JPS60140713A - フエライト膜作製方法 - Google Patents

フエライト膜作製方法

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JPS60140713A
JPS60140713A JP58252016A JP25201683A JPS60140713A JP S60140713 A JPS60140713 A JP S60140713A JP 58252016 A JP58252016 A JP 58252016A JP 25201683 A JP25201683 A JP 25201683A JP S60140713 A JPS60140713 A JP S60140713A
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ferrite
liquid film
thin liquid
aqueous solution
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Masanori Abe
正紀 阿部
Yutaka Tamaura
裕 玉浦
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Denka Co Ltd
Mitsubishi Kasei Corp
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Mitsubishi Kasei Corp
Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、磁気ヘッド
、 iiB気光学累子、マイクロ波素子、磁歪素子、磁
気音響素子などに広く内用される1re3+ヲ含むスピ
イ・ル型フェライト膜の作製法に係り、殊に高温(30
0℃以上)での熱処用lを必要とせずに、支持固体の表
面上に結晶フェライト)模を成長、堆オムさせる方法に
関する。
従来、フェライト膜作製に係る方法として知らγLるも
のには、バインダーを用いる塗布法、シー1法、あるい
はバインダーを用いない方法がのる。このうち前者バイ
ンダーによるものは、例えば塗布法により作製されたフ
ェライト膜は磁気テープ、磁気ディスク等として広く用
いら汎ているが、フェライト粒子の間に非磁性のバイン
ダーが存在するため磁気記録密度が低く、捷だ磁気光学
素子、磁歪素子、磁気音響素子斤どの多結晶であること
を必要とする用途には使用できないし、更に膜の磁気異
方性を得るにはフェライト粒子の形状異方性を利用する
ために、針状の微粒子が得らハる7 −F e203、
Fe、塵に限られ、るという1lill約がある。才だ
シート法により作製された7エライト膜ば、フェライト
粒子の充填率が低いために、1制以上の厚い膜として′
1に波吸収体という特殊な用途に利用される程度のもの
であり、高充填率を必要とする前記各線素子の用途には
利用できない制約がある。
一方、+iil記後者のバインダーを用いないフェライ
ト膜作製法としては、(1)6溶液コート法、(2) 
、 市気泳11の重着法、(3)、スパッタ、真空蒸着
アーク放電などの乾式メッキ法、(4)、溶融スダン−
法、(5)、気相成長法などが従来知られているが、前
記(1)〜(3)の方法では膜を非晶質状態で堆イ青さ
せた後所望するフェライト結晶構造をもった膜に変成す
る手法であるため、(1)、(2)では700℃の高温
の熱処理、(3)ではフェライトが金属元素として鉄の
みを含む場合でも300℃以上、鉄以外の金属元素をも
含む場合には700℃以上の高温で熱処理を施さねばな
らない。また(4)の方法では膜堆積中において支持固
体を1000℃以上に保たねばならず、更に(5)の方
法でも支持固体が高融点の酸化物単結晶のものでlけf
Lld’々らないので、結局と!Lらのいすノ1゜の方
法によるとしても、支持固体には融点9分屏温IWの低
い物質を用いることができないという制約があつ7′c
こ!1.らのフェライトit>>作製手法の面から制約
さイLるIH!I ニーθに対し、用途面からは様々な
支持固体の表面に、均一、均質でかつ非磁性体の混在し
ない高品質のフェライト膜を積層、堆積させ/こものが
めらItでいる。例えば、磁気テープ。
磁気ディスク等の磁気記録媒体について、バインダー法
によらず合成樹脂製の支持固体表面に高密度のフェライ
ト膜作製を可能とすることは、記録容量の飛fMfi的
な」着火をもたらすことにつながるからである。
このような点に立脚して、本発明者等は、既存のフェラ
イト膜作製法とは異って高温での熱処理を必要とせす、
しかもフェライト膜のに11成。
あるいは支持固体のイ」(類等について太さなfttl
l約を受けることのないフェライト膜作製法を開発して
、既に%許出願(特願昭57−219741号)し、′
まだ刊行物に発表している(JapaneseJour
nal of Applied Physics 22
 (1983)LSI、1)。
