JPS6014547Y2 - 塗料圧送式ロ−ラ−塗装機 - Google Patents

塗料圧送式ロ−ラ−塗装機

Info

Publication number
JPS6014547Y2
JPS6014547Y2 JP10138381U JP10138381U JPS6014547Y2 JP S6014547 Y2 JPS6014547 Y2 JP S6014547Y2 JP 10138381 U JP10138381 U JP 10138381U JP 10138381 U JP10138381 U JP 10138381U JP S6014547 Y2 JPS6014547 Y2 JP S6014547Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
pressure
valve
roller coating
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10138381U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS586767U (ja
Inventor
桂一郎 松田
Original Assignee
木村新株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 木村新株式会社 filed Critical 木村新株式会社
Priority to JP10138381U priority Critical patent/JPS6014547Y2/ja
Publication of JPS586767U publication Critical patent/JPS586767U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6014547Y2 publication Critical patent/JPS6014547Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、塗料圧送式ローラー塗装機に関するものであ
る。
従来の塗料圧送式ローラー塗装機では、塗料連続圧送源
として、吐出圧が1〜数に9/cn!の低圧ポンプ(例
えばエアー駆動のダイヤフラム式ポンプ)が使用されて
いた。
この種の低圧ポンプは、塗装業界においては汎用されて
おらず、特殊な専用低圧ポンプから設備しなければなら
ないため、後備コストがかかり、塗料圧送式ローラー塗
装機が十分に普及活用されるに至らなかった。
エアレス式の吹きつけ塗装方法、即ち、電動又はエアー
駆動によるエアレス塗料用高圧ポンプ(170〜3oo
kg/cn)から圧送される塗料を、開閉弁付きエアレ
スガンのノズルより高圧で被塗装面へ噴射する塗装方法
は、従来一般的であるが、塗料が飛散するため、作業環
境が悪化し且つ塗料ロスが多い等の欠点があった。
このような欠点を解消する方法として、塗料をローラー
塗装具に連続的に圧送する方式が開発されたが、単に前
記エアレスガンに代えて開閉弁付きローラー塗装具を接
続したのでは、エアレスガンのように絞った流路、即ち
ノズルをもたず、圧力系から見れば開放された流路に等
しく田−ラー塗装具であるから、ポンプを稼動させたま
までローラー塗装具付属の開閉弁を閉じて塗装作業を中
断した状態から、当該開閉弁を開いたとき、開閉弁より
上手の塗料圧送管中の高圧(170〜300kg/cn
り塗料が、開放状態のローラー塗装具内の大量に且つ瞬
間的に流入するため、ローラー塗装具のローラ一本体に
被嵌されているローラーガバー(パイル地、スポンジ、
その他)が膨張破裂したりして、大量の塗料がローラー
塗料具から噴出する事になり、使用不能の状態となる。
従って、先に述べたようにローラー塗装具付属の開閉弁
を閉じても、塗料圧送管内の塗料圧が1〜数kg/a+
f程度にしか上昇しない低圧ポンプを使用したのである
が、本考案者の実験によれば、前記のエアレス塗装用高
圧ポンプにローラー塗装具を接続しても、ローラー塗装
具に付属の開閉弁を開いている状態で当該ポンプを稼動
させた場合には、低圧ポンプを使用した場合と同様に、
ローラーカバーを膨張させる事もなく、適量良好に滲出
させ得る事が判明した。
即ち、エアレス塗装用高圧ポンプを使用しても、ローラ
ー塗装具が開放状態に等しいため、塗料圧送管中の塗料
圧は殆んど上がらず、開閉弁を閉じたときのみ高圧(1
70〜300に9/Cft)になり、次に開閉弁を開い
た瞬間だけ、この高圧塗料が前記のような悪影響を及ぼ
す事が判明した。
本考案は、この事実に基づき、バイパス弁を併用する事
により、ローラー塗装具に付属の開閉弁を閉じたときも
高圧ポンプの吐出側を開放させて、塗料圧送管内の塗料
圧の上昇を防止し、常にローラー塗装具へ塗料を良好に
供給し得るようにしたものであり、以下その一実施例を
添付の例示図に基づいて説明する。
第1図において、1は、塗料吸入管2と塗料圧送管3と
を備えた、電動又はエアー駆動のエアレス塗装用高圧ポ
ンプである。
4は、従来周知のローラー塗装具であり、開閉弁5を備
えたハンドル6に回転自在なローラーブラシ7を支持し
たもので、ローラーブラシ7への塗料圧送用可撓管8を
備えている。
9はバイパス弁であり、第2図に示すように塗料圧送管
3を接続する入口10と、塗料圧送用可撓管8を接続す
る第1出口11と、塗料戻し管12を接続する第2出口
13とを備え、入口10と第1出口11とに通じる流入
