JPS6014040B2 - ベスタチン新誘導体及びその製造法 - Google Patents
ベスタチン新誘導体及びその製造法Info
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- JPS6014040B2 JPS6014040B2 JP55091691A JP9169180A JPS6014040B2 JP S6014040 B2 JPS6014040 B2 JP S6014040B2 JP 55091691 A JP55091691 A JP 55091691A JP 9169180 A JP9169180 A JP 9169180A JP S6014040 B2 JPS6014040 B2 JP S6014040B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はつぎの一般式(1):
(式中、Aは
または
の基を表わし、*は立体配置のRまたはSまたはその組
合わせを表わす)で表わされる新親べスタチン譲導体お
よびそれらの製造法に関する。
合わせを表わす)で表わされる新親べスタチン譲導体お
よびそれらの製造法に関する。
先に本発明者らはアミノベプチダーゼに対する阻害作用
や抗癌性増強作用に着目し、ベスタチンの化学構造に類
似する新規ジベブチド化合物の製造及びこれらの生理活
性作用について確認した(特開昭52−136118号
公報)。本発明者らはざらにべスタチンの構造と活‘性
‘こついて研究を重ね、新たにべスタチン関連化合物と
して一般式(1)で表わされるトリベプチド誘導体を合
成し、これらの化合物がアミノベブチダーゼ阻害作用や
免疫増強作用を有することを見い出して本発明を完成し
た。一般式(1)で表わされる本発明の化合物の製造法
は一般式(ロ)(式中、R,はアミノ基の保護基を表わ
し、*は立体配置のRまたはSまたはその組合せを表わ
す)で表わされるべスタチン(特開昭51−1787号
公報参照)またはその光学異性体のアミノ保護体とロィ
シン、アルギニン、グルタミン酸または3−アミノ−2
−ヒドロキシー4−フェニル酪酸とを必要により反応に
関与しないアミノ基、水酸基、カルボン酸基、グアニジ
ル基を通常の保護基にて保護した後、通常の方法で縮合
させ、次いで該保護基を脱離させることからなる。
や抗癌性増強作用に着目し、ベスタチンの化学構造に類
似する新規ジベブチド化合物の製造及びこれらの生理活
性作用について確認した(特開昭52−136118号
公報)。本発明者らはざらにべスタチンの構造と活‘性
‘こついて研究を重ね、新たにべスタチン関連化合物と
して一般式(1)で表わされるトリベプチド誘導体を合
成し、これらの化合物がアミノベブチダーゼ阻害作用や
免疫増強作用を有することを見い出して本発明を完成し
た。一般式(1)で表わされる本発明の化合物の製造法
は一般式(ロ)(式中、R,はアミノ基の保護基を表わ
し、*は立体配置のRまたはSまたはその組合せを表わ
す)で表わされるべスタチン(特開昭51−1787号
公報参照)またはその光学異性体のアミノ保護体とロィ
シン、アルギニン、グルタミン酸または3−アミノ−2
−ヒドロキシー4−フェニル酪酸とを必要により反応に
関与しないアミノ基、水酸基、カルボン酸基、グアニジ
ル基を通常の保護基にて保護した後、通常の方法で縮合
させ、次いで該保護基を脱離させることからなる。
式(0)の化合物はJ.Medicinal Chem
istひ、Vo1 20、510〜515(1977)
に記載の方法によって製造される。式(0)の化合物と
ロィシン、アルギニン、グルタミン酸または3−アミノ
−2ーヒドロキシ−4ーフェニル酪酸との縮合はべプチ
ド結合の形成によって行われるが、この縮合は常法、例
えばジシク。へキシルカルボジイミドを用いるカルボジ
ミド法、ヒドロキシコハク酸ィミドェステル等の活性ヱ
ステル法、ィミダゾール等の活性アミド法、ヒドラジン
などのアジド法又はクロル炭酸エチル等の混合酸無水物
法等で実施できる。縮合に用いる溶媒としては通常のべ
