JPS6014294Y2 - 演奏情報記録媒体 - Google Patents

演奏情報記録媒体

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JPS6014294Y2
JPS6014294Y2 JP17086079U JP17086079U JPS6014294Y2 JP S6014294 Y2 JPS6014294 Y2 JP S6014294Y2 JP 17086079 U JP17086079 U JP 17086079U JP 17086079 U JP17086079 U JP 17086079U JP S6014294 Y2 JPS6014294 Y2 JP S6014294Y2
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JP
Japan
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recording medium
sheet
performance information
musical
sheet piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP17086079U
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English (en)
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JPS5688261U (ja
Inventor
晧 中田
Original Assignee
ヤマハ株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動演奏式電子楽器のデータ入力手段等と
して好適な演奏情報記録媒体に関する。
従来、楽音を電気的に再生するには、マイクロフォン等
を介して電気信号に変換された楽音をアナログ波形のま
ま適宜な媒体に記憶させ、これを再たび電気信号に変換
するとともに増幅し音響変換する方式が一般に採用され
、この方式では機械式、磁気式等の録音方式の如何に拘
らず通常の長さの一曲あたり少なくとも数メートル程度
の録音トラック長を必要とし、従って記録媒体の構成と
してはディスク式、リール式等のように大量の情報をコ
ンパクトに収容し得るものとならざるを得ない。
それに対して、昨今電子楽器等の分野における楽音発生
技術の発達により、楽音を例えば音符ごとにデジタル符
号化して適宜な記憶媒体に記憶させ、この記憶されたデ
ジタル符号に基づいて楽音を発生する方式が容易に実現
可能となり、これに伴ないこの種デジタル符号を記憶さ
せるための新規な構造の記録媒体が要望されるに至った
この方式にあっては楽音を音符どとにデジタル符号化し
て記録するため、在来のアナログ録音方式に比較して録
音トラック長は著しく短かくて済み、例えば通常の楽譜
−頁分程度に記載される音符を磁気トラックにしてわず
か数センチメートルー20センチ このため在来のディスク式又はリール式のような大容量
記録媒体とは若干異なり、小容量で取扱いが容易な記録
媒体が要望される。
そこで、この技術的課題を解決するためにいくつかの試
みがなされているが、未だ実用に供し得るものがない。
例えば、銀行等で使用される所謂キャッシュカードの如
く、比較的剛性を有するシートに、その−側縁に沿って
磁気材料を塗布又は磁気テープを貼付するなどして直線
的に磁気記録帯を形成し、この磁気記録媒体に前記音楽
コードを記憶し、他方シートの余白には記憶内容に対応
する表示(例えば、曲名、楽譜等)を行ない得るように
したものが提案されている。
この方式によれば剛性シートの一側縁に沿って直線状に
磁気記録帯を形成するだけであるから構造が著しく簡単
であり、記録媒体自体については極めて安価に製作し得
るが、その反面ディスク式あるいはテープ式等の記録媒
体とは異なり、この記録媒体には読取機構の簡素化に対
しては何ら特別な配慮が施されておらず、このため読取
機構が著しく複雑になるという欠点がある。
すなわち、ディスク式記録媒体のように同心円状に録音
トラックを配置したものであれば、所謂ターンテーブル
機構の如き簡単な機構によって読取ヘッドを固定したま
ま、録音トラックに沿って読取ヘッドを容易に移動させ
ることができ、またテープ式記録媒体のように2つのリ
ール間にテープを巻回したものであれば、リールの一方
を回転させるだけで、読取ヘッドを固定したまま録音ト
ラックに沿って読取ヘッドを容易に移動させることがで
きる。
これに対して、前記シート上に直線状記録帯を一体に形
成してなる記録媒体の場合には、読取ヘッドと記録帯と
を相対的に移動させるためには、読取ヘッドを固定して
おき、シート全体を直線的に移動させるか、あるいはシ
ートを固定しておき読取ヘッド自体を直線的に移動させ
ることが必要となり、いずれの場合においても前記ディ
スク式やテープ式等の場合に比べて読取装置の機構が著
