JPS6013605A - 自動連続包装方法およびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 との発明は、自動連続包装方法およびその装置の改良に
関する。

粉体または顆粒、たとえば砂糖、胃散１・Ｔの被包装物
をスティック状に包装フィルムにて自動包装する装置は
、一般に筒状シュートを備え、これに被せたチューブ状
包装フィルムを間欠的に定量ずつ縦送りし、これに対応
して上記筒状シュートよシ被包装物をフィルム内に落と
しこみ且つその上下を熱溶着して包装するが、これでは
包装フィルムの送シが間欠的なものであり、また被包装
物の筒状シュート通過時聞分（落差分）、包装フィルム
を停止姿勢に時期させる結果、時間的な損失か多く、高
速大量包装を行ない得ない欠点がある。

特に胃散の如き微粉末は浮遊性に富み、上記落差故に一
旦包装フイルム底部に落下したのち舞い上がる傾向があ
るため、これが静まるまでの時間を考慮に入れて充填時
間を設定する必要があシ、これを怠ると包装フィルムの
シール部に浮遊粉体が噛みこんで包装ミスが発生し、故
に一層窩速大量包装が困難視されていた。

従って、この発明は、粉体等の被包装物が包装フィルム
底部に安定して鎮まる時間を充分に取れるものであり乍
ら、包装フィルムを連続送シしている状餘下で被包装物
の高速大量包装を可能とできる包装方法およびその装置
の提供を目的とする。

即ち、この発明は、略水平円周方向移動経路に連続して
供給されるチューブ状包装フィルムに対し、上記移動経
路中において、チューブ状包装フィルムを一定同隔毎に
吸着する工程と、チューブ状包装フィルムをその吸着部
を挾む両側で一定長さに切断する工程と、切断された包
装フィルム単体を起立させる工程と、起立され九包装フ
ィルム単体の下端部を封止する工程と、フィルム単体上
端部から被包装物を充填する工程と、充填後にフィルム
単体上端部を封止する工程を加える自動連続包装方法で
あることを特徴とする。

以下、この発明の詳細を図面を用いて説明する。

第１図において、（１）はフォーミングパイプであ）、
帯状の包装フィルム（２）がこれに連続的に供給されて
、漸次巻付けられ、且つチューブ状に閉じた状態で熱溶
着手段（３）でその両イ１１■縁爪合ｔｅｌ’；をシー
ルされ、しかしてチューブ状包装フィルム（４）に成形
される。この侭措は周知構成のものである°ので、これ
以上腓及しない。この成形されたチューブ状包装フィル
ム（４）は第１図の竪軸腺山周υの第１の移動経路（矢
印Ｆ１で示す）と、竪軸線０２周りの第２の移動経路（
矢印Ｆ２で示す）とを含む略８の字状水平円周方同移動
経路に供給され、第１の移動経路Ｆｌ内にあってはチュ
ーブ状包装フィルム（４）を−袋長ずつの包装フィルム
重体に切１・五し、この包装フィルム単体の一端部（下
端部）に対する封止動作と、被包装物充填動作とが施こ
され、その後に包装フィルム単体うｉ２の移動経路Ｆ、
に乗シ移って、残る他瑞部（上端部〕に対する封止動作
が施こされたのち、包装製品として排出されるようにな
されている。

即ち、第１の移ｕＪ経路Ｆ１にあっては、第１図訃よび
第２図の如く竪軸線Ｏ１を中心として回転されるターン
テーブル（５）が備えられ、このターンテーブル（５）
上に一定間隔（上記した包装フィルム単体長に相当する
）でフィルム吸着手段（６）・・・が放射状に配設され
、また隣接するフィルム吸着手段（６）　（６）の間に
フィルムカッター（７）・・・が此等カッター同士が同
じく上記一定間隔をおく状態で放射状に配設され、更に
上記フィルム吸着手段（６）の吸着ヘッド（８）の下方
位置にそれぞれ下部熱溶着手段（９）が配備されると共
に、吸着ヘッド（８）の上方位置にそれぞれ被包装物の
充填シュート（至）が配備される。

