JPS6014590Y2 - リボンカ−トリツジ - Google Patents
リボンカ−トリツジInfo
- Publication number
- JPS6014590Y2 JPS6014590Y2 JP10458579U JP10458579U JPS6014590Y2 JP S6014590 Y2 JPS6014590 Y2 JP S6014590Y2 JP 10458579 U JP10458579 U JP 10458579U JP 10458579 U JP10458579 U JP 10458579U JP S6014590 Y2 JPS6014590 Y2 JP S6014590Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- ink
- roller
- porous body
- delivery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は新規なリボンカートリッジに関する。
さらに詳しくは、エンドレスリボンを一対の送出ローラ
で挾持するようにしたリボンカートリッジにおいて、リ
ボンに少しずつ均一にインクを供給し、明瞭な印字がな
されるようにしたリボンカートリッジに関する。
で挾持するようにしたリボンカートリッジにおいて、リ
ボンに少しずつ均一にインクを供給し、明瞭な印字がな
されるようにしたリボンカートリッジに関する。
近年、リボンカートリッジのインク補給装置が種々提案
されている。
されている。
かかるリボンカートリッジのインク補給装置は、インク
が含浸されたインクローラが所定位置で押圧ローラによ
って押圧され、直接リボンに接触するように構成されて
いるため、必要量以上のインクがリボンに付着し、とく
に印字がなされずに送出ローラが停止しているときに多
量のインクがインクローラから供給され、印字かにじん
で字くずれや汚れを生じるという欠点を有している。
が含浸されたインクローラが所定位置で押圧ローラによ
って押圧され、直接リボンに接触するように構成されて
いるため、必要量以上のインクがリボンに付着し、とく
に印字がなされずに送出ローラが停止しているときに多
量のインクがインクローラから供給され、印字かにじん
で字くずれや汚れを生じるという欠点を有している。
本考案は斜上の欠点を排除することを目的としたもので
あり、エンドレスリボンを一対の送出ローラで挾持する
ようにしたリボンカートリッジにおいて、前記リボンを
収容するケース本体内に該リボンに直接接触しないよう
に設けられたインクを含浸できる多孔体が配置され、該
多孔体が送出ローラのローラ外周面に部分的に接触する
接触面を有し、かつ前記ローラ外局面が細かい網状に編
組された編組チューブからなることを特徴とするリボン
カートリッジであって、このように構成することによっ
て、エンドレスリボンがインクを多量に含浸した多孔体
に直接接触することが完全に防止され、かつ該多孔体の
接触面が送出ローラのローラ外周面に部分的に軽く接触
するだけなので多孔体から過剰のインクがリボンに供給
せられるのが防止され、その結果つねに所定の濃さの明
瞭な印字がなされるようにしたものである。
あり、エンドレスリボンを一対の送出ローラで挾持する
ようにしたリボンカートリッジにおいて、前記リボンを
収容するケース本体内に該リボンに直接接触しないよう
に設けられたインクを含浸できる多孔体が配置され、該
多孔体が送出ローラのローラ外周面に部分的に接触する
接触面を有し、かつ前記ローラ外局面が細かい網状に編
組された編組チューブからなることを特徴とするリボン
カートリッジであって、このように構成することによっ
て、エンドレスリボンがインクを多量に含浸した多孔体
に直接接触することが完全に防止され、かつ該多孔体の
接触面が送出ローラのローラ外周面に部分的に軽く接触
するだけなので多孔体から過剰のインクがリボンに供給
せられるのが防止され、その結果つねに所定の濃さの明
瞭な印字がなされるようにしたものである。
つぎにこれを図面によって説明する。
第１図は本考案のリボンカートリッジの一実施例を示す
概略平面図、第２図は第１図の送出ローラを示す部分切
断斜視図である。
概略平面図、第２図は第１図の送出ローラを示す部分切
断斜視図である。
第１図において、１はエンドレスリボン２を収容したリ
ボンカートリッジのケース本体、３および４はリボン２
を挾持して該リボン２を送り出す機能を果たす送出ロー
ラ、５はケース本体１にすボン２に直接接触しないよう
に遮蔽壁６内に設けられたインクを含浸できる多孔体、
Ａはリボン収容口、Ｂはリボン送出口である。
ボンカートリッジのケース本体、３および４はリボン２
を挾持して該リボン２を送り出す機能を果たす送出ロー