しく複雑なものとならざるを得ない。
殊に、この種の読取装置は、リズムボックス等と称され
る自動伴奏装置あるいは自動演奏機能を備えた電子鍵盤
楽器等の入力装置として主に装置されるものであること
から、できる限り構造が簡単でコンパクトに構成され、
例えば電子鍵盤楽器の譜面台等にでも容易に装着できる
ものが好ましく、前述の如くシート全体又は読取ヘッド
自体を移動させる如き大掛りな機構ではあまりにも高価
なものとなり到底実用に供し得ないのである。
この考案は、以上説明した如き技術的課題を解決すべ案
出されたもので、すなわちこの考案の目的とするところ
は、楽音を符号化して記憶させることができるとともに
構造が簡単で安価に製作することができ、しかも読取機
構の構成をも簡単化することができる演奏情報記録媒体
を提供することにある。
以下に、この考案を実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は、この考案に係る演奏情報記録媒体の適用され
る楽音発生システムの全体を示すブロック図である。
図において、1は演奏情報記録媒体(以下、単に記録媒
体と言う。
)であり、その具体的な構成については後述する。
この記録媒体1には、所定の曲目の演奏に関する情報、
例えばメロディ−音、伴奏音、運指、符長等が例えば音
符ごとにビットコード化されて記憶されている。
次いで、これらの演奏情報は読取装置2を介して電気信
号に変換されて読取られ、メモリ3の各アドレスに演奏
順に記憶される。
4はメモリ3内の各アドレスを順に読出すように構成さ
れた読出制御回路であって、この読出制御回路4の読出
タイミングは、メモリ3内に記憶された符長コードによ
って決定される。
従って、読出制御回路4を起動すると、メモリ3からは
演奏すべき音名及び音高等を示すコードが、演奏すべき
タイミングで順次出力され、楽音形成回路5へと送られ
る。
楽音形成回路5では、メモリ3から送られてくる楽音コ
ードを、順次対応する楽音波形信号に変換し、この楽音
波形信号は適宜な増幅器6を介して増幅され、スピーカ
7によって楽音コードに対応した楽音が発生される。
かくして本システムによれば、記録媒体1に記録された
楽音情報に基づいて、対応する楽音を発生することがで
きるわけである。
尚、以上説明した楽音発生システムに関しては、本出願
人により特願昭54−9188吋(特開昭56−161
97号公報)等において種々出願済みであるため、詳細
な説明は省略する。
本考案に係る記録媒体1は、以上説明した如き楽音発生
システムに適用されるものであって、第2図、第3図は
その具体的な構造の一例を示す図である。
これらの図に示される記録媒体1は、比較的に剛性を有
するシート状部材(例えば、厚紙あるいはプラスチック
等)を長方形に成形してベースシート8を形成するとと
もに、このベースシート8の表面(裏面でもよい)の−
側縁に沿って鞘部9を形成し、この鞘部9内に表裏少な
くともいずれか一方の面に、磁気的、光学的等の方法に
より演奏情報をコード化して記録してなる帯状乃至短冊
状シート片10を挿入するとともに、ベースシート8の
余白部には前記演奏情報に関する表示をするための表示
部11を形成してなるものである。
この実施例においては、鞘部9は第3図に示す如く、ベ
ースシート8の表面にカバー12を貼着して両者間にシ
ート片10に対応する隙間を形成することにより構成さ
れており、またカバー12の入口部には切欠部12aが
形成され、後述する読出動作時にシート片10を鞘部9
内に完全に挿入した状態のままでも、シート片10の起
端部にキャプスタンの周面を当接し得るように構成され
ている。
一方、シート片10はこの例では短冊状に成形された比
較的厚手の紙又はプラスチックシートの表裏両面に磁性
材を塗布して、表裏いずれの面にも演奏情報を記録でき
るように構成され、後述する読出動作時には裏返して鞘
部9内へ挿入し直すことにより表裏所望する面の読出し
を威し得るように構成されており、更にシート片10の
起端及び終端部には、スタートマーク13及びエンドマ
ーク14がそれぞれ光学的に検出可能にマーキングされ
ており、後述する読出動作時においては、これらのマー
ク13.14に基づいてシート片10の挿抜動作が制御
される。
また、表示部11としては、この例ではシート片10の
表裏にそれぞれ記録された演奏情報に対応する曲名等が
表示されている。
第4図は、本考案に係る記録媒体1に適用される読取機
構の一例を概略的に示すもので、記録媒体1はガイド部
材15に案内されつつ矢印16方向へ手動で押込まれ、
ストッパ17によって所定位置に規制される。
この状態において、光学センサ18を介してスタートマ
ーク13が検出されるとモータ19が駆動されてキャプ
スタン20が回転し、前記カバー12の切欠部12aか
ら臨むシート片10の表面にキャプスタン20の周面が
当接していることから、シート片10は鞘部9から引き
出され矢印21方向へ搬送されつつテンションローラ2
