JPH0413828Y2 - - Google Patents

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JPH0413828Y2
JPH0413828Y2 JP1076782U JP1076782U JPH0413828Y2 JP H0413828 Y2 JPH0413828 Y2 JP H0413828Y2 JP 1076782 U JP1076782 U JP 1076782U JP 1076782 U JP1076782 U JP 1076782U JP H0413828 Y2 JPH0413828 Y2 JP H0413828Y2
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JP
Japan
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data
sheet
automatic performance
recorded
musical score
Prior art date
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JP1076782U
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JPS58114594U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電子楽器の自動演奏に用いる自動
演奏用楽譜シートに係り、とくにこのシートに記
録される自動演奏データと製造番号、製品番号等
の識別データとを容易に判別できるようにした自
動演奏用楽譜シートに関する。
電子楽器、ことに電子オルガン等の電子鍵盤楽
器においては、自動演奏機能を備えたものが多数
考案され、その中に自動演奏用楽譜シートを使用
して自動演奏を行なうものがある。
この自動演奏用楽譜シートは、適宜な大きさを
有する比較的硬質のシート上に、所望の楽曲に対
応する楽譜を記載するとともに、このシートの端
部例えば下端部に沿つて磁気テープを貼着等して
データ記録部を形成し、このデータ記録部に、当
該シート上に記載されている楽譜に対応するメロ
デイー、和音、音色、効果等に関する自動演奏デ
ータをデイジタル符号化して記録するものであ
る。
ところで、上記のような自動演奏用楽譜シート
を作成する場合は、まず、複数シート分の大きさ
の硬質の台紙上に各シート分ごとの楽譜を同時に
印刷し、次いで各シートの下端部に磁気テープを
連続的に貼着したのち台紙を切断して所定の大き
さの楽譜シートを形成し、こうして形成した楽譜
シートの磁気テープ上に当該シートに印刷されて
いる楽譜に対応する演奏データをデイジタル符号
化して記録することにより完了する。
しかしながら、上記のような各工程を経て作成
される大量の楽譜シートの品質を長期間にわたつ
て同一に維持していくことは製造技術上困難であ
る。すなわち、台紙や磁気テープ、接着剤等の素
材の品質の不均一および印刷装置や接断機、デー
タ書込装置等の機械装置類の不具合などにより、
得られるシートの品質が必ずしも全て規格にそつ
たものとならない場合がある。
そこで、データ記録部に自動演奏データを記録
する際に、製造番号、製造年月日等の識別データ
をともに記録し何時の製造に係る楽譜シートであ
るかを識別できるようにし、通常同一時期に作成
されたシートは同一または類似の品質であること
が予想されるので、ある時期に作成されたシート
の中から不良品が出た場合には、その時期に作成
されたシートを回収するなどしてシートの品質管
理を厳重にすることも考えられる。
しかしながら、データ記録部に自動演奏データ
と識別データとをともに記録した場合には、デー
タを読取り・判別するための判別手段が必要とな
る。しかも、この判別手段は識別データを読み取
るための検査装置のみでなく、電子楽器のデータ
読取り装置にも必要となり、各装置が複雑になる
とともに電子楽器のコストが上昇するという問題
がある。
この考案は上述のごとき問題を考慮してなされ
たもので、その目的とするところは、容易に読み
取り判別し得るように自動演奏データと識別デー
タとをデータ記録部に記録してなる自動演奏用楽
譜シートを提供することにある。
これを実現するために本考案は、楽譜シートのデ
ータ記録部の一端側にその一端から他端に向けて
自動演奏データを記録し、他端側にその他端から
一端に向けて識別データを記録するようにしたも
のである。これにより、演奏データはデータ記録
部の一端側から識別データは他端側から読み取れ
るようにしたものである。
以下に、本考案の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
第1図に示すように、本考案の楽譜シート1
