JPS6013880A - 作動媒体混合物 - Google Patents
作動媒体混合物Info
- Publication number
- JPS6013880A JPS6013880A JP58121526A JP12152683A JPS6013880A JP S6013880 A JPS6013880 A JP S6013880A JP 58121526 A JP58121526 A JP 58121526A JP 12152683 A JP12152683 A JP 12152683A JP S6013880 A JPS6013880 A JP S6013880A
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- JP
- Japan
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- dichlorotetrafluoroethane
- dichlorodifluoromethane
- medium
- mixture
- monochlorodifluoromethane
- Prior art date
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- Pending
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ジクロロジフルオロメタン(R−12)及び
モノクロロジ、フルオロメタン(R−22)から選ばれ
る少なくとも一種と、1.2−ジクロロテトラフルオロ
エタン(x−t14)’&必須成分とする混合作動媒体
組成物に関する。
モノクロロジ、フルオロメタン(R−22)から選ばれ
る少なくとも一種と、1.2−ジクロロテトラフルオロ
エタン(x−t14)’&必須成分とする混合作動媒体
組成物に関する。
水を媒体とし、重油や石炭を燃料とした水蒸気タービン
による発電は古くから行なわれている。近年、重油や石
炭等の燃料を燃焼して得られる熱源温度よシ低い温度の
熱源からのエネルギー回収の研究が進み、ハロゲン化脂
肪族炭化水素(以下フロンと言う)を作動媒体として用
いた廃熱回収フロンタービン、地熱回収フロンタービン
、冷熱利用フロ、Vタービンやヒートポンプ方式による
熱回収等が集用化されてきている。水は、熱安定性が良
く、無毒で安価な媒体であり、高温の熱源を用いて蒸気
を発生させ、タービンを駆動させる場合には、最適な媒
体であるが、170℃以下の低温の熱源からのエネルギ
ー利用の場合には、蒸気圧及び蒸気密度が低く、適当な
作動媒体とはならない。かかる場合の媒体として、フロ
ンガスが有効であることは、よく知られており、従来ト
リクロロモノフルオロメタン(R−11)、1.1.2
−トリクロロ−1,2,2,−トリフルオロエタン(R
−’113)や1.2− ジクロロテトラフルオロエタ
ン(R−114)等が用いられている。
による発電は古くから行なわれている。近年、重油や石
炭等の燃料を燃焼して得られる熱源温度よシ低い温度の
熱源からのエネルギー回収の研究が進み、ハロゲン化脂
肪族炭化水素(以下フロンと言う)を作動媒体として用
いた廃熱回収フロンタービン、地熱回収フロンタービン
、冷熱利用フロ、Vタービンやヒートポンプ方式による
熱回収等が集用化されてきている。水は、熱安定性が良
く、無毒で安価な媒体であり、高温の熱源を用いて蒸気
を発生させ、タービンを駆動させる場合には、最適な媒
体であるが、170℃以下の低温の熱源からのエネルギ
ー利用の場合には、蒸気圧及び蒸気密度が低く、適当な
作動媒体とはならない。かかる場合の媒体として、フロ
ンガスが有効であることは、よく知られており、従来ト
リクロロモノフルオロメタン(R−11)、1.1.2
−トリクロロ−1,2,2,−トリフルオロエタン(R
−’113)や1.2− ジクロロテトラフルオロエタ
ン(R−114)等が用いられている。
又、種々の研究によシ、混合作動媒体がそれの構成成分
である単一成分の作動媒体より、2ンキンサイクルの効
率が高くなる場合があることが知られている。
である単一成分の作動媒体より、2ンキンサイクルの効
率が高くなる場合があることが知られている。
本究明者は、熱エネルギーから機械エネルギーへの変換
効率あるいは廃熱源からのエネルギー[包収効率の優れ
た混合媒体について探索を行なったところ、ジクロロジ
フルオロメタン及び/又はモノクロロジフルオロメタン
と、1.2分ジクロロテト2フルオロエタンの混合組成
物はその単一成分より効率の高いことを新たに見い出す
に至った。
効率あるいは廃熱源からのエネルギー[包収効率の優れ
た混合媒体について探索を行なったところ、ジクロロジ
フルオロメタン及び/又はモノクロロジフルオロメタン
と、1.2分ジクロロテト2フルオロエタンの混合組成
