JPS6013864Y2 - 擁壁ブロツク - Google Patents
擁壁ブロツクInfo
- Publication number
- JPS6013864Y2 JPS6013864Y2 JP1976091457U JP9145776U JPS6013864Y2 JP S6013864 Y2 JPS6013864 Y2 JP S6013864Y2 JP 1976091457 U JP1976091457 U JP 1976091457U JP 9145776 U JP9145776 U JP 9145776U JP S6013864 Y2 JPS6013864 Y2 JP S6013864Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- retaining wall
- wall
- horizontal plate
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Retaining Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は方形壁板1の下端背面に台形横向板2を突設し、
方形壁板1の高さが台形横向板2の突出長さより大であ
り、その方形壁板1の正面と台形横向板2の底面とが互
に直交するし形コンクリートブロックを形成し、方形壁
板1の正面に数段に積上げかつ横向に数列に並べたブロ
ックを表現する目地溝3を形成し、かつ同壁板1の一側
面に縦向係合溝4を設け、他側面に縦向係合突条5を設
け、台形横向板2の両側部にモルタル目地係合段6.6
を形成し、更に方形壁板1の両側面に台形横向板2の両
側面と同一平面をなす斜面13,13を上記係合溝4及
び係合突条5の後部に形成しかつ方形壁板1の背面を上
端から下端に向って肉厚に若干傾斜させてなる擁壁ブロ
ックに関するものである。
方形壁板1の高さが台形横向板2の突出長さより大であ
り、その方形壁板1の正面と台形横向板2の底面とが互
に直交するし形コンクリートブロックを形成し、方形壁
板1の正面に数段に積上げかつ横向に数列に並べたブロ
ックを表現する目地溝3を形成し、かつ同壁板1の一側
面に縦向係合溝4を設け、他側面に縦向係合突条5を設
け、台形横向板2の両側部にモルタル目地係合段6.6
を形成し、更に方形壁板1の両側面に台形横向板2の両
側面と同一平面をなす斜面13,13を上記係合溝4及
び係合突条5の後部に形成しかつ方形壁板1の背面を上
端から下端に向って肉厚に若干傾斜させてなる擁壁ブロ
ックに関するものである。
台形横向板2の底面と方形壁板1の正面とは上述のよう
に互に直交し、台形横向板2の両側面8,8と壁板1の
正面とを鋭角に交差させることによって同横向板2を台
形となすものである。
に互に直交し、台形横向板2の両側面8,8と壁板1の
正面とを鋭角に交差させることによって同横向板2を台
形となすものである。
正面の目地溝3は第1図に布積ブロック状のものを示し
たが6積ブロック状のものでも差支えない。
たが6積ブロック状のものでも差支えない。
そして排水孔7を壁板1の正面下部に開口すると良いし
同正面の目地溝3に囲まれる小長方形正面(積上ブロッ
ク状正面)に自然石加工を施すと良い。
同正面の目地溝3に囲まれる小長方形正面(積上ブロッ
ク状正面)に自然石加工を施すと良い。
尚図中9で示すものは方形壁板1の背面と台形横向板2
の上面との接続部補強面、10は栗石基礎、11は基礎
コンクリートである。
の上面との接続部補強面、10は栗石基礎、11は基礎
コンクリートである。
本案では基礎コンクリート11上に台形横向板2を載せ
て方形壁板1の正面を垂直に支持し、第4図に示すよう
に壁板1の正面を揃えて道路擁壁、土地造成擁壁、斜面
基部擁壁又は境界壁等(第2図参照)を形成し、又は第
3図に示すように水路壁等を構築するものである。
て方形壁板1の正面を垂直に支持し、第4図に示すよう
に壁板1の正面を揃えて道路擁壁、土地造成擁壁、斜面
基部擁壁又は境界壁等(第2図参照)を形成し、又は第
3図に示すように水路壁等を構築するものである。
第4図に示すように壁板1の正面を揃えると直線状の擁
壁となるが第7図のように隣接する台形横向板2,2の
側面8,8を接し隣接壁板1,1の正面を交差すること
によって擁壁を曲線状に形成することができるし、隣接
壁板1,1の側面の係合溝4と係合突条5とを互に嵌合
させることによって隣接壁板1.1を相互支持し、かつ
隣接横向板2,2の側面8,8問および係合段6,6間
にモルタル目地12を充塞することによって(第6図)
隣接横向板2,2の相互支持を計るものである。
壁となるが第7図のように隣接する台形横向板2,2の
側面8,8を接し隣接壁板1,1の正面を交差すること
によって擁壁を曲線状に形成することができるし、隣接
壁板1,1の側面の係合溝4と係合突条5とを互に嵌合
させることによって隣接壁板1.1を相互支持し、かつ
隣接横向板2,2の側面8,8問および係合段6,6間
にモルタル目地12を充塞することによって(第6図)
隣接横向板2,2の相互支持を計るものである。
第7図に示すように擁壁を曲線状に接続すると隣接横向
板2.2の側面8,8が接触しその上部に保合段6.6
によって目地溝が形成されモルタル目地で両板2,2を
互に支持することができる。
板2.2の側面8,8が接触しその上部に保合段6.6
によって目地溝が形成されモルタル目地で両板2,2を
互に支持することができる。
又隣接壁板1,1の上記斜面13.13が互に接触しそ
の状態でも上記係合溝4と係合突条5とは互に係合する
ことができる(第8図参照)。
の状態でも上記係合溝4と係合突条5とは互に係合する
ことができる(第8図参照)。
従来の積上げブロックによる擁壁では法勾配が必要であ
ってそのため土地を敷地いっばい100%利用し難くし
かも構築に多くの労力を要しかつ目地材、裏込め打算材
料を節減し難く工期、工費を節減し難い欠陥があった。
ってそのため土地を敷地いっばい100%利用し難くし
かも構築に多くの労力を要しかつ目地材、裏込め打算材
料を節減し難く工期、工費を節減し難い欠陥があった。
又曲線状擁壁では互に交差する隣接擁壁板相互を係合支
