JPS60146732A - 油圧機械式変速・操向機のエンジン停止防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エンジンの動力を左右の出力軸に伝達する機
械式の変速装置と、エンジンにより駆動される油圧ポン
プと、この油圧ポンプの吐出圧油によって駆動されかつ
前記変速装置に連結された油圧モータとより成り、主と
して装軌車両に利用される油圧機械式変速、操向機のエ
ンジンが過負荷によって停止することを防止する装置に
関するものである。

前述の様な油圧機械式変速、操向機によれば、変速操作
、操向操作が極めて簡単に行えて装軌車両の変速、操向
機として好ましい。

しかし、その反面、装軌車両に装着した場合等に何らか
の事由によってエンジンに過負荷が作用するとエンジン
が停止し、その過負荷を解除してもエンジンを再始動し
なければ再び走行できないので、過負荷を解除したり、
エンジンを再始動したすせねばならず、その操作が非常
に面倒となってしま、う不具合を有する。

このことは、極寒冷地で稼動する装軌車両に装着した場
合には、エンジンが一度停止すると再始動することが困
難であるから非常に好ましくない。

本発明は上記の事情に鑑みなされたものであり、そのｉ
的は、エンジンに過負荷が作用した場合には変速機から
出力軸への動力伝達を清新してエンジンが停止すること
を防止できるようにした油圧機械式変速、操向機のエン
ジン停止防止装置を提供することである。

以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。第１図
中、１はエンジン２に連結した１つの入力軸３と２つ（
左右）の出力軸４．５を有する機械式の変速装置、６．
７はエンジン２にて駆動される２つ（左右）の油圧ポン
プ、８゜９は各油圧ポンプ６．７の吐出油にて駆動され
る油圧モータであり、この両モータ８．９の出力軸は上
記変速装置ｌに連結してあり、この油圧ボク′６．７の
吐出容積の制御により変速装置１は各速度段内で無段階
に変速されるようになっている。

変速装置ＩＫはＩ速用クラッチＡ、２速用クラッチＢ、
３速用クラツチＣ１４速用クラツチＤがあり、それぞれ
を油圧力にて選択的に作動することにより出力軸４．５
の回転数が１速〜４速に変速されるようになっている。

１１はエンジン２の回転数を制御するスロットル位置を
検出してこれの信号α゛をとり出すスロットル位置検出
器、１２は車両を旋回させるためのハンドルの旋回角度
を検出してこれの信号すをとり出すハンドル角検出器、
１３はチェンジレバーの前進、後進、中立、超信地旋回
の４種の位置を検出してそれぞれに応じた信号Ｃをとり
出すチェンジレバー位置検出器、１４はエンジンブ□レ
ーキをかけるための信号ｄをとり　ｒ出すエンジレブレ
ーキスイッチ、１５は実際のエンジン回転１＆（Ｆ＆ｍ
）によるエンジン回転数信号ｎＨを取り出すエンジン回
転数検出器、１６゜１７は各油圧モータ６．９の回転数
信号り、。

ル□を′取り出すモータ回転・微検出器、Ｉｇ、＋９゜
２０．２１は上記１速〜４速用クラッチＡ、Ｄの油圧力
を検出してそれぞれの信号−、ｆ、ｙ。

ｈを取り出す油圧スイッチ、２２，２３，２４゜２５は
上記１速〜４速用クラッチＡ、Ｄを制御するそれぞれの
クラッチ切換スイッチ、２６゜２７は両ポンプ６．７の
吐出容積制御アクチェータである。２８は制御論理回路
であり、この回路２８は上記各信号ａ　〜’　Ａ及び”
Ｉ＋　ｎ、ｍｌ　＊　”ｍ＠が入力することにより・、
この入力信号に応じて＋ＦＩｉｌ？ンプ６．７の吐出容
積制御アクチェータ２６　。

２７に信号ｉ、ノ°を、また各クラッチ切換スイッチ２
２〜２５に信号に、Ｌ、ｍ、ｎを出すようになっている
。

前記制御論理回路２２ｇにはエンジン停止防止の制御回
路３０が組み込んである。

核制御回路３０は第２図に示すように、エンジン回転数
検出器１５よりのエンジン回転数信号ｎｌとエンジン最
低回転数設定器３Ｉの最小エンジン回転数信号ｔ＆ｍ□
とを比較する比較回路３２、各油圧スイッチ１８〜２１
によって使用（ＯＮ）されているクラッチＡ、Ｄを検出
する゛と共に、前記比較回路３２が”ａｌｌ！Ｉ＞　”
ｌの時に出力する信号Ｒ１によって現在使用（０＃）さ
れているクラッチＡ、Ｄと対応するクラッチ切換スイッ
チ２２〜２５にクラッチＯＦＦ信号を出力するＯＦＦ切
換信号発生器３３とを備えている。

前記ＯＦＦ切換信号発生諸３３は前記信号Ｒ１と各油圧
スイッチ１８〜２１からの信号とのアンドをとってクラ
ッチＯＦＦ信号を出力する第１〜第４アンドゲート３４
．〜３４４によって構成されている。

しかして、いずれのクラッチＡ−ＤがＯＮしている状態
でも実際のエンジン回転数ル、が最小エンジン回転数か
、１．よりも小さくなると、そのクラッチＡＮＤと対応
するクラッチ切換スイッチ２２〜２５にクラッチＯＦＦ
信号を出力して、そのクラッチをＯＦＦとする。

これにより、エンジン２の動力が出力軸４゜５に伝達さ
れることが漉断され、エンジンに過負荷が作用すること
がなくエンジン２が無負荷状態となって停止することが
防止される。

したがって、エンジンが停止することがないから寒冷地
で稼動する装軌車両に装着した場合に、エンジンが急に
停止することがないから、再始動する必要がなく過負荷
を解除すれば直ちに走行できる。

本発明は以上の様になり、エンジンに過負荷が作用して
エンジン回転数が設定最小回転数よりも低くなると、そ
の時にＯＮしている変速用油圧クラッチＡ、ＤがＯＦＦ
　シてエンジン２の動力が出力軸４，５に伝達されなく
なるので、エンジン２は熱負荷状態となってエンジン２
が停止することを防止できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は全体説明図、第
２図は要部の線図的構成説明図である。 ２はエンジン、３は入力軸、４．５は出力軸、６．７は
油圧ポンプ、８，９は油圧モータ、Ａ〜Ｄは変速用油圧
クラッチ。 出願人　防衛庁技術研究本部長 株式会社　小松製作所 代理人　弁理士　米原正章

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 エンジン、２に連結した１つ・の入力軸３と左右の出力
   軸４．５と複数段の変速用油圧クラッチＡ、Ｄとを有す
   る機械式の変速装置１と、エンジン２にて駆動される左
   右の油圧ポンプ６．７とこれの吐出油にて駆動される左
   右の油圧モータ８，９とからなり、この油圧モータ８．
   ９の出力軸を上記変速装置１に連結し、油圧ポンプ６．
   ７の吐出容積のｊｔ制御により変速装置１を各速度段で
   無段階に変速されるようにした油圧機株式変速。 操、同機において、前記エンジン２の実際の回転数を検
   出する手段と、該検出した実際のエンジン回転数が設定
   したエンジン最少回転数よりも小さくなったことを検出
   する手段と、該検出手段による検出信号で前記各ｆｋｌ
   ｔ用油圧用油ツクラッチにおけるＯＮとなっている変速
   用油圧クラッチＡ、ＤをＯＦＦ、・する手段とを設けた
   ことを特徴とする油圧機械式変速・操向機のエンジン停
   止防止装置。　・