JPS60143948A - 複合紙管及びその製造方法 - Google Patents

複合紙管及びその製造方法

Info

Publication number
JPS60143948A
JPS60143948A JP24822683A JP24822683A JPS60143948A JP S60143948 A JPS60143948 A JP S60143948A JP 24822683 A JP24822683 A JP 24822683A JP 24822683 A JP24822683 A JP 24822683A JP S60143948 A JPS60143948 A JP S60143948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper tube
paper
film
present
laminate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24822683A
Other languages
English (en)
Inventor
實生 竹本
順吾 廣瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GOYO SHIKO KK
GOYOU SHIKOU KK
NIHON SHIKAN KOGYO KK
Original Assignee
GOYO SHIKO KK
GOYOU SHIKOU KK
NIHON SHIKAN KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GOYO SHIKO KK, GOYOU SHIKOU KK, NIHON SHIKAN KOGYO KK filed Critical GOYO SHIKO KK
Priority to JP24822683A priority Critical patent/JPS60143948A/ja
Publication of JPS60143948A publication Critical patent/JPS60143948A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規構造の紙管に関し、更に詳しくは寸法安定
性、耐圧強度、座屈強度等に優れた紙管及びその製造方
法に関するものである。
従来、新聞用紙、感光紙等の巻取芯用紙管は原紙単体を
所定の巾にスリットし、片面又は両面にエマルジョン系
接着剤を塗布し、マンドレル上にスパイラル状に巻回・
貼着する方法により製造されている。しかるに、かかる
方法による場合は原紙単体が用いられるため原紙に含ま
れる水分やエマルジョン系接着剤に含まれる水分等によ
り紙の伸縮が避けられず、出来上がった紙管は寸法安定
性に欠ける。そこで長期間シーズニングを施して安定化
さゼた後、検査、出荷するという工程を踏んでいるが、
在庫中や使用状態における湿度等の外的条件に起因する
伸縮が発生し昌く、また長期間のシーズニングは広大な
敷地面積を必要とするばかりでなく、生産性を大中に低
下せしめる原因となっている。
一方、かかる問題を解消せんとして塩化ビニル樹脂等の
プラスチックス製の芯管が提案されているが、耐衝撃性
に乏しく、また割高となる欠点がある。
本発明者らはかかる実情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、
紙等の基材とフィルムとの禎屓された複合基材を用いて
なる紙管が上記問題点を一挙に解消し得ることを知見し
、本発明に到ったものである。
即ち、本発明は紙、布等の基材の間に多層のフイルム層
を介在させてなる複合紙管を内容とするものである。
本発明の実t/f!態様を示す図面に′基づいて′説明
すると、第1図及び第2図はいずれも本発明の紙管を示
す概略断面図で、図中(1)は紙等の基材、(2)はフ
ィルムである。第1図においてはフィルム(2)が紙管
の最外表面を形成し、第2図においては基材(1)が最
外表面を形成している。
本発明において用いられる基材(1)としては公知の基
材が全て含まれ、例えば紙、布(Ink布、不織布)、
発泡プラスチックシート、金属箔(A1、p e、Cu
) 、これらの複合体等がふくまれる。
本発明において用いられるフィルム(2)としては公知
フィルムが全て含まれ、例えばポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、「サーリンJ (商品名、デュポン社製) 、E
EA、 EAA、ポリスチレン等が含まれ、就中ガスバ
リヤ−性樹脂が好適である。
本発明の紙管は、例えば紙等の基材とフィルムとの積層
体を通常の方法によりマンドレルにスパイラル状に巻回
し、貼着させることにより容易に製造することができる
。基材とフィルムとの積層体は押出ラミネート、ホット
メルト、ドライラミネート等により得られるが、特に押
出ラミネート法が作業性、厚みのコントロール等の点で
好適である。
得られた積層体は所定の巾にカットされ、第3図に示し
た如き装置により紙管が製造される。同図において、マ
ンドレル(4)を中心にして積層体(3a)(,3b)
が夫々左右に配される。積層体(3a)には滑り剤(5
)を塗布してマンドレル(4)上を滑り易くし、他方、
積層体(3b)には夫々接着剤(6)を塗布してマンド
レル(4)上にセットされる。かかる状態でセットされ
た積層体(3a) (3b)をスパイラル法則に従い、
回転ロールに掛けられたヘルド(9)により巻き込み、
送り出してスパイラル紙管(10)が形成される。接着
剤は水溶性接着剤でも非水溶性接着剤でも良い。本発明
にあっては、水溶性接着剤を用いてもその水分が上下両
側からフィルムによりサンドイッチ状に封じ込まれるか
ら水分の移動がなく、従って水分による伸縮は殆ど生じ
ず良好な寸法安定性を呈する。
また、本発明紙管の好ましい製造方法としては、第4図
に示す如き装置により接着剤を用いずに、フィルム自体
を糊剤として用いる方法である。
即ち、積層体のフィルムを加熱装置(7)により加熱し
てクツキー状態とし、これの接着力を利用して多積層し
た積層体を加圧装置(8)により加圧しスパイラル紙管
を製造する方法である。この場合、紙等の基材側も余熱
もしくは加熱することにより、好ましい貼着効果を得る
ことができる。
以下、本発明を実施例、比較例を挙げて更に詳細に説明
するが、本発明はこれらにより何ら制限されるものでは
ない。
実施例1 0.8mm樹脂加工紙(ポリエチレンフィルムの両側を
紙でサンドイッチ状に積層してなる積層体)17枚とラ
イナ一層として0.3mmの厚紙2枚(内と外)をエマ
ルジョン系接着剤を用いて、第3図に示した装置により
内径79mm、肉厚15mm、長さ1000mmのスパ
イラル紙管を作製し、圧縮強度(100mnrJi)座
屈強度(300mm4)及び収縮(1000mm長の紙
管を1力月シーニングした後の収縮長)を測定した。
得られた結果を第1表に示した。
比較例1 積層体に代えて0.8mm紙管厚紙17枚を用いた他は
実施例1と同様にしてスパイラル紙管を得、実施例1と
同様の方法で圧縮強度、座屈強度及び収縮を測定した。
結果を第1表に示した。
第1表 上記第1表の結果から明らかな様に、本発明の紙管は圧
縮強度、座屈強度及び収縮のいずれの点においても優れ
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の紙管の実施態様を
示す概略断面図、第3図及び第4図はそれぞれ製造装置
の実施態様を示す概要図である。 1・・紙等の基材、 2・・フィルム 3a、3b・・21層体、4・・マンドレル5・・滑り
剤、 6・・接着剤 7・・加熱装置 8・・加圧装置 9・・ヘルド、 10・・紙管 特許出願人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、紙、布等の基材の間に多層のフィルム層を介在せし
    めたことを特徴とする複合紙管。 2、紙、布等の基材をフィルムと積層させて積層体とし
    、該積層体のフィルム面を加熱してクツキー性を付与し
    ながらマンドレルにスパイラル状に巻回・貼着させるこ
    とを特徴とする複合紙管の製造方法。
JP24822683A 1983-12-30 1983-12-30 複合紙管及びその製造方法 Pending JPS60143948A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24822683A JPS60143948A (ja) 1983-12-30 1983-12-30 複合紙管及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24822683A JPS60143948A (ja) 1983-12-30 1983-12-30 複合紙管及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60143948A true JPS60143948A (ja) 1985-07-30

