JPS6013628Y2 - プラスチック片面段ボ−ル板 - Google Patents

プラスチック片面段ボ−ル板

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Publication number
JPS6013628Y2
JPS6013628Y2 JP7762779U JP7762779U JPS6013628Y2 JP S6013628 Y2 JPS6013628 Y2 JP S6013628Y2 JP 7762779 U JP7762779 U JP 7762779U JP 7762779 U JP7762779 U JP 7762779U JP S6013628 Y2 JPS6013628 Y2 JP S6013628Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
embossed
corrugated board
outside air
sided corrugated
liner
Prior art date
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Expired
Application number
JP7762779U
Other languages
English (en)
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JPS55177426U (ja
Inventor
俊雄 小林
雅俊 進藤
Original Assignee
三井化学株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、シートの一面にエンボス部を突出形成した
エンボスシートの片面にライナーを溶着してなるプラス
チック片面段ボール板に関する。
従来のこの種のプラスチック片面段ボール板は一般に、
エンボスロールによるエンボス成形後のエンボスシート
にその片面へ成膜直後のライナーを溶着し、その後これ
を冷却することによって製造されるが、溶着後の上記冷
却でエンボス密室部内の空気が冷却され、該密室部を減
圧する。
このためライナ一層がエンボス部内に回み(第4図参照
)、段ボール板自体の外観を損うという欠点があった。
またこの段ボール板を内装材用途に用いるために各種形
状に真空成形した際、膨張した空気によってライナ一部
がふくらみ、真空成形後もそのふくらみが戻らず、ライ
ナーの平滑性が失われ、不織布、織布、合成皮革等の表
皮材を積層する際、あるいは該表皮材との間にウレタン
フオーム、ポリエチレンフオーム、ポリプロピレンフオ
ーム等のクッション材を介在させる際、段ボール板と上
記表皮材あるいはクッション材との密着が不完全となり
、あるいはまた表面に窪みが形成されて製品価値を損う
欠点を有していた。
この考案は、か)る欠点を解消したプラスチック片面段
ボール板を提供することを目的としたもので、以下その
実施例を図面に基づいて説明する。
図中、1は円筒状のエンボス部2をシートの一面全域に
亘って縦横に突出成形したプラスチック製のエンボスシ
ートで、各エンボス部は横方向に平行に適当間隔て並設
されるとともに縦方行には隣接する行で半ピツチづつず
れて互い違いとなるよう配列される。
各行のエンボス部2はそれぞれ該エンボス部と同時に成
形される突条3で連結され、該突条はライナー4を溶着
したとき上記エンボス部を連通ずる連通孔となり、該連
通孔蓋くはエンボス部の段ボール板端縁における外気へ
の開口部より全てのエンボス部を外気に連通させるよう
になっている。
ここで突条3はその高さが低過ぎると突条の成形が困難
となる一方高過ぎると段ボール板の圧縮強度が弱くなる
ため突条の高さは中芯の厚さの少くとも1/2好ましく
は同一ないし突条2の172以下好ましくは17m下で
あることが望ましく、また巾も同程度とすることが望ま
しい。
以上のように本考案によれば、エンボス部は外気と連通
しているので、溶着後の冷却に際してエンボス部は常に
外気と等圧となり、従来のこの種プラスチック片面段ボ
ール板のような冷却時における窪みを生ずることがない
また真空成形後のライナーのふくらみがない。
これにより不織布、織布、合成皮革等の表皮材あるいは
ウレタンフオーメ、ポリエチレンフオーム、ポリプロピ
レンフオーム等のクッション材を段ボール板のライナー
全面に完全に密着させて積層することができるうえ、そ
の表面が窪みのない平担面となって外観が良好となり、
剛性を左程要しない天井材、床材、その他の特に自動車
用内装材として好適に使用することができる。
上記実施例において、突条は横方向のエンボス部間に形
成されているが、縦方向のあるいは斜方向のエンボス部
間に形成しても、また二以上のエンボス部間に形成して
も上記実施例と同一の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るプラスチック片面段ボール板の平
面図、第2図は一部拡大斜視図、第3図は第1図のA−
A線断面図、第4図は従来例におけるエンボス部の断面
図である。 1・・・・・・エンボスシート、2・・・・・・エンボ
ス部、3・・・・・・突条、4・・・・・・ライナー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートの一面に、全域に亘って縦横に配列されるエンボ
    ス部2と該エンボス部を互いに連結する突条3とを突出
    形成したエンボスシート1に対しその片面にライナー4
    が溶着されてなり、上記エンボス部2が突条3によって
    他の少くとも一以上のエンボス部と互いに連通ずるよう
    になっておりしかも段ボール板端縁におけるエンボス部
    あるいは突条の外気への開口部より外気と連通され、成
    形特エンボス部内を外気と同圧となるようにさせたこと
    を特徴とするプラスチック片面段ボール板。
JP7762779U 1979-06-06 1979-06-06 プラスチック片面段ボ−ル板 Expired JPS6013628Y2 (ja)

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JPS55177426U JPS55177426U (ja) 1980-12-19
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