JPS6013955A - 内燃機関用ピストンおよびその製造方法 - Google Patents

内燃機関用ピストンおよびその製造方法

Info

Publication number
JPS6013955A
JPS6013955A JP58121429A JP12142983A JPS6013955A JP S6013955 A JPS6013955 A JP S6013955A JP 58121429 A JP58121429 A JP 58121429A JP 12142983 A JP12142983 A JP 12142983A JP S6013955 A JPS6013955 A JP S6013955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
fiber aggregate
inorganic fiber
cooling cavity
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58121429A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Uchimura
内村 正和
Yukihiro Sugimoto
幸弘 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Mahle Engine Components Japan Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Izumi Automotive Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp, Izumi Automotive Industry Co Ltd filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP58121429A priority Critical patent/JPS6013955A/ja
Publication of JPS6013955A publication Critical patent/JPS6013955A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D19/00Casting in, on, or around objects which form part of the product
    • B22D19/0009Cylinders, pistons
    • B22D19/0027Cylinders, pistons pistons
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D19/00Casting in, on, or around objects which form part of the product
    • B22D19/14Casting in, on, or around objects which form part of the product the objects being filamentary or particulate in form
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B23/00Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation
    • F02B23/02Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with compression ignition
    • F02B23/06Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with compression ignition the combustion space being arranged in working piston
    • F02B23/0696W-piston bowl, i.e. the combustion space having a central projection pointing towards the cylinder head and the surrounding wall being inclined towards the cylinder wall
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F3/00Pistons 
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J9/00Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
    • F16J9/12Details
