JPS60141381A - 鋼材のガス圧接法 - Google Patents
鋼材のガス圧接法Info
- Publication number
- JPS60141381A JPS60141381A JP24778183A JP24778183A JPS60141381A JP S60141381 A JPS60141381 A JP S60141381A JP 24778183 A JP24778183 A JP 24778183A JP 24778183 A JP24778183 A JP 24778183A JP S60141381 A JPS60141381 A JP S60141381A
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- JP
- Japan
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- butt
- pressure
- pressurizing force
- press welding
- prescribed
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K20/00—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
- B23K20/02—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating by means of a press ; Diffusion bonding
- B23K20/028—Butt welding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鉄筋等鋼材のガス圧接方法に関し、さらに訂し
くは、突合せ接触面間に相対運動、摺接運動を与えなか
ら圧接に移行するガス圧接法に係る。
くは、突合せ接触面間に相対運動、摺接運動を与えなか
ら圧接に移行するガス圧接法に係る。
鋼材、主として鉄筋のガス圧接には現在二段アプセット
法あるいは三段アプセット法が使用されている。
法あるいは三段アプセット法が使用されている。
上記二段アプセット法は第1図、第2図に示すように被
接合鉄筋1.2の一方を固定チャック3、他方を可動チ
ャック4でクランプ(ポルト5で締付け)して端面を突
合せ、シリンダー6にてその断面積に応じた定加圧力a
(実用されている圧力は3〜6Kgf/mrn’の範囲
で選択された定加圧力)を与えつつ、21点よりリング
カスバーナ(図示省略)により加熱を開始し、該定加圧
下における加熱の進行により突合せ間隙が閉じ、若干の
圧縮ふくらみが生じた後、22点にていったん加圧ポン
プを停止しく初期圧接工程)、引続き加熱を進行させつ
つ残圧a′により圧接な進行させ、圧力が23点の所定
の値まで低下したところで一定圧力に達するまで再加圧
を行って上記膨みの生長を促し、所定大のふくらみを得
たところで作業を完了する方法である。
接合鉄筋1.2の一方を固定チャック3、他方を可動チ
ャック4でクランプ(ポルト5で締付け)して端面を突
合せ、シリンダー6にてその断面積に応じた定加圧力a
(実用されている圧力は3〜6Kgf/mrn’の範囲
で選択された定加圧力)を与えつつ、21点よりリング
カスバーナ(図示省略)により加熱を開始し、該定加圧
下における加熱の進行により突合せ間隙が閉じ、若干の
圧縮ふくらみが生じた後、22点にていったん加圧ポン
プを停止しく初期圧接工程)、引続き加熱を進行させつ
つ残圧a′により圧接な進行させ、圧力が23点の所定
の値まで低下したところで一定圧力に達するまで再加圧
を行って上記膨みの生長を促し、所定大のふくらみを得
たところで作業を完了する方法である。
又後者の三段アプセット法は比較的最近開発された方法
で、特公昭58−第23192号にその詳細が公開され
ているように、」二記二段アプセットと同様の初期圧接
工程を経た後、同公報記載の如き所定の圧力管理の下で
一次再加圧と二次再加圧を経て圧接を完了する圧接法で
ある。
で、特公昭58−第23192号にその詳細が公開され
ているように、」二記二段アプセットと同様の初期圧接
工程を経た後、同公報記載の如き所定の圧力管理の下で
一次再加圧と二次再加圧を経て圧接を完了する圧接法で
