JPS6167560A - 中空部を有する繊維強化金属複合材料製成形部材の製造方法 - Google Patents

中空部を有する繊維強化金属複合材料製成形部材の製造方法

Info

Publication number
JPS6167560A
JPS6167560A JP59188490A JP18849084A JPS6167560A JP S6167560 A JPS6167560 A JP S6167560A JP 59188490 A JP59188490 A JP 59188490A JP 18849084 A JP18849084 A JP 18849084A JP S6167560 A JPS6167560 A JP S6167560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
salt core
composite material
recess
hole
fibers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59188490A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Tatematsu
立松 義明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP59188490A priority Critical patent/JPS6167560A/ja
Publication of JPS6167560A publication Critical patent/JPS6167560A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F3/00Pistons 
    • F02F3/16Pistons  having cooling means
    • F02F3/18Pistons  having cooling means the means being a liquid or solid coolant, e.g. sodium, in a closed chamber in piston
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D19/00Casting in, on, or around objects which form part of the product
    • B22D19/0009Cylinders, pistons
    • B22D19/0027Cylinders, pistons pistons
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D19/00Casting in, on, or around objects which form part of the product
    • B22D19/14Casting in, on, or around objects which form part of the product the objects being filamentary or particulate in form
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B23/00Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation
    • F02B23/02Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with compression ignition
    • F02B23/06Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with compression ignition the combustion space being arranged in working piston
    • F02B23/0672Omega-piston bowl, i.e. the combustion space having a central projection pointing towards the cylinder head and the surrounding wall being inclined towards the cylinder center axis
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F7/00Casings, e.g. crankcases or frames
    • F02F7/0085Materials for constructing engines or their parts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F2200/00Manufacturing
    • F02F2200/04Forging of engine parts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
    • F05C2201/00Metals
    • F05C2201/02Light metals