    • F16J9/22Rings for preventing wear of grooves or like seatings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
    • F05C2253/00Other material characteristics; Treatment of material
    • F05C2253/16Fibres
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関用ピストンおJ、びその製造方法に係
り、とくに無機繊維集合体あるいは多孔質金属成形体に
よって少なくともトップリング溝を複合強化するととも
に、頂部側の内部に冷却用空洞を設けるようにしたピス
トンおよびその製造方法に関する。
内燃機関を高出力化すると、ピストンの温度が上昇し、
リングの膠着やピストンの破損、あるいは焼付が発生ず
る。そこでピストンの頂部の内側に冷却用空洞を形成し
、この空洞に冷却油を通して冷却を行なうようにしたピ
ストンが使用に供されるようになっている。また内燃機
関から成る■ンジンの高出力化に伴ない、トップリング
溝の摩耗も増大し、ビスj・ンの寿命が短縮されること
になる。そこで特殊鋳鉄、例えばニレジスト製の耐fF
J、環をトップリング溝の部分に鋳込むようにしたピス
トンが広く使われるようになっている。さらにこの耐摩
環と上記の冷19用空洞とをともに有するピストンも広
く実用化されている。
しかしながら耐摩環を備えるとともに、冷却用空洞が形
成されたピストンにおいては、両者間の距離を一定の値
以上にしないと、鋳造時に湯のまわりが悪くなり、また
冷却用空洞と頂部の燃焼室との間の距離を一定の値以上
にしないと、冷却用空洞の部分にかかる応力が高くなり
、ピストンが破損する可能性が生ずる。そこで耐摩環と
冷却用空洞との間の距離および冷却用空洞と燃焼室の間
の距離とをそれぞれ所定の値以上にすると、頂部の燃焼
室の大きざが制約され、エンジンが十分な性能を発揮す
るために必要な大きさが得られなくなり、また燃焼室の
偏心の量が制限されることになる。従って従来の耐摩環
と冷却用空洞とを備えたピストンは、エンジンの性能に
必要な燃焼室を自由に設計することができないという不
都合があった。
またピストンの外周部のトップリング溝の位置を高くす
れば、トップランドの外周部とシリンダライナとの間に
形成される空間のデッドポリコームを小さくすることが
可能となり、これによって燃費を低減することができ、
また排気ガス対策の上で効果的である。しかしトップリ
ング溝を上方に位置させると、トップリング溝の部分の
温度が上昇する。そこでこの部分の温度を低くするため
に、冷却用空洞をピストンの頂部側に設(づ、トップリ
ング溝の近傍の温度を下げるようにする試みがなされて
いる。しかし鉄とアルミニウム合金との冶金学的な結合
、すなわちアルフィン結合されている耐摩環とピストン
本体との結合層が強くないために、トップリング溝の位
置を高くすることによって耐摩環に生ずる高い熱的およ
び機械的負荷により、アルフィン結合が破壊され易くな
る。
そしてこれに伴なってピストンの焼付や、あるいはラン
ド欠損のような問題が発生し、このためにトップリング
溝の位置を上げることは実用上困難であるとされている
一方ピストンの頂部には局部的な熱負荷が加わり、とく
に直接噴銅型エンジンのピストンにおいては、その頂部
の燃焼室のエッチの部分に高い負荷が加わり、このエッ
チの部分に亀裂が発生ずる問題がある。このような亀裂
は、冷」用空洞をピストンの頂部にRQ clでピスト
ンの温度を下げても、十分に解決されない。
ところでピストンを局部的に無機繊組集合体あるいは多
孔質金属成形体で強化する方法は既に公知である。この
ような対策によれば、ピストンを部分的に補強して上記
の耐摩環に関する不具合を解消し、あるいはリング溝の
摩耗を減少させ、またピストンの頂部を強化することが
可能である。
しかしこの複合強化に利用される加圧鋳造法により、冷
19用空洞をも有するピストンを従来の方法で製造しよ
うどすると、次のような種々の製造上の問題が生じ、こ
のために実用化されていないのが現状である。
すなわち可溶性の中子により冷去1用空洞をピストンの
頂部に形成しようとすれば、上記の中子を鋳型内の空間
の所定の位置に保持しなければイ^らない。この保持の
方法は2通りある。第1の方法は中子を成形するとぎに
ビンを中子に埋込み、ピストンを鋳造するためのパンチ
型の穴にこのビンを差込む方法である。第2の方法はパ
ンチ型にビンを予め固定しておき、中子に穴を開けてこ
の穴の中へ上記のビンを差込み固定ターる方法である。
しかしながら加圧鋳造にこのような方法を採用すると、
第1の方法を用いた場合にはパンチ型の穴に溶湯が侵入
し、ビンが入難くなる欠点を生ずる。これに対して第2
の方法によれば、中子に穴を開ける際に中子が割れたり
、あるいはビンに溶湯が密着した状態で凝固するために