ラ、５はケース本体１にすボン２に直接接触しないよう
に遮蔽壁６内に設けられたインクを含浸できる多孔体、
Ａはリボン収容口、Ｂはリボン送出口である。
送出ローラ３および４はリボン収容口Ａ側に配置され、
送出ローラ３および４のローラ外周面はインクを均一に
付着できるように、第２図に示すように本体７に細かい
網状に編組された編組チューブ８を被着したものである
。
送出ローラ３および４のローラ外周面はインクを均一に
付着できるように、第２図に示すように本体７に細かい
網状に編組された編組チューブ８を被着したものである
。
該編組チューブ８はシームレスに編組されたものが好ま
しい。
しい。
また本体７は多孔体５と同様の多孔性材料から形成され
たものであってもよい。
たものであってもよい。
多孔体５は多孔性材料、たとえばフェルトやポリウレタ
ン、ポリ塩化ビニルまたはニトリルゴムなどの連続多孔
体から形成され、該多孔体５にインクが含浸されてなる
。
ン、ポリ塩化ビニルまたはニトリルゴムなどの連続多孔
体から形成され、該多孔体５にインクが含浸されてなる
。
かかる多孔体５は送出ローラ３および４のローラ外周面
に部分的に接触する接触面９を有し、該接触面９はロー
ラ外周面に沿う円弧状に形成され、ローラ外周面と接触
するようにケース本体１内に配置されている。
に部分的に接触する接触面９を有し、該接触面９はロー
ラ外周面に沿う円弧状に形成され、ローラ外周面と接触
するようにケース本体１内に配置されている。
遮蔽壁６はリボン２が多孔体５に接触しないようにする
目的でケース本体１内に設けられているケース本体１内
において、送出ローラ３および４はリボン２を挾持する
位置（第１図において点Ｐ１で示す）と接触面９に接触
するローラ外周面の接触位置の中心（第１図において点
Ｐ２で示す）とが該送出ローラを介してほぼ対向するよ
うに、すなわち点Ｐ□に対して点Ｐ２がローラ外周面（
横断面形状が円形）においてもつとも遠い位置となるよ
うに配置されている。
目的でケース本体１内に設けられているケース本体１内
において、送出ローラ３および４はリボン２を挾持する
位置（第１図において点Ｐ１で示す）と接触面９に接触
するローラ外周面の接触位置の中心（第１図において点
Ｐ２で示す）とが該送出ローラを介してほぼ対向するよ
うに、すなわち点Ｐ□に対して点Ｐ２がローラ外周面（
横断面形状が円形）においてもつとも遠い位置となるよ
うに配置されている。
第１図に示すように送出ローラ３および４が回転するこ
とにより、多孔体５内に内蔵されているインクが過剰で
もなければ不足でもない適正な割合で接触面９から滲出
され、ローラ外周面の編組チューブ８に均一に付着し、
ついで送出ローラ３および４に挾持されたりボン２にイ
ンクが均一に付着する。
とにより、多孔体５内に内蔵されているインクが過剰で
もなければ不足でもない適正な割合で接触面９から滲出
され、ローラ外周面の編組チューブ８に均一に付着し、
ついで送出ローラ３および４に挾持されたりボン２にイ
ンクが均一に付着する。
したがってリボン２には適当量のインクが供給される。
その結果つねに所定の濃さの明瞭な印字がなされる。
すなわち従来のリボンカートリッジのインク補給装置を
通常のタイプライタ−などのような印字機器に組み込み
、多数回印字を行なったばあい、インクが含浸されたイ
ンクローラが所定位置で押圧ローラによって押圧され、
直接リボンに接触するように構成されているため、必要
量以上のインクがリボンに付着し、とくに印字がなされ
ずに送出ローラが停止しているときに多量のインクがイ
ンクローラから供給され、印字かにじんで字くずれや汚
れを生じるという欠点を有している。
通常のタイプライタ−などのような印字機器に組み込み
、多数回印字を行なったばあい、インクが含浸されたイ
ンクローラが所定位置で押圧ローラによって押圧され、
直接リボンに接触するように構成されているため、必要
量以上のインクがリボンに付着し、とくに印字がなされ
ずに送出ローラが停止しているときに多量のインクがイ
ンクローラから供給され、印字かにじんで字くずれや汚
れを生じるという欠点を有している。
これに対して本考案のリボンカートリッジはインクが多
量に含浸された多孔体にリボンが直接接触しないので必
要量以上のインクがリボンに付着することがない。
量に含浸された多孔体にリボンが直接接触しないので必
要量以上のインクがリボンに付着することがない。
さらにインクを含浸した多孔体の接触面は送出ローラの
インクを均二に付着できるローラ外周面、すなわち細か
い網状に編組された編組チューブの網状の突出部などと
部分的に軽く接触するだけであり、該ローラ外周面には
つねに適量のインクだけしかリボンに補給されない。
インクを均二に付着できるローラ外周面、すなわち細か
い網状に編組された編組チューブの網状の突出部などと