かかる提案に係るフェライト膜の作製法は、従来一般に
は金属又は合金以外は皮膜形成できないとさgている所
謂溶成メッキ法の範叫に属する方法によって、金属酸化
物であるフェライト結晶の膜を、様々な支持固体表面に
成長、堆積させることを可能とした点を内容としたもの
である。具体的には、フェライトを構成する鉄原子(F
e)と酸素原子(0)、更に必要に応じてその他の金属
原子(M)とを、水溶液中で支持固体表面上に結晶化し
て析出させる目的に従い、金属イオンとして少なくとも
第1秩イオンが存在し、!JEに必要に応じて他の金属
イオンが存在する水溶液を用い、本来的に水酸化第1鉄
イオンFe0I−L+の吸着に対する界面活性を有する
か、あるいは該界面活性の付与された表面を持つ支持固
体を前記水溶液を充填した槽中に浸漬して、水溶液中の
FeOH,又iJ、F e o t4+と他の水酸化+ 金属イオンMOf(+(n”とを、前記支持固体の界面
活性表面に吸着させ、次いで、支持固体表面の具有する
酸化触媒作用、酸化剤の添加、γ線照射等の化学的酸化
、陽極酸化等々の適宜の酸化方法を利用して前記F’e
OH+を水酸化第2鉄イオンFeOHに酸化さWると、
このFeOH2”2+ が槽内水溶液中の水酸化金属イオン(F’ e 0I−
1+。
MOH+(n−1))との間でフェライト結晶化反応を
起こし、その結果として支持固体表面に吸着した水酸化
金属イオンから成長した均一、均質な結晶性フェライト
の膜が得られる点を内容としている。
以上の一連の結晶性フェライト生成の反応(以上こnを
フェライト膜生成反応という)は、槽内の水溶液中にお
いて常温で、又は加熱Fで、逐次的反応の操り返しとし
て起こるものであり、しかも反応に関与してフェライト
結晶を形成するのは、水溶液中に存在する鉄原子(Fe
)と酸素原子(0)、および必要に応じて存在させら扛
るその他の金属1bt子(M)、のみとすることができ
るため、これらの結晶化によって得られるフェライト膜
は、前記各原子の構成からなる均一。
均ノl!Iかつ強固な結合体として得らzt、磁気的。
光学的、F凌械的等の特性の優れたものとなる。
オフこ支持固体に使用できる物質としては、前記水溶液
に対して安定であるという面1性をイ1するものでさえ
あれば、基本的には金属、非金属の別2i (用いるこ
とが可能であり、寸/こ+’+fJ記フェライト膜と支
持固体の関係において、フェライト結晶は、支持固体の
表面に吸着した水酸化金属イオンを端緒として結晶成長
するものであることから、支持固体と強固な付着力をも
って結合し、可撓性ある支持固体上に薄膜状に形成され
た場合にも、容易に剥離することなく充分実用に耐える
(晟械的性質を発揮する。
ところで、以上のような湿式メッキ法により、支持固体
表向のフェライト膜を作製する場合においては、Ilj
コ全体の均一、均質化を図す、製造に用いる水溶液中に
存在している金属原子の出来るたけ多くを、フェノイト
1模の形成に利用し、あるいはflfl g己フェライ
ト膜生成反応の速度を高めて、工業的規模での生産に好
適に適用させる必・皮があるという点で、史に改良すべ
き問題を含むことが指摘される。
例えば、l′iii記の水溶液中に支持固体を浸清[〜
てぞの表向でのフェライト結晶の成長、111積を行な
わせる場合には、水溶液中の支持固体表面からtiil
A tL lc 沿中にオイテも、I!’ e OH+
がI’l’を化(〜て他の水、′ツ化金圧イオンと共に
フェライト結晶を生ずる反応が進行し、このために11
伽めて多数のフェライト微粒子が液中に生ずる。そして
この生成さ扛/こフエライl−混;子が、フェライト膜
生成反応を逐次的に進行させている支持固体に付−材す
ることがあると、支持固体表面上において成長、堆AI
!をするフェライト)漠の結晶中に不均質な部分を生じ
させる不都合を招く結果になる・11点がある。
1足、前記のように、支持固体表面上て゛フェライト膜
を生長、堆積きせるフェライト膜生成反応と誰何して、
水溶液中ではフェライト微粒子が多数生成きれるが、こ
れは膜形成には貢献せず、また9献することができない
形で、rljJ記水浴液中の鉄原子(および他の金属原
子)がフェライト膜生成反応の系外に失なわれることを
2λ:(味し、工業的規模でフェライト膜を作製する場
合に、水溶液の効率の良い利用ができないこと、あるい
は水溶液の交換が頻繁に必要となること、などの点で大
きな問題となる。
史に、L]jJ N己したような逐次反応のに一層さり
返しによって行なわ扛るフェライト膜生成反応は、水溶
液中の例えばct 、so、等の陰イオン弁間が極めて
低い場合には常温でも緩やかに11ム行するが、この場
合には反応が遅く捷だ一層当りの厚みが薄くなる/こめ
、長時間の処理が必要となり、フェライトの厚膜を得る
には水溶液の交換等が不可欠となる問題があるし、他方
鑓度を1旨くして処理時間の短縮を図ると、フェライト
膜生成反応の常温での進行ば1誰かしくなって水溶液全
体の加熱を必凭とするようになり、しかも前記した膜生