、溶湯が凝固した後にこのビンを引テ[<なり、ビンの
損傷が多くなる。さらには無機繊維集合体あるいは多孔
質金属成形体を金型にセットし、さらにこの後に中子を
セットしなければならないために、これらに時間がかか
つて金型の温度が降下し、湯まわりが悲くなる等の不都
合を生ずることになる。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、燃焼室の大きさおよび偏心量をエンジンの性能に対
応して自由に設計することができ、トップリング渦が効
宋的に冷却され、しかも冷却用空洞を形成するための中
子が確実かつ容易に保持されるようにした内燃機関用ピ
ストンおよびその製造方法を提供することを目的とする
ものである。
とくに本発明に係るピストンの製造方法の著しい特徴は
、無機繊維集合体あるいは多孔質金属成形体と可溶性中
子とを互に連結した状態で鋳型にセットし、加圧鋳造あ
るいは重力鋳造を行なうことによって、部分的に複合強
化されしかも冷却用空洞が形成されたピストンを容易に
製造することができることにある。さらに本発明によれ
ば、耐摩環を構成する補強材を備え、冷却用空洞の形成
されたピストンにおける諸問題を解決できる優れた方法
を提供するものである。
本発明の方法の要旨は次の通りである。すなわちまずピ
ストンを補強するのに適切な無機繊維あるいは多孔質金
属を選定し、これらを補強個所に応じた形状に成形する
。この成形の際に上記冷去11用空洞を形成するために
可溶性中子を保持する保持部を形成するようにする。無
機繊維集合体あるいは多孔質金属成形体と可溶性中子と
はそれぞれ別々に製造され、両者は接着剤によって連結
されるか、ワイヤ、繊維等の結束手段により結束され、
あるいは中子を繊維集合体または金属成形体に係合させ
、これによって中子を補強材に固定する。
そしてこの後に中子を保持した無BI II iff集
合体あるいは多孔質金属成形体を鋳型内にセットして固
定した後に、ピストンを構成する金属の溶湯を注入し、
加圧鋳造あるいは重力鋳造を行なうものである。
無機m紐束合体あるいは多孔質金属成形体は、その製造
の際に可溶性中子を保持できるような強度が得られるよ
うに、また適切な複合材が製造できるように、複合材中
の成形体の体積率はほぼつぎのような範囲に設定される
ことが好ましい。
セラミック短繊維・・・・ 3〜25%セラミックウィ
スカ・・・12〜25%セラミック長繊維・・・・40
〜80%多孔質金1ぶ体・・・・・・ 2〜40%金属
繊組金属体・・・・・15〜55%これらの集合体ある
い成形体に適当するそれぞれの最少の体積率の値は、集
合体あるいは成形体自身が形を保持し得られ、かつ溶湯
の圧力に耐えるとともに、中子と組合せることのできる
剛性を持つこと等の要因により決定される。またそれぞ
れの集合体あるいは成形体の最大の体積率の値は、溶湯
が容易に成形体の空隙に浸透できること、およびピスト
ンの切削仕上げが行なえること等により決定されること
になる。
本発明ににるピストンによれば、リング溝を保護する複
合体に密着するように隣接して冷却用空洞が形成される
ために、従来のニレジスト鋳鉄の耐摩環の場合に必要と
されていた耐摩環と冷却用空洞との間の距離が必要なく
なる。従って燃焼室の直径を大きくすることができ、ま
たその偏心量をも大きくすることが可能となり、設計の
自由葭が非常に大きくなる。また冷却用空洞はトップリ
ング溝の温度を低下する目的で設けられることになるが
、本発明によればこの空洞が1へツブリング溝に極めて
近くなるために、トップリング)117の冷却が非常に
効果的に行なわれることになる。
さらに補強用の複合体の中にアルミニウム合金等の金属
が完全に浸透するために、ピストン本体と複合部との密
着が非常に良好になって、ニレジスト製の耐摩環のよう
に応力が高いときに生ずる境界部の剥離の心配がなくな
る。ざらにトップリング溝のみならず燃焼室のエッチを
も複合材によって複合強化することにより、亀裂が発生
【ノ易い燃焼室のエッチの部分を複合することが可能と
なり、冷却用空洞によりピストンのトップリング渦の温
度を下げるとともに、燃焼室のエッチの亀裂対策をも同
時に行なうことが可能となる。
以下本発明を実施例につぎ説明する。
実施例1 ピストン・のトップリング溝を保護するための無機繊維
集合体1を第1図に示すように形成した。
なおここでは、アルミナ(Aj2203>95%、二酸
化珪素(SiOz)5%から成る結晶化セラミック短繊
維が用いられており、その繊維の直径は2〜4μである
。そしてこのm維を珪酸系の無機バインダで結合して成
形し、その体積率は約10%となるようにした。ここで
無機u&維集合体1の上面には第1図に示ずように四部
から成る保持部2を形成している。
この無機繊維集合体1とは別に、食塩をプレスして焼結
した可溶性中子3を上記保持部2に保持させるとともに
、この中子3を無機バインダによって繊維集合体1と結
合するようにした。このような結合体を第3図に示すJ
:うに上下逆様にして、底部が下型4によって閉塞され