ある。
」−記両圧接法は何れも初期加圧力aを一定の高水準に
保持しつつ上記初期圧接工程を経させる点で共通してい
る。
保持しつつ上記初期圧接工程を経させる点で共通してい
る。
ところでカス圧接接合部の溶接欠陥は主としてフラット
破面の有無、その生成面積によって判断されている。フ
ラット破面とは圧接した構造の接合部を破断した時に、
その破面に認められる灰白色の平坦で非結晶の面を古い
、その解消が圧接継手の健、不全を左右する大きな要因
となっている。
破面の有無、その生成面積によって判断されている。フ
ラット破面とは圧接した構造の接合部を破断した時に、
その破面に認められる灰白色の平坦で非結晶の面を古い
、その解消が圧接継手の健、不全を左右する大きな要因
となっている。
そもそもガス圧接工法と言われる溶接法の接合原理ある
いは接合機構は、拡散溶接法あるいは古くは鍛接などと
類似と考えられている。従って−に記の二段及び三段ア
プセット法による鉄筋のガス圧接のように、最初から一
定の圧力aあるいは少なくともその半分程度以上の高圧
力を予め突合せ端面間に加えてから加熱するというのは
突合せ間隙を出来るだけ早く閉じた方が端面の酪化防止
1−有利であるとの考え方にもとづくものである。
いは接合機構は、拡散溶接法あるいは古くは鍛接などと
類似と考えられている。従って−に記の二段及び三段ア
プセット法による鉄筋のガス圧接のように、最初から一
定の圧力aあるいは少なくともその半分程度以上の高圧
力を予め突合せ端面間に加えてから加熱するというのは
突合せ間隙を出来るだけ早く閉じた方が端面の酪化防止
1−有利であるとの考え方にもとづくものである。
しかし本発明者はすでに(特願昭58−第17.993
8号)にて」二足二段及び三段アプセットの何れとも異
なる新規なガス圧接法を提供していこの発明の要旨は鋼
材端面を突合せ、該突合せ加圧と加熱とを与えて突合せ
間隙を解消しつつ圧縮ふくらみを生成する初期圧接工程
において、−]−記突合せ部へ与える加圧力を」二足加
熱進行に伴ない段階的に上A又は漸次」1昇させる過程
を経て」二足初期圧接を行わせるようにした鋼材ガス圧
接方法に特徴を有するものである。
8号)にて」二足二段及び三段アプセットの何れとも異
なる新規なガス圧接法を提供していこの発明の要旨は鋼
材端面を突合せ、該突合せ加圧と加熱とを与えて突合せ
間隙を解消しつつ圧縮ふくらみを生成する初期圧接工程
において、−]−記突合せ部へ与える加圧力を」二足加
熱進行に伴ない段階的に上A又は漸次」1昇させる過程
を経て」二足初期圧接を行わせるようにした鋼材ガス圧
接方法に特徴を有するものである。
本発明は、好ましい例としてこの新規なガス圧接方法が
少なくとも加熱初期においては端面間に加圧力を加えて
いないことに注目し、フラット破面部分(正確には破面
に認められる不完全な接合部)の成因とみられている酸
化膜を主として上記圧接作業の初期段階に摺接運動を与
えることによって破壊し圧接に移行せんとするものであ
る。
少なくとも加熱初期においては端面間に加圧力を加えて
いないことに注目し、フラット破面部分(正確には破面
に認められる不完全な接合部)の成因とみられている酸
化膜を主として上記圧接作業の初期段階に摺接運動を与
えることによって破壊し圧接に移行せんとするものであ
る。
即ち、同ガス圧接法を示す第5図を例に要述するならば
、鋼材端面同士を単に接触させているだけで圧接のため
の加圧力を与えていない無加圧力al領域から段階的に
加圧力が」1昇する加圧a2領域の極めて初期の段階に
至る間(この区間は、 例えば後述の振動機のパワーと
加圧力の上M速度に依存する)接合面間に相対運動(微
摺接運動)を与えることにより端面上に生成するかも知
れない酸化膜をやふり(a化膜は破られれば、夫々は自
己の表面張力により球形になる)、端面間の鉄原子等の
相互拡散を容易ならしめてフラット破面部の生成を解消
せんとするガス圧接方法に特徴を有する。
、鋼材端面同士を単に接触させているだけで圧接のため
の加圧力を与えていない無加圧力al領域から段階的に
加圧力が」1昇する加圧a2領域の極めて初期の段階に
至る間(この区間は、 例えば後述の振動機のパワーと
加圧力の上M速度に依存する)接合面間に相対運動(微
摺接運動)を与えることにより端面上に生成するかも知
れない酸化膜をやふり(a化膜は破られれば、夫々は自
