μm が特に好ましい。
【0008】不織布の撥水処理は、撥水剤の溶液又は分
散液の中に不織布を浸漬し含浸させる方法や、撥水剤の
溶液又は分散液を不織布に塗布又はスプレーする方法な
どの公知の処理法を用いることができる。
【0009】撥水剤としては、パラフィン系、ステアリ
ン酸アルミニウム等のアルミニウム石鹸;ステアリン酸
亜鉛、脂肪酸アミン等のアクリレート;アルキルメラミ
ン、アルキルメラミン・パラフィンエマルジョン混合
物;アルキルホスフェート類;酢酸ジルコニウム等のジ
ルコニウム塩;パラフィン、メチルハイドロジェンポリ
シロキサン、OH末端ジメチルポリシロキサン等のシリ
コーン類;アクリル酸フッ素化アルキルエステル、フッ
素化脂肪酸アミド、フッ素ポリマー、フッ素オリゴマ
ー、パーフルオロアルキル基を有するオルガノポリシロ
キサン等のフッ素系化合物;長鎖アルキル基を持つ酸ク
ロライド酸無水物などが挙げられる。なかでも炭素数4
〜32のアルキルホスフェート金属塩が好ましく、特に
炭素数4〜32のアルキルホスフェートカリウム塩が好
ましい。
【0010】不織布への撥水剤の付着量は繊維素材と撥
水剤との組合わせによって異なるが、繊維素材に対して
0.01〜10重量%(以下、単に%で示す)付着して
いることが好ましく、0.1〜5%付着していることが
特に好ましい。
【0011】本発明に使用する粘着層としては、従来よ
り貼付剤に使用されている種々の粘着性膏体を使用する
ことができる。粘着層には非水溶性高分子及び粘着付与
剤を配合することが粘着性と耐水溶性を両立するうえで
好ましく、また、必要に応じて軟化剤、充填剤等が配合
できる。
【0012】非水溶性高分子としては、天然ゴム、合成
ポリイソプレンゴム、ポリスチレン・ブタジエンゴム、
ポリスチレン・ポリイソプレン・ポリスチレンブロック
ポリマー、ポリイソブチレン、シリコーンゴム、ポリア
クリル酸エステル、アクリル樹脂エマルジョン、炭素数
8〜18の長鎖アルキルメタクリレート系ラテックスが
好ましく、耐水性の面から天然ゴム及び特開平6−19
2341号公報記載の長鎖(メタ)アクリレート共重合
系ラテックスがより好ましい。
【0013】粘着付与剤としては、炭化水素樹脂ではピ
ペコールレジン、β−ピネン重合体、ピコライトが好ま
しく、水素添加ロジン及びそのエステルでは、ステベラ
イトレジン、エステルガムが好ましい。
【0014】軟化剤としては、石油系ではプロセスオイ
ル、ポリブテン、流動パラフィンが好ましく、脂肪油系
では綿実油、パーム油、ヤシ油が好ましく、ロウ系では
蜜ロウ、カルナバロウ、ラノリンが好ましい。充填剤と
しては亜鉛華、炭酸カルシウム、二酸化チタン、シリカ
類が好ましい。
【0015】更に、粘着層には水溶性高分子も使用する
ことができるが、水溶性高分子に架橋剤、ポリオール及
び水が配合されていることが、粘着性と耐水溶性を両立
するうえで好ましい。
【0016】水溶性高分子としては、ゼラチン、ポリビ
ニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸塩、
ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、
カルボキシビニルポリマー、プルランなどが好ましい例
として挙げられるが、ゼラチン、ポリアクリル酸、ポリ
アクリル酸塩が特に好ましい。
【0017】架橋剤としては、アセトアルデヒド、グル
タルアルデヒド、グリオキサール、ジアルデヒド澱粉な
どのアルデヒド類、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウ
ム、硝酸アルミニウム、カリミョウバンなどの無機化合
物が好ましい。
【0018】またポリオールとしては、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、
ジプロピレングリコール、ブチレングリコール、グリセ
リン、ソルビトール、マンニトール、サッカロースなど
が挙げられるが、プロピレングリコール、ブチレングリ
コール、グリセリン、ソルビトール、マンニトールが好
ましい。
【0019】粘着シートに配合される水の配合量は水溶
性高分子とポリオールの配合量に応じて調整され、通常
0.1〜80%とすることができる。
【0020】非水溶性の粘着層の厚さは10〜1000
0μm が好ましく、使用感及び実用性の点から20〜5
000μm が特に好ましく、30〜2000μm が更に
に好ましい。
【0021】本発明の貼付剤組成物は、不織布で形成さ
れた支持体の片表面に粘着層を積層した構成からなる。
また、本発明の貼付剤組成物は、粘着シートの成分とし
て冷感剤及び/又は温感剤を配合するのが好ましい。本
発明で用いられる冷感剤としては、例えば次のものが挙
げられる。 (1)l−メントール、カンファー、チモール (2)メントール誘導体
【0022】
【化1】
【0023】(式中、Aは単結合又は炭素数1〜8のア
ルキレン基を示し、R2 は炭素数1〜8のアルキル基を
示す)又はHOOC-(CH2)m-CO-(式中、mは0〜6の数を