た金型5の段部6にセラl−した。そしてこの金型5内
にアルミニウム合金の溶湯7を注入し、パンチ型8によ
って10、 OOkg / cdの圧力を加えてピスト
ンを加圧鋳造した。そしてこのピストンに第4図に示す
ように、そのボス側にドリル穴9を形成し、この穴9を
通して水を供給して可溶性中子3を溶解し、冷却用空洞
10を形成した。さらにこのピストンの外周面であって
、上記繊維集合体1によって強化された部分を切削加工
してトップリング溝11を形成した。なおこのピストン
の頂部には必要に応じて燃焼室12が形成された。
このような第4図に示すピストンによれば、その冷却用
空洞10がトップリング溝11を補強する無機繊維集合
体1に隣接して形成されるようになっているために、ト
ップリング溝11と空洞10との間の距離が非常に短く
なり、これに伴なって燃焼室12の直径を大きくしたり
、あるいはその偏心曾を大きく設定することができ、設
泪の自由度が非常に大ぎくなる。さらにこのようなピス
トンは、その近傍に設けられた冷却用空洞10を通過す
るオイルによってトップリング溝11が効果的に冷却さ
れることになり、このためにリング ′溝11の保護が
より確実に行なわれる。しがもこのリング溝11を補強
している無機繊維集合体1の空隙内にはアルミニウム合
金が充填されているために、この集合体1がピストン本
体から分離されることがなく、両者が極めて大きな結合
強度で結合されることになる。
さらにこのようなピストンを製造する場合において、可
溶性中子3が上述の如く無機繊維集合体1にバインダを
介して保持されているために、この中子3をビンを用い
てパンチ型8と結合する必要がなく、このためにパンチ
型8に穴を設ける必要がなくなる。従ってこの穴の中へ
アルミニウム合金の溶湯が入ることがなくなる。あるい
はまた中子3にドリルで穴を開けてビンを挿入する必要
かなくなるために、中子3が割れる心配もない。
また中子3をIBM集合体1と別々に金型5内にセラ1
〜する必要がないために、準備の時間が短くなって金型
5の温度低下を防止することができる。
従って湯まわりが良好になるという効果をもたらす。
実施例2 第5図に示すような多孔質金属成形体13を形成した。
この金属成形体13はニッケル15%、銅5%、鉄80
%の焼結体から構成されており、その気孔率は80%に
なっている。そしてこの成形体13の上面の内周側には
、四部から成る保持部2が形成されるとともに、さらに
燃焼室のエッチの部分を保護するための補強リング15
をアーム14を介して金属焼結体によって一体に形成し
た。そしてこの成形体13の凹部2に可溶性中子3を配
するとともに、この中子3を直径が0.5關のステンレ
スワイヤ16によって成形体13に連結した。
このような中子3を保持した金属成形体13を上記第1
の実施例と同様の金型内に配し、第7図に示すようなピ
ストンを鋳造した。この場合においても上記中子3をド
リル穴9を通して供給される水によって溶解することに
より、冷入り用空洞10を形成するとともに、成形体1
3の鋳込まれた部分を切削加工してトップリング溝11
を形成するようにした。このようなピストンにおいても
、冷却用空洞10がトップリング溝11を補強する成形
体13に隣接して形成されており、従って上。
記第1の実施例と同様の作用効果が得られることは明ら
かである。さらにこの実施例においては、成形体13に
一体に連設された補強リング15によって、燃焼室12
のエッチの部分が補強されるために、このエッチに高い
熱負荷が加わっても亀裂を防止゛することが可能となる
実施例3 第8図に示すようなアルミナ繊維から成る無機繊維集合
体1を形成した。この成形体1の上面には上記実施例と
同様に保持部2を形成している。
そしてこの集合体2とは別に、リング状をなす補強リン
グ15を形成した。なおこの補強リング15は炭化珪素
のウィスカから構成されている。そして繊維集合体1と
補強リング15とをバインダによって結合するとともに
、第8図および第9図に示すように集合体1の上面に形
成された保持部2に中子3を載置した。なおここで中子
3は、無機バインダによって無機繊維集合体1に結合さ
れている。第10図はこのような無機繊維集合体1と補
強リング15とによって複合されたピストンを示すもの
であって、中子3を溶かすことによって冷却用空洞10
が形成されるとともに、無敗繊維集合体1によって補強
された部分を切削することにより、トップリング溝11
が形成されている。
この実施例の特徴は、耐摩耗性が要求される1〜ツブリ
ング溝11の部分と、そして耐熱亀裂士11が要求され
る燃焼室12の補強リング15とをそれぞれ別の材料に
よって形成するようにしているために、両者にそれぞれ
最も好ましい材料を利用することができ、トップリング
溝11と燃焼室12の補強とをそれぞれ効果的に行2f
うことが可能となる。さらにトップリング溝11はその
近傍に形成された冷却用空洞10によって効果的に冷却
されることになる。
実施例4 無機繊維集合体によってリング状をなす補強材を用意し