プチド結合形成に用いられる溶媒を使用できる。例えば
テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類、酢
酸エチルなどのェステル類「アセトンなどのケトン類、
塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類、ジメチルホ
ルムアミドなどのアミド類又はアセトニトリルなどのニ
トリル類が挙げられる。官能基が保護されている場合、
例えば活性ェステル法で縮合する場合はN−メチルモル
ホリン、トリェチルアミン等の有機第3塩基の存在下で
反応は好適に行なわれる。保護基の脱離はパラジウムを
触媒とする接触還元、酢酸中の臭化水素、トリフロロ酢
酸、有機溶媒中の塩化水素等のべプチド化学における公
知の除去法により行なうことができる。本発明の化合物
(1)の例にはつぎのものがある。
istひ、Vo1 20、510〜515(1977)
に記載の方法によって製造される。式(0)の化合物と
ロィシン、アルギニン、グルタミン酸または3−アミノ
−2ーヒドロキシ−4ーフェニル酪酸との縮合はべプチ
ド結合の形成によって行われるが、この縮合は常法、例
えばジシク。へキシルカルボジイミドを用いるカルボジ
ミド法、ヒドロキシコハク酸ィミドェステル等の活性ヱ
ステル法、ィミダゾール等の活性アミド法、ヒドラジン
などのアジド法又はクロル炭酸エチル等の混合酸無水物
法等で実施できる。縮合に用いる溶媒としては通常のべ
プチド結合形成に用いられる溶媒を使用できる。例えば
テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類、酢
酸エチルなどのェステル類「アセトンなどのケトン類、
塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類、ジメチルホ
ルムアミドなどのアミド類又はアセトニトリルなどのニ
トリル類が挙げられる。官能基が保護されている場合、
例えば活性ェステル法で縮合する場合はN−メチルモル
ホリン、トリェチルアミン等の有機第3塩基の存在下で
反応は好適に行なわれる。保護基の脱離はパラジウムを
触媒とする接触還元、酢酸中の臭化水素、トリフロロ酢
酸、有機溶媒中の塩化水素等のべプチド化学における公
知の除去法により行なうことができる。本発明の化合物
(1)の例にはつぎのものがある。
(幻・双)‐3−アミノ‐2−ヒドロキシ−4ーフエニ
ルブタノイル−S−ロイシル−S−ロイシン($・駅)
−3−ァミノ−2−ヒドロキシ−4−フエニルブタノイ
ル−S−ロイシル−S−アルギニン($・駅)−3−ア
ミノ−2‐ヒドoキシ−4ーフエニルブタノイル一S−
ロイシル−Rーロイシン($・服)‐3−ァミノ‐2−
ヒドロキシ‐4−フエニルブタノイルーS−ロイシルー
Sーグルタミン酸(双)‐N−〔(2S・3R)‐3‐
アミノ‐2−ヒドロキシ−4′ーフエニルブタノイルー
S−口イシル〕ァミノー($)−2ーヒドoキシ−4ー
フヱニル酪酸($・級)−3‐ァミノ−2−ヒドロキシ
−4ーフエニルブタノイル−SーロイシルーR−アルギ
ニン次に本発明化合物の生理活性について述べる。
ルブタノイル−S−ロイシル−S−ロイシン($・駅)
−3−ァミノ−2−ヒドロキシ−4−フエニルブタノイ
ル−S−ロイシル−S−アルギニン($・駅)−3−ア
ミノ−2‐ヒドoキシ−4ーフエニルブタノイル一S−
ロイシル−Rーロイシン($・服)‐3−ァミノ‐2−
ヒドロキシ‐4−フエニルブタノイルーS−ロイシルー
Sーグルタミン酸(双)‐N−〔(2S・3R)‐3‐
アミノ‐2−ヒドロキシ−4′ーフエニルブタノイルー
S−口イシル〕ァミノー($)−2ーヒドoキシ−4ー
フヱニル酪酸($・級)−3‐ァミノ−2−ヒドロキシ
−4ーフエニルブタノイル−SーロイシルーR−アルギ
ニン次に本発明化合物の生理活性について述べる。
■ アミノベプチダーゼBに対する阻害活性試験法:ア
ミノベプチダーゼB活性の測定はホップスら〔V.K.
