JPS60142849A - 人工肛門用器具の体側カップリング体およびその製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は人工肛門用器具（ｏｓｔｏｍｙ　ａｐｐコ１ａ
ｎｃｅ）・更に詳しくは、医療グレードの接Ｎ注バッド
および人工肛門袋してそれそｊＬ同定される２つの相互
に掛合しうるカッフリジグ要素ケ具備［７た人工肛門用
器具の改良品に関する。

一般に知られているデザインの人工肛門用器具は、排泄
糞便物がくっついた）あるいは蓄積しうる隙間または他
の空間ゾーンを有するものが多い。

これは、人工肛門袋の交換が必然的にきたなくかつ非衛
生的な操作でらることを意味するので、望ましくないこ
とが容易に認められる。

本発明の目的は、２つの相互に掛合しうるカップリング
要素を有し、その１つ（本明細書において体側カップリ
ング要素さ称す）は医療グレードの接着性パッドに固定
され捷たは固定することができ、他面のカッブリジグ要
素は人工肛門袋に固定されまたは固定することができる
タイプの改良人工肛門用器具を提供することにるる。

発明の構成と効果 本発明によれば、体側カップリング要素と接着性パッド
の間に軟質シュートリングが介在されている。

かかる配列によって、軟質リングのシュート部は排泄物
の粒子が袋側カッブリジグ要素においてたまったりはさ
まったジする機会を完全に排除もしくに大巾に減少せし
め、そして当該器具の連結および分解を円滑にして着用
者への不快感を最小化できるように体側カッブリジグ要
素とパッドを接合することが可能となる。

本発明の有利な特徴にＪ：れば、軟質シュートリシグは
、体側カッブリジグ要素の半径方向でかつ内方の第１環
状領域において接着性バッドに、および該第１環状領域
の半径方向でかつ外方の第２環状領域において体側カッ
ブリジグ要素に固定されている。この実施態様の好まし
い特徴（てよれば、第２環状領域は第１環状領域よりも
半径ｒｌ］が人βく、これは望ましい結果を導く。即ち
、軟質ツユ−トリジグはちょうど第１環状領域の半径方
向でかつ外方の領域で屈曲し、着用者がシュー　トリジ
グの後方の該リングと接着性パッド間（・て指−ｊ：た
は親指を入れるのを可能ならしめる。

本発明は、以下に添伺図面百・参照して説明する本発明
の非制限的具体例１ｃＪ、つて、！：、！、１訂（７〈
理解されるであろう。

第１図は本発明に係る人工肛門、・１」器具の一例の輪
郭を示す軸横断面図である。

第２図は着用者が指と親指で人工肛門袋および袋側カッ
プリング要素をパッドおよび体側カップリング要素に連
結する状態全示し、かつ着用者が体側カップリング要素
のフランジの外周部の下に親指を置くの全シュートリン
グがとのよ−うに可能ならしめるか全示す図である。

第３図は一つの好ましい形状の軟質シュートリングの横
断面形を示す。

第４図は軟質シュートリングの他の配列形状を示す横断
面詳細図である。

第５図は軟質シュートＩＪングを必要に応じて有利に変
形したリム端の部分断面図でろって、人工肛門袋に対し
て袋側カップリング要素の一番奥の縁と実質的に一致す
る軟質７ユートリシグの位置に外周ビッグ（ｐｉｐ）ま
たはバシプ（ｂｕｍｐ　）が設けられ、このピップまた
はバシプは２つの目的に役立つ。即ち軟質シュートリン
グをその組立位置に保持するのを助け、第２１／Ｉ：袋
側カップリング要素とこれに固定する袋壁との間に存在
する隙間をふさぐのを助ける。

第６および７図は他の形状の軟質シュー　トリングを小
さくしたものを示す。

第８図は人工肛門用器具における体側カップリングの可
能な製造法の概略図であって、他のデザイン（現在の所
め１り好ましくない）の軟質リングおよび一連の溶着工
程が示され、該図において袋側カッブリジグ要素は明瞭
に示されているが、実際には、製造において体側カップ
リング要素のみを介在軟質リングに溶着する。