、この無機繊維集合体のみを金型内に設置し、アルミニ
ウム合金の溶湯を注入して加圧下において、上記無機繊
維集合体の空隙内にアルミニウム合金を注入した。そし
てこのように予めアルミニウム合金と複合化された無機
繊維集合体に可溶性の中子を保持させた状態で金型内に
設置し、この金型内にアルミニウム合金を注入して重力
鋳造によりピストンを製造するようにした。そしてこの
ピストンの上記無機繊維集合体によって強化されている
部分を切削加工してトップリング溝を形成した。このピ
ストンにおいてもトップリング溝の近傍に、上記可溶性
の中子によって冷却用の空洞が形成された。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例に係る無機繊維集合体の縦断面図
、第2図は可溶性中子を保持した無機繊維集合体の縦′
断面図、第3図はこの無機繊維集合体によって補強され
たピストンを製造する金型の縦断面図、第4図はこの金
型で鋳造されたピストンの縦断面図、第5図は第2の実
mb例に係る多孔質金属成形体の縦断面図、第6図は中
子を保持した金属成形体の縦断面図、第7図はこの成形
体によって強化されたピストンの縦断面図、第8図は第
3の実施例に係る無機繊維集合体の縦断面図、第9図は
同斜視図、第10図はこの無機繊維集合体によって強化
されたピストンの縦断面図である。 なお図面に用いた符号において、 1・・・無機繊維集合体 2・・・保持部(凹部) 3・・・可溶性中子 10・・・冷却用空洞 11・・・トップリング溝 12・・・燃焼室 13・・・多孔質金属成形体 で必る。 代理人 松 村 修 −N Cつ 法 法 法 区 \j 瞭 tOaD 像 法

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、無機giN集合体あるいは多孔質金属成形体によっ
    て少なくともトップリング溝を複合強化するとともに、
    頂部側の内部に冷却用空洞を設けるようにしたピストン
    において、前記冷却用空洞が前記無機繊維集合体あるい
    は前記多孔質金属成形体に隣接して形成されていること
    を特徴とする内燃機関用ピストン。 2、無機繊維集合体あるいは多孔質金属成形体によって
    少なくども1〜ツブリング溝を複合強化するとともに、
    頂部側の内部に冷厨用空洞を設けるようにしたピストン
    の製造方法において、前記冷却用空洞を形成するための
    可溶性中子を前記無機!Ili紺集合体あるいは多孔質
    金属成形体に保持させた状態で鋳造するようにしたこと
    を特徴とする内燃機関用ピストンの製造方法。 3、前記鋳造が加圧下で行なわれるようにしたことを特
    徴とする特許請求の範囲第2項に記載の内燃機関用ピス
    トンの製造方法。 4、前記無機繊維集合体あるいは多孔質金属成形体の気
    孔部に予め溶融金属を充填固化し、この状態で可溶性中
    子を保持させて重力鋳造により製造するようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の内燃機関用
    ビスI・ンの製造方法。
JP58121429A 1983-07-04 1983-07-04 内燃機関用ピストンおよびその製造方法 Pending JPS6013955A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58121429A JPS6013955A (ja) 1983-07-04 1983-07-04 内燃機関用ピストンおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58121429A JPS6013955A (ja) 1983-07-04 1983-07-04 内燃機関用ピストンおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6013955A true JPS6013955A (ja) 1985-01-24

Family

ID=14810922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58121429A Pending JPS6013955A (ja) 1983-07-04 1983-07-04 内燃機関用ピストンおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6013955A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2652526A1 (fr) * 1989-09-29 1991-04-05 Kolbenschmidt Ag Dispositif de fabrication de pistons en metal leger pour des moteurs a combustion interne.