物はその単一成分より効率の高いことを新たに見い出す
に至った。
すなわち、本発明は、1.2−ジクロロテトラフルオロ
エタンと、ジクロロジフルオロメタン及び/又はモノク
ロロジフルオロメタンを必須成分とすることを特徴とす
る作v1媒体混合物に関するものである。
エタンと、ジクロロジフルオロメタン及び/又はモノク
ロロジフルオロメタンを必須成分とすることを特徴とす
る作v1媒体混合物に関するものである。
例えば作動媒体の熱エネルギーから機械エネルギーへの
変換効率(以下、単に効率という)は、フロンタービン
による発電出力によシ評価することができる。フロンタ
ービン入口のフロン媒体蒸気は、タービンを駆動させ、
より熱エネルギーレベルが低く、圧力の低い蒸気となっ
て、タービンよシ排出される。蒸気媒体を液化する凝縮
器を冷却する冷水は、冷水塔で冷却され循環ポンプ−で
液循環される。凝縮器で液化された媒体は、循環及び昇
圧ポンプで昇圧され、加圧媒体となる。加圧媒体は、蒸
発器において熱を吸収し、蒸発して蒸気媒体となシ、再
びフロンタービンへ入る。
変換効率(以下、単に効率という)は、フロンタービン
による発電出力によシ評価することができる。フロンタ
ービン入口のフロン媒体蒸気は、タービンを駆動させ、
より熱エネルギーレベルが低く、圧力の低い蒸気となっ
て、タービンよシ排出される。蒸気媒体を液化する凝縮
器を冷却する冷水は、冷水塔で冷却され循環ポンプ−で
液循環される。凝縮器で液化された媒体は、循環及び昇
圧ポンプで昇圧され、加圧媒体となる。加圧媒体は、蒸
発器において熱を吸収し、蒸発して蒸気媒体となシ、再
びフロンタービンへ入る。
この様なタービン発電においては、蒸発器において吸収
した熱を最大限利用して発を機によシ、より高い電力を
得ることができる媒体が望まれる。
した熱を最大限利用して発を機によシ、より高い電力を
得ることができる媒体が望まれる。
本発明の混合作動媒体は、以下の実施例で明らかなよう
に、構成成分単独の場合より高C効率を得ることができ
る。
に、構成成分単独の場合より高C効率を得ることができ
る。
ジクロロジフルオロメタンと1,2−ジクロロテトラフ
ルオロエタンの混合物の場合、ジクロロジフルオロメタ
ンの混合率が2.5〜15モルチでタービンの入口圧力
が低く、シかも高い効率ケ示す。
ルオロエタンの混合物の場合、ジクロロジフルオロメタ
ンの混合率が2.5〜15モルチでタービンの入口圧力
が低く、シかも高い効率ケ示す。
又、モノクロロジフルオロメタント1,2−ジクロロテ
トラフルオロエタンの混合物の場合、モノクロロジフル
オロメタンの混合率力2.5〜15モルチでタービンの
入口圧力が低く、シカも高い効率を示す。
トラフルオロエタンの混合物の場合、モノクロロジフル
オロメタンの混合率力2.5〜15モルチでタービンの
入口圧力が低く、シカも高い効率を示す。
ジクロロジフルオロメタン及びモノクロロジフルオロメ
タン、1,2−ジクロロテトラフルオロエタンは不燃性
であシ、毒性が少なく熱安定性も優れている。よって、
これらの混合物も安定性の良い優れた媒体といえる。更
に熱安定性の向上が必要な場合には、ジメチルホスファ
イト、ジイソプロピルホスファイト、ジフェニルホスフ
ァイト等のホスファイト系化合物、又はチオホスファイ
ト化合1、あるいはトリフエノキシホスフィンサルファ
イド、トリメチルホスフィンサルファイド等のホスフィ
ンサルファイド系化合物、その他の安定剤を作動媒体1
00重量部に対し、1重量部前後の少量添加すれはよい
。
タン、1,2−ジクロロテトラフルオロエタンは不燃性
であシ、毒性が少なく熱安定性も優れている。よって、
これらの混合物も安定性の良い優れた媒体といえる。更
に熱安定性の向上が必要な場合には、ジメチルホスファ
イト、ジイソプロピルホスファイト、ジフェニルホスフ
ァイト等のホスファイト系化合物、又はチオホスファイ
ト化合1、あるいはトリフエノキシホスフィンサルファ
イド、トリメチルホスフィンサルファイド等のホスフィ
ンサルファイド系化合物、その他の安定剤を作動媒体1
00重量部に対し、1重量部前後の少量添加すれはよい
。
以下に本発明の実施例について説明する。
実施例1
利用し得る熱源として、120℃で100T/Hrの温
水を用い、作動媒体としてR−114とR−12の各種
組成比の混合組成物についてランキンサイクル発′wL
を行なった。
水を用い、作動媒体としてR−114とR−12の各種
組成比の混合組成物についてランキンサイクル発′wL
を行なった。
蒸発器におけるピンチ温度差(熱交換器内で温水と作動
媒体との温度差が最小となる温度差)が10℃であり、
凝縮器におけるピンチ温度差が5℃となるような運転を
行なった。
媒体との温度差が最小となる温度差)が10℃であり、
凝縮器におけるピンチ温度差が5℃となるような運転を
行なった。
又、冷却水の凝縮器への入口温反は25℃とした。