Family

ID=17175047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24822683A Pending JPS60143948A (ja) 1983-12-30 1983-12-30 複合紙管及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60143948A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0699518A2 (en) 1994-08-29 1996-03-06 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method of and apparatus for manufacturing paper tube

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55163176A (en) * 1979-06-06 1980-12-18 Kojin Kk Film winding core pipe
JPS57133049A (en) * 1981-02-12 1982-08-17 Aika Kogyo Kk Manufacture of pressure-resisting paper pipe
JPS59120448A (ja) * 1982-12-27 1984-07-12 磯谷 恵一 筒状体容器として使用する紙管の内面材フイルム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55163176A (en) * 1979-06-06 1980-12-18 Kojin Kk Film winding core pipe
JPS57133049A (en) * 1981-02-12 1982-08-17 Aika Kogyo Kk Manufacture of pressure-resisting paper pipe
JPS59120448A (ja) * 1982-12-27 1984-07-12 磯谷 恵一 筒状体容器として使用する紙管の内面材フイルム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0699518A2 (en) 1994-08-29 1996-03-06 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method of and apparatus for manufacturing paper tube

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4331725A (en) Wrapping materials
JPS60141544A (ja) 包装材料
US4545843A (en) Method of manufacturing adhesive tape
JP3216057B2 (ja) 紙−プラスチック積層シート
JPH0213774B2 (ja)
US10744734B2 (en) Sealing element
US4535526A (en) Method for covering a length of pipe
US3758371A (en) Plastic net laminate material
JPS60143948A (ja) 複合紙管及びその製造方法
US20030082369A1 (en) Insulation facing material
US3895983A (en) Process of fabricating a plastic net laminate material
JPS59198143A (ja) 多層柔軟シ−ト構造体
JP2001519739A (ja) 水分感受性ガス・バリヤ層を含むパッケージング・ラミネート、そのパッケージング・ラミネートおよび包装容器の製造方法
JP3459043B2 (ja) 防湿包材
CA2904036C (en) Reflective insulation
JP2002145530A (ja) 紙管製巻芯
JPS6245346B2 (ja)
US3498863A (en) Method of producing decorative lines on laminated films
JP2527443B2 (ja) 直線引裂性に優れた積層体
JP6897181B2 (ja) 化粧シート及び化粧板
JPS6132753Y2 (ja)
JPS6317776A (ja) 紙管の製造方法
JPS6347477Y2 (ja)
JPS627104Y2 (ja)
JPS58153631A (ja) 中芯がプラスチツク製の段ボ−ルおよびその製造方法