成の反応系外に1−ツク原子等が失なわれる1【七も多
くなるl昌1、)亀を1召〈1、土だ史に、フェライト
甲14中にマグヘマイトγ−1、’ e 203相を音
吐せて一層有用叶の1’+−+1い膜f借るのuvii
f+記した水酸ざ女中でフエライl−111なを生成さ
せるたけではl困a廿であり、1杼ら柱たl!’ e、
04をγト’ e203とするために一般に少なくとも
180℃程度で80時間程1川の熱処理を施す後処」4
11が必要となる問題があるし、′:Fたこの円台に(
rJ、、気持休店してlj」いられる材オー1の性ηも
、4iJ記防処理に充分耐えるものに限ら11−るとい
う制約を受けることになってしまう。
本発明は前記の神々な点に鑑みてなさ7したものであり
、前記した提A(に係る湿式メッキ法を〕1(本とじ/
こフェライト膜の作N法につき、フェライト膜自体の一
層の、(’、’、品〕e↓化、牛産性向−に。
原料′物質の効率的利用等の神々のIN的に従って鋭、
守(+、Iiうヒ、1う[」発をjfiねたところ、l
):T F:己フエフイ)・膜生成反応I#:111&
次的反応のi::11り返しとしてフェライトflr’
i品を成長させるものであって、しかも途中反応が停屯
した後においても、町び反応条171を/1ソリ足させ
るようにすγLは、Mi!段階で成長。
」1しS;シ/こフェライト結晶層の上に史に新たなフ
ェライト結晶の成長を得ることができること、しVCが
って、フェライト膜を形成させるべき支持固体の表面−
1−に、例えば気体中で、薄い液11帖のように厚み方
向に局限した状、態で支持固体表面に水浴液を存在てせ
、次いでこの局限化さnた薄液膜にのみ+4i前記フ工
ライト膜生成反応の進行のだめの反応条件を満足させる
ものとすgば、こlしらの操作の+jirり返しにより
段階的にフェライト膜の成長、堆積を行なわせることが
でき、しかもn′ll記液膜形成の原料として檗備さ汎
る水ta’/&は、フェライト膜生成反応の系外に置い
て液中でのフェライト微粒子の生成が実質的に起tgB
zい条件ドに保持させることが可能になることの知見を
基礎として、前記目的全達成する本発明に至つ7”こも
のである。
而して、かかるイ1ト々の目的を達成するためになき扛
だ本発明の要旨とするところは、F”eOI(+の吸/
l!′iに村して界面活性を本来的に有するか、あるい
は該界面活性の刺しジされた表面を1.’tつ支持固体
の1核衣而に、少/rくとも金属イオンと(ッて第1秩
イオンを含む111λ料水M 7Hの博い液11Aを形
1戊させた齢、該辿い液膜中に存在するI−” e O
f1十又り−1これと共存する水I′毀化金机イオンを
常温ないし前記水溶液の沸点f!iA度以FのJii’
i囲で酸化処理し、μ上の操作を−〃いし段数回行なう
ことを特徴とするノエフイト膜作製法にある。
かかる本発明のフェライト膜作製方法によ7′Lば、水
浴液中の鉄原子(Fe)等のフェライト膜生成反応への
利用効率を犬ll’i!?に向上させることができると
共に、原料水へ液も汚れることか々く長Jす]間に・度
る1史用を町、止とし、・丁た反旧刺1!現をC・重大
させるために何なう加温も、■尼小限、支持固体表面に
局限さ扛7”こ敲1f(4Fi((分のみについて行な
えるものと々つて熱工不ルキーロスも低減さする。
史に、加温によって反1.i> i!I↓度をI皆犬ン
粋する陽@ VCは、液膜中で微視的には発生するフェ
ライト微粒子も、フェライト膜生成反応自体が加温によ
って瞬時に起こるためにフェライト膜に付着、堆イ゛/
]することにならず、均一、均質な高品質のフェライト
膜を得ることが可能となる。
しかも、前記した支持固体表面に存在させた第1・秩イ
オン冴を含む薄液膜を酸化処理する場合に、強< r+
ν化処理を施すこと、具体的には薄液膜中に存在する全
Fe0I−1+の酸化が行なわれる条件を越えて酸化処
理を行なうと、得られるフェライト膜はγFe2O3と
Fe3O4の固溶体か、捷たけ処理条件によってはγF
e2O3の膜となり、磁気的性質の滑7したフェライト
膜が以後の熱処理を屑lIすことなく得られるという特
徴がある。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明において、フェライト膜形成のために1月いら7
]、る鉄原子(Fe)および酸素原子(0)、史に必要
に応じてその他の金属原子(M)を供給する原料水溶液
(d:、金属塩を水に溶かすことによって14Iらgる
他、金属自体を酸に溶かすことで得ることができる。
また、水+9化第1鉄イオンF”eOH、および必苅に
応じてその他の水酸化金属イオンM OH″−(n−r
)が所定の支持固体表面に吸着して一連のフェライト膜
生成反応を行なう/(めには、前記各水酸化金属イオン
を前記水溶液中に存在させることが必要である。水溶液
に存在させるアニオンとしては、塩酸ノイ(、硫酸基、
酢酸基、過塩素酸基等が用いらrし、殊に好適にはCt
−が用いら扛る。
水溶液のpHは、水溶液中に存在するアニオン。