は、適宜な大きさを有する比較的硬質のシート状
部材(例えば、厚紙やプラスチツク等)を長方形
に成形してなるシート本体2上に、所望の楽曲の
楽譜3を印刷により表示するとともに、上記シー
ト本体2上の楽譜3の印刷部分より下部の余白に
磁気テープを貼着してシート本体2上の下縁に沿
つて帯状にデータ記録部4を形成してある。
第2図は、データ記録部4に記録される各デー
タの記録領域を示すもので、図において左端から
第1スタートデータ記録領域5、自動演奏データ
記録領域6、識別データ記録領域7および第2ス
タートデータ記録領域8がそれらの順に設けられ
ている。記録領域5に記録される第1スタートデ
ータとしては、2値レベルで「0」の信号を複数
個連続させ、その後「1」の信号を記録する例え
ば「00……01」のような形をとる。また、記録領
域6に記録される自動演奏データは、音色デー
タ、効果データ等の制御データと、演奏音の各音
符を構成する音高データ、符長データ等の音符デ
ータと、演奏データの終了を示すエンドデータと
からなり、各データはこれらの順に記録されてい
る。また、記録領域7に記録される識別データ
は、当該楽譜シートの製造番号や製造年月日等が
コード化されて記録されており、さらに、記録領
域8には上記第1スタートデータ「00……01」を
逆向きにしたデータ「10……00」が第2スタート
データとして記録されている。
このようにして構成されたデータ記録部4に
は、図示しないデータ書込装置によつてデータ記
録部4の例えば左端から演奏データを指示する第
1スタートデータ、自動演奏データ、識別データ
および識別データを指示する第2スタートデータ
を連続して書込む。この場合、第1および第2ス
タートデータと識別データとは固定長であるが、
自動演奏データは楽曲によりその長さが変わるの
で、記録領域6の長さは楽曲によつてその長さが
変化する。したがつて、磁気テープの右端側には
図示するように無記録の領域ができることもあ
る。なお、第1スタートデータと第2スタートデ
ータとは異なるデータであつてもよい。
第3図はこのように構成した楽譜シート1のデ
ータ記録部4から識別データのみを読出して当該
楽譜シート1のチエツクを行なう装置の概略構成
を示すブロツク図である。
同図において、読取装置9は楽譜シート1のデ
ータ記録部4を図示矢印の向きに走査するよう構
成されているから、楽譜シート1を読取装置9に
セツトすると、第2スタートデータ記録領域8に
記録されている第2スタートデータに引き続いて
識別データ記録領域7の識別データが書込みの順
序とは逆向きに1ビツトずつ読出され、これが復
調回路10で波形処理されて時系列的に配列され
た識別データが所定のシリアルデータDとしてク
ロツクKとともに表示回路11のレジスタ12に
出力される。レジスタ12ではクロツクKによつ
てシリアルデータDが上位ビツトから下位ビツト
に向かつて順次シフトされ、シリアルデータDは
パラレルデータに変換される。その後は図示しな
いデコーダを介して所定の表示、例えば製造番号
が表示される。
かくして、製造番号のチエツクは自動演奏デー
タと識別データとの判別をする必要もなく、簡単
かつ迅速に行なうことができるものである。
次に、第4図を参照してこの考案による楽譜シ
ートを用いた電子楽器の自動演奏装置の回路構成
を説明する。同図において楽譜シート1が読取装
置13にセツトされると、データ記録部4に記録
されているデータが図示矢印の方向に読み取ら
れ、第1スタートデータおよび自動演奏データが
これらの順に先頭ビツトから順次読み出される。
こうして読み出された自動演奏データは、復調回
路14で処理され、クロツクKに同期したビツト
シリアルなデータDとしてクロツクKとともに書
込制御回路15に供給され、パラレルデータに変
換されたのち、音色データ、効果データ、音高デ
ータおよび符長データごとにRAM(ランダム・
アクセス・メモリ)からなるデータメモリ16の
所定の領域に書込まれる。
このような書込処理が終ると、図示しないスタ
ートスイツチをオンして自動演奏動作を開始させ
ることができる。すなわち、読出制御回路17は
スタートスイツチのオン信号に応じてメモリ16
からまず音色データ、効果データ等の制御データ
を読み出し、レジスタ18に供給する。つづいて
最初の演奏音に対応した音高および符長データを
読み出し、以後図示しないテンボクロツク信号を
カウントして符長の終りになるたびに次の演奏音
の音高および符長データを読み出し、音高データ
のみをレジスタ19および20に供給する。この
ため、レジスタ19および20には、各演奏音に
対応した音高データが順次供給されることにな
る。
楽音形成回路21は、レジスタ19から順次に
供給される音高データに基づいて対応する楽音信
号を電子的に形成するとともに、レジスタ18か
らの制御データに基づいて楽音の音色、効果等の