フィルム吸着手段−（６）は槓送りされるチューブ状包
装フィルム（４）の適所を第１図のＡ点でもしくは直後
位置で吸着し、フィルムカッター（７）によシ切断され
て得られた包装フィルム単体を第１図の０点で縦方向に
起立させ、第２の移動経路Ｆ、に対する受け渡し点りま
で包装フィルム単体を保持する働きをなす。即ち、フィ
ルム吸打手段（６）は第２図および菓３図に示す如ぐｆ
ｒ！！］定ケースｔｉｌｌにヘッド軸ａｚが回転自由に
支承され、該ヘッド軸（Ｉ２１の外端に吸着ヘッド（８
）が固着され、内端にクランクアーム（１３）を介しカ
ム転子０小が軸装され、とのカム転子ｔｉａ＋は固定フ
レーム［５１側のカム溝Ｏｅに突入係合され、しかして
ターンテーブル（５）の回転に伴いカム溝（１ωに規制
され、吸着ヘッド（８）の回転が司られる。・また、吸
着ヘッド（８）は略コ字状断面のフィルム吸着溝（８ａ
）を有し、ヘッド内部に空室（８ｂ）が形成され、これ
がヘッド軸内部のエア吸引路（１２ａ）に連通されると
共に、ケース（ＩＩＪに対し外部エア吸引諒に連通され
た吸引バイブ１７１が接続され、このパイプ接続点たる
吸引ボー）　（１７ａ）と吸引路（１２ｂ）を連通もし
くは遮断させることで、吸着ヘッド（８）に吸引力を作
用させ＆Ｄ、停止さぜたりする。従って、吸着ヘッド（
８）には空室（８ｂ）とフィルム吸着溝（８ａ）とをつ
なぐ紹１孔（８ｏ）　（ｇｉ３図に示す）が多数個穿設
される。尚、吸着ヘッド（８）に吸着力をさせる範囲は
第１図のム点、もしくはその前後位置から受け渡し点り
までとする。

フィルムカッター（７）はＡ点に供給されるチューブ状
包装フィルム（４）をパランプして第１の移動経路Ｆ、
に引込み、且つＢ点においてフィルム切断ヲ行ない包装
フィルム単体に成形するためのもので、第６図および第
７図の固定刃（７ａ）と移動刃（７ｂ）との間にチュー
ブ状包装フィルム（４）を通し、クランプ部材（７ｃ）
と（７ｄ）で該フィルム（４）をクランプした状籾よ）
移動刃（７ｂ）をカム機構で可動し、切断する。

下部熱溶着手段（９）は第２図および第３図に示すよう
に歯車連動（１８ａ）　（五３ｂ）にょル開閉する一対
のヒータ（９Ｂ）（９ｂ）を備え、両ヒータ（９ｍ）（
９ｂ）は常時は図外のばね装置によル開いた状態にあ〕
、固定カム板曲に押接するカム転子■を介しブツシャロ
ッド（２）が図面左方へ摺動されるに伴い両ヒータ（９
ａ）（９ｂ）が閉じるように構成されている。（２１ａ
）はブツシャロッド（２）の先端にばね■を介し進退可
能に支持された突杆であって、この突杆（２１ａ）がヒ
ータ支持杆（９Ｃ）を押圧して、両ヒータ（９ｇ）（９
ｂ）を閉じる。

充填シュート０１は第２図に示ずり１１ぐ昇降ロッド（
２）に装備されておシ、且つ昇降ロッド（至）はその下
端がターンテーブル（５）と一体に回転する支持テーブ
ル（至）に昇降自由に保持され、この昇降ロッド（支）
に装備したカム転子（至）を固定フレーム（イ）側のカ
ム溝（支）に突入係合させ、このカム溝＠によシ昇降ロ
ッド（至）および充填シュート（１０の昇降を司るよう
になされている。

第１図および第２図に示す如く第１の移動経路Ｆ・の途
♂イ方位置には被包装物の計り、１充填部（社）が備え
られる。核部（至）には歯車（２９ａ　）と（２９ｂ）
の噛合で回転される計量テーブル（至）があり、この計
量チーグル（鏝に局方向に定間隔に被包装物計Ｆｆｋポ
ケット（３１）と、このポケット（３１）の下部を開閉
されるシャッター板（３２）とが設けられ、計量テーブ
ル■上に供給された被包装物を被包！／ｌｉ物計Ｎｔボ
ケッ）　（３１）に定量収納した状態でその直下に上記
充填シュート（至）が到来するに伴いシャッターｉ　（
３２）　ｅ聞いて該シュート（ト）に定量被包装物を落
としこむようになされている。つま）、被包装物計量ボ
クツ）　（３１）の回動軌跡は第１の移動経路Ｆ１にお
ける充填シュート（→の移動軌跡に一部重なるように構
成さｎｌこの重合時にシャッター板（ａ２）が開かれ、
その直下の充填シュート０・１に対し該ポケット底部が
開放されるのである。第２図の（３３）は計量テーブル
（３０）の回転支軸、（３４）は該支軸（３３）を受支
するアームである。