    • F05C2201/021Aluminium
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
    • F05C2253/00Other material characteristics; Treatment of material
    • F05C2253/16Fibres
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、中空部を有する繊維強化金属複合材料製成形
部材の製造方法に関する。本発明は、軽量化等のために
内部に中空部を形成するピストンの製造方法に利用する
ことができる。
[従来の技術] 近時、成形部材例えば自動車の内05機関に用いられる
ピストンにおいては、軽量化などを目的として、ヘッド
部を繊維強化金属複合材料で作製したものが開発されて
いる。この種のピストンでは一層の軽量化を目的として
、繊維強化金Ff4複合材料製のヘッド部に中空部を形
成することが行なわれているく特開昭59−56966
号公報)。
ところで上記した特開昭59−56966号公報のピス
トンではこの公報の第5図に示すように、ピストンのヘ
ッド部に中空部を形成するに当っては、複合材料製のヘ
ッド部に塩中子を埋設したピストンを形成し、該ヘッド
部に、塩中子まで連通する孔を形成し、この孔に溶媒を
a入させることによって該溶媒中に塩中子を溶出し、こ
れにより複合材料製のヘッド部に中空部を形成すること
にしている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記した特開昭59−56966号公報の第5図に示す
ピストンでは、4I紺を含む複合材料製のヘッド部に、
ドリルなどで機械的に孔を形成する゛作業は容易ではな
い。特に複合材料部を層成づる繊維が硬いセラミックス
I!維やガラス繊維である場合には、上記したドリルに
よる孔形成は容易ではない。
孔形成作業を容易にするには、繊維を含まない非複合材
料部に塩中子を埋設し、該非複合材料部に前記中空部を
形成すればよい。しかし繊維を含まないため複合材料部
に比して強度が低い非複合材料部に、中空部を形成する
と、そのぶん強度が低下するので、ピストンとしての所
要の強度の確保が困難となる。そのため非複合材料部に
中空部を形成する場合には、中空部の大きさに限界があ
り、軽量化の度合は小さくならざるを得ない問題点があ
る。
本発明は上記した問題を解決するものであり、複合材料
部に中空部を形成する場合であっても、孔形成作業が容
易であり、ひいては成形部材の製造、が容易な製造方法
を提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る製造方法は、一端が開口する凹部を有する
繊維集合体の該凹部に、溶解可能な塩を主成分とする塩
中子を挿入する第1の工程と、少なくとも該繊維集合体
の内部、該塩中子を除く該凹部の内部に溶湯金属を含浸
してこれを固化することにより、該繊維集合体を複合材
料部とすると共に、少なくとも該凹部の該塩中子を除く
内部を、繊維を含まない非複合材料部とする第2の工程
と、 咳凹部の埋めた該非複合材料部に、該塩中子まで届く孔
を該凹部の開口側から形成する第3の工程と、 該孔から溶媒を浸入させて該溶媒により該塩中子を溶解
することによって、中空部を形成する第4の工程とを順
に実施することを特徴とするものである。
第1の工程では、繊維集合体に形成した四部に、溶解可
能な塩を主成分とする塩中子を保持する。
この場合第3図に例示したように、凹部の底堅や側壁に
塩中子が当たるように塩中子を挿入することが望ましい
。凹部は、一端が開口するように繊維集合体に形成する
。凹部は、丸い穴状、溝状、リング状等目的に応じて種
々の形状とし1qる。四部の深さは塩中子の大きさなど
に応じて種々選択する。塩中子を四部に保持するに当っ
ては、塩中子が動かないように、繊維集合体を構成する
繊維の一部で該塩中子を保持することが望ましい。この
ように保持すれば、第2の工程で溶腸椴造法を用い溶湯
金属に高圧を加えた場合であっても、該塩中子がずれ動
くことを抑制することができる。
従って別部材で塩中子を保持する必要がない。尚、凹部
の開口が大きい場合には、凹部の内部に塩中子を収納し
た侵、該開口を、孔形成箇所を除いて、IM I[[で
閉塞してもよい。このようにすれば塩中子の保)は一層
確実となる。
ここで繊維集合体は、繊維が一定の形状に集積したもの
を意味する。JIMは繊維強化金属複合材料に通常用い
られる繊維を用いることができる。
従って4I&帷はアルミナ繊維、炭化珪素繊維、窒化珪
素繊維、炭素繊維、アルミナシリカ繊維、ガラス繊維、
ボロン繊維、金属繊維、ウィスカなどを用いることがで
きる。金属41 fflとしてはステンレスIMを用い
ることができる。ウィスカはセラミックウィスカが望ま
しい。セラミックウィスカは、炭化珪素ウィスカ、窒化
珪素ウィスカ、アルミナウィスカ、ジルコニアウィスカ
などを用いることができる。繊維は短繊維、長繊維でも
よい。繊維の配向、配合■は成形部材の種類に応じ適宜
選択することができる。
塩中子は、溶媒に溶解可能な塩を主成分として形成され
る。塩中子を構成する代表的な塩としては塩化ナトリウ
ムを使用す−ることができる。塩化ナトリウムは、融点
が常圧で772℃とアルミニウムの融点以上であり、溶