得られたタービンの発電出力及びタービン入口圧力を第
1表に示す。なお、タービン入口圧力が大きい程、装置
の耐圧設計費用が多大となシ又循環ポンプの消費電力が
大きくなり好ましくない。例えば、R−12単独の場合
にはR−114単独に比べ循環ポンプの消*a力は約3
0Kw実施例2 実施例1と同一な方法及び条件にてR−114とR−2
2の混合糸について実施した。その結果を第2−表に示
す。なお、R−22が60モルチ以上の場合は、タービ
ン入口圧力20気圧以上となるため実用的ではない。
1表に示す。なお、タービン入口圧力が大きい程、装置
の耐圧設計費用が多大となシ又循環ポンプの消費電力が
大きくなり好ましくない。例えば、R−12単独の場合
にはR−114単独に比べ循環ポンプの消*a力は約3
0Kw実施例2 実施例1と同一な方法及び条件にてR−114とR−2
2の混合糸について実施した。その結果を第2−表に示
す。なお、R−22が60モルチ以上の場合は、タービ
ン入口圧力20気圧以上となるため実用的ではない。
第2表
Claims (3)
- (1) ジクロロジフルオロメタン及びモノク四ロジフ
ルオロメタンから選ばれる少なくとも一種と、1.2−
ジクロロテトラフルオロエタンを必須成分とすることを
特徴とする作動媒体混合物。 - (2) ジクロロジフルオロメタンと1.2−ジクロロ
テトラフルオロエタンの混合物において、ジクロレジフ
ルオロエタンの混合率が2.5〜90モル−〇範囲であ
ることを特徴とする特n請求範囲第1項記載の作動媒体
混合物。 - (3) モノク四ロジフルオロメタント1.2−ジクロ
ロテトラフルオロエタンの混合物において、七ノクロロ
ジフルオロメタンの混合率−り” >2.5〜60モル
チであることを特徴とする特許請求範囲第1項記載の作
動媒体混合物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58121526A JPS6013880A (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 作動媒体混合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58121526A JPS6013880A (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 作動媒体混合物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6013880A true JPS6013880A (ja) | 1985-01-24 |
Family
ID=14813403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58121526A Pending JPS6013880A (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 作動媒体混合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6013880A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6338099A (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-18 | アエロスパシアル、ソシエテ、ナショナル アンデュストリエル | 回転翼航空機用ブレ−ド及びその製造方法 |
US5198139A (en) * | 1989-05-23 | 1993-03-30 | Exfluor Research Corporation | Use of chlorofluoropolymers as lubricants for refrigerants |
-
1983
- 1983-07-06 JP JP58121526A patent/JPS6013880A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6338099A (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-18 | アエロスパシアル、ソシエテ、ナショナル アンデュストリエル | 回転翼航空機用ブレ−ド及びその製造方法 |
US5198139A (en) * | 1989-05-23 | 1993-03-30 | Exfluor Research Corporation | Use of chlorofluoropolymers as lubricants for refrigerants |
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