JPS60142171A - ヒ−トポンプ式床暖房装置の運転制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、床面に放熱器に敷設し、この放熱器により暖
房するヒートポンプ式床暖房装置の運転制御方法に関す
るものである。

従来例の構成とその問題点 従来のヒートポンプ式床暖房装置について第１図を参考
に説明する。

同図は従来のヒートポンプ式床暖房装置の冷凍サイクル
図であり、圧縮機１の吐出側と吸入側の間に四方弁２．
冷房時凝縮器となり暖房時蒸発器となる室外熱交換器３
．第１の減圧装置４．第２の減圧装置６．第１の逆止弁
６および冷房時蒸発器となり暖房時凝縮器となる室内熱
交換器７を環状に連結している。そして前記第２の減圧
装置５と第１の逆止弁６からなる直列回路に、床面に敷
設した放熱器と第２の逆止弁９からなる直列回路を並列
に接続している。また１０は前記室内熱交換器７に付設
する室内送風機である。

以上の構成において、暖房運転時は、図中の実緋矢印の
如く、圧縮機１から吐出さｎた冷媒が四方弁２に、Ｃジ
室内熱父換器７の方へ流ｎ、前記室内熱交換器７お↓び
床面に敷設した放熱器８を通つて、第２の逆止弁９．第
１の減圧装置４．室外熱交換器３全流れ、四方弁２ケ経
て圧縮機１へもどる。

また、冷房運転時は、圧縮機１から吐出された冷媒が、
四方弁２により室外熱交換器３へ流れ、前記室外熱交換
器３を通って、第１の減圧装置４゜第２の減圧装置６．
第１の逆止弁６．室内熱交換器７を流扛、四方弁２を経
て圧縮機１へもどる。

上記従来のヒートポンプ式床暖房装置では、暖房運転時
、床面に敷設した放熱器８の熱容量が大きく、この放熱
器８の温度が上昇する捷で時間がかかるため、室温が上
昇する才で長時間を必要とする。また、室＠を速く上昇
させるために、室内送風機１０’（５運転して、強制対
流式の温風暖房を併用する方法が考えらｎるが、冷媒が
もつ熱量は床面に敷設した放熱器８を加温するためにも
消費さ扛るので、光分な温風の温度が得られず、室温を
上昇させるのにかなりの時間ケ必要とする欠点がある。

発明の目的 本発明は、上記従来の欠点を有するもので、暖房運転時
における室温の立ち上かり時間を短縮すること全目的の
一つとするものである。

発明の構成 この目的定達成するために本発明は、圧縮機。

冷房時蒸発器となり暖房時凝縮器となる室内熱交換器、
冷房時凝縮器となり暖房時蒸発器となる室外熱交換器、
１１■記室内熱交換器に付設した室内送風機、減圧装置
および床面などに敷設した放熱器によって床暖房装置全
構成し、さらに暖房運転開始時は室温が所定の温度以上
になる丑で前記床面に敷設した放熱器に冷媒を流さない
ようにすると同時に前記室内送風機ケ運転し、室温が所
定の温度以上になれば前記床面に敷設した放熱器に冷媒
を流すようにし、さらに、前記放熱器の温度または放熱
器ケ流れる冷媒の圧力が所定の値以上になると前記室内
送風機の運転を停止するものである。

この構成にエリ、強制対流式の温風暖房によって暖房運
転の立上り全良好にすることができる。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例全第２図〜第４図を参考にして
説明する。

まず第２図により冷凍サイクルの構成について説明する
。

同図において、圧縮機１１の吐出側と吸入側の間に冷房
時と暖房時の流扛方向を切り換える四方弁１２．冷房時
凝縮器となり暖房時蒸発器となる室外熱交換器１３．第
１の減圧装置１４．冷媒の流ｎ方向ケ切り換える三方弁
１６および冷房時蒸発器となり暖房時凝縮器となる室内
熱交換器１６を環状に連結し、さらに、前記第１の減圧
装置１４と三方弁１５の間に、第２の減圧装置１７と第
１の逆上弁１８からなる直列回路と、床面に敷設した放
熱器１９と第２の逆止弁２Ｑからなる直列回路をそれぞ
れ並列に接続する。また、２１は前記室内熱交換器に付
設する室内送風機、２２は室温が充分に随房感が得られ
る第１の設定温度Ｔ１になるとＯＮする第１のサーモス
タット、２３は床面に敷設した放熱器１９の温度が第２
の設定温度１２以上になるとＯＦＦ　動作すを第２のサ
ーモスタット、２４は制御装置である。