一方、第２移動経路Ｆ２にあっては、第４図の如く竪軸
線０２を中心に回転するターンテーブル（３５）が備え
られ、この上に上部熱溶着手［（３６）が一定間隔毎に
備えられる。この手段は固定ヒータ（３６ｍ）と、これ
に対し開閉される回動ヒータ（３６ｂ）とを備え、此等
ヒータ（３６ｍ）（３（３ｂ）を受支フレーム（３７）
で支持し、且つ回動ヒータ（３６ｂ）をその支軸（３６
ｏ）を中心として回転させるカム機構が設けられる。

このカム機構は固定カム板（３８）にカム転子（３９）
を押当させ、ブックヤロツド（４０）を進退させるもの
で、前述の下部熱溶着手段（９）におりるカム機構と略
同−構成である。この上部熱溶着手段（３６）は第１の
移動経路Ｆ１から抛２の移動経路Ｆ！に受け渡された包
装フィルム単体゛の上端部をヒータ（３６ａ）（３６ｂ
）で把押し熱溶着を加えるもので、この包装フィルム単
体を吊下げる関係からヒータ（３６ａ　）（３（ｉｂ）
はターンテーブル（３５）の周縁部よりも外方に突出し
ている。

次に包装動作を説明すると、第８図（イ）の帯状包装フ
ィルム（２）より同図（ロフのチューブ状包装フィルム
（４）が成形されたのち、仁れが第１図のＡ点から第１
の移動経路Ｆ１に対しその接保方回から供給される。一
方ターンテーブル（５ンの回転に伴い上記・Ａ点におい
てフィルムカッター（７）がチューブ状包装フィルム（
４）を−製分長間隔でクランプし、第１の移動経路Ｆ、
に引込んでゆく。また、吸着ヘッド（８）が前後フラン
グ点間の中央Ｓを吸着する。次に第１図のＢ点において
先行するフィルムカッター（７）によシ、第８図（ハ）
における吸着点Ｎ、に対し移動方商売端側のクランプ点
Ｎ２が切断され、さらに吸着点Ｎ１に対し移動方向後方
側の８８点が後行するフィルムカッター（７）により同
じく切断され、しかして−袋分長ｌの包装フィルム単体
（４１）が成形される。

この場合、上記後行するフィルムカッター（７）による
切断点Ｎ１は、これに続いて成形される包装フィルム単
体（４１）の切断点Ｎ！となることは明らかである６次
に、吸着ヘッド（８）は８点よシ０点に向うに伴い９０
度回転され（この過程を第５図に示す）、吸着している
包装フィルム単体（４１）を第８図に）のように起立さ
せ、同時に下部熱溶着手段（９）が働いてその一対のヒ
ータ（９ａ）（９ｂ）を閉じ、且つ起立した包装フィル
ム単体（４１）の下端部（４１ａ）を挾んで熱溶着を加
える（第８図０９）。また、第２図および第３図で明ら
か彦ように充填シュート（ト）が下降し、包装フィルム
単体〔４１）の上端部に突入する。

そして、此等が計量テーブル（イ）の下方へ潜入し、充
填シュー）　８４の直上位置にいずれかの被包装物計量
ポケット（３１）が同期して重なるに伴い第１図のＥ点
でシャッター板（３２）が開かれ、定量の被包装物が充
填シュート（イ）に落としこまれ、包装フィルム単体（
４１）内に供給充填される。尚、計量チーグル上面への
被包装物の供給は、第１の移動経路Ｆ１よルも内側には
ずれた第１図および第２図のＧ部分になされ、且つ被包
装物計Ｆ・ｌボケツ）　（３１）に定量の被包装物を収
容すべく適当な図外の部材に固定された擦り切ル板（４
２）が計量テーブル（刀上面に接して設けられることは
明らかである。包装フィルム単体（４０）はその後計量
チーゾル（３１を通り抜け、受は渡し点りに同って移動
する。この移動中に上記被包装物は包装フィルム中休（
４１）の内底部に安定して沈み、たとえ被包装物が胃散
の如き微粉末であっても、Ｅ点からＤ点までの移！Ｒ＋
−＋時間を比較的長く取ることで、次の上端部封止動作
時の粉噛みをなくせる。かくして、下端部（４１ａ）が
封止され、且つ被包装物が充填された包装フィルム単体
（４１）が受け渡し点りに至る直前で、充填シュート（
ト）が上昇して充填済み包装フィルム単体（４１）から
抜去される。この受け渡し点りに至ると、吸着ヘッド（
８）の吸着力が解消され、第２の移動経路Ｆ２を通る上
部熱溶着手段（３６）がその一対のヒータ（３６ａ）　
（３６ｂ）で充填済み包装フィルム単体（４１）の上端
部（４１ｂ）を把持し、同時に下部熱溶着手段（９）が
開き、故に充填済み包装フィルム単体（４１）は第２の
移動経路Ｆ、に引込まれ、これを移動する間に上端部が
封止され、第１図のＨ点で第８図（へ）の如き包装製品
として排出される。このような包装動作が連続して表さ
れる。