金4イオンの桶川に応じて適宜峡択さね、制朝1きれる
が、好ましくは6〜11.より好捷しく汀7〜11の政
値範囲ときれることがよい。
以上のことから、原料水溶液中に第1鉄イオン(Fe2
+)l および必要なその他の金属イオン(IVIn+
)、を存在させるには、具体的には各金属を4酸、Mi
M等のr歳で溶)弄させ、あるい(は、塩化第1咲、硫
酸第1秩 J’AK化コバルト、塩化ニッケル、塩化銅
、硫酸コバルト等に代表さ!′Lる金属の塩1tj−品
、硫酸塩、酢酸塩、〕尚塩素酸:’!1’A ′+’r
の金属塩を水に溶かすことによって行なうことができる
前記水溶液が金属イオンとしてFe2+イオンのみを含
む場合には、金属元素として鉄のみを含むスピネル・フ
ェライト即ちマグイ・タイトFe、、0.あるいはマグ
ヘマイトγ−Fe203の膜として得ら7L、水溶液が
ト′e2+イオンとその他の遷移金属イオンMn+(M
=Zn2+、Co礼3+、N、2+。
Mn2,3−1− 3−1− 2+34.5+ 5+、
Fe 、Cu 、V’ 、Sb 。
1、、、+ Mo4.5+ 4+ 2+ 3+、Ti 
、Mg 、 Aε 、S、4+。
34− 2.4−4− Cr 、Sn など)を含む場合には、鉄以外の金属元
素を含むフェライトの膜、例えばMが−イ1uの場合に
コバルトフェライト(CoxFe3−X04)、−”ツ
ケルフェライト(N iy F es−z 04 )な
どの)挨が441られ、Mが数種の場合にM n −Z
 nフェライト(1■n)(ZnyF″es−x−y0
4)などの混晶フェライトの膜が得られることになるが
、これらのいず7+、の膜の作製においても本発明は適
用できるものである。
特に本発明の特徴的な点として、既述の如く支持固体表
面に付着させた前記水溶液を強く酸化させる条件の下で
は、γ)+”e203膜もしくはγFe2O3とFe5
0.の固溶体の膜が得られる点が争げらnる。すなわち
酸化条件によってイ44ら牡るフェライト膜は、鉄のみ
を金(蛎原子として含むときはト’e304から(Ji
’e3(入)(γFe2O3)1−y y (ただしO≦y≦1)が14すら7′L、鉄以外の金属
原子を併せ含むときは、(1−X)(F″e304 )
 ] y(JJ’e203)y−x(MFe、、0.)
が得らnるのである(7こだし1≦x、y≦1)。
本発明において、支持固体は、その表向においてFeO
H+の吸着に対しての界面活性を有するものであって、
前記水溶液に対する耐性を有するもので、1!II 7
t、ば、金属であっても非金属であっても格別支障なく
使用することができる。
このような支持固体に使用できる物質としては、具体的
に(は、ステンレス等の鉄を含む合金、鉄の酸化物例え
ばFe3O4,7−1)’e203. a−F″e、、
03゜フェライト等、金、白金、パラジウム等の貴金属
、遮糖、セルロースなどのOH基を有する糖類、プラス
チック等々を、ブロック状2円板状、フィルム状として
、あるいは他の固体表面に付着させてなるもの、またニ
ッケル、鋼等の卑金属イオンを固体表面に結合させたも
の等々を列示的にMげることが出来る。前記支持固体の
表面は、界面活性を呈する他、所望する表面平滑度を持
つことが望まれるが、その形状は必ずしも平面的である
ことを要しない。
また本発明における支持固体表面の界面活性は、支持固
体をなす物質がその性質上本来的に備えている場合の他
、本来的にはそのような性質を具有しない材料の上に、
表層として界面活性を有する物質を層形成をさせるよう
にしてもよい。このような界面活性を有する物質を表層
として形成させる場合には、前記したそのような性質を
本来的に有している物質を表層形成材料として大概使用
することができ、表層形成の手段としては、支持固体が
高温に耐えるものであ7Lば、スパッタリング、真空蒸
着、アーク放電、溶着法等の真空堆積法を用いて鉄の酸
化物等を支持固体表面にコートさせてもよいし、その他
の場合には、通常の化学メッキ法を用いて表層を形成さ
せるようにしてもよい。
寸だ本発明においては、前記の如く、F e OH’−
の吸着に対する界面活性の性質を本来的に全く有しない
支持固体の表向に、支持固体の4111珀。
材質を問わず、該支持固体表面に気液界面を存在させる
ことによって前記界面活性を(=j与することができる
が、こrtはIZIIえば、本発明において支持固体を
水溶液に対し浸漬、引き上げ操作することで支持固体表
面に液膜を形成させる際に、支持固体表面は気液界面の
存在することになるからであり、こ)上により支持固体
表面は薄/’iI MA中のFe OJ(+の吸着に対
する界面活性を呈するのである。
以上の支持固体の界面活性を有する表面に、第1鉄イオ
ン(Fe2+)、および必要に応じてその他の@属イオ
ン(Mn+)、を含む水溶液を原料液としてその博液膜
を形成させると、該液1114中において支持固体の表
面にはF”eOH+、および必要に応じて存在するその
他の水酸化金属イオンが吸着さγLる。とtを化学式で
示せば十 F”eOJ−1−+ FeOH十−(支持固体)(1)
