JPS6018924Y2 - インキ補給装置 - Google Patents

インキ補給装置

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JPS6018924Y2
JPS6018924Y2 JP1981131818U JP13181881U JPS6018924Y2 JP S6018924 Y2 JPS6018924 Y2 JP S6018924Y2 JP 1981131818 U JP1981131818 U JP 1981131818U JP 13181881 U JP13181881 U JP 13181881U JP S6018924 Y2 JPS6018924 Y2 JP S6018924Y2
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JP
Japan
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ink
porosity
holding part
replenishing device
asker
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JP1981131818U
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JPS5836159U (ja
Inventor
昌夫 田中
Original Assignee
ユニオンケミカ−株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はタイプライタ−、コンピュタ−の端末機として
用いられるプリンター等の印字装置に使用されるインキ
リボンに対しインキを補給する為の装置に関するもので
ある。
従来、インキリボンを備えたタイプライタ−やプリンタ
ーに於いてインキ補給装置を備えていないものが存在す
るが、このようなものは備えつけられたインキリボンの
長さに制限があるため印字数の増大にともない、インキ
が薄れて印字の鮮明度が次第に低下し、ある程度まで低
下したとき、インキリボンの布地自体何ら損傷していな
いにもかかわらず、新品のインキリボンと交換しなけれ
ばならず、この為取り扱い性の悪い上に、インキリボン
の交換の頻度が激しく、ランニングコストが高くつく。
またインキ補給装置を備えたものとしては、インキを含
浸させたインキローラやインキパッドを直接インキリボ
ンに接触させたり、またはインキリボンとインキローラ
あるいはインキパッドとの間に金属やゴムやプラスチッ
ク等による転写ローラを介在させたものがある。
インキを含浸させたインキローラやインキパッドを直接
インキリボンに接触させたものはローラやパッドに多量
にインキが含浸されている場合にはインキリボンに多量
のインキが補給されるので、印字が濃すぎて見苦しい印
字品位となったり、印字部に於いて印刷紙を汚したり、
さらにはインキリボンが長時間にわたり停止している場
合には、その一部分がインキローラまたはインキパッド
に接触しているのでインキリボンは部分的に多量のイン
キを吸収することにより、印字の濃度を一定に保つこと
ができないという欠点を持っている。
またインキリボンとインキローラあるいはインキパッド
との間に転写ローラを介在させたものは構造を複雑にす
る欠点がある。
本考案は上記の欠点に鑑み、簡単な機構で、これらの問
題点を解決できるインキ補給装置を提供することを目的
とするものである。
本考案はインキを補給するインキ補給装置がインキ保持
部とインキ転写部(インキ補給部)とからなり、インキ
保持部が孔径(光学顕微鏡)300〜5001空孔率8
5〜95%、硬度(アスカ−C型硬度計)2〜20度、
インキ転写部が孔径(光学顕微鏡)50〜25代空孔率
50〜75%、硬度(アスカ−C型硬度計)20〜60
度を有する2種のウレタンの多孔体の組み合せにより、
従来の問題点をすべて解消したものである。
一般のインキ補給装置の重要な機能は、インキリボンに
インキを補給する際の補給量が過剰すぎたり、少なすぎ
たりしないことである。
すなわちインキの過剰補給は印字が濃すぎたり、にじん
だりして見苦しい印字品位の原因となったり、印字部に
於いて印字紙を汚したりし、一方補給量が少なすぎる場
合には、インキ補給量よりもインキ消費量の方が上回っ
てしまうことにより印字ライフを伸ばすことができず、
結局はインキ補給装置の機能を十分に生かしきれないこ
とになる。
そこで本考案はインキ補給装置がインキ保持部とインキ
補給部からなり、インキ保持部とインキ補給部を層状に
重ね合せる構造にし、インキ補給装置外に出て、インキ
転写ロールに接触するインキ補給が過剰にならないよう
にインキ補給量をできるだけおさえる意味で空孔率の低
いウレタンの多孔体を、さらにインキ保持部にはインキ
をできるだけ多く含浸させ、印字ライフを伸ばすことを
目的とするために空孔率の高いウレタンの多孔体を用い
ることによる結果、印字ライフを伸ばすことができ、ま
