JPS60138860A - 摺動接点装置 - Google Patents

摺動接点装置

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Publication number
JPS60138860A
JPS60138860A JP24621583A JP24621583A JPS60138860A JP S60138860 A JPS60138860 A JP S60138860A JP 24621583 A JP24621583 A JP 24621583A JP 24621583 A JP24621583 A JP 24621583A JP S60138860 A JPS60138860 A JP S60138860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
brush
alloy material
sliding contact
slip ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP24621583A
Other languages
English (en)
Inventor
滝口 藤松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Tanaka Kikinzoku Kogyo KK filed Critical Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、摺動接点装置に係り、特にそれを構成するブ
ラシとコンミテータ又はスリップリングの材料の改良に
関する。
従来の摺動接点装置は、P d 87〜93市量%、R
u7〜13重量%の合金材料にて構成したブラシと、A
 g −Cd O,5〜15重量%の合金4A料にて構
成したコンミテータ又はスリップリングとを組合わせて
成るものである。
ところで、この摺動接点装置のブラシは、コンミテータ
又はスリップリングとの摺動時の凝着により耐摩耗性が
劣り、摩耗粉か生し易く接触抵抗が不安定となっていた
一方、コンミテータ又はスリップリングは、Ag−Cd
0.5〜15重量%の合金材料により構成され、ブラシ
との摺動時、粘着性が高く耐摩耗性に劣るものであった
本発明は、斯かる欠点を解消すべくなされたものであり
、ブラシの耐摩耗性及び接触抵抗特性をを向上させ、コ
ンミテータ又はスリップリングの耐摩耗性を向上させた
摺動接点装置を提供せんとするものである。
本発明の摺動接点装置は、Pd87〜93屯量%。
Ru7〜13重量%の合金材料に、その組成比に変更を
加えずにSiとZrを合計で0.5〜10重量%添加し
て成る合金材料にて構成したブラシと、Ag−Cu3〜
12i量%又はA g −’Cu 3〜12重量%−C
d5重量%以下の合金材料にて構成したコンミテータ又
はスリップリングとを組合わせて成るものである。
面、ブラシを構成する合金材料に添加されるSi。
Zrの一部を、0.O1〜0.5重量%の範囲でFe族
元素(Fe、Co、Nt)に置換しても良いのである。
本発明の摺動接点装置に於いて、ブラシをPd87〜9
3重量%、Ru7〜13重量%の合金材料に、その組成
比に変更を加えずにSiとZrを合計で0.5〜10重
量%添加して成る合金材料にて構成した理由は、前記P
d−Ruの合金材料の耐摩耗性を向上すべく析出物を適
量発生させ凝着を防止する為で、0.5重量%未満では
析出物の発生量が少なくてその効果を発揮できず、10
ffi量%を超えると酸化物の発生量が多くなり、接触
抵抗が高くなり1.その上不安定となるものである。
コンミテータ又はスリ・7ブリングを、Ag−Cu3〜
12重量%又はAg−Cu3〜12重量%−Cd5重量
%以下の合金材料にて構成した理由は、ブラシとの摺動
時の粘着性を抑えて耐摩耗性を向上させる為で、Cuの
含有量が3重量%未満ではその効果が得られず、12重
量%を超えると摺動時に発生する酸化物の量が多くなり
すぎて接触抵抗が高く不安定になり、C’dの含有量が
5重量%を超えるとこれが酸化Cdとなった際、接触抵
抗が高(なり、耐摩耗性が劣下するものである。従って
、Cuの含有量は3〜12重量%、Cdの含有量は5重
量%を超えないようにしたものである。
然して、ブラシを構成する合金材料に添加されるSi+
Zrの一部を、0.01〜0.5重量%の範囲でFe族
元素(Fe、Co、Ni)に置換した場合には、結晶粒
を微細化できて更に一段と耐摩耗性を向上できるもので
、0.01重量%未満では結晶粒微細化の効果が現われ
ず、0.5重量%を超えてもそれ以上の効果の得られな
いものである。
次に本発明による摺動接点装置の具体的な実施例と従来
例について説明する。
下記の表−1の左欄に示す成分組成の実施例及び従来例
の合金材料より成る線径0.7鰭のブラシ線材を各々長
さ8w111に切断し、2本並列させて一端を幅10m
m、長さ13龍、厚さ0.2龍の台材に溶接し、他端に
2Rの円弧状の接触部を曲成してブラシを作った。一方
下記の表−1の右欄に示す成分組成の実施例及び従来例
の合金材料により成る厚さ0.5mmの板材を打抜いて
直径5011mのスリップリングを作った。然してこれ
らブラシ及びスリップリングを夫々組合せて摺動接点装
置を作り、夫々ブラシをスリップリングに接触させ、ス
リップリングを正逆回転させて下記の試験条件にて摺動
試験を行い、ブラシ及びスリップリングの摩耗量と接触
抵抗を測定した処、下記の表−2に示すような結果を得
た。
試験条件 電 流 :0.6A 電 圧 : 12■ 負 荷 : 抵抗負荷 回転数: 1000r p m 周速度:120〜130m / rn i n接触カニ
 100g 摺動時間 ニア11 (以下余白) 表−2 上記の表−2で明らかなように実施例1〜3の摺動接点
装置のブラシとスリップリングは、夫々従来例1.2の
摺動接点のブラシとスリップリングに比し摩耗量が著し
く少なく、接触抵抗は低く安定していることが判る。こ
れはひとえに実施例1〜3の摺動接点装置のブラシを構
成している合金材料が、SiとZrの添加による析出物
により凝着が防止され、耐摩耗性が向」ニし、また摺動
時に発生するSt、ZrさらにはNi等の酸化物の量が
摩耗量とバランスしているからに他ならない。
特に実施例3の摺動接点装置のブラシが他の実施例の摺
動接点装置のブラシに比べ摩耗量がさらに一段と少ない
のはブラシを構成している材料にFe族元素が添加され
て、その結晶粒が微細に分散していて、耐摩耗性が一段
と向上しているからに他ならない。また実施例1〜3の
摺動接点装置のスリップリングを構成している合金材料
のCuによって摺動時の粘着性が高くなるのが抑えられ
て耐摩耗性が向上しているからに他ならない。
以上詳記した通り本発明の摺動接点装置は、従来の摺動
接点装置に比ベブラシとコンミテータ又はスリップリン
グの耐摩耗性が著しく優れていて、摩耗粉の発生量が極
めて少なく、また接触抵抗についても低く安定している
ので、従来の摺動接点装置にとって代わることのできる
画期的なものと云える。
出願人 田中貴金属工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ) l) d 87〜93重量%、 Ru 7〜1
    .3重量%の合金材料に、その組成比に変更を加えずに
    SiとZ’rを合計で0.5〜10重量%添加して成る
    合金材料にて構成したブラシと、Ag−Cu3〜12重
    量%又はAg−Cu3〜12重量%−Cd5重量%以下
    の合金材料にて構成したコンミテータ又はスリップリン
    グとを組合わせて成る摺動接点装置。 2)ブラシを構成する合金材料に添加されるSi。 Zrの一部が0.OI〜0.5重量%の範囲でFe族元
    素に置換されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の摺動接点装置。
JP24621583A 1983-12-27 1983-12-27 摺動接点装置 Pending JPS60138860A (ja)

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JP24621583A JPS60138860A (ja) 1983-12-27 1983-12-27 摺動接点装置

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JPS60138860A true JPS60138860A (ja) 1985-07-23

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ID=17145226

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