なお、各図面において同じ参照番に′ｊは同じ部品を示
す。

第１図において、図示の人工肛門用器具は袋１０、袋側
カッブリジグ要素１２、体側カップリング要素１４、お
よび医療グレード接着剤のパッド（接着性パッド）１６
を包含する。上記接着剤としては、例えば感圧接着剤配
合物が挙げらｉｔ、これはチェシの米国特許第３３３９
５０６号に開示の如く、水溶性もしくは水膨潤油性ハイ
ドロコロイド類の１種もしくはそれ以上をポリインブチ
レンなどの粘稠エラストマー物質に分散した均質ブレシ
トで構成される。またかかる接着剤組成物は必要に応じ
て、チェシらの米国特許第４１９２７８５号に記載の凝
集補強剤の１種もしくはそれ以上、あるいはパラエルチ
ャフらの米国特許第４３９３０８０号に記載の水和性天
然もしくは合成ポリマーの１種もしくけそれ以上を含有
することができる。人工肛門形成患者用に設計され、市
場入手可能な他の医療グレード接着剤も好適である。

人工肛門袋１０はその体側壁に小孔用開口１８を有し、
該袋１０ｔｒｉ適当な方法、例えばプラスチック浴着操
作で袋側カップリング要素１２ＶＣ固着され、開口１８
は両カッブリジグ要素に工って形成される小孔口２０と
位置合ｅＬでいる。両カップリング要素１２および１４
は相互に掛合し合う構造のもので、カップリング要素１
４（は屈撓性シールスカート２２を有する。

医療グレードの接Ｎ性バッド１６の外周［１よ、浴着部
２４で環状カバーシート２６が浴着され、該シートは接
Ｎ１住パッド１６の外縁２８をカバーするのに役立つ、
　一 本発明によれば、体側カップリング要素１４と接着性パ
ッド１６の間に軟質シューＩ・リング３゜が介在されて
いる。リング３０はシュート部３２とフランジ部３４′
ｆ：有する。また該りング３ｏは図示の如く、外周辺ビ
ード３６を有するが、これは必須ではない。また軟質シ
ュートリング３０は、軟弱なまたは柔軟１住を高めた区
分３１全有し、この手段は第１図に示す曲げ目３１、第
７図に示す切９目３１ａまたは第７図に示す薄手領域３
１ｂで構成されてよく、これらの手段を同等に採用する
ことができる。かかる軟弱なまたは柔軟性を高めた区分
３１０使用目的は、軟ｊＮ、７ユートリシグの曲げ全円
滑にするためで、これによって着用者は第２図に示す如
く、パッド１６とリング３０の間しこ指寸たｌ−を親指
を入れることができる。これ（・ま持に、両カッブリジ
グ要素１２および１４を連結する場合の助けとなる。

接着性パッド１６をポリマーフィルムの薄層４０バンド
１６にプラスチック浴Ｍ操作で他の部品を固定すること
ができる。本発明の′＋ｉ羽な特徴によれば、軟質シュ
ートリジグ３０はフィルム層４０に固定され、このため
カップリング軸線４４に対し、リング３０の半径方向で
かつ内方の第１環状領域４２においてプラスチック溶着
操作でバンド１６に固定される。第１および２図におい
て、プラスチック溶着部は垂直線で概略的に示されてい
る。また本発明の有利な特徴１ｃ、Ｊ：れば、軟質シュ
ートリング３０は第２環状領域４６においてプラスチッ
ク溶着操作で体側カップリング要素１４Ｖｃ固定される
。領域４６は領域４２の半径方向でかつ外方にある。第
１および２図から明らかなように、溶着領域４６の半径
［１］ハ溶着領域４２の半径中よりも太きい。溶着領域
４２０半径中が小さくなればなるほど、第２図に示す親
指の挿入が容易となる。しかし、フィルム層４０とリン
グ３０の付着を確保するＶＣは十分な半径中の浴着領域
４２ケ用いなければならないことは当然である・第２図
において、着用者は親指５０と人差指５２の圧力で両カ
ッグリジグ要素１２および１４を接続するのが認められ
る。

第３図には軟質シュートリング３０が示さ凡、これはシ
ュート部３２、柔軟１’ｌＥ　ｋ高めた区分３１、フラ
ンジ部３４お↓び周辺ビード３６を有ゴーる。

フランジ部３４ど内側部５４間で段伺形状となっている
。面５６はフィルム層４０ｉＣｇ着する箇所で、面５８
は体側カッブリジグ要素１４のフランジ１５ＶｔＣ溶着
する箇所である。