媒どじでの水ににり溶Gプるかうである。塩化ナトリウ
ムとしては食塩や岩塩を用いることができる。塩中子を
6M成づるその他の塩としては塩化バリウム、塩化カル
シウム、塩化カリなどを使用することができる。塩とし
ては単一種類のものを使用してもよいし場合によっては
複数種類の金属塩を混合して複塩としてもよく、又、必
要に応じて他の添加物を加えてもよい。
塩中子は上記した塩を高温プレスか焼結あるいは鋳造し
て所定の形状に成形したものを用いる。
塩中子は、溶湯金属例えばアルミニウム系合金の溶湯に
よって容易に溶融しないことが必要である。
塩中子のかさ密度は、真密度の80%以上にすることが
望ましい。塩中子のかさ密度が低いと溶湯金属が塩中子
の内部に含浸し金属がスケルトン状に残ってしまうから
である。
第2の工程では、該lIH!l!合体の内部、該塩中子
を除く該凹部の内部に溶湯金属を含浸してこれを固化す
ることにより、該SaW合体を複合材料部とするととも
に、該凹部の該塩中子を除く内部を、繊維を含まない非
複合材料部とする。第2の工程では、繊維集合体に形成
した凹部に1M中子を保持した状態で、該ll!帷集金
集合体形型のキャビティ内にセットし、その状態で溶湯
金属をキャビティ内に注入して行なう。このようにする
と凹部の塩中子以外の空間部に溶湯金属が含浸され、そ
の結果該空間部は、繊維を含まない非複合材料部となる
第2の工程では、一般に、加圧鋳造法とも呼ばれる溶i
s造法を用いる。溶瀦@造法を用いた場合には、1平方
cm当り例えば300kg〜2000kqの圧力を溶湯
金属に加えこの圧力を溶湯金属の凝固が完了するまで保
持する。高弟2の工程では、繊維集合体の繊維体積率が
低い時などには、真空鋳造法、重力鋳造法、ダイキャス
ト法などを用いることができる。溶湯金属としては繊維
強化金属複合材料に従来から用いられている金属、例え
ば、アルミニウム、マグネシウム、チタン、銅、アルミ
ニウムーシリコン系合金、アルミニウムー銅系合金、ア
ルミニウムーマグネシウム系合金、マグネシウム−亜鉛
系合金、マグネシウム−アルミニウムー亜鉛系合金、銅
−亜鉛系合金、泪−スズ系合金などを用いることができ
る。
第3の工程では、前記した四部を埋めた非複合材料部に
、孔を形成し、この孔を塩中子まで届かせる。このよう
にすると成形部材の外方と塩中子とはつながり、両者は
連通状態となる。孔の(その大きさは、四部の開口寸法
などに応じて適宜選択する。この場合成形部材の強度に
支障がない限り、孔の径を大きくすることができる。こ
のJ:うに凡の径を太き(すると、成形部材の軒桁化を
一層図り得る。
第4の工程では、孔から溶媒を浸入さけて溶媒により該
塩中子を溶解することによって複合材料部に中空部を形
成する。中空部を形成するに当っては、成形部材を、溶
媒を貯溜した槽に浸1青するか、ノズル等を介して溶媒
を孔から塩中子へ向1〕で強制的に浸入させるとよい。
該塩中子は、塩化ナトリウムから構成されている場合に
(よ、水に浸漬するだけで簡単に溶出し1りる6場合に
よっては(りに振動を与えて溶出を促進させてもよい。
溶媒としては例えば常温水、冷水、熱水を使用すること
ができ、場合によってはメタノール、エタノール、アセ
トン、トルエン、グリセリンなどを使用することができ
る。
以上のように第1の工程〜第4の工程を経て成形材料を
形成すると、第1図に例示したように、中空部は複合材
料部の内に形成される。
[発明の効果1 本発明では、複合材料部の内に中空部が形成されている
にもかかわらず、非複合材料部に、塩中子まで届く孔を
形成することにしている。従って孔形成に際しては、繊
維を含まない金属部分をドリルなどで切削するものであ
る。そのため前述した従来例である特開昭59−569
66号公報の第5図の成形部材とは異なり、切削が困難
な複合材料部を切削する必要がない。そのため孔形成作
業が容易となり、ひいては成形部材の製造方法が容易と
なる。
[実施例] 本実施例は、成形部材としての小型直噴ディーゼルエン
ジン用ピストンに適用した例であるう第1図はそのピス
トンの断面図、第2図は繊維集合体の斜視図、第3図は
ta紺集合体の四部に塩中子を保持した状態を示す断面
図である。
(第1の工程) 平均繊維径2.5μ、平均楳柑艮2 rn rnのアル
ミナ繊維を圧縮成形法にて繊維集合体を形成した。
この繊維集合体1の大きさは、直径95mm、高さ3Q
mmの短円柱状である。この繊維集合体1のかさ密度は
0.52g/ccである。この繊維集合体1の上面側に
、第2図に示すように、−tH2aが開口するリング溝
状の凹部2(深さ20ミリメートル、幅10ミリメート
ル)を形成した。
凹部2をu!N集合体1に形成するに方法はn械加工に
よった。そして第3図に示すようにこの四部2に、リン
グ状をなす塩中子3を挿入し、該塩中子3を繊維集合体
1で保持した。この塩中子の大きさは、凹部2内に挿入
しうるように断面直径が10mmであり、外径が72m
m、内径が52mmである。塩中子3は、扮末状の塩化
ナトリウムを400℃に加熱し、その塩化ナトリウムを
塩中子形成用の成形型のキャビティの中に挿入し、そし
て1平方cm当り約20kQにてプレスし、これにより
かさ密度93%とした。
(第2の工程) 上記した塩中子3を保持した繊維集合体1を約600℃
に加熱し、該繊維集合体1をピストン製造用の成形型の
キャビティの所定の位置(ヘッド部相当部)にセットし
た。そして約730℃のアルミニウム合金(JIs−A