次に第３図により制御装置２４を構成する制御回路につ
いて説明する。ここで、第２図と同じものについては同
一の番号ヲイゴシて説明全省略する。

同図において、２５は冷房運転と暖房運転を切り換える
冷暖切換スイッチ、２６は接点２７を開閉する第１の電
磁開閉器、２７は接点２８．２９を開閉する第２の電磁
開閉器、３０は接点３１を開閉する第３の電磁開閉器で
あり、寸だ、３２は電磁、３３は電源スィッチである。

第４図は暖房運転時の室温および床面に敷設した放熱器
１９の温度の変化を示すタイム線図であり、実線は室温
、破線は放熱器の温度ヶ表わす。

上記構成において、暖房運転時は、電源スィッチ３２を
投入し冷暖切換スイッチ２５全暖房側に設定すると、圧
縮機１１に電圧が印加され、また四方弁１２も通電さ扛
る。したかって、前記圧縮機１１から吐出さｎた高温高
圧で気体状の冷媒は第２図の実線矢印の如く室内熱交換
器１６へ流れる。そして暖房運転開始時においては、室
温は前記第１の設定温度Ｔ１　よりも低いので、第１の
サーモスタット２２はＯＦＦ　動作している。その結果
、第２の電磁開閉器２７へ祉通電されず、接点２９はＯ
Ｎしており、三方弁１５に電圧が印加さｎる。したがっ
て、前記室内熱交換器１６を出た冷媒は床面に敷設した
放熱器１９へは流れず、第１の減圧装置１４の方へ流扛
、前記第１の減圧装置１４から室外熱交換器１３および
四方弁１２を経て圧縮機１１へもどる。

また、床面に敷設した放熱器１９の温度は、第２の設定
温度よりも低いため、第２のサーモスタット２３は動作
しており、第３の電磁開閉器３゜が通電さ扛接点３１が
ＯＮシ、室内送風機２１が運転する。高温高圧で気体状
の冷媒が室内熱交換器１６を流れる時、室内送風機２１
が運転しているため、冷媒がもつ熱量を前記室内熱交換
器１６を通る空気に伝えて、強制対流式の温風暖房を行
なう。

この温風暖房によジ室扇が第４の実線の如く、暖房感が
得らｎる第１の設定温度°ｒ１　以上になると、第１の
サーモスタット２２がＯＮ動作するため、第２の電磁開
閉器２７が通電さｎ、接点２８がＯＮ　Ｌ、接点２９が
ＯＦＦ　して三方弁１６に電圧が印加されなくなり、冷
媒の流れ方向が切り換わる。

その結果、室内熱交換器１６を出た冷媒は、第３図の一
点鎖線矢印の如く床面に敷設した放熱器１９を流扛、こ
の放熱器１９を出た冷媒は第２の逆止弁２０を通ジ前述
の実線矢印と同様の経路で圧縮器１１へもどる。この時
点では、前記床面に敷設した放熱器１９の温度は第２の
設定温度Ｔ２よりも低いため、第２のサーモスタット２
３はＯＮ動作しており、室内送風機２１は運転している
。

したがって、強制対流式の温風暖房を行なうと同時に、
床面に敷設した放熱器１９にも冷媒が流扛るため、前記
放熱器１９が加熱さ扛る。また、冷媒の熱量が放熱器１
９を加熱するためにも消費されるため、室内熱交換器１
６からの温風の温度が低下して、室温が第１の設定温度
Ｔ１　よジも下が９、第１のサーモスタット２２がＯＦ
Ｆ　動作することが考えらｎるが、接点２８はＯＮ　し
ているため、第２の電磁開閉器２７は通電状態が保持さ
れ、三方弁１６へは電圧が印加さ扛ず、床面に敷設した
放熱器１９に冷媒が流扛る。