己の表面張力により球形になる)、端面間の鉄原子等の
相互拡散を容易ならしめてフラット破面部の生成を解消
せんとするガス圧接方法に特徴を有する。
ガス圧接に際しては鋼材の突合せ面をなるべく静的状態
に保つことが常識とされていた。然しなから、鋼材の突
合せた圧接を進行させるに際し、鋼材端面がまだ接触状
態にある時、これを微摺接動させつつ、圧接に移行する
ことは」−記の如く極めて有益である。振動機は微摺接
動の必要な区間を含めば、圧接の全工程で作動させても
、そのパワー設定により突合せ接触状態にある初期の段
階だけ突合せ面に摺接動を生じさせることができる。
に保つことが常識とされていた。然しなから、鋼材の突
合せた圧接を進行させるに際し、鋼材端面がまだ接触状
態にある時、これを微摺接動させつつ、圧接に移行する
ことは」−記の如く極めて有益である。振動機は微摺接
動の必要な区間を含めば、圧接の全工程で作動させても
、そのパワー設定により突合せ接触状態にある初期の段
階だけ突合せ面に摺接動を生じさせることができる。
即ち、融合に至るある過程において突合せ部に、より強
力な圧力が与えられている時、振動機は全く機能してい
ないと同様の状態となり、振動を生じて突合せ部に悪影
響を及ぼすことは全くない。勿論加圧領域a2の初期の
段階で振動機の電源を切っても良い。
力な圧力が与えられている時、振動機は全く機能してい
ないと同様の状態となり、振動を生じて突合せ部に悪影
響を及ぼすことは全くない。勿論加圧領域a2の初期の
段階で振動機の電源を切っても良い。
本発明の実施例を実験例に従い具体的に説明する。
使用鉄筋は5D35.D25とし、第5図に示した加圧
方法を用いた。また本実験においては第3、第4図に示
すように鋼材1.2の端面間に上記相対運動を与える手
段として、圧接器(鉄筋把持器)の可動側チャック部4
(この部分は鉄筋のアプセットの為軸方向に可動である
ことは勿論であるが、鉄筋の中心軸を合せる必要上、軸
に直角方向にも、若干の範囲内で可動である)の側面に
神鋼電機株式会社製シントロンバイブレータV4B(商
品名)7(入力25W、衝リカtoKg)をポルト8に
より取り伺けた。このパイブレークはコイルの端面に鉄
片を対設し、コイルへの通電にて鉄片の振動を得る電磁
式振動機である。
方法を用いた。また本実験においては第3、第4図に示
すように鋼材1.2の端面間に上記相対運動を与える手
段として、圧接器(鉄筋把持器)の可動側チャック部4
(この部分は鉄筋のアプセットの為軸方向に可動である
ことは勿論であるが、鉄筋の中心軸を合せる必要上、軸
に直角方向にも、若干の範囲内で可動である)の側面に
神鋼電機株式会社製シントロンバイブレータV4B(商
品名)7(入力25W、衝リカtoKg)をポルト8に
より取り伺けた。このパイブレークはコイルの端面に鉄
片を対設し、コイルへの通電にて鉄片の振動を得る電磁
式振動機である。
これによりII工動側チャンクに把持された鉄筋の14
1面は固定側鉄筋の端面との間に軸に直角方向に若トの
相対運動をすることになるわけで、本実験においては加
熱開始前から圧接終了まで全期間このパイプlノー夕7
を作動状IEとした。
1面は固定側鉄筋の端面との間に軸に直角方向に若トの
相対運動をすることになるわけで、本実験においては加
熱開始前から圧接終了まで全期間このパイプlノー夕7
を作動状IEとした。
鉄筋端面間のすきまは0III11および3■とし、端
面の前処理は現場作業同様サングーと言われるハンドグ
ラインダにより研削した。斯くして第3図に示す如く鉄
筋1.2を突合せ、加圧力alは第5図に示す如く最初
OKgf/mm′の状態にしておき、」1記バイブレー
タ7の作動丁で欽筋圧接用リングパーすにより加熱を開
始(加熱開始点Pa1)L、該加熱開始点Palから鉄
筋の接触部の温度が圧接適温(900°C−1000”
c付近)に到達するまで零細圧に等しい状態(零細圧力
al)を保持する。
面の前処理は現場作業同様サングーと言われるハンドグ
ラインダにより研削した。斯くして第3図に示す如く鉄
筋1.2を突合せ、加圧力alは第5図に示す如く最初
OKgf/mm′の状態にしておき、」1記バイブレー
タ7の作動丁で欽筋圧接用リングパーすにより加熱を開
始(加熱開始点Pa1)L、該加熱開始点Palから鉄
筋の接触部の温度が圧接適温(900°C−1000”