HopSu et.al 、Archives 。
ミノベプチダーゼB活性の測定はホップスら〔V.K.
HopSu et.al 、Archives 。
fBiのhemistひ and Biophysic
s l14、557(1966)〕の方法を改良して
行なった。即ち、0.1mMのアルギニン−8ーナフチ
ルアミド0.8の‘に0.1Mトリスー塩酸緩衝液1.
0の‘、検体を含む溶液0.7の‘を加えた混合溶液(
pH7.0)を37℃で3分間放熱した後、ホップスら
の方法による酵素精製法でセフアデツクス(登録商標)
G−100で精製したアミノベプチダーゼB溶液を0.
2泌加え、370で30分間反応させた後、1.0の9
/凧【の濃度でガーネットGBC(0−アミノアゾトル
ヱンジアゾニウム塩)を含み、10%の濃度でツイン(
登録商標)20を含む1.■M酢酸緩衝液(pH4.2
)0.6の【を加え、室温に15分間放置した後、52
5uのにおける吸光度‘aーを測定した。同時に検体を
含まない緩衝液のみを用いた盲検の吸光度‘b}を測定
し、アミノベプチダーゼB阻害率を(b−a)/b×1
00により計算した。結果:上記試験法により各検体の
幾つかの濃度における阻害率を求め、それにより50%
阻害(IC弧)を帰納した。
s l14、557(1966)〕の方法を改良して
行なった。即ち、0.1mMのアルギニン−8ーナフチ
ルアミド0.8の‘に0.1Mトリスー塩酸緩衝液1.
0の‘、検体を含む溶液0.7の‘を加えた混合溶液(
pH7.0)を37℃で3分間放熱した後、ホップスら
の方法による酵素精製法でセフアデツクス(登録商標)
G−100で精製したアミノベプチダーゼB溶液を0.
2泌加え、370で30分間反応させた後、1.0の9
/凧【の濃度でガーネットGBC(0−アミノアゾトル
ヱンジアゾニウム塩)を含み、10%の濃度でツイン(
登録商標)20を含む1.■M酢酸緩衝液(pH4.2
)0.6の【を加え、室温に15分間放置した後、52
5uのにおける吸光度‘aーを測定した。同時に検体を
含まない緩衝液のみを用いた盲検の吸光度‘b}を測定
し、アミノベプチダーゼB阻害率を(b−a)/b×1
00により計算した。結果:上記試験法により各検体の
幾つかの濃度における阻害率を求め、それにより50%
阻害(IC弧)を帰納した。
その結果を第1表に示す。第1表表中の略号は次のこと
を意味する BST:べスタチン AJg:アルギニン Leu:ロイシン AHPA:3ーアミノー2−ヒドロキシー4ーフェニル
酪酸GIu:グルタミン酸 ■ 細胞性免疫に対する効果 細胞性免疫に対する作用を羊赤血球を抗原に用いこれを
マウス足藤に接種して得られる遅延型過敏症(DTH)
を指標として検討した。
を意味する BST:べスタチン AJg:アルギニン Leu:ロイシン AHPA:3ーアミノー2−ヒドロキシー4ーフェニル
酪酸GIu:グルタミン酸 ■ 細胞性免疫に対する効果 細胞性免疫に対する作用を羊赤血球を抗原に用いこれを
マウス足藤に接種して得られる遅延型過敏症(DTH)
を指標として検討した。
試験法:羊赤血球1ぴ個を0.05地の生理食塩水に浮
遊させ、CDF,雌性8週令マウスの足磯皮下に接種し
、このとき試料を生理食塩水に溶解し、試料をミリポア
フィルターで炉過した後、経口で0.5雌/k9投与し
た。
遊させ、CDF,雌性8週令マウスの足磯皮下に接種し
、このとき試料を生理食塩水に溶解し、試料をミリポア
フィルターで炉過した後、経口で0.5雌/k9投与し
た。
その4日後マウスの他の一方の足藤に羊赤血球1ぴ個を
皮下注射して24時間後にマウスの足機の厚さをノギス
で測定し判定した。結果: 第2表に示す 第2表 羊赤鰍に肘るDTH腕唯える棚 本物質の毒性を実施例1{b}及び実施例2{bーの化
合物について評価した。
皮下注射して24時間後にマウスの足機の厚さをノギス
で測定し判定した。結果: 第2表に示す 第2表 羊赤鰍に肘るDTH腕唯える棚 本物質の毒性を実施例1{b}及び実施例2{bーの化