となる。
なお、水溶液中に第1鉄イオンがFe04(+以外の形
すなわちFeAp+(”−□Xβ)(ただl、Aは価数
αの陰イオンであり、例えばSo とすればα=2.β
=1)で存在する場合には、加水分解を伴って()f前
記(1)式の反応を次式の如く生じさせる。
Fe、Aβ+(2’ ”°β)−手1(40−4F e
 OH十−(固体)+11++βA−“ また、薄液膜中に第1鉄イオン以外の他の金属イオンが
共存する場合には、この共存金属イオンも支持固体表面
上に水酸化金属イオンとして吸着し、以後のフェライト
膜生成反応を経て形成さnるフェライト結晶は、鉄原子
および金属原子を含む組成のものとなる。
本発明において、支持固体の表面に原料水溶液の薄液膜
を形成させる操作は、支持固体上の必要な表向を水溶液
で平均的に儒らした状態としてやればよいものであるか
ら、支持固体を原料水溶液に浸ムjJ して取り出す、
原料水溶液を支持固体表面に噴霧する、あるいは所定値
15’iに載1(/ した支持固体の表向に原料水溶液
を流す等々の適宜の方法を選択して行なうことができる
形成する/4液膜の厚みは、本発明方法において格別制
限を受けるものではなく、液膜形成の方法、水溶液の表
面張力等に関連して定丑るが、一般に薄く形成させるこ
とが望せしい。
1だ以上の薄液膜を支持同体表面に形成させる場合、支
持固体の1べかr’する周囲環境は、室温ドで大気中と
することもできるがN2ガス等の非酸化雰囲気下として
もよい。
本発明の特徴的な事項の一つは、以上述べたような支持
固体の表面に原料水溶液の薄液膜を形成させて、水溶液
中の水酸化第1鉄イオンF’eOR+(および必要に応
じて存在するその他の水酸化金属イオ〜MOH−″(°
−”)を菩待固体の界面活性表面に吸着させる過程にお
いて、液j膜中の金属イオンを酸化する条件を実71′
f的に与えていない原料水溶液を使用している点にある
。したがって=++記過程を経て薄液膜が支持固体表面
に付着形成されている状態において、薄液膜中でのフェ
ライト膜生成反応のそれ以上の進行は殆んど行なわ!L
ないが、その後の酸化処理によって、フェライト膜生成
反応は緩やかに進行し、また別の場合には薄液膜中での
フェライト生成反応が瞬時に完結するまで進むことにな
る。
こ7tらのフェライト膜生成反応の進行程度の相違は、
原料水溶液中に存在する金属イオンの種類r ’ji−
,+ アニオンの種類、量2周囲壌境殊に温度、薄に!
膜形成の方法、等によって現わn、例えば、原料水溶液
の噴霧によって支持固体表面に薄液膜を形成する方法に
おいて、同時に酸化剤として硝酸溶液を噴霧させる場合
には、薄液If〆の形成と同時にフェライト膜生成反応
の条件である酸化条件が満足されて、反応進行が起こる
。またアニオンとして硫酸基を用いる場合には、高濃度
の場合には酸化条件が与えられても常温では殆んど反応
が進行せず、所定の加温によって反応進行が起こるので
ある。
そして、MfJ A したような気体中の支持同体表面
上というl11(足さ7した場所でフェライト膜生成反
応をJ焦付させる方法では、原料水溶aシには酸化条件
を与える必要が〃く、したがって原料水溶液は、所定の
貯溜槽内においてフェライト像粒子を生じない条件下に
保って安定して保存することがi’T N’Qとなり、
金属イオンがフェライト膜生成反応の系外に失なわれる
ことが有効に防雨される。
本発明において、支持同体表面上に存在させたAI/D
膜に対し、フェライト膜生成反応に進行させるための酸
化条件を与えるには、酸素カス。
空気又は敵累を含む混合ガスを薄液膜に吹きつけ、ある
いはそのようなガスで満たした室内に支持固体を挿入す
るか、薄液11鉢に酸化剤を添加することによってなさ
汎る他、γ線を照射することによってもよい。
酸化剤全除却するとは、例えばNo、、 H2O2を含
む酸化性水溶液を支持固体の表面に、噴霧。
吹き付は又は流ドする等の方法で与えることにより行な
わnる。
才だ前記酸化条件を与える際には、同時に加温を行なう
ことが反応を瞬時に行なわせる上で望−土しく、したが
って前記した各酸化付与の操作においては、高湿ガスを
用いる、高湿水蒸気を同時に通ずる、あるいは酸化剤を
含む液を加温して用いることができる他、更に、酸素で
飽和した熱水を用い、あるいは酸素分圧の高い気体中で
熱水を用いこjLを支持固体の薄液膜の存在する表面に
噴霧、吹き付け、流下環して与えるようにしてもよい。
特に、熱水を用いる方法においては、特別の処理剤を使
用することがなく、操作も簡単であるばかりでなく、(
財)に、支持固体表面の薄液膜の大部分が熱水と共に流
されることで除去され、支持固体表面の強く付着してい
る表面に極く近傍層の部分のみが、強い酸化条件の下で
フェライト膜生成反応を進行することになり、こnによ
り得られるフェライト膜はγ−Fe20.層の膜ないし
その割合の多い膜として得られる利点がある。
以上の酸化処理により、支持固体表面のメiケ液暖に醇
化条件が与えらaると、例えば、支持固体表面に水?雲