C8A)の溶湯金属を注ぎ、加圧力1平方mm当り60
0kGの圧力でカロ圧して溶湯鍛造を行ない、溶湯金属
を繊維集合体1の内部、凹部2の内部、更には他のキャ
ビティに含浸した。これによりピストン粗形材4を形成
し、繊維集合体1の内部を複合材料部5とすると共に、
凹部2の内部更には他のキャビティの部分を非複合材料
部6とした。尚、本例のビス1ヘン粗形材4のヘッド部
表面の中央部には、燃焼至の一部となる穴部7が形成さ
れている。溶湯金属の凝固後、成形型よりピストン粗形
材4を取り出し、該ピストン粗形材4にT6熱処理をし
てからピストン形状に仕上げた。尚、8.9.10は複
合材料部5の側壁に形成されたl1ll溝であり、コン
プレッションリングを嵌着するものである。
(第3の工程) ピストン粗形材4のスカート部4aの裏側から塩中子3
まで、孔11を非複合材料部5(、:形成した。この場
合孔11の形成はドリルにより行なった。本例の場合に
は、繊維を含まない非複合材料部5に孔11を形成する
ため、U&維を含む複合月料に孔を形成する特開昭56
.56996号公報の第5図に示すピストンに比べて、
孔形成が容易である。
(第4の工程) 上記したように製造したピストンを水中に沈めることに
より該孔11に水を浸入させ、これにより塩中子3を水
中に溶解させた。この結果、複合材料部5には、塩中子
3に相当するリング状の中空部12が形成された。この
リング状中空部12は、穴部7の周囲に形成されている
。このようにして製造したピストンは、直(¥9Qmm
、高さ100mmである。このピストンは、中空部をイ
jしない従来の同型のピスト二/に比べて、約40CI
軽く、軽量化を図り1qた。そしてこのピストンを24
00ccのディーゼルエンジンに組み込みエンジン性能
を計測すると、約5馬力出力が向上した。
この場合ピストンの複合材料部5たるヘッド部に(よ、
中空部12や穴部7が形成されているにもかかわらず、
亀裂などが生ぜず耐久性も充分あった。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の1実施例を示し、第1図は中空部を有す
るピストンの断面図であり、第2図は凹部を形成した繊
維集合体の斜視図であり、第3図は繊維集合体の凹部に
塩中子を保持した状態を示す断面図である。 1・・・繊維集合体 2・・・凹部 3・・・塩中子 第1図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端が開口する凹部を有する繊維集合体の該凹部
    に、溶解可能な塩を主成分とする塩中子を挿入する第1
    の工程と、 少なくとも該繊維集合体の内部、該塩中子を除く該凹部
    の内部に溶湯金属を含浸してこれを固化することにより
    、該繊維集合体を複合材料部とすると共に、少なくとも
    該凹部の該塩中子を除く内部を、繊維を含まない非複合
    材料部とする第2の工程と、 該凹部を埋めた該非複合材料部に、該塩中子まで届く孔
    を該凹部の開口側から形成する第3の工程と、 該孔から溶媒を浸入させて該溶媒により該塩中子を溶解
    することによつて、中空部を形成する第4の工程とを順
    に実施することを特徴とする中空部を有する繊維強化金
    属複合材料製成形部材の製造方法。
  2. (2)成形部材は、ヘッド部を複合材料部としたピスト
    ンであり、燃焼室の一部となる穴部を該ヘッド部表面の
    中央に有し、該穴部の周囲に、塩中子から形成したリン
    グ状の中空部を有する特許請求の範囲第1項記載の製造
    方法。
  3. (3)繊維集合体は、アルミナ繊維、炭化珪素繊維、窒
    化珪素繊維、炭素繊維、アルミナシリカ繊維、ガラス繊
    維、ボロン繊維、ウィスカの一種又は二種以上から構成
    されている特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
  4. (4)溶湯金属は、アルミニウム、アルミニウム系合金
    、マグネシウム、またはマグネシウム系合金である特許
    請求の範囲第1項記載の製造方法。
  5. (5)第2の工程は、溶湯鍛造法により行なわれる特許
    請求の範囲第1項記載の製造方法。
  6. (6)塩中子は、塩化ナトリウム、塩化バリウム、塩化
    カルシウム、塩化カリの一種又は二種以上を主成分とす
    る特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
JP59188490A 1984-09-08 1984-09-08 中空部を有する繊維強化金属複合材料製成形部材の製造方法 Pending JPS6167560A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59188490A JPS6167560A (ja) 1984-09-08 1984-09-08 中空部を有する繊維強化金属複合材料製成形部材の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59188490A JPS6167560A (ja) 1984-09-08 1984-09-08 中空部を有する繊維強化金属複合材料製成形部材の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6167560A true JPS6167560A (ja) 1986-04-07