示す)を示す〕 (3)次の化合物
【0024】
【化2】
【0025】(式中、R3 及びR4 はそれぞれ水素原子
又は炭素数1〜8のアルキル基若しくはヒドロキシアル
キル基を示す) (4)単環式化合物
【0026】
【化3】
【0027】(R3 及びR4 は前記と同じ意味を示す)
を示し、R5 は水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基
を示し、nは0〜5の整数を示す〕 (5)二環式化合物
【0028】
【化4】
【0029】(式中、Yは-OH 、-COOH 又は-COOR2(R
2 は前記と同じ意味を示す)を示し、R6 は水素原子又
は炭素数1〜8のアルキル基を示し、lは1又は2を示
す) (6)三環式アルコール
【0030】
【化5】
【0031】(式中、R7 は炭素数1〜8の炭化水素基
を示し、点線は単結合であるか又は二重結合であること
を示す)
【0032】
【化6】
【0033】(式中、R8 及びR9 は、何れか一方が水
素原子で他方が炭素数1〜8の炭化水素基を示すか、共
に炭素数1〜8の炭化水素基を示すか、又はR8 とR9
が一緒になって炭素数2〜6の環を形成する。R10は水
素原子又は炭素数1〜8の炭化水素基を示す) (7)三環式アミド
【0034】
【化7】
【0035】(式中、R11及びR12は、同一又は異なっ
て水素原子、又はヒドロキシ基、低級アルコキシ基若し
くは低級アルコキシカルボニル基で置換されていても良
い炭化水素基、又はヒドロキシ基若しくは低級アルコキ
シ基で置換されたフェニル基を示すか、R11とR12が一
緒になって隣接する窒素原子とともに、更に酸素原子を
含んでいても良い炭素数2〜6の環を形成する)
【0036】これらの冷感剤は、粘着層の組成中に0.
01〜5%、特に0.1〜2%配合するのが好ましい。
【0037】また温感剤としては、トウガラシチンキ、
トウガラシエキス、ノナン酸バニリルアミド、ニコチン
酸ベンジル、ニコチン酸メチル、ニコチン酸フェニル、
ニコチン酸トコフェロールなどのニコチン酸誘導体、カ
プサイシン、オランダガラシエキス、サンショウエキ
ス、ショウキョウエキス等が挙げられる。これらの温感
剤の粘着層への配合量は0.0001〜15%が好まし
く、0.0005〜5%が更に好ましい。
【0038】また、粘着層の組成物中には、通常パップ
剤に処方されている汎用原料が配合できる。このような
原料としては、プレドニゾロン、デキサメサゾン等のス
テロイド系抗炎症薬;インドメタシン、フルフェナム
酸、メフェナム酸、イブプロフェン、サリチル酸メチ
ル、サリチル酸グリコール、アセチルサリチル酸等の非
ステロイド系抗炎症薬;トリテレナミン、マレイン酸ク
ロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン等の抗ヒスタミ
ン薬;スルファモノメトキシン、スルファメチゾール等
のサルファ剤;ペニシリン、セファロスポリン、エリス
ロマイシン、テトラサイクリン、クロラムフェニコー
ル、ストレプトマイシン等の抗生物質;ナフチオメー
ト、クロトリマゾール等の抗真菌薬;5−フルオロウラ
シル、シクロフォスファミド、ブスルファン、アクチノ
マイシン等の抗悪性腫瘍薬;モルヒネ、コデイン、ナロ
ルフィン、ペンタゾシン等の麻薬鎮痛薬;プロスタグラ
ンジン類、クロルプロマジン、レセルピン等の向精神
薬;ソウジュツ、ビャクジュツ、カノコソウ、ケイガ
イ、コウボク、センキュウ、トウヒ、トウキ、ジャスミ
ン、ショウキョウ、ニンジン、ケイヒ、シャクヤク、ハ
ッカ、オウゴン、サンシシ、ブクリョウ、ドクカツ、シ
ョウブ、ガイヨウ、マツブサ、ビャクシ、ジュウヤク、
樟脳、サフラン、オウバク、ウイキョウ、チンピ、カン
皮、カミツレ、モモの葉、ローズマリー、メリッサ、マ
ロニエ、アルニカ、セージ等の生薬、漢方薬、ハーブ類
などが挙げられる。また、全身への薬物配送システム
(ドラッグデリバリーシステム,DDS)に使われる薬
剤も使用でき、このような薬剤としては、狭心症薬、抗
不整脈薬、降圧剤等の循環器用薬やホルモン製剤などが
挙げられ、この他パップ剤に用いられ得る薬剤は全て用
いることができる。
【0039】また、本発明の貼付剤組成物は、貼着層の
片表面に支持体を有しているが、貼着層の他表面に剥離
シートを加えた3層構造とすることにより、更に使い勝
手がよくなる。この剥離シートの材料としては、ポリエ
チレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコ
ール、サランなどからなるフィルムや、紙やアルミニウ
ム薄膜をこれらの樹脂にシリコーンで表面処理した材料
などが挙げられる。これらの中では、ポリエチレンやサ
ランなど樹脂からなるフィルムが好ましい。剥離シート
の厚さは1〜500μm が好ましく、使いやすさ、経済
性の点から5〜100μm が特に好ましい。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、粘着層の支持体として