合物について評価した。
すなわちICR系マウス(雄、5週令、体重20夕、一
群6匹)に供試化合物100のタ′kgを腹腔内投与し
たところ、両化合物の場合とも全例が生存した。以上の
結果、本発明のべスタチン新誘導体は低投与量で細胞性
免疫を増強することが明らかである。
群6匹)に供試化合物100のタ′kgを腹腔内投与し
たところ、両化合物の場合とも全例が生存した。以上の
結果、本発明のべスタチン新誘導体は低投与量で細胞性
免疫を増強することが明らかである。
この強い免疫賦活作用によりこれらの物質が塵免疫療法
あるいは感染防禦剤として広く用いられ得ることを示し
ている。本発明のべスタチン誘導体を免疫賦活剤として
用いる場合は経口、注射、直腸座剤のいずれでもよく、
各種のpH調整剤、安定化剤、賦形剤などを添加してそ
れぞれの形態の製剤とすることができる。投与量は症状
により異なるが、成人では1人1日1回50〜200花
2を経口投与するのがよい。以下本発明の実施例を示す
が、本発明は何らこれらに限定されるものではない。
あるいは感染防禦剤として広く用いられ得ることを示し
ている。本発明のべスタチン誘導体を免疫賦活剤として
用いる場合は経口、注射、直腸座剤のいずれでもよく、
各種のpH調整剤、安定化剤、賦形剤などを添加してそ
れぞれの形態の製剤とすることができる。投与量は症状
により異なるが、成人では1人1日1回50〜200花
2を経口投与するのがよい。以下本発明の実施例を示す
が、本発明は何らこれらに限定されるものではない。
実施例 1
{a}($・服)‐3−N−ペンジルオキシカルボニル
アミノー2−ヒドロキシ−4−フエニルブタ/イルーS
−ロイシルーSーロイシンベンジルェステルの合成($
・駅)‐3‐N−ペンジルオキシカルポニルアミノー2
ーヒドロキシ−4ーフエニルブタノイル一S−ロイシン
442の9とSーロイシンベンジルェステルーpートル
ェンスルホン酸塩393.3のoをテトラヒドロフラン
1の‘に加え、更にN−メチルモルホリン0.11の‘
とN−ヒドロキシコハク酸ィミド115の9を加え氷冷
する。
アミノー2−ヒドロキシ−4−フエニルブタ/イルーS
−ロイシルーSーロイシンベンジルェステルの合成($
・駅)‐3‐N−ペンジルオキシカルポニルアミノー2
ーヒドロキシ−4ーフエニルブタノイル一S−ロイシン
442の9とSーロイシンベンジルェステルーpートル
ェンスルホン酸塩393.3のoをテトラヒドロフラン
1の‘に加え、更にN−メチルモルホリン0.11の‘
とN−ヒドロキシコハク酸ィミド115の9を加え氷冷
する。
この溶液にジシクoへキシルカルボジィミド雌7のoを
加え、氷袷下4時間損拝し、尿素誘導体を炉去後、減圧
濃縮乾固した。この残澄を酢酸エチル5の‘に溶解し、
1規定塩酸3の‘、1規定苛性ソーダ水溶液3の‘、蒸
留水3机【で順次洗浄し、溶媒層を無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。硫酸マグネシウムを炉去後減圧濃縮乾固
して得た粗物質573の9をアセトンーェーテルで結晶
化して、無色針状晶444雌を得た。質量分析値はm/
e646(M+1)を与え、IR、NMRにより構造を
確認した。元素分析値(C37比7N307、分子量6
45.87として)実測値 C:68.64H:6.9
7N:6.30%計算値 C:68.80H:6.89
N:6.51%(b)($・弧)−3−アミノー2ーヒ
ドロキシー4ーフエニルブタノイル一S−ロイシルーS
−ロィシンの合成工程【a}で得られた化合物200の
oをジオキサン10机上と蒸留水0.2の上の混液に溶
解し、パラジウム黒60の9を加え、3気圧の水素で4
斑寺間室温で加水素分解を行なった。
加え、氷袷下4時間損拝し、尿素誘導体を炉去後、減圧
濃縮乾固した。この残澄を酢酸エチル5の‘に溶解し、