c付近)に到達するまで零細圧に等しい状態(零細圧力
al)を保持する。
零細圧下における初期加熱開始点Palから圧接適温到
達点Pa2までの所用時間は24秒とした。
達点Pa2までの所用時間は24秒とした。
適温到達点Pa2において、図示の如く段階的又は漸次
加圧力を上yノさせ、最終的にPa3点にて所定の加圧
力a(この実験では鉄筋公称断面績当り5Kgf/mr
n’とした)とする。
加圧力を上yノさせ、最終的にPa3点にて所定の加圧
力a(この実験では鉄筋公称断面績当り5Kgf/mr
n’とした)とする。
図中a2は上記段階的に上昇される加圧力の状態を示し
、同段階的加圧力a2は電動ポンプを所定のプログラム
に従いパルス通電にて作動させることによって得られる
。この段階的加圧力a2の印加工程の極初期の段階でパ
イブレークはそのパワーが完全に抑止された状態となる
。
、同段階的加圧力a2は電動ポンプを所定のプログラム
に従いパルス通電にて作動させることによって得られる
。この段階的加圧力a2の印加工程の極初期の段階でパ
イブレークはそのパワーが完全に抑止された状態となる
。
上記圧接適温到達点Pa2 (初期加圧開始点でもある
)から所定加圧力到達点Pa3までの所要時間は約17
秒であった。
)から所定加圧力到達点Pa3までの所要時間は約17
秒であった。
そして突合せ間隙が閉じるまで(実験では念のため突合
せ間隙+l+s+*まで圧縮)所定の加圧力aによる加
圧状態を持続し突合せ部に若干の圧縮ふくらみを生じ突
合せ間隙が完全に認められなくなったところで、前記し
た二段アプセットの加圧要領通り電動ポンプの作動を中
止する。初期加圧終了点P2までが前記二段及び三段ア
プヤット法で説明した初期圧接工程に和尚する。
せ間隙+l+s+*まで圧縮)所定の加圧力aによる加
圧状態を持続し突合せ部に若干の圧縮ふくらみを生じ突
合せ間隙が完全に認められなくなったところで、前記し
た二段アプセットの加圧要領通り電動ポンプの作動を中
止する。初期加圧終了点P2までが前記二段及び三段ア
プヤット法で説明した初期圧接工程に和尚する。
」1妃加圧力停止により時間の経過と共に次第に圧力は
低重するが、残圧により上記圧縮ふくらみは引続き生長
を促される。
低重するが、残圧により上記圧縮ふくらみは引続き生長
を促される。
次で加圧力aが半減したところで再びポンプを作動させ
て再加圧を行ない(il)加圧開始点P3)圧縮ふくら
みが所定の量に達したところで接合を完了した。
て再加圧を行ない(il)加圧開始点P3)圧縮ふくら
みが所定の量に達したところで接合を完了した。
上記による一口当りの全圧接所要時間は約90秒、全圧
縮量は約25s+mであった。
縮量は約25s+mであった。
以」二の作業要領による試験片につき、破面検査、機械
試験を行った。破面検査については接合部に機械的に切
り込み(ノツチ)を作り、引張試験機により(曲げ試験
機でも良い)ノツチ部から破断させ、その破面を目視に
より観察したが、フラット破面その他の欠陥は皆無であ
った。又機械試験は1.OD(標準仕様書は0.8Dと
なっているが、従来しばしば認められるところの、周辺
部近くに円周に沿って発生し勝ちなフラット破面の部分
を、この試験では、もしあれば、機械切除したくないた
め)に旋盤加コーし、引張試験及び曲げ試験を実施した
が、引張試験ではiJJ材部切断、曲げ試験では170
”まで何らの欠陥もなく曲げることができた。
試験を行った。破面検査については接合部に機械的に切
り込み(ノツチ)を作り、引張試験機により(曲げ試験
機でも良い)ノツチ部から破断させ、その破面を目視に
より観察したが、フラット破面その他の欠陥は皆無であ
った。又機械試験は1.OD(標準仕様書は0.8Dと
なっているが、従来しばしば認められるところの、周辺
部近くに円周に沿って発生し勝ちなフラット破面の部分
を、この試験では、もしあれば、機械切除したくないた
め)に旋盤加コーし、引張試験及び曲げ試験を実施した
が、引張試験ではiJJ材部切断、曲げ試験では170
”まで何らの欠陥もなく曲げることができた。
また別の実験として、第5図における22点で作業を中
断し、バイブレータ付加の有無による、その時点での接
合面の破面を比較したところ、パイブレータ付加試験で
はこの時点では約3分の2位は結晶破面な呈し残り3分
の1位も点々と結晶破面部が認められ、バイブレータ付