持させることが困難であった。
持させることが困難であった。
本案は上述のように構成したので方形壁板1の正面を直
立させ得て法勾配を要せず土地を敷地いっばい100%
利用し得ると共に、擁壁を曲線状にも形成することがで
き、かつきわめて簡便迅速に擁壁を堅牢に施工し得て労
力、工期および工費を著しく節減し得る実益を有すると
共に目地溝3のために積上ブロック状に見えて美観を損
うおそれがないものである。
立させ得て法勾配を要せず土地を敷地いっばい100%
利用し得ると共に、擁壁を曲線状にも形成することがで
き、かつきわめて簡便迅速に擁壁を堅牢に施工し得て労
力、工期および工費を著しく節減し得る実益を有すると
共に目地溝3のために積上ブロック状に見えて美観を損
うおそれがないものである。
即ち台形横向板2上の土量を著しく増大させて胴込めを
要せずに垂直擁壁(方形壁板1)の転倒を防止し同壁板
1弐最上端内側の土地をかく保し土地利用率を向上しそ
の土地の価格に対し工費を均衡させ得て経済的であると
共に安全な石垣に見える垂直擁壁が得られるものである
。
要せずに垂直擁壁(方形壁板1)の転倒を防止し同壁板
1弐最上端内側の土地をかく保し土地利用率を向上しそ
の土地の価格に対し工費を均衡させ得て経済的であると
共に安全な石垣に見える垂直擁壁が得られるものである
。
又隣接擁壁板1,1を交差させて曲線状擁壁を形成する
と台形横向板2,2の側面が接触しかつ目地溝が形成さ
れかつ隣接擁壁板1,1の側面が互に係合して強度大な
曲線状擁壁を形成することができる。
と台形横向板2,2の側面が接触しかつ目地溝が形成さ
れかつ隣接擁壁板1,1の側面が互に係合して強度大な
曲線状擁壁を形成することができる。
第1図は本案の擁壁ブロックによる擁壁を示す正面図、
第2図は第1図A−A線による縦断側面図、第3図は水
路を示す図、第4図は第1図の平面図、第5図は第1図
B−B線による拡大平面図、第6図は第4図C−C線に
よる縦断面図、第7図は曲線状擁壁の平面図、第8図は
第5図の他の実施例の平面図である。 1・・・・・・方形壁板、2・・・・・・台形横向板、
3・・・・・・積上ブロック状目地溝、4・・・・・・
縦向係合溝、5・・・・・・縦向係合突条、6・・・・
・・モルタル目地係合段、7・・・・・・排水孔、13
・・・・・・斜面。
第2図は第1図A−A線による縦断側面図、第3図は水
路を示す図、第4図は第1図の平面図、第5図は第1図
B−B線による拡大平面図、第6図は第4図C−C線に
よる縦断面図、第7図は曲線状擁壁の平面図、第8図は
第5図の他の実施例の平面図である。 1・・・・・・方形壁板、2・・・・・・台形横向板、
3・・・・・・積上ブロック状目地溝、4・・・・・・
縦向係合溝、5・・・・・・縦向係合突条、6・・・・
・・モルタル目地係合段、7・・・・・・排水孔、13
・・・・・・斜面。
Claims (4)
- (1)方形壁板1の下端背面に台形横向板2を突設し、
方形壁板1の高さが台形横向板2の突出長さより大であ
り、その方形壁板1の正面と台形横向板2の底面とが互
に直交するL形コンクリートブロックを形成し、方形壁
板1の正面に数段に積上げかつ横向に数列に並べたブロ
ックを表現する目地溝3を形成し、かつ同壁板1の一側
面に縦向係合溝4を設け、他側面に縦向係合突条5を設
け、台形横向板2の両側部にモルタル目地係合段6,6
を形成腰更に方形壁板1の両側面に台形横向板2の両側
面と同一平面をなす斜面13.13を上記係合溝4及び
係合突条5の後部に形成しかつ方形壁板1の背面を上端
から下端に向って肉厚に若干傾斜させてなる擁壁ブロッ
ク。 - (2)目地溝3による積上ブロック状が布積状又は容積
状である実用新案登録請求の範囲第1項記載の擁壁ブロ
ック。 - (3) 排水孔7を方形壁板1の正面に開口した実用
新案登録請求の範囲第1項記載の擁壁ブロック。 - (4)目地溝3に囲まれる長方形正面に自然石加工を施
した実用新案登録請求の範囲第1項記載の擁壁ブロック
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976091457U JPS6013864Y2 (ja) | 1976-07-08 | 1976-07-08 | 擁壁ブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976091457U JPS6013864Y2 (ja) | 1976-07-08 | 1976-07-08 | 擁壁ブロツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS539709U JPS539709U (ja) | 1978-01-27 |
JPS6013864Y2 true JPS6013864Y2 (ja) | 1985-05-02 |
Family
ID=28702060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976091457U Expired JPS6013864Y2 (ja) | 1976-07-08 | 1976-07-08 | 擁壁ブロツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6013864Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS429958Y1 (ja) * | 1964-05-02 | 1967-05-31 |
-
1976
- 1976-07-08 JP JP1976091457U patent/JPS6013864Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS429958Y1 (ja) * | 1964-05-02 | 1967-05-31 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS539709U (ja) | 1978-01-27 |
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