たインキ補給量を自由に調節することができた。
この考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本考案によるインキ補給装置の一実施例の斜視
図であって、インキ補給装置1の形状は直方体をなして
いる。
第2図は第1図のA−A’断面図であり、インキ補給部
2には平均孔径(光学顕微鏡)100μ、空孔率57%
硬度(アスカ−C型硬度計)47度を有するウレタンの
多孔体、一方インキ保持部3には平均孔径(光学顕微鏡
)400μ、空孔率91%、硬度(アスカ−C型硬度計
)3度を有するウレタンの多孔体を用いたところ、イン
キの補給が過剰になるようなことがなくきわめてスムー
ズに補給が行なわれた。
これはインキ補給装置を平均孔径(光学顕微鏡)100
μ空孔率57%、硬度(アスカ−C型硬度計)47度を
有するウレタンの多孔体のみで構成した場合に比較して
3倍以上、印字ライフが伸びた。
またインキ補給装置を平均孔径(光学顕微鏡) 400
μ、空孔率91%、硬度(アスカ−C型硬度計)3度を
有するウレタンの多孔体のみで構成した場合に比較して
印字品位がきわめて良好で、印字が濃すぎたり、にじん
だりすることはなかった。
第3図は本考案による他の実施例で、インキ補給部2を
中央にし、その両側にインキ保持部3を重ね合せて3層
の構造にした直方体の形状を有するインキ補給体で、こ
の場合も上記実施例と同様に、インキの補給が過剰にな
るようなことがなくきわめてスムーズにに補給が行なわ
れた。
本考案は上述のように、インキ補給装置が空孔率の高い
ウレタンの多孔体から成るインキ保持部と空孔率の低い
ウレタンの多孔体からなるインキ補給部とから構成され
ることにより、適量のインキをインキリボンに補給する
ことができ、これにより、印字が濃すぎたり、にじんだ
りすることなく、鮮明な印字をうろことができ、しかも
印字ライフを大巾に伸ばすことができる等の効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図であり、第2図は第
1図のA−A’断面図を示し、第3図は本考案の他の実
施例の断面図である。 1・・・・・・インキ補給装置、2・・・・・・インキ
補給部、3・・・・・・インキ保持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インキリボンに直接的あるいは間接的に接触させてイン
    キを補給するインキ補給装置において、インキ補給装置
    がインキ保持部とインキ補給部(インキ転写部)とから
    なり、インキ保持部とインキ補給部が層状に重ね合わせ
    る構造であり、インキ保持部が平均孔径(光学顕微鏡)
    300〜500μ、空孔率85〜95%、硬度(アスカ
    −C型硬度計)2〜20度、インキ補給部が平均孔径(
    光学顕微鏡)50〜250μ、空孔率50〜75%、硬
    度(アスカ−C型硬度計)20〜60度を有するウレタ
    ンの多孔体で、インキ保持部がインキ補給部よりも空孔
    率の高いことを特徴とするインキ補給装置。
JP1981131818U 1981-09-03 1981-09-03 インキ補給装置 Expired JPS6018924Y2 (ja)

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JPS5836159U JPS5836159U (ja) 1983-03-09
JPS6018924Y2 true JPS6018924Y2 (ja) 1985-06-07

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0686138B2 (ja) * 1985-06-25 1994-11-02 沖電気工業株式会社 インクリボンカセットにおけるインク供給機構

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS534618A (en) * 1976-07-01 1978-01-17 Dynic Corp Device for supplying ink to printer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60291Y2 (ja) * 1977-11-30 1985-01-07 富士通株式会社 インクリボンカートリツジ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS534618A (en) * 1976-07-01 1978-01-17 Dynic Corp Device for supplying ink to printer

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JPS5836159U (ja) 1983-03-09

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