化第1、吹イオンドeOH’−が均一に吸着していれば
、これは次式(11)の反応に従って水峨化第2鉄イオ
ンF e Oj−42+となる。
Fe0Ji+−(r、4+−1体) −+ J+”eO
H” (固体) (ii)酸化さ7′シた支狩固体上の
FeOH2+は、更にff1fJ記11K tl’z中
に存在するFeOH+、あるいは必要に応じて共存する
他の金属の水酸化イオンMOH+(nI )と反応し、
次(iii)式の如くフェライト結晶化反応を生じ、フ
ェライト結晶を生成する。
2+ 、 ’+ xF”eOH(固体)+ yFeOH+ zMO’H+
(n ”+1+ 2+ nI −+(Fex 、Fey 、M、L )O,=(固体)
 + 4H,’−(但しx+y+z−3) (1ii) ここで前記(1)式で述べたように、Fe Ol(+が
支持固体表面上に均一に吸着されてF’eOJ−(+−
(固体)の1曽が均一に形成さγしていわば、(11)
式。
(iii)式を経て生成さrしるフェライト結晶も均一
にイ与られ、しかもこのフェライト結晶層は、それ自体
前記(〜た1+’ e OI(+の吸着に関しての界面
活性を均一に有しているために、この結晶層の上に前記
(1)式の吸着反応により更にFeOH+−(固体)が
生ずる。したがって前記(1)式の吸着反応と(11)
式の酸化反応を連続的に行なわせることで、支持固体表
面上には順次フェライト層が均一に成長・堆積さn、フ
ェライト膜が得られる。
以上の反応において、水溶液中に第1鉄イオン以外の他
の金属元素イオンも共存する場合には、支持固体表面に
吸着するg1層のイオン中にはF’ e OJ(”と共
に他の水酸化金属イオンも存在することになって、前記
(i) 、 (it) 、 (i:t)式を総称するフ
ェライト膜生成反応の反応当初からFe以外の元素を含
むフェライト結晶の生長が得られることになる。
なお、前記(i) 、 (ii) 、 (iii)式で
示さlしる一連のフェライト膜生成反応は、J…常は薄
液膜の酸化処理により(iii)式のフエラ化反応まで
進行するが、厳密には層液中のFeOH″−等の消費に
より反応が(11)式の段階で停止Fするなど一連の反
応が完結しない部分の存在を生じ得ることもある。しか
しこ矛′Lげ繰り娘し行なわ汎る原料水溶液との接触を
考えnば、if前記一連のフェライト膜生成反応として
格別問題となるものではない。
以上により、薄液膜中の金属イオンが7エライト膜生成
のために消費さ扛る青で反応は進行し、1回の処理によ
って、薄液膜の厚み、液中の金属イオン濃度にもよるが
、数10A〜数1000A程度のフェライト膜が支持固
体表面上に成長、堆積さ扛ることになる。
既に司(べているように、本発明の方法に従ってゴ随行
するフェライト膜生成反応は、逐次的反応の繰り返しに
よるものであって、反応進行の条件が満足さB扛ば、一
度中断した後においても再び同様に進行することができ
る7ヒめ、11f記の操作をもう一度行なうことで、前
段階で形成さ7Lだフェライト膜の上に、更に同じ、又
は異なる組成のフェライト膜を成長、堆積させることが
可能であり、必要なら100μm〜数ヨないしそ荘以上
のフェライト膜を得ることも可能で ・ち る 。
寸だ前記のようにして得られたフェライト膜は、所期の
用途に応じて充分に実用上の使用に適用できるものであ
るが、更に一層均一な1匣を作製する上では次のような
手法に従うことかよい0 すなわち、)’eOH”十の支持固体に対する吸者力は
極めて強いので、まず支持固体表面に第1層としてF 
e OH”−のみを吸着させて均一なマグネタイト層を
生成し、この均一なマダイ・タイト層の上に他の全1萬
元素を含むフェライトを生長させるのである。
なお、薄液膜形成、フェライト膜の成−レ、堆積を、繰
り返して所定の厚みのフェライト膜を形成させる場合に
は、途中、支持固体の表面。
あるいは既に堆積したフェライト膜の表面を適宜洗浄す
ることがよい。
なお、本発明においては、支持固体表面上に薄液膜を形
成させて醒化榮件を与え、前記(ii) 。
(iii)の反応を進行させる場合に、環境条件とじて
温度が!を要な影響因子となる。すなわち、Fail記
(I)、 (i)、(4)式で表わを71.るフェライ
トIIIA生成反応←↓、一般に′濱篩でもライ(−イ
ーオするが、輩A 1隻が?f:) くなるにつれて反
応速度Cコ、急叱に増大し、適当な加温状態では、薄液
膜中での反応は夷l々」二瞬時に完結することになるか
らである。
加温条1’l=は、水溶液の沸点以下の範囲にj・・い
て、膜生成反応の迅速化による生産性の向」二、水溶液
中のイオンの濃1及等に有機的に関連してJ宜定めるこ
とができる。
加温方法としては、熱水を薄液j摸にかける。
高温ガス雰囲気中に支持固体を入′、rしる。あるいは
輻射熱を与える等の匍便な方法に従って行々うことがで
きる。
次に本光明方法の夷7zfiiに用いることがでさる装
置l旬について、その原理的構成例を示した図面に基づ
いて説明する。
第1図は装;6′の一例を示して丸・す、少なくともF