撥水処理した不織布を用いることにより、シャワー使用
時や入浴時に剥がれ落ちたりせず、かつ入浴後に着替え
た衣類を濡らすことのない貼付剤組成物を得ることがで
きる。またシャワー後や入浴後に貼り替えることを必要
とせず連続して貼布できるため、経済的であり特に粘着
層に冷感剤や温感剤を含むものであるときには、その効
果を中断することなく用いることができるためより高い
効果が得られる。
【0041】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0042】実施例1 繊度2デニール、繊維長51mm、目付け100g/m2
ポリプロピレン繊維からなる不織布(厚さ約500μm
)を、アルキルセスキホスフェートカリウム塩20%
エマルジョンに浸漬し、含浸してニップローラーで絞液
し、乾燥後20cm幅に裁断し撥水性の支持体を得た。次
に表1に示す各成分を混和した後、膏体が1m2あたり約
1000gになるように、上記撥水性の支持体の片面に
展延し、膏体面にポリプロピレンフィルム(厚さ35μ
m )をかけ、7×10cmに裁断して貼付剤を得た。
【0043】実施例2 繊度2デニール、繊維長51mm、目付け100g/m2
ポリプロピレン繊維からなる不織布(厚さ約500μm
)にアルキルセスキホスフェートカリウム塩20%エ
マルジョン溶液をスプレー付与し、乾燥後20cm幅に裁
断し撥水性の支持体を得た。次に表1に示す各成分を混
和した後、膏体が1m2あたり約50gになるように、上
記撥水性の支持体の撥水処理していない面に展延し、膏
体面にポリプロピレンフィルム(厚さ35μm )をか
け、7×10cmに裁断して貼付剤を得た。
【0044】実施例3 繊度2デニール、繊維長51mm、目付け100g/m2
ポリプロピレン繊維からなる不織布(厚さ約500μm
)にアルキルセスキホスフェートカリウム塩20%エ
マルジョン溶液をスプレー付与し、乾燥後20cm幅に裁
断し撥水性の支持体を得た。次に表1に示す各成分を混
和した後、膏体が1m2あたり約50gになるように、上
記撥水性の支持体の撥水処理していない面に常法により
展延し、膏体面にポリプロピレンフィルム(厚さ35μ
m )をかけ、7×10cmに裁断して貼付剤を得た。
【0045】
【表1】
【0046】(試験)実施例1、2について、支持体を
撥水処理していないものに変えて調製したものをそれぞ
れ比較例1、2とし、実施例1〜3、及び比較例1、2
の貼付剤について、10名の被験者に実際に使ってもら
い、使用感を調べた。
【0047】使用法 実施例1〜3、及び比較例1〜2の貼付剤を肩に貼り付
け、皮膚に貼ったままシャワー又は入浴に使用した。シ
ャワー使用中の貼付剤の剥がれ落ち、及びシャワー使用
後の体及び貼付部位をバスタオルで拭き、下着に着替え
た後の下記項目について評価した。結果を表2及び表3
に示す。表中の数値は各評価項目のように答えたパネラ
ーの人数を示す。
【0048】
【表2】
【0049】
【表3】
【0050】上記の結果から明らかなように、本発明の
貼付剤組成物は、従来の貼付剤組成物にはない、シャワ
ー使用後や入浴後も貼り替えることを必要とせず連続し
て貼付することができ、かつ使い勝手及び使用感に優れ
たものであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 9/70 362 A61K 9/70 362 372 372 // B32B 27/00 B32B 27/00 M D06M 13/292 D06M 13/32

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撥水処理した不織布で形成された支持体
    及び粘着層からなることを特徴とする耐水性貼付剤組成
    物。
  2. 【請求項2】 更に粘着層の成分として冷感剤及び/又
    は温感剤を含むものである請求項1記載の貼付剤組成
    物。
  3. 【請求項3】 更に粘着層の成分として非水溶性高分子
    及び粘着付与剤を含むものである請求項1記載の貼付剤
    組成物。
  4. 【請求項4】 更に粘着層の成分として水溶性高分子、
    ポリオール、架橋剤及び水を含むものである請求項1記
    載の貼付剤組成物。
  5. 【請求項5】 シャワー時又は入浴時に皮膚に貼付して
    使用するものである請求項1〜4のいずれか1項記載の
    耐水性貼付剤組成物。
JP7990096A 1996-04-02 1996-04-02 貼付剤組成物 Pending JPH09268122A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020049639A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 富士紡ホールディングス株式会社 研磨パッド

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