部分的に軽く接触するだけであり、該ローラ外周面には
つねに適量のインクだけしかリボンに補給されない。
またたとえ印字がなされずに送出ローラが停止している
ときに多量のインクが接触面からローラ外周面へと部分
的に補給されたとしても、ローラ外周面の他の部分に毛
細管現象によりインクが滲透するため、つぎに送出ロー
ラが回転したときリボンには必要量以上のインクが付着
することはない。
ときに多量のインクが接触面からローラ外周面へと部分
的に補給されたとしても、ローラ外周面の他の部分に毛
細管現象によりインクが滲透するため、つぎに送出ロー
ラが回転したときリボンには必要量以上のインクが付着
することはない。
さらに送出ローラをリボン収容口側に配置することによ
ってリボンの送出ローラに挾持された位置から構成され
る装置まで充分な寸法を確保できるので、たとえ−幻の
送出ローラに挾持された位置においてリボンの一部に多
量のインクが付着したとしてもケース本体内で何回もリ
ボンの他部と接触し、かつケース本体の送出口近傍でケ
ース本体とも接触するため、リボンの一部に付着した多
量のインクは平均化され、したがって印字される位置で
印字かにじむことが防止される。
ってリボンの送出ローラに挾持された位置から構成され
る装置まで充分な寸法を確保できるので、たとえ−幻の
送出ローラに挾持された位置においてリボンの一部に多
量のインクが付着したとしてもケース本体内で何回もリ
ボンの他部と接触し、かつケース本体の送出口近傍でケ
ース本体とも接触するため、リボンの一部に付着した多
量のインクは平均化され、したがって印字される位置で
印字かにじむことが防止される。
以上本考案のリボンカートリッジを特定の実施例に基づ
いて説明したが、本考案はこれらの実施例のみに限定さ
れるものでなく、その精神を逸脱しないかぎり種々の変
更を許容しうるものである。
いて説明したが、本考案はこれらの実施例のみに限定さ
れるものでなく、その精神を逸脱しないかぎり種々の変
更を許容しうるものである。
第１図は本考案のリボンカートリッジの一実施例を示す
概略平面図、第２図は第１図の送出ローラを示す部分切
断斜視図である。 図面の主要符号、１：ケース本体、２：エンドレスリボ
ン、３，４：送出ローラ、５：多孔体、９：接触面。
概略平面図、第２図は第１図の送出ローラを示す部分切
断斜視図である。 図面の主要符号、１：ケース本体、２：エンドレスリボ
ン、３，４：送出ローラ、５：多孔体、９：接触面。
Claims (1)
- エンドレスリボンを一対の送出ローラで挾持するように
したリボンカートリッジにおいて、前記リボンを収容す
るケース本体内に該リボンに直接接触しないように設け
られたインクを含浸できる多孔体が配置され、該多孔体
が送出ローラのローラ外周面に部分的に接触する接触面
を有し、前記ローラ外周面が細かい網状に編組された編
組チューブからなることを特徴とするリボンカートリッ
ジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10458579U JPS6014590Y2 (ja) | 1979-07-27 | 1979-07-27 | リボンカ−トリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10458579U JPS6014590Y2 (ja) | 1979-07-27 | 1979-07-27 | リボンカ−トリツジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5621553U JPS5621553U (ja) | 1981-02-25 |
| JPS6014590Y2 true JPS6014590Y2 (ja) | 1985-05-09 |
Family
ID=29337267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10458579U Expired JPS6014590Y2 (ja) | 1979-07-27 | 1979-07-27 | リボンカ−トリツジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6014590Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-27 JP JP10458579U patent/JPS6014590Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5621553U (ja) | 1981-02-25 |
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