路14と、前記第2出口13との間に、一定圧以上で開
く逆止弁構造体15が介装されている。
この逆止弁構造体15は、弁座16と鋼球17、及び鋼
球17と弁座16にスライダー18を介して圧接させる
圧縮コイルばね19、並びに圧縮コイルばね19の初期
圧縮応力を調整するねじ式キャップ20を備えている。
21は、スライダー18に嵌装したOリンクであって、
塗料がばね室22内へ流入するのを防止する。
23は、スライダー18に形成した円錐状凹部であり、
鋼球17が線接触する状態で嵌合する。
前記流入路14は、鋼球17及び弁座16の中心を通る
中心線に対して偏心した位置に配設されている。
第1図に示すようにバイパス弁9に夫々の配管を接続し
、塗料吸入管2を塗料槽24内の底部に挿入すると共に
、塗料戻し管12を塗料槽24上に開口させる。
開閉弁5が閉じている状態でポンプ1を稼動させると、
塗料槽24内の塗料が吸引されると共に塗料圧送管3に
圧送されるが、塗料圧送管3及び塗料圧送用可撓管8内
の塗料圧が、バイパス弁9の圧縮コイルばね19の圧縮
応力に打ち勝つと、鋼球17をばね19に抗して押し上
げて、塗料が流入路14より第2出口13を経て塗料戻
し管12に流出し、塗料槽24内に戻される。
このときの塗料圧送用可撓管8内の塗料圧が1〜数kg
/al!となるように、ねじ式キャップ20により圧縮
コイルばね19の圧縮応力を調整しておく。
塗装作業時には、開閉弁5を開く事により、ポンプ1か
ら圧送される塗料がローラー塗装具4のローラーブラシ
7に送り込まれ、このときには塗料圧送用可撓管8内の
塗料圧が低下するので、バイパス弁9は第2図に示す閉
路状態となる。
作業の中断のために開閉弁5を閉じると、塗料圧送用可
撓管8内の塗料圧は急激に上がろうとするが、同時にバ
イパス弁9が塗料圧で開くため、圧送される塗料が塗料
戻し管12より塗料槽24に戻され、塗料圧送用可撓管
8内の塗料圧は、設定圧(1〜数kg/alり以上には
ならない。
上記実施例の如く、本考案の構成によれば、従来から塗
装業界において使用されているエアレス塗装機用高圧塗
料ポンプを、そのまま、ローラー塗装具への塗料圧送用
ポンプに活用する事ができるので、専用の低圧ポンプを
準備しなければならない場合に比べて、その経済的効果
は甚大である。
しかも、従来通りポンプ1は稼動させたままで、ローラ
ー塗装具4に付属の開閉弁5を開閉操作しても、開閉弁
5を閉じたときに塗料圧送管(実施例の塗料圧送管3及
び可撓管8)内の塗料圧が上昇するのをバイパス弁9に
て防止し、開閉弁5を開いたときにローラー塗装具4の
ローラーブラシ7から塗料が噴出したり、ローラーブラ
シ7を構成するローラーカバーが膨張破裂するような事
態を回避できるのである。
尚、本考案において使用するバイパス弁は1.構造的に
は従来の安全弁と同一のものであるが、安全弁は異常な
圧力上昇時にのみ開路となるもので、通常は閉路状態に
保たれている。
しかし本考案のバイパス弁は、ローラー塗装具の付属の
開閉弁の開閉操作に伴って頻繁に開閉を繰り返すもので
あるから、十分な耐久性が要求される。
この点からも第2図に示すように、流入路14を偏心さ
せて、開路時に鋼球17の周囲を破線で示す如く流れる
塗料によって鋼球17が回転せしめられ易くし、弁座1
6に対する鋼球17の当たり面が変化するように構成す
るのが望ましい。
又、スライダー18の底面を平坦にし、鋼球17と点接
触するように構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体の説明図
、第2図はバイパス弁の縦断立面図である。 1・・・・・・エアレス塗装用高圧ポンプ、4・・・・
・・ローラー塗装具、5・・・・・・開閉弁、7・・・
・・・ローラーブラシ、訃・・・・・塗料圧送用可撓管
、9・・・・・・バイパス弁、12・・・・・・塗料戻
し管、16・・・・・・弁座、17・・・・・・鋼球、
19・・・・・・圧縮コイルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エアレス塗装機用高圧塗料ポンプに、開閉弁付きローラ
    ー塗装具を接続し、このポンプとローラー塗装具との間
    の塗装圧送管に、塗料圧の上昇によって開路となる塗料
    逃し用バイパス弁を介装し、前記開閉弁を閉じていると
    きの当該塗料圧送管内の塗料圧を、次に開閉弁を開いた
    ときに、ローラー塗装具から塗料が噴出するのを防止し
    得る程度の低圧に維持するようにして成る塗装圧送式ロ
    ーラー塗装機。
JP10138381U 1981-07-08 1981-07-08 塗料圧送式ロ−ラ−塗装機 Expired JPS6014547Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10138381U JPS6014547Y2 (ja) 1981-07-08 1981-07-08 塗料圧送式ロ−ラ−塗装機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10138381U JPS6014547Y2 (ja) 1981-07-08 1981-07-08 塗料圧送式ロ−ラ−塗装機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS586767U JPS586767U (ja) 1983-01-17
JPS6014547Y2 true JPS6014547Y2 (ja) 1985-05-09

