JPS6014162Y2 - シ−トの継目検出装置 - Google Patents

シ−トの継目検出装置

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JPS6014162Y2
JPS6014162Y2 JP11861579U JP11861579U JPS6014162Y2 JP S6014162 Y2 JPS6014162 Y2 JP S6014162Y2 JP 11861579 U JP11861579 U JP 11861579U JP 11861579 U JP11861579 U JP 11861579U JP S6014162 Y2 JPS6014162 Y2 JP S6014162Y2
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JP
Japan
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sheet
detection
seam
detection roller
roller
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JP11861579U
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English (en)
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JPS5637002U (ja
Inventor
勝彦 有本
Original Assignee
オムロン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、シートの継目検出装置にかんする。
対向部材と検知ローラの間をシートが移送される際に、
シートに継目があると検知ローラが変位することを利用
してシートの継目を検出する装置があるが、従来の装置
の検知ローラは外周が平坦なままであるため、シートの
進行方向に対して継目の位置は直角でないと検知できな
かった。
いいかえると、従来では紙幣の進行方向と平行な継目は
検出できなかった。
もし、従来の装置で進行方向と平行な継目を検知しよう
とすると、シートの進行方向を直角に方向変換したのち
別の検知ローラで検知することが考えられるが、これは
シートの進行方向を変換する機構が必要なだけでなく、
検知ローラも2個必要となり、また検出装置自体も大型
かつ高価になるなど、好ましくない。
したがって、この考案の目的は、シートの継目がシート
の進行方向と平行になっていても、きわめて簡単な機構
で検知できるようにしたシートの継目検出装置を提供す
ることにある。
この考案によれば、検知ローラの外周面にらせん状の突
条部を設け、この検知ローラによりシートの継目を検知
するので、シートの進行方向に直角な継目はもちろん、
シートの進行方向に平行な継目もひとつの検知ローラで
検知できる。
このためこの考案では、シートの進行方向を変換したり
、検知ローラを2個設けたりする必要がないとともに、
装置全体も小型かつ安価になり、さらに縦横両方向の継
目を迅速に検出できることにもなる。
なお、この考案になる装置は、たとえば薄い透明粘着テ
ープで貼りあわされた変造紙幣(シートの一例)を検出
する紙幣鑑別装置に用いられて特に好適なものである。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図において、2本のベルト14・15
は、ブーIJ 1・2・3・4およびフランジ付ドラム
6の両側部にそれぞれ巻掛けられている。
ローラ5はプーリ1に対向する位置に設けてあり、また
検知ローラ7はベルト14・15の間の位置で対向部材
としてのドラム6に接している。
検知ローラ7は2個のレバー9・10の間であつてかつ
それらレバーの一端部に回転自在に支持されており、レ
バー9・10は支軸8のまわりに回動自在に支持されて
いる。
レバー9・10の他端部には連接棒11が設けられ、こ
の連接棒11の中央部にピッアップ式検出器12のアク
チュエータが当接している。
検知器12は、電気蓄音器において、レコードに記録さ
れている音声波形をたどって電気的出力にかえるピック
アップと同様の原理のものであり、速度応答型(電磁形
あるいは動電形)のものである。
なお、レバー9・10は図示しないバネにより、支軸8
のまわりにかつ第1図で時計方向に付勢されており、検
知ローラ7をドラム6に押付けている。
なお、検知器12は連接棒11ではなくてレバー9ある
いは10の動きを直接検知してもよい。
検知ローラ7の外周面には、らせん状の突条部7aが設
けである(第3図)。
この突条部7aの形状は、たとえば台形ネジあるいは角
ネジに類似のものである。
今、この突条部7aのつる巻角をA度、外径をDとし、
第4図において、検知ローラ7の突条部7aによるシー
トの進行方向の走査ピッチをPl、進行方向と直角な走
査ピッチをP2とすれば、 P1=πD P2=yDXtanA となり、このPi、P2になるようなす、なわち破線で
示すような斜め走査によりシートの継目が検知されるこ
とになる。
ここで、A=45度とすれば、P1=P2となり、シー
トの進行方向およびその直角方向のテープ継目に対して
同じ感度で検知できることになる。
なお、突条部7aと7aの間の谷間部分の幅寸法(上記
P2にほぼ等しい)は、通常予想される継目の幅Wより
広くしである。
第5図は検知回路を示し、12Gは検知器12のピック
アップ部が増幅部を含む回路部分を示し、13Cは検知
ローラ7に対して進行方向反対側に設けられた光電セン
サ13(第1図)の回路部分である。
16はオンディレータイマで、シートの先端部LEが光
電センサ13を通過して第6図に示すように検知ローラ
7に突入したのちに信号Hを発する。
18はオフディレータイマで、シートの後端部πが光電
センサ13を通過して第7図に示すように検知ローラ7
を通過する少し手前の位置まできたときに信号りを発す
る。
17は立上り微分回路、19は立下り微分回路、20は