加のない試験片の破面と比較して、明瞭な差異が認めら
れた(カス圧接においては、この後のアプセット−L程
が接合に極めて大きな効果を発揮するという研究報告が
発表されている)。
断し、バイブレータ付加の有無による、その時点での接
合面の破面を比較したところ、パイブレータ付加試験で
はこの時点では約3分の2位は結晶破面な呈し残り3分
の1位も点々と結晶破面部が認められ、バイブレータ付
加のない試験片の破面と比較して、明瞭な差異が認めら
れた(カス圧接においては、この後のアプセット−L程
が接合に極めて大きな効果を発揮するという研究報告が
発表されている)。
以上D25の鉄筋についてその実験結果の一例を示した
が、パイブレークによる酸化膜除去の効果は上述のガス
圧接作業における初期、即ち鋼材1.2の両端面間が接
触はしているが、(勿論全面的に、ではないが)加圧は
無し、あるいは極〈軽微な加圧状態下で、小さなパワー
の振動機でも相対運動が未だ可能な時期に、より効果的
である。
が、パイブレークによる酸化膜除去の効果は上述のガス
圧接作業における初期、即ち鋼材1.2の両端面間が接
触はしているが、(勿論全面的に、ではないが)加圧は
無し、あるいは極〈軽微な加圧状態下で、小さなパワー
の振動機でも相対運動が未だ可能な時期に、より効果的
である。
本発明の(曲用は鉄筋径の如何を問わないムのでアリ、
・IS¥5D35.D32についての別の実験でも、に
述D25と同様の極めて満足すべきガス圧接継手が得ら
れることを確認している。尚振動機のパワー設定によっ
て突合せ端面の接触状態下でのこすり合いをうることが
できれば鋼材の突合せ加圧下でも本発明を実施しても良
い。
・IS¥5D35.D32についての別の実験でも、に
述D25と同様の極めて満足すべきガス圧接継手が得ら
れることを確認している。尚振動機のパワー設定によっ
て突合せ端面の接触状態下でのこすり合いをうることが
できれば鋼材の突合せ加圧下でも本発明を実施しても良
い。
また、本実験では振動数6000回/分のものを用いた
が、要は端面間に相対運動にすり合わす摺接運動)さえ
与えればよいわけであるから、極〈低速の鉄筋軸に直角
方向か、あるいは円弧状の往復運動でも十分の効果を発
揮するはづで、この意味から相対運動の誘起には必らず
しもバイブレータ使用に限定するものではない。
が、要は端面間に相対運動にすり合わす摺接運動)さえ
与えればよいわけであるから、極〈低速の鉄筋軸に直角
方向か、あるいは円弧状の往復運動でも十分の効果を発
揮するはづで、この意味から相対運動の誘起には必らず
しもバイブレータ使用に限定するものではない。
以上本発明は従来の鋼材のガス圧接法において全く考慮
さえされていなかった突合せ接触面への摺接運動付加と
いう要素を圧接作業工程中にとり込む新規なガス圧接法
を提供するものであって、これにより特願昭58=第1
79938号を含め従来の二段又は三段アプセットに係
る鋼材のガス圧接方法に適用することによって、更に信
頼性の高いガス圧接方法に高めることが出来たわけで、
鉄筋コンクリート構造物の重要部材である鉄筋の継手を
一層健全なものとした効果は極めて大きい。また末法は
必らずしも鉄筋分野への応用のみでなく、広く一般鋼材
たとえばレールのガス圧接などにも適用して十分その効
果を期待し得るものである。
さえされていなかった突合せ接触面への摺接運動付加と
いう要素を圧接作業工程中にとり込む新規なガス圧接法
を提供するものであって、これにより特願昭58=第1
79938号を含め従来の二段又は三段アプセットに係
る鋼材のガス圧接方法に適用することによって、更に信
頼性の高いガス圧接方法に高めることが出来たわけで、
鉄筋コンクリート構造物の重要部材である鉄筋の継手を
一層健全なものとした効果は極めて大きい。また末法は
必らずしも鉄筋分野への応用のみでなく、広く一般鋼材
たとえばレールのガス圧接などにも適用して十分その効
果を期待し得るものである。
尚上記突合せ接触面に対する摺接運動の付加は、チャン
クを介して間接的に与える他、直接鋼材に与えても良い
。
クを介して間接的に与える他、直接鋼材に与えても良い
。
第1図は最も初期の頃の鋼材のガス圧接法を圧力と時間
の関係を以って説示するグラフ、第2図はガス圧接装置
の代表例を示す平面図、第3図は本発明の実施例に使用