尚、第１図のＡ点にあっては、供給されるチェー７’状
包装フイルム（４）をフィルムカッター（７）の固定刃
（７ａ）と移動刃（７ｂ）の間、およびクランプ部材（
７ｃ）と（７ｄ）との間に通す必要がある。そこで、カ
ッターにおいてはｆｓ６図および第７図のように、固定
刃（７Ｂ）およびクランプ部材（７Ｃ）はターンテーブ
ル（５）に固定し、移動刃（７ｂ）とクランプ部材（７
ｄ）は支軸（４３）を中心として起倒するようにし、第
６図実線の倒伏状態でチューブ状包装フィルム（４）を
通したのち、起立させ、クランプおよびカッター動作を
行なうようにしている。従って、符号（４４）はとの起
倒動作のためのカム転子、第１図の符号（４５）はカム
転子（４４）に係合するカムを示している。

このように、この発明はチューブ状包装フィルムを従来
のように間欠的に縦送りするのではなく、略水平円周方
向移動経路に沿って連続移送する過程のなかで、フィル
ムを一袋分長に切断し、これを起立させ、且つこれの下
端部を封止すると共に被包装物を充填し、その後に下端
部を封止する動作を一連的に行なうようにしたから、ｉ
！Ｕ続する高速大量包装を行なうことができる。

特に、包装フィルム単体を横送りする過程で被包装物の
充填動作を行なわせるので、その充填開始から充填完了
までの移動距離（充填時間）を長く取っても、その間に
これに後ｔ＝！５する他の包装フィルム単体に対し休む
ことなく充填動作を加えることができ、なんら高速大量
包装は阻害さｇるものではない。故に被包装物が胃散の
如き微粉末であっても、上記充填時間を長く収り、この
間に粉体を安定に包装フィルム単体内部に沈めて上端部
封止が行なえ、包装ミスを生じることなく効率的な大量
包装を具現できるのである。また、包装フィルム単体に
対する熱溶着時間も上記高速包装にかかわらず充填時開
と同様に長く収ることができ安定した熱溶着によシ包装
ミスの亮生を抑止するものである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図は全体の概略
平面図、第２図は被包装物充填部の縦断側面図、第３図
は第２図の要部拡大図、第４図は包装フィルム車体受は
渡し部の縦断側面図、第５図は吸着ヘッドの動作説明図
、第６図および第７図はフィルムカッターの動作説明図
、第８図（イ］〜（へ）はフィルムの成形動作過程を説
明するだめの図である。 （符号の説明） （４）・・・チューブ状包装フィルム、（６）・・・フ
ィルム吸着手段、（７）・・・フィルムカッター、（９
）・・・下部熱溶着手段、（２８１・・・被包装物充填
部、（４１）・・・包装フィルム単体、Ｆｌ、Ｆ、・・
・移動経路。 −以上一

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、略水平円周方向移動経路に連続して供給されるチュ
   ーブ状包装フィルムに対し、上記移動経路中において、
   チューブ状包装フィルムを一定間隔毎に吸着する工程と
   、チューブ状包装フィルムをその吸着部を挾む両側で一
   袋分長に切断する工程と、切断され九包装フィルム単体
   を起立させる°　工程と、起立され九包装フィルム単体
   の下端部を封止する工程と、フィルム単体上端部から被
   包装物を充填する工程と、充填後にフィルム単体上端部
   を封止する工程を加えることを特徴とする自動連続包装
   方法。 ２、チューブ状包装フィルムの略水平円周方向移動経路
   と、この移動経路に沿い一定ＩＦ［をおりて配置された
   フィルム吸着手段と、隣接フィルム吸着手段の聞に配、
   置されたフィルムカッターと、各フィルム吸着手段の直
   下に配置された下部熱溶着手段と、上記移動経路の定位
   置に設けらｎた被包装物充填部と、上記移動経路の直上
   に配置された上部熱溶着手段とを備え、上記フィルム吸
   着手段、フィルムカッター、上・下部熱溶着手段を上記
   移ｒＢＪ経路に沿い循環移動すべく構成すると共に、上
   記フィルム吸着手段を横軸周りに回転可能としたことを
   特徴とする自動連続包装装置。