1規定塩酸3の‘、1規定苛性ソーダ水溶液3の‘、蒸
留水3机【で順次洗浄し、溶媒層を無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。硫酸マグネシウムを炉去後減圧濃縮乾固
して得た粗物質573の9をアセトンーェーテルで結晶
化して、無色針状晶444雌を得た。質量分析値はm/
e646(M+1)を与え、IR、NMRにより構造を
確認した。元素分析値(C37比7N307、分子量6
45.87として)実測値 C:68.64H:6.9
7N:6.30%計算値 C:68.80H:6.89
N:6.51%(b)($・弧)−3−アミノー2ーヒ
ドロキシー4ーフエニルブタノイル一S−ロイシルーS
−ロィシンの合成工程【a}で得られた化合物200の
oをジオキサン10机上と蒸留水0.2の上の混液に溶
解し、パラジウム黒60の9を加え、3気圧の水素で4
斑寺間室温で加水素分解を行なった。
触媒を炉去し、濃縮乾団し、メタノール−酢酸エチルか
ら再結晶して無色針状晶96.8の9を得た。融点21
6〜219oo(発泡分解)、〔Q〕色5一37.0(
c=1.0、IN一日CI、質量分析値はm/e422
(M+1)を与えた。元素分析値(C22日35N3Q
、分子量421.60として)実測値 C:62.89
H:8.19N:9.68%計算値 C:62.91H
:8.39N:9.97%実施例 2‘a}($・駅)
−3−N−ペンジルオキシカルボニルアミノー2ーヒド
ロキシー4ーフエニルブタノイル−S−ロイシル−S−
NG−ニトロアルギニンベンジルェステルの合成($・
船)−3‐N−ペンジルオキシカルボニルアミノ−2ー
ヒドロキシー4ーフエニルブタノイル−Sーロイシン8
8.4の9とNGーニトロアルギニンベンジルエステル
ージーpートルェンスルホン酸塩130.8の9をテト
ラヒドロフラン1の‘に溶解し、N−メチルモルホリン
0.022の‘とNーヒドロキシコハク酸ィミド34の
pを加えて氷冷する。
ら再結晶して無色針状晶96.8の9を得た。融点21
6〜219oo(発泡分解)、〔Q〕色5一37.0(
c=1.0、IN一日CI、質量分析値はm/e422
(M+1)を与えた。元素分析値(C22日35N3Q
、分子量421.60として)実測値 C:62.89
H:8.19N:9.68%計算値 C:62.91H
:8.39N:9.97%実施例 2‘a}($・駅)
−3−N−ペンジルオキシカルボニルアミノー2ーヒド
ロキシー4ーフエニルブタノイル−S−ロイシル−S−
NG−ニトロアルギニンベンジルェステルの合成($・
船)−3‐N−ペンジルオキシカルボニルアミノ−2ー
ヒドロキシー4ーフエニルブタノイル−Sーロイシン8
8.4の9とNGーニトロアルギニンベンジルエステル
ージーpートルェンスルホン酸塩130.8の9をテト
ラヒドロフラン1の‘に溶解し、N−メチルモルホリン
0.022の‘とNーヒドロキシコハク酸ィミド34の
pを加えて氷冷する。
これにジシク。へキシルカルボジイミド84の9を加え
氷冷下24時間縄梓反応させた。生じた尿素誘導体を炉
去し、濃縮乾間した残溝に酢酸エチル5の‘を加え溶解
し、1規定塩酸5泌、1規定苛性ソーダ水溶液5泌、蒸
留水5Mで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。
硫酸マグネシウムを炉去後膿総乾固して142の9の粉
末を得た。質量分析値はm/e734(M+1)を与え
、IR、NM旧から構造を確認した。‘b’(幻・駅)
‐3‐ァミノ‐2ーヒドロキシー4一フエニルーブタノ
イルSーロイシル−S−アルギニンの合成工程‘a}の
化合物117の9をジオキサン2.5の‘と蒸留水0.
25の‘と酢酸0.25の‘の濠液に加え、更にパラジ
ウム黒25の9を加えて7細寺間、3気圧の水素で加水
素分解した。
氷冷下24時間縄梓反応させた。生じた尿素誘導体を炉
去し、濃縮乾間した残溝に酢酸エチル5の‘を加え溶解