したガス圧接装置を例示する平面図、第4図は同正面図
、第5図は本発明の実施例に採用した鋼材のガス圧接法
を圧力と時間の関係を以って示すグラフである。 1.2・・・鉄筋、3・・・固定側チャック、4・・・
Elf動側子側チャック・・・バイブレータ。
の関係を以って説示するグラフ、第2図はガス圧接装置
の代表例を示す平面図、第3図は本発明の実施例に使用
したガス圧接装置を例示する平面図、第4図は同正面図
、第5図は本発明の実施例に採用した鋼材のガス圧接法
を圧力と時間の関係を以って示すグラフである。 1.2・・・鉄筋、3・・・固定側チャック、4・・・
Elf動側子側チャック・・・バイブレータ。
Claims (1)
- 鋼材の突合せガス圧接法において、鋼材突合せ接触面へ
の無加圧又は/及び加圧下において突合せ接触面間に摺
接運動を与えながら上記圧接に移行することを特徴とす
るガス圧接法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24778183A JPS60141381A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 鋼材のガス圧接法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24778183A JPS60141381A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 鋼材のガス圧接法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60141381A true JPS60141381A (ja) | 1985-07-26 |
JPS643598B2 JPS643598B2 (ja) | 1989-01-23 |
Family
ID=17168552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24778183A Granted JPS60141381A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 鋼材のガス圧接法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60141381A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104889622A (zh) * | 2015-06-05 | 2015-09-09 | 无锡阳工机械制造有限公司 | 一种钢条焊接工艺 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5222553A (en) * | 1975-08-15 | 1977-02-19 | Fumiaki Ikeda | Metal pressure welding process and device thereof |
JPS577035A (en) * | 1980-06-16 | 1982-01-14 | Tokyo Shibaura Electric Co | Vacuum valve |
-
1983
- 1983-12-29 JP JP24778183A patent/JPS60141381A/ja active Granted
Patent Citations (2)
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JPS577035A (en) * | 1980-06-16 | 1982-01-14 | Tokyo Shibaura Electric Co | Vacuum valve |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104889622A (zh) * | 2015-06-05 | 2015-09-09 | 无锡阳工机械制造有限公司 | 一种钢条焊接工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS643598B2 (ja) | 1989-01-23 |
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