eOH+を谷む原料水溶液が充崩さ牡た下部の槽1に対
し、その上方に1rよ、]In孔4を有する隔壁3によ
って内部が区画さnている反応ケース2が載着される。
隔!3によって区画された槽1側の第1室Aは、前記隔
壁30通孔4と対をなすJL0孔6をもった別の隔壁5
により、槽1内部とは区画さ、/′しており、窒素ガス
導入管7を介して窒素ガスが通気きれて、中間シール室
をなしている。
また隔壁3により第1室Aと区画さくした第2室Bは、
比東交的大きな空間を持つように形成さn、rψ化処理
室をなしている。8は蒸溜水、空気、酸化剤を沈む溶液
の導入パイプである。
そして、酔°化処理室B内には、一定の回転角朋範囲で
正逆往復動する0II9(駆動手段は図示せず)と、こ
のIIII+ 9と一体なし、かつ帆用先端には、フェ
ライト膜を表面に堆積させるべき試料プレート11が組
伺けられた揺動アーム10とが配置されている。前記試
料プレート11は、l1ll 9の往復動により通孔4
および6を通って、下部槽1内の原料水溶液中に浸漬さ
れ、藍だ酸化処理室Bに戻る動作を繰り返す。
〃お、原料水溶液に対しては、温度コントロ〜う12に
接続する温j皮センサー、 3 、pHメータ14に接
続されるガラス電極15、およびpHメータ14の検知
値に応じて例えばN a OHを原ネ・1水溶液に供給
するpHスタット16が付設され、捷だ窒素ガス導入管
7は、原料水溶液中および「探化処理室Bにも開口され
ている。17 f/;l二411水・−tである。
このような構成の装置において、槽1には所定の全1萬
元素を含む原料水溶液を充填し、lll119の往伽回
転に従ってプレー1・11を原料水溶液中と酸化処理室
B内に操り返し出入させ、酸化処理室Bを例えば水蒸気
で高温状態で保ちなから、酸素を営むガスを試料プレー
ト11表面に\ 吹きつけることでフェライト膜の作製が行なわ7Lる。
第2図は別の装置例を示したものであり、フェライト膜
を堆積させるべき試料プレート18を、:1Ill孔4
,6を〕1有って回転する円板19の表面に貼着させて
行なうようにしている他は実質的に前記第1図に示した
装(1例のものと同じであるか、本例の場合には、円板
を高速同転させることが町11目となる。なお20は回
転駆動軸である。
以−ト本脩明の実ノイロ例について述べる。
実施例1 ポリエチレンテレフタレート(以下1)ETと略記する
)フィルムに鉄を約30OAの厚さに蒸着し/こ後、1
60℃、3時間酸化し、第1層として鉄酸化物層を形成
し、これを第1図の装置を用いF’e2+溶液(FeC
l2−3H201rを水300meに溶解し、p[−i
7.0.70℃としたもの)に浸し、溶液から引き上げ
、薄液膜を付着させた。
こlLを100℃の蒸気を通じた反応容器中で、窒素、
空気2:1の混合ガスを約1分間吹きつけた後、脱気水
で洗浄し、再び上述の方法で薄液膜を形成させ、混合ガ
スを吹きつけ1ζ。同様の操作′f、100回繰シ返し
た後に形成さnたフェライト膜は強固でつめではがれ落
ちず、膜厚は0.3μmであった。化学組成はマグネタ
イトに一致し、市、子線回折パターンはスピネル型化合
物であること分水した。反応液として上述のF”e2@
〜溶液にさらにCoCz2 ・3 )1200.59を
含trものを用いて、同様の操作を行ったところ、膜厚
0−4f’mのりoli’e204の組成のコバルl−
7:rライト膜が生成した。と汎らの膜はいずれも特有
の磁性を有することが、磁気測定の結果明らかとなった
実施例2 A 、1M例1と同様に、PETフィルム上に約30O
Aの鉄を蒸着し、酸化により鉄酸化物層とし、1i’e
2+溶液(Fe CZ2 ・31]201 fを水30
0 mlに溶解し、pl−17,0,30℃としたもの
)に浸し、溶液から引き上げ、l:、9.液膜を付着さ
せた。こ才しに窒素、空気10:1の混合ガスを約3分
間吹きつけ、続いて脱気水で洗浄し、同様の操作を10
0回繰す返した。この時生成した膜は強固でつめではか
lL落ちず、膜ノーは約0.4μmであった。化学組成
、電子t:”:N回υfパターンからマグネタイト膜で
あることが11″ずp認さIした。円りTフィルム上に
約100入のチタンを蒸着し、180℃。
6時間酸化し、第一層としてチタンr亥化物層を形成さ
せ、これを上述の鉄酸化物層の代わりに用いて、同様の
操作を100回繰り返したところ、膜厚約05μmのマ
グネタイト膜が形成さ7した。この膜は強固でつめでは
がれ落ちないものであった。
実施例3 実施例1と同様に、PETフィルム上に約30OAの鉄
を蒸着し、同様の方法で、鉄酸化物層とし、その上に実
施例1のFe2+溶液を用いて薄液膜を付着させた。1
00℃の蒸気を通じた反応容器中において、0.05M
の硝酸ナトリウム溶液(80℃)を約10−を噴霧し、
その捷ま10ffj+放置後、10m1Lv蒸溜水f洗
浄L、再ヒFe2+溶液に浸し、引き上げることにより
、再び薄液膜をイ」着させた。同様の操作を100回繰
り返した。この方法により、生成した膜は強固でつめで