フリップフロップ回路(以下、FFという)21はアン
ドゲートである。
以上の構成において、この実施例の動作を説明すると、
まずシートBがプーリ1とローラ5の間に送り込まれる
と、ベルト14・15とローラ5によって取込まれ、シ
ートの先端部が光電センサ13に達すると、光電センサ
13は出力Hをタイマ16.18に入力する。
シートが移送されてその先端部LEが検知ローラ7に突
入するとき、検知ローラ7が瞬間的に変位するので、検
出回路12Cは検知パルスを発するが、このときアンド
ゲート21はまだ閉じたままなので、出力しない。
シートがもう少し移送されて、第6図の位置に達スると
、オンディレータイマ16が出力Hを発し、このため微
分回路17は微分パルスを出力してFF20をセットし
、FF20のセット出力はアンドゲート21を開く。
このため、これ以後、シートを移送している間に継目が
あり、検知ローラ7が瞬間的に変位して検知回路12C
が検知パルスを発すると、その信号はアンドゲート21
から継目検知信号として出力される。
なお、継目検知信号は、検知ローラ7の突条部7aが継
目にのりあげる時と継目から落ちるときの2度発せられ
る。
また、継目検知信号があったシート、たとえば紙幣は不
正券として返却される。
シートがさらに移送されてその後縁πが光電センサ13
を通過すると光電センサ13の出力はLになり、このた
め続いて後縁πが第7図の位置にくるとオフディレータ
イマ18の出力がLになる。
これにより立下り微分回路19が微分パルスを発してF
F20をリセットする。
このため、FF20のセット出力は消滅してアンドゲー
ト21を閉じる。
したがって、こののちシートの後縁mが検知ローラ7を
通過するときにも、検知回路12Cから検知パルスが出
力されるが、これはアンドゲート21から継目検知信号
として出力されることはない。
なお、第4図の斜線は進行方向の継目を示し、第8図の
斜線は進行方向と直角な継目を示すが、いずれの継目も
破線で示す検知走査により検知されることがわかる。
この考案は、上述の実施例のほかにも次のような実施例
が考えられる。
(1)移送用のベルトを中央部寄りの2箇所に設ける場
合には、検知ローラは両端部とベルト間部(中央部)の
3ケ所に分割して設けるとよい。
また、ベルトを利用しないローラ移送式のものでは、シ
ートの全幅にわたって検知ローラを設けることができる
この場合、対向部材もローラとなる。
(2)シートの剛性や移送力が比較的大きい場合には、
対向部材は固定した単なる平板としてもよい。
(3)待機時において検知ローラは対向部材に接してい
てもよく、シートあるいは継目の厚さが一定値以上ある
場合は、対向部材と若干離して設定しておいてもよい。
要は、継目によって検知ローラが変位すればよい。
(4)シートの継目は、テープによるものだけでなく、
シート自体を部分的に重ねて貼り合わせたものも含まれ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すものであって、第1図
は継目検出装置の正面図、第2図は同装置の上部側面図
、第3図は検知ローラの斜視図、第4図は継目およびそ
の検知走査の説明図、第5図は継目検出装置のブロック
図、第6図および第7図はシートと検知ローラの位置関
係を示す説明図、第8図は他の継目の説明図である。 6・・・・・・ドラム、7・・・・・・検知ローラ、7
a・・・・・・突条部、12・・・・・・検知器。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)対向部材と検知ローラの間をシートが移送される
    際にシートに継目があると前記検知ローラが変位するこ
    とを利用してシートの継目を検出する装置において、 前記検知ローラの外周面にらせん状の突条部を設けたこ
    とを特徴とするシートの継目検出装置。
  2. (2) 前記検知ローラに設けたらせん状の突条部の
    つる巻角を45度としたことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第(1)項記載のシートの継目検出装置。
JP11861579U 1979-08-28 1979-08-28 シ−トの継目検出装置 Expired JPS6014162Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11861579U JPS6014162Y2 (ja) 1979-08-28 1979-08-28 シ−トの継目検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11861579U JPS6014162Y2 (ja) 1979-08-28 1979-08-28 シ−トの継目検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5637002U JPS5637002U (ja) 1981-04-09
JPS6014162Y2 true JPS6014162Y2 (ja) 1985-05-07

Family

ID=29350824

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JP11861579U Expired JPS6014162Y2 (ja) 1979-08-28 1979-08-28 シ−トの継目検出装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59104271U (ja) * 1982-12-28 1984-07-13 武蔵株式会社 紙葉処理機用異物排除装置
JP2725967B2 (ja) * 1992-11-20 1998-03-11 ローレルバンクマシン株式会社 紙葉類鑑別装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5637002U (ja) 1981-04-09

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