Family

ID=29896047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10138381U Expired JPS6014547Y2 (ja) 1981-07-08 1981-07-08 塗料圧送式ロ−ラ−塗装機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6014547Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS586767U (ja) 1983-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1269279A (en) Hydraulic paint pump
US20150174598A1 (en) Spray gun for use with a pressure washer
JP3235100B2 (ja) 無気ペイント噴霧器出口逆止弁
US5639219A (en) Airless paint sprayer intake dampener and inlet valve spring
US3495544A (en) Hydraulic system
JPS6014547Y2 (ja) 塗料圧送式ロ−ラ−塗装機
US11311980B2 (en) Machined pop up seal
US6183224B1 (en) Airless paint sprayer intake dampener
JPH023808Y2 (ja)
JPS6259989B2 (ja)
CN1255219C (zh) 真空喷涂机
CN108014940B (zh) 气动喷涂组件、限流器以及喷涂装置
AU700478B2 (en) Airless paint sprayer intake dampener and inlet valve spring
CN211964649U (zh) 一种喷涂空压一体机
CN210187482U (zh) 一种节能真空镀膜机
EP1495228A1 (en) Direct connection manifold for reciprocating piston pump
CN219682925U (zh) 一种回吸泵头
JP2600428Y2 (ja) 液体噴射装置
JPS6094172A (ja) 高粘度塗料の供給方法
KR830000631Y1 (ko) 동력 분무기의 압력제어 장치
JPS596955A (ja) エアレス塗装用ダイアフラムポンプ
JPH0810382Y2 (ja) 塗料供給装置
JPH0810384Y2 (ja) リーケイジ小孔を有するリターンバルブ
JPS6327951Y2 (ja)
KR200325318Y1 (ko) 동력분무기의 압력조절밸브