Family

ID=16224638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59188490A Pending JPS6167560A (ja) 1984-09-08 1984-09-08 中空部を有する繊維強化金属複合材料製成形部材の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6167560A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0681879A1 (en) * 1993-03-08 1995-11-15 Pcc Composites, Inc. A Package and a method of forming a metal matrix component with internal and external structures
US6245442B1 (en) 1997-05-28 2001-06-12 Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Metal matrix composite casting and manufacturing method thereof
JP5053391B2 (ja) * 2008-01-18 2012-10-17 京セラ株式会社 真空吸着ノズル

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0681879A1 (en) * 1993-03-08 1995-11-15 Pcc Composites, Inc. A Package and a method of forming a metal matrix component with internal and external structures
US6245442B1 (en) 1997-05-28 2001-06-12 Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Metal matrix composite casting and manufacturing method thereof
JP5053391B2 (ja) * 2008-01-18 2012-10-17 京セラ株式会社 真空吸着ノズル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1092585C (zh) 自行车用曲柄及其制造方法
US4708104A (en) Reinforced pistons
US5216943A (en) Piston for hydrostatic axial and radial piston machines and method for the manufacture thereof
US6648055B1 (en) Casting tool and method of producing a component
US5000244A (en) Lost foam casting of dual alloy engine block
US4586553A (en) Pistons
KR100333200B1 (ko) 주조방법
GB2106433A (en) Squeeze casting of pistons
US6353992B1 (en) Method of manufacturing a bicycle crank
EP0347627B1 (en) Method for producing a piston with cavity
JPS6167560A (ja) 中空部を有する繊維強化金属複合材料製成形部材の製造方法
JP2000225457A (ja) セラミックス強化金属基複合材料およびその製造方法
JPS6336958A (ja) 工学構成部品の製作における改良またはそれに関係する改良
EP0101948B1 (en) Method of manufacturing a surface composite reinforced member
EP2949413B1 (en) A method of making a casting of a heat exchanger
US4573519A (en) Method for forming metal base composite
JPS6030549A (ja) 細孔を有する鋳物の製造法
JPS6221456A (ja) 中空鋳物の製造方法
JPS61172666A (ja) 繊維強化筒状部材の製造方法
JPS60191654A (ja) 内燃機関用ピストンおよびその製造方法
US6935221B2 (en) Method for manufacturing an aluminum die cast piston for reciprocating compressors
JP2943831B2 (ja) 複合材料の製造方法
JP2697851B2 (ja) 繊維強化金属部材の製造方法
KR20030016696A (ko) 엔진용 실린더 블록 제조방법
JP2000271728A (ja) 無加圧含浸浸透法による複合素材の製造方法