2と磁気ヘッド23との間を通過するあいだに、演奏情
報は読取られることになる。
次いで、光学センサ18を介してエンドマーク14が検
出されると、モータ19は逆転駆動され、これにともな
いキャプスタン20も逆転して、シート片10は再び鞘
部9内に収納されてモータ19は停止することになる。
そして、この読取動作中に磁気ヘッド23から読取られ
た演奏情報は、前述の楽音発生システム(第1図参照)
を経て、最終的に楽音に変換されることになる。
またシート片10を裏返して鞘部9内に挿入して同様の
読取動作を行なえば、前記と反対の面に記録された情報
を読出すことができる。
第5図は、この考案の他の実施例を示すもので、この実
施例ではベースシート8自体を縦長に形成するとともに
、表示部11にはシート片10に記録された演奏情報に
関連した楽譜を表示するようにしたもので、またこの例
ではカバー9に窓12bを明けてシート片10の起端部
を臨ませ、これにキャプスタン20の周面を当接させる
ように構成されている。
この例によれば、演奏情報に対応する楽譜が表示されて
いることから、先に本出願人により提案されている自動
演奏機能を備えた電子鍵盤楽器の教則本などとして極め
て好適なものであり、しかも第4図に示したように、こ
の記録媒体1は読取動作に際してシート片10だけをス
ライドさせるように構成されていることから、ベースシ
ート8については動かす必要がなく、このため極めて簡
単な読取機構を採用することができ電子鍵盤楽器の譜面
台等にも簡単に採用することができる。
尚、前記各実施例においては、記録媒体1がガイド部材
15に対して水平方向に挿入されるように構成したが、
上から下又は下から上に挿入されるよう構成してもよく
、この場合にあっては切欠部は横方向に開口されるので
はなく下又は上方向に開口されるようにした方が望まし
い。
以上の説明で明らかなように、この考案に係る記録媒体
によれば、ベースシートに鞘部を設け、この中にコード
化した演奏情報を記録したシート片を挿抜自在に内在さ
せた簡単な構成であるので、安価に製作することができ
るとともに取扱も容易であり、しかも読取機構の構成を
も著しく簡単にすることができる。
また、鞘部によってシート片が塵埃等から保護されると
いう効果もある。
従って、コード化した演奏情報にもとすいて発音させる
最近の楽音発生システムの広く一般への普及に資するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の適用される楽音発生システム全体
のブロック図、第2図は本考案に係る記録媒体の正面図
、第3図は、第3図における■−■線断面図、第4図は
、本考案に係る記録媒体が適用される読取機構の概略斜
視図、第5図は、本考案の他の実施例を示す斜視図であ
る。 1・・・・・・演奏情報記録媒体、8・・・・・・ベー
スシート、9・・・・・・鞘部、10・・・・・・シー
ト片、11・・・・・・表示部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 比較的に剛性を有するシート状部材を所定形状に底形し
    てなるベースシートと、帯状乃至短冊状シートの表裏少
    なくとも一面に、演奏情報をコード化して記録させてな
    るシート片と、このシート片を収納すべく前記ベースシ
    ートの表面又は裏面に沿って形成された鞘部と、前記演
    奏情報に対応する表示をすべく前記ベースシート上に設
    けられた表示部とからなることを特徴とする演奏情報記
    録媒体。
JP17086079U 1979-12-10 1979-12-10 演奏情報記録媒体 Expired JPS6014294Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17086079U JPS6014294Y2 (ja) 1979-12-10 1979-12-10 演奏情報記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17086079U JPS6014294Y2 (ja) 1979-12-10 1979-12-10 演奏情報記録媒体

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Publication Number Publication Date
JPS5688261U JPS5688261U (ja) 1981-07-15
JPS6014294Y2 true JPS6014294Y2 (ja) 1985-05-07

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JP17086079U Expired JPS6014294Y2 (ja) 1979-12-10 1979-12-10 演奏情報記録媒体

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