し、1規定塩酸5泌、1規定苛性ソーダ水溶液5泌、蒸
留水5Mで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。
硫酸マグネシウムを炉去後膿総乾固して142の9の粉
末を得た。質量分析値はm/e734(M+1)を与え
、IR、NM旧から構造を確認した。‘b’(幻・駅)
‐3‐ァミノ‐2ーヒドロキシー4一フエニルーブタノ
イルSーロイシル−S−アルギニンの合成工程‘a}の
化合物117の9をジオキサン2.5の‘と蒸留水0.
25の‘と酢酸0.25の‘の濠液に加え、更にパラジ
ウム黒25の9を加えて7細寺間、3気圧の水素で加水
素分解した。
触媒を裾去した後濃縦し、少量の蒸留水を加え、6規定
塩酸でpH=2.0に調整し、クロマト用カーボン(和
光純薬製)100の9のカラムに吸着せしめ、蒸留水で
展開精製し、溶雛液を濃縮乾団して56の9の粉末を得
た。融点147〜15ぞ○、〔Q〕客−23.5o(c
=1、IN−HCI)、質量分析値はm/e465を与
えた。坂口反応陽・性。実施例 3 ($・1級)‐3‐ァミノ−2−ヒドロキシ−4−フエ
ニルブタノイルーSーロイシルーRーロイシンの合成(
$・斑)−3−N−ペンジルオキシカルボニルアミノー
2ーヒドロキシー4ーフエニルブタノイル一Sーロイシ
ン1.11夕とR−ロイシンベンジルェステルーp−ト
ルェンスルホン酸塩983.3雌から実施例1{a}と
同様に処理して1.39夕の保護体の粉末を得た。
塩酸でpH=2.0に調整し、クロマト用カーボン(和
光純薬製)100の9のカラムに吸着せしめ、蒸留水で
展開精製し、溶雛液を濃縮乾団して56の9の粉末を得
た。融点147〜15ぞ○、〔Q〕客−23.5o(c
=1、IN−HCI)、質量分析値はm/e465を与
えた。坂口反応陽・性。実施例 3 ($・1級)‐3‐ァミノ−2−ヒドロキシ−4−フエ
ニルブタノイルーSーロイシルーRーロイシンの合成(
$・斑)−3−N−ペンジルオキシカルボニルアミノー
2ーヒドロキシー4ーフエニルブタノイル一Sーロイシ
ン1.11夕とR−ロイシンベンジルェステルーp−ト
ルェンスルホン酸塩983.3雌から実施例1{a}と
同様に処理して1.39夕の保護体の粉末を得た。
質量分析値m/eは646を与えた。本物質を実施例1
{b)と同様に脱保護処理して粗粉末を得、これをメタ
ノールから再結晶して無色板状晶510のoを得た。融
点240〜24yo、質量分析値はm/e422を与え
た。TLC:Rf=0.紙を示した。
{b)と同様に脱保護処理して粗粉末を得、これをメタ
ノールから再結晶して無色板状晶510のoを得た。融
点240〜24yo、質量分析値はm/e422を与え
た。TLC:Rf=0.紙を示した。
Rf=0.39(実施例1‘b}の化合物)展開系:酢
酸ブチル:nーブタノール:酢酸:水(4:4:1:1
) TLC板(メルク社An.5715) 元素分析値(C22日3が305として)実測値 C:
63.10H:8.09N:9.70%計算値 C:6
2.91 H:8.39N:9.97%実施例 4($
・服)‐3ーアミノ‐2‐ヒドロキシ‐4ーフエニルブ
タノイル一SーロイシルーSーグルタミン酸の合成($
・級)−3‐N‐ペンジルオキシカルボニルアミノー2
−ヒドロキシー4ーフエニルブタノィル−Sーロィシン
442柵とSーグルタミン酸ジベンジルェステルpート
ルェンスルホン酸塩500の3から実施例1{a}と同
様に反応せしめて保護体667のoの粉末を得た。
酸ブチル:nーブタノール:酢酸:水(4:4:1:1
) TLC板(メルク社An.5715) 元素分析値(C22日3が305として)実測値 C:
63.10H:8.09N:9.70%計算値 C:6
2.91 H:8.39N:9.97%実施例 4($
・服)‐3ーアミノ‐2‐ヒドロキシ‐4ーフエニルブ
タノイル一SーロイシルーSーグルタミン酸の合成($