その後、前記床面に敷設した放熱器１９の温度が第４図
の破線の如く第２の設定温度Ｔ２眉、上になると、第２
のサーモスタット２３がＯＦＦ　動作し、第３の電磁開
閉器３０が無通電になり、接点３１がＯＦＦ　する。そ
の結果、室内送風機２１が運転を停止して、強制対流式
の温風暖房を行なわず、冷媒のもつ熱量は、大半を前記
床面に敷設した放熱器１９へ伝えらｎ、床暖房を行なう
。

次に、冷房運転時は、冷暖切換スイッチ２５を冷房側に
設定すると、四方弁１２には電圧が印加されない。その
ため、圧縮機１１から吐出さｆ′１．た高温高圧で気体
状の冷媒は第２図の破線矢印の如く室外熱交換器１３へ
流ｎて凝縮し、第１の減圧装置１４を通る。また、三方
弁１６に電圧が印加さｎないため、前記第１の減圧装置
１４を出た冷媒は、第２の減圧装置１了、第１の逆止弁
１８゜三方弁１６を流ｎて、室内熱交換器１６を通って
蒸発し、四方弁１２を経て圧縮機１１へもどる。

この時、第１の電磁開閉器２６が通電さｔておジ、接点
２７がＯＮ　Ｌ室内送風機２１が運転するため、強制対
流式の冷房を行なう。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明のヒートポンプ
式床暖房装置の運転制御方法は、暖房運転時、室温が暖
房感が得られる温度になるまで、床面に敷設した放熱器
に冷媒を流さないようにすると同時に、室内熱交換器に
付設した室内送風機を運転することにより強制対流式の
温風暖房を行なうため、従来の床暖房装置、Ｃり速く室
温を上昇させることができる。また、室温がＩ麦房感が
得られる温度以上になわば、床面に敷設した放熱器へ冷
媒を流して前記放熱器を加温しながら温風暖房を行ない
、放熱器の温度が所定の温度以上になると、室内送風機
の運転を停止させて、前記放熱器から床暖房を行なうた
め、室温を急激に低下させることなく温風暖房から床暖
房へ移行することができる。さらに冷房運転時は、通常
の耐房機と同等の冷房が行なえる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のヒートポンプ式床暖房装置の冷凍サイク
ル図、第２図は本発明を実施するヒートポンプ式床暖房
装置の冷凍サイクル図、第３図は同ヒートポンプ床暖房
装置の運転制御回路図、第４図は暖房運転時の室温と床
面に敷設した放熱器の温度の変化を示すタイム線図であ
る。 １１・・・・・・圧縮機、１２・・・・・四方弁％１３
・・・・・・室外熱交換器、１４，１了・・・・・減圧
装置、１６・・・・・・室内熱交換器、１９・・・・・
・放熱器、２１・　室内送風機、２４・・・・・・制御
装置。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第４図 逗 吟闇

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮機、冷房時蒸発器となり暖房時凝縮器となる室内熱
   交換器、冷房時＃縮型となり暖房時蒸発器となる室外熱
   交換器、前記室内熱交換器に付設した室内送風機、減圧
   装置および床面に敷設した放熱器に裏って床暖房装置ケ
   構成し、さらに暖房運転時は、室温が所定の温度以上に
   なる寸で前記床面に敷設した放熱器に冷媒が流扛ないよ
   うにすると同時に前記室内送風機ケ運転し、室温が所定
   の温度以上になｎば前記床面に敷設した放熱器に冷媒を
   流すようにし、さらに、前記放熱器の温度または放熱器
   を流れる冷媒の圧力が所定の値以上になると前記室内送
   風機の運転を停止するようにしたヒートポンプ式床暖房
   装置の運転制御方法。