第４図ＶＣは軟質シュートリングの他の変形例が示され
、かかるリング６４は体１１リカツプリシグ要素１４の
７ラシジ１５よシ半径巾の大きいフラジシロ２を有する
体側カップリング要素６０と共用するのに好適でらる。

第４図のりジグ６４（は、シュート部６６、柔軟性を高
めた軟弱区分６８、および体側カップリング要素６０の
フラジシロ２に浴着される環状フランジ領域７０を有す
る。軟質シュートリング６４の使用操作法は、第１およ
び２図に示すリング３０と同じでβる。

第５図で示される構造において、リング３０のシュート
部３２はビッグまたはビード７４を有し、これは２つの
目的に役立つ。即ち、第１は袋壁１０と袋側カップリン
グ要素１２の間に存在しうる隙間（例えば第１図の隙間
７６）をふさぐため、第２にリング３０のシュート部３
２を袋側カップリング要素１２に結合保持してこれらの
２つの部品間に液体密封全付与するためでるる。また第
４図の軟質シュートリング６４にも同じビッグまたはビ
ード７４全設けてもよい・ 使用中に糞便物は小孔口２０を通過するのが認められ、
また第１および２図から、軟質リング３０のシュート部
３２は両カップリング要素１２および１４の中モジくハ
土に、４＋ＶＣ第１図（７）　８０　（！−８２で示さ
れる空間に上述の糞便物がたまったＣろるいははさまっ
たりする機会を完全に排除もしくは大ｒｌｊに減少する
のが容易に理解することができる。

加えて、軟質リング３０の存在および固定溶着領域４２
および４６の配列は、着用者が２つのカッブリジグ要素
１２および１４を便宜的および有効１ｃ連結するの（Ｔ
−可能ならしめるのに極めて有利でめり、この場合口周
囲領域における体の敏感な部分に対し実質的な加圧は起
らない。寸た、軟質リング３０はプラスチック浴着以外
の手段、例えば適当な接着剤でフィルム層４０に、およ
び体側カップリング要素１４Ｖｃ固定することができ、
そして本発明はこれらの目的にプラスチック溶着操作を
用いる配列体に限定されると見るべきでないことが認め
られるであろう。

第８図において、他のデザインの軟質リング９０を用い
る人工肛門用器具の可能な製造法が示されている。ここ
で袋側カッブリジグ要素を９２、および体側カップリン
グ要素を９４で示−ｊ−ｏ医療グレード接着剤のパッド
ｉ、１９６で示され、とれしてプラスチックフィルム層
９８が固定されている。

かかる製造は袋側カッブリジグ要素９２０看在奮無視し
て行うことができ、そして第１の操作は、体側カップリ
ング要素９４のフランジ１００と軟質リング９０の環状
部１０２との間をプラスチック溶着することでδる。第
２のプラスチック浴着操作として、軟質リング９０の環
状領域１０４をプラスチックフィルム層９８の対面環状
区分９８ＡＶｉＣ浴着する。この実施態様は、軟質リン
グ９０がリング３０のシュート部３２に対応するシュー
ト部を有さない点で、第１および２図に示すものと相違
する。第８図に示す組立手順は、シュート部を有する軟
質リング（例えばリング３０）の場合ＶＣも同等に十分
採用することができよう。特定の着用者、特に自然排泄
がろま９目詰り問題を導くとは思われない者の場合１’
ｌＪ、９０で示されるような軟質介在リングが適当であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明人工肛門用器具の一例を示す概要横断面
図、第２図は両カップリング要素の連結状態および親指
の位置を示す概要図、第３図は軟質シュートリングの一
例を示す断面斜視図、第４図は本発明体側カッブリジグ
の一例を示す横断面図、第５図は好適な軟質７ユートリ
ングの一例を示すそのリム端の断面図、第６および７図
はそれぞれ他の軟質シュートリジグの一例を示す一部切
欠断面図、および第８図は本発明製造法の一例を示す概
要図で８って、 １０：人工肛門袋、１２．９２＋袋側カップリング要素
、１４，６０．９４：体側カッブリジグ要素、１６，９
６：接着性パッド、３０　、６４　。 ９〇二軟質リシグ、３２，６６：７ユ一ト部、４゜、９
８：フィルム層、４２（１０４）：第１環状領域（環状
領域）、４６（１０２）：第２環状領域（環状部）。 特許出願人　フレイブ・メゾイカ！し・プロダクツ・リ
ミテッド 代理人弁理士青山　葆　外１名