・級)−3‐N‐ペンジルオキシカルボニルアミノー2
−ヒドロキシー4ーフエニルブタノィル−Sーロィシン
442柵とSーグルタミン酸ジベンジルェステルpート
ルェンスルホン酸塩500の3から実施例1{a}と同
様に反応せしめて保護体667のoの粉末を得た。
質量分析値はm/e662(M+1)を与えた。本物質
200のりを実施例1(b’と同様に処理して無色粉末
73の9を得た。融点143〜14がo、〔Q〕客−2
4.70(c=1.0、IN−HCI)質量分析値m/
e4斑(M十1)元素分析値(C2,日3,N307と
して)実測値 C:57.21H:7.31N:9.3
0%計算値 C:57.64H:7.16N:9.61
%実施例 5(波)−N−〔(2S・3R)−3′ーア
ミノー2′ーヒドロキシー4′−フエニルブタノイルー
S−ロイシル〕アミノ−($)‐2−ヒドロキシ−4ー
フヱニル酪酸の合成($・釈)‐3‐Nーベンジルオキ
シカルボニルアミノ−2ーヒドロキシ−4ーフエニルプ
タノイル−S‐oイシン309地と($・舵)‐3ーア
ミノ−2−ヒドロキシ−4−フェニル酪酸ペンジルェス
テル塩酸塩225の9を実施例1‘a’と同様に反応せ
しめて保護体440雌の無色針状結晶を得た。
200のりを実施例1(b’と同様に処理して無色粉末
73の9を得た。融点143〜14がo、〔Q〕客−2
4.70(c=1.0、IN−HCI)質量分析値m/
e4斑(M十1)元素分析値(C2,日3,N307と
して)実測値 C:57.21H:7.31N:9.3
0%計算値 C:57.64H:7.16N:9.61
%実施例 5(波)−N−〔(2S・3R)−3′ーア
ミノー2′ーヒドロキシー4′−フエニルブタノイルー
S−ロイシル〕アミノ−($)‐2−ヒドロキシ−4ー
フヱニル酪酸の合成($・釈)‐3‐Nーベンジルオキ
シカルボニルアミノ−2ーヒドロキシ−4ーフエニルプ
タノイル−S‐oイシン309地と($・舵)‐3ーア
ミノ−2−ヒドロキシ−4−フェニル酪酸ペンジルェス
テル塩酸塩225の9を実施例1‘a’と同様に反応せ
しめて保護体440雌の無色針状結晶を得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aは ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ の基を表わし、*は立体配置のRまたはSまたはその組
合わせを表わす)で表わされるベスタチン誘導体。 2 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1はアミノ基の保護基を表わし、*は立体
配置のRまたはSまたはその組合わせを表わす)で表わ
されるアミノ基を保護したアミノ酸誘導体とロイシン、
アルギニン、グルタミン酸または3−アミノ−2−ヒド
ロキシ−4−フエニル酪酸とを、必要により反応に関与
しないアミノ基、水酸基、カルボン酸基、グアニジル基
を通常の保護基で保護した後通常の方法で縮合させ、次
いで該保護基を除去することからなる一般式:▲数式、
化学式、表等があります▼ (式中、Aは ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ の基を表わし、*は立体配置のRまたはSまたはその組
合わせを表わす)で表わされるベスタチン誘導体の製造
法。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55091691A JPS6014040B2 (ja) | 1980-07-07 | 1980-07-07 | ベスタチン新誘導体及びその製造法 |
US06/272,211 US4370318A (en) | 1980-07-07 | 1981-06-10 | Bestatin-related compounds as immunopotentiator |