はがれ落ちず、膜厚は約06μmであった。化学分析、
電子線回折の測定の結果からマグネタイト膜であること
がイ1了f:認され/こ。」−述の硝酸ナト1,1ウム
溶液のかわりに、0.1%ノl’!酸化水素水(25℃
)を用いて、同様の操作を1、00回繰り返した場合に
も、強固なフェライト膜が形成さ汎、膜厚dコ約0.5
μmであった。
化学分析の結東、γli”e203とFe、O,の固溶
体(06γFe2(J3・0.4F’e30+ ) ノ
膜テアルコトカ分った。
実施例4 実施例1と同様に、1’ETフイルム上に約300久の
秩を蒸着し、同様の方法で、鉄酸化物層どし、その表向
に実施例1のFe2+溶液を耳」いて薄液膜を付層させ
た。
なお前記Fe2+溶液の温ulは70℃とした。
次いで、]、 Q 0℃の蒸気を通じた反応容器中にお
いて、予め空気を十分に吹き込み、その#/素分圧下に
酸素で飽和した80℃の熱水を約100mgを薄液膜上
に流し、その後阿びFe2+溶液に浸し、引き上げ、[
#+び薄液膜を形成させた。同様の操作をflは100
0回繰り返した。この方法により生成した++l2H2
強固で、つめでばがfLKちす、ぞの表面は鏡面の如く
極めて滑らかであった。
11位厚に1.04μmで、化学分析の結果γ”’ e
to3Tあることが判明した。ドe2+溶液の温度を3
0℃とした嚇合にも、同様にγFe2O,の膜(膜厚0
.3μm)が形成さ7した。また、酸素を飽和した熱水
の代わりに、0.05Mの硝酸ナトリウム全溶解した8
0℃の硝1便イオン溶液を用い、同様に約50m1を7
1q液膜」二に流し続いて約100 mlの熱水で洗浄
する方法により、上述の操作をほぼ1000回繰り返し
たところ、同様に極めて良′UなγF”e203膜(膜
厚0.6μm)が形成され7こ。同様の操作を実施例2
で用いたPETフィルム上にチタン酸化物を形成させた
ものを基板として行った場合にも、良質なγ−Fe2O
3膜(膜厚0.5μm)が形成された。実施例1〜4の
全ての操作の間、Fe2+溶液中には何ら沈澱物の形成
がみられず、この反応液は実施例1〜4のいずれの反応
にも再1吏用できた。
実施例5 P)す」゛フィルムの表面をトリクレン病剤により洗浄
したものを用いて、実施例1〜4と同様のpb作に行つ
!こところ、これらのいず11の場合も膜J早0.4〜
06μmのフェライト膜が形成さn/へ。
ポリカーボ不ト、ポリイシドの旨分子フィルムを同様に
表面処理してll−1いても実施例1〜4のいずnの操
作においてもフェライト膜が形成さ、rL罠。
実施例6 pz’rフィルム上にly 100 Aのチタンを蒸ノ
Atし、180℃、空気中で16時間酸化し、酸化チタ
ン層とし、1tの反応容器中に吊るし、そノ表向に交互
に、Fe2−ト溶液(E’eCt2−31i2017を
300 tneに濱Mし、pi−17,0、30℃とし
lζもの)と80℃の(1,03M硝酸ナトリウノ・溶
液を10rneずつ計1000回噴射し1こ。膜厚約0
.3/7?Mのγli” e20s l1li!が形成
さ7′した。
′実施例7 第2図の装置、/;を用い、や、・10に””溶液(F
eC74e 3 f(201f/を300 meに溶j
’!r シ、pH7,70℃としたもの)を満たし、中
間室Aに♀素ガスを通じ、酸化処理室Bに空気を通じ、
表面に10OAの酸化チタン層を形成させたI−’Fl
:Tフィルム全ディスクの端に取り付け、1分間に60
回転の速度でティスフを回転させ、吸1’j、 酸化反
応を自動的に行なわせ罠。約10分後に0.8μmのマ
グネタイトフィルムが形成さytた0
【図面の簡単な説明】
図面第1図および第2図は、それぞれ本発明方法に用い
ることのできる装置例の概要を示した図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 I FeOH+の吸着に対して界面活性を本来的に有す
    るか、あるいは該界面活性の付与された表面を持つ支持
    固体の該表面に、金属イオンとして少なくとも第1鉄イ
    オンを含む水溶液の薄い液膜全形成させた後、該薄液膜
    中に存在するF’eOH+又はこれと共存する水酸化金
    属イオンを常温ないし前記水溶液の沸点温度以下の範囲
    で酸化処理し、以上の操作を−ないし複数回行なうこと
    を特徴とするフェライト膜作製方法。 2 酸化処理が、薄液膜中の全FeOH+が酸化いれる
    条件゛を越えて行なわれることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載したフェライト膜作製方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103370446A (zh) * 2011-02-15 2013-10-23 日立金属株式会社 表面具有镀敷被膜的R-Fe-B系烧结磁铁的制造方法
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