特性を制御するもので、こうして形成された楽音
信号は出力アンプ22を介してスピーカ23に供
給され、音響変換される。
楽音形成回路24は、鍵盤25からのマニユア
ル演奏に基づく押鍵データに応じて各種の楽音信
号を形成するようになつており、この楽音信号も
レジスタ18からの制御データに基づいて音色、
効果等の特性が制御され、出力アンプ22を介し
てスピーカ23に供給される。従つてスピーカ2
3からは自動演奏音とマニユアル演奏音とが奏出
される。なお、自動演奏音とマニユアル演奏音は
ボリユーム調整により選択的に奏出可能であり、
演奏者が任意に選択することができる。
押鍵表示制御回路26は、レジスタ20からの
音高データに基づいて、鍵盤25の各鍵毎に設け
た表示ランプを選択的に点灯制御することによ
り、押すべき鍵を表示させるようになつている。
このため、鍵盤演奏者は押鍵表示を参照しながら
効率的に演奏練習をすることができる。
上記した電子楽器によれば、データメモリ16
から読み出したデータに基づいて楽音形成回路2
1により自動的に楽音を奏出させるとともに、鍵
盤25において押すべき鍵を表示させることがで
きるから、鍵盤25の演奏者としては自動演奏音
および押鍵表示を参考にしながら効率的に演奏練
習を行なうことができる。
以上詳述したようにこの考案によれば、楽譜シ
ートのデータ記録部の一端側に演奏データを他端
側識別データをそれぞれ記録し、これらデータを
読み取るに際して演奏データはデータ記録部の一
端側から、識別データは他端側からそれぞれ読み
とるようにしたので、読み取り時に各データを判
別する必要がなく、読取り装置の簡略化が図れる
とともに、各データの読み取り、とりわけ識別デ
ータの読み取りが迅速に行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る自動演奏用楽譜シート
の正面図、第2図はデータ記録部の詳細図、第3
図は当該楽譜シートの検査装置の概略ブロツク
図、第4図は自動演奏装置の概略ブロツク図であ
る。 1……楽譜シート、2……シート本体、3……
楽譜、4……データ記録部、5……第1スタート
データ記録領域、6……自動演奏データ記録領
域、7……識別データ記録領域、8……第2スタ
ートデータ記録領域。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シート本体と、このシート本体の一主表面に
    設けられ音楽記号法にしたがつて楽曲を記載し
    てなる楽曲記載部と、上記シート本体の端部の
    近傍に設けられたデータ記録部とを有し、この
    データ記録部は一端側に前記楽曲に関する自動
    演奏データが記録され他端側に識別データが記
    録されていることを特徴とする自動演奏用楽譜
    シート。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の自動
    演奏用楽譜シートにおいて、前記自動演奏デー
    タは前記データ記録部の一端から他端に向けて
    記録され、前記識別データは前記データ記録部
    の他端から一端に向けて記録されていることを
    特徴とする自動演奏用楽譜シート。
JP1076782U 1982-01-28 1982-01-28 自動演奏用楽譜シ−ト Granted JPS58114594U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1076782U JPS58114594U (ja) 1982-01-28 1982-01-28 自動演奏用楽譜シ−ト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1076782U JPS58114594U (ja) 1982-01-28 1982-01-28 自動演奏用楽譜シ−ト

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Publication Number Publication Date
JPS58114594U JPS58114594U (ja) 1983-08-05
JPH0413828Y2 true JPH0413828Y2 (ja) 1992-03-30

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ID=30023398

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1076782U Granted JPS58114594U (ja) 1982-01-28 1982-01-28 自動演奏用楽譜シ−ト

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