GB8119397A GB2083046B (en) | 1980-07-07 | 1981-06-24 | Bestatin-related compounds |
CA000381174A CA1178610A (en) | 1980-07-07 | 1981-07-06 | Bestatin-related compounds as immunopotentiator |
IT09465/81A IT1167937B (it) | 1980-07-07 | 1981-07-06 | Composti collegati alla bestatina come immunopotenziatore |
DE3126606A DE3126606C2 (de) | 1980-07-07 | 1981-07-06 | (2S,3R)-3-Amino-2-hydroxy-4-phenylbutansäure-amide und -peptide sowie diese enthaltende Arzneimittel |
IT1981A09465A IT8109465A1 (it) | 1980-07-07 | 1981-07-06 | Composti collegati alla bestatina come immunopotenziatore |
DE3153030A DE3153030C2 (de) | 1980-07-07 | 1981-07-06 | Verwendung von (2S,3R)-3-Amino-2-hydroxy-4-phenylbutansäureverbindungen als Immunverstärkungsmittel |
FR8113332A FR2485924A1 (fr) | 1980-07-07 | 1981-07-07 | Nouvelles compositions pharmaceutiques immunopotentialisatrices, et nouveaux composes apparentes a la bestatine entrant dans ces compositions |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55091691A JPS6014040B2 (ja) | 1980-07-07 | 1980-07-07 | ベスタチン新誘導体及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5718653A JPS5718653A (en) | 1982-01-30 |
JPS6014040B2 true JPS6014040B2 (ja) | 1985-04-11 |
Family
ID=14033524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55091691A Expired JPS6014040B2 (ja) | 1980-07-07 | 1980-07-07 | ベスタチン新誘導体及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014040B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62296332A (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-23 | Hitachi Ltd | イオン源 |
-
1980
- 1980-07-07 JP JP55091691A patent/JPS6014040B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5718653A (en) | 1982-01-30 |
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