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １軟質シユートリングｔｉする人工肛門用器具であって
   、体側カップリング要素と当該器具を着用者の皮膚に固
   着しつる接Ｎ性パッドとの間に上記軟質シュートリシグ
   を介在したことを特徴とする人工肛門用器具。 ２、軟質シュートリングが、体側カッブリジグ要素の半
   径方向でかつ内方の第１環状領域ｔ”ｔおいて接着性パ
   ッドに固定され、および第１環状領域の半径方向でかつ
   外方の第２環状領域において体側カップリング要素に固
   定されている前記第１項記載の人工肛門用器具。 ３第２環状領域が第１環状領域よりも半径中が大きい前
   記第２項記載の人工肛門用器具。 ４医療グレ一ド接着剤のパッド、体側カッノリジグ−要
   素およびかかるパッドと体側カップリング要素間に位置
   する軟質リングから成り、上記軟質リングは体側カップ
   リング要素を越えて体側カップリング要素の半径方向で
   かつ外方へ延び、かつ２つのカップリング要素を共に結
   合したときに形成される隙間に排泄物がはさまるのを防
   止でとる位＃にシュート部を有していることを特徴とす
   る人工肛門用器具の体側カップリング体。 ５軟質リングがその柔軟性を高める手段を更に有１〜、
   これによって着用者の指または親指を軟質リングとパッ
   ド間にで挿入するのが容易となる前屈第４項記載の体側
   カッブリジグ体。 ６軟質リングが、体側カップリング要素の半径方向でか
   つ内方の第１環状領域において接着性パッドに固定され
   、および第１環状領域の半径方向でかつ外方の第２環状
   領域（ｌζおいて体側カップリング要素シて固定されて
   お９、軟質リングの柔軟性を高める手段が第１環状領域
   と第２環状領域の中間に設置されている前記第５項記載
   の１ト側力ツノリングイ本・ ７柔軟囲を高める手段が軟質リングの１１旧す目でらる
   ｉ１工記第６項記載の体側カンブリジグ１４・。 ８、柔軟性ヲ高める手段が軟質リングの切り目である前
   記第６項記載の体側カップリング体。 ９柔軟性を高める手段が軟質リングの薄手領域である前
   記第６項記載の体側カップリング体。 １０、軟質リングがそのシュート部に周辺ビードを有す
   る前記第４項記載の体側カップリング体。 １１　軟質リングが半径方向でかつ外方に延びるフラシ
   ジ部をシュート部に接続する中間部を更に有し、該中間
   部のフラシジ部への接続によって段付形状となる前記第
   ４項記載の体側カップリング体。 １２　人工肛門用器具に用いる体側カップリング体の製
   造法であって、体側カップリング要素を軟質シュートリ
   ングの第２環状領域Ｖｒｃ浴着し、次いで体側カップリ
   ング要素の半径方向でかつ内方に位置し、軟質シュート
   リングのシュート部に隣接する第１環状領域において接
   着性パッドのポリマーフィルムカバーに軟質シュートリ
   シグを浴着することを特徴とする体側カップリング体の
   製造法。 １３　軟質シュートリングに対し、第１環状領域に隣接
   し半径方向でかつ外方の位置に柔軟性ケ高めた区分全付
   加する工程を更に包含する前記Ｖｉ′Ｊ１２項記載の方
   法。 １４　柔軟性を高めた区分をイス」加する工程が、軟質
   シュートリングに曲げ目または切り目を形１戊する工程
   である前記第１３項記載の方法。 １５　柔軟１住を高めた区分を付加する工程が、軟質シ
   ュートリジグに薄手領域を形成する工程である前記第１
   ３項記載の方法。 １６　軟質シュートリシグのシュート部に周辺ビードケ
   形１戊する工程を更して包含する前記第１２項記載の方
   法。