WO2013135525A1 (de) * 2012-03-12 2013-09-19 Federal-Mogul Nürnberg GmbH Verfahren zum herstellen eines kolbens mit einem kühlkanal

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5721040A (en) * 1980-07-15 1982-02-03 Matsushita Electric Works Ltd Circuit breaker
JPS5893840A (ja) * 1981-11-30 1983-06-03 Toyota Motor Corp 摺動用部材
JPS5893835A (ja) * 1981-11-30 1983-06-03 Toyota Motor Corp 摺動部材の組合せ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5721040A (en) * 1980-07-15 1982-02-03 Matsushita Electric Works Ltd Circuit breaker
JPS5893840A (ja) * 1981-11-30 1983-06-03 Toyota Motor Corp 摺動用部材
JPS5893835A (ja) * 1981-11-30 1983-06-03 Toyota Motor Corp 摺動部材の組合せ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2652526A1 (fr) * 1989-09-29 1991-04-05 Kolbenschmidt Ag Dispositif de fabrication de pistons en metal leger pour des moteurs a combustion interne.
WO2013135525A1 (de) * 2012-03-12 2013-09-19 Federal-Mogul Nürnberg GmbH Verfahren zum herstellen eines kolbens mit einem kühlkanal

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5979298A (en) Cooling gallery for pistons
CA1250200A (en) Reinforcement of pistons of aluminium or aluminium alloy
US6035923A (en) Method of and apparatus for producing light alloy composite member
US4586553A (en) Pistons
EP0710729B1 (en) Fibre-reinforced metal pistons
JPH0357817A (ja) 副室の断熱構造
JPS60166158A (ja) 内燃機関用ピストンの製造方法
JPS6013955A (ja) 内燃機関用ピストンおよびその製造方法
JPH02255265A (ja) 内燃機関用ピストンの製造方法
JPH0370814A (ja) 副室の断熱構造及びその製造法
JPH04356344A (ja) セラミックスと金属の鋳ぐるみ複合体
JPS60141362A (ja) 母材の強化層形成方法
JP3214657B2 (ja) 内燃機関のピストン及びその製造方法
JPS60191654A (ja) 内燃機関用ピストンおよびその製造方法
JP2697851B2 (ja) 繊維強化金属部材の製造方法
JPH05256192A (ja) 内燃機関用ピストンの製造方法
US11780009B2 (en) Method for producing a piston
JP2000158119A (ja) 複合化用予備成形体並びに複合軽金属部材
KR20030016696A (ko) 엔진용 실린더 블록 제조방법
JPH0635044B2 (ja) 軽合金製シリンダヘツドの鋳造方法
JPS6167560A (ja) 中空部を有する繊維強化金属複合材料製成形部材の製造方法
EP0468722A1 (en) Ceramic-metal insert composite
JPS6221456A (ja) 中空鋳物の製造方法
EP2635391B1 (en) Cylinder head
JP4258243B2 (ja) 複合化用予備成形体及びそれを備えた砂型の製造方法