JPS6013557Y2 - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

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JPS6013557Y2
JPS6013557Y2 JP16905479U JP16905479U JPS6013557Y2 JP S6013557 Y2 JPS6013557 Y2 JP S6013557Y2 JP 16905479 U JP16905479 U JP 16905479U JP 16905479 U JP16905479 U JP 16905479U JP S6013557 Y2 JPS6013557 Y2 JP S6013557Y2
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Japan
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valve
pilot
chamber
pressure chamber
clamp
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JP16905479U
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JPS5687227U (ja
Inventor
文宣 萱谷
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エスア−ルエンジニアリング株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、プレス機械のスライドとグイセットを固定
するクランプ装置に関するものである。
プレス機械では、スライドと金型を取り付けたグイセッ
トとを固定するのにスライドに設けた丁型の溝に丁型ボ
ルトとナツトを用いていた。
このような固定方法においては、スライドとグイセット
を固定するためにスライドとグイセットに丁型ボルトと
ナツトを取り付ける場所を設ける必要があり、金型の有
効取り付は面積を狭くする。
またスライドとグイセットの取り付け、取り外しのため
ボルトの締付ゆるめの作業を必要とするので、その作業
が煩雑である等の問題点を有するものであった。
このような問題点を解決するための手段として、実開昭
53−26349号公報記載のロータリークランパーが
ある。
そのロータリークランパーは、ボルスタ−とコモンプレ
ートとの締付をするものである。
その概略の構成及び作用は、クランプシリンダのピスト
ンにピニオンとクランプロッドを設け、クランプシリン
ダの下部圧力室にエアーを送り込むことによってクラン
ブロンドと共にピストンを上昇させ、その上昇により電
磁弁を作動させて前記ピニオンに噛合っているラックを
油圧駆動してクランプロッドと共にピニオンを回転させ
、この回転によりクランブロンドが下降したときにコモ
ンプレートにクランプロッドのクランプ部が係合する回
転位置となり、前記ラックが移動を終った位置でラック
駆動用の供給圧油が前記クランプシリンダの上部圧力室
に供給されるようになり、これによってピストンがクラ
ンプロッドと共に下降してクランプ作用をする。
そのクランプを解除するときは、クランプシリンダの上
部圧力室から油を抜き、下部圧力室のエアー圧によりピ
ストンをわずかに押し上げたところで電磁弁の働きによ
り前記ラックを前記とは反対方向に駆動するようにラッ
ク駆動用圧油を供給し、ラックを元の位置に戻し、その
ラックの移動を終った位置でラック駆動用の圧油が前記
クランプシリンダの上部圧力室に供給されるようになり
、これによってコモンプレートに係合しない回転位置に
あるクランプロッドと共にピストンが下降するようにな
っている。
この従来のロータリークランパーは、電磁弁を作動させ
るための信号を発生する検出器が少なくとも2個必要で
あり、圧力流体の給排用ポートが3個必要である。
このことはどのような検出器をどこに設置するかが場所
的な制約の大きいこの種の装置では問題であり、また、
圧力流体の給排用ポートが一つでも多いことはそれだけ
配管が複雑となる点で問題がある。
この考案は、検出器を用いないで所定のクランプ動作を
確実に行い、流体給排ポートが二つでよいクランプ装置
を提供することを目的とする。
以下、この考案によるクランプ装置の一実施例を示す図
について述べる。
第1図〜第4図において、本体1は、後述する複数の通
路と切換弁2、パイロット付逆止弁3及び方向切換弁(
図示せず。
)を介して圧力流体源(図示せず。
)タンク(図示せず。)に接続する2つの第1.第2ポ
ート4,5を有するブロック体6と、このブロック体6
に固定してあり、ピストン7が摺動自在に嵌入しその上
にクランプ解除圧力室8、下にクランプ作用圧力室9を
形成する内孔10を有するシリンダ体11及びスライド
Aに固定する脚部12とより構成する。
ブロック体6の切換弁2は、ピストン7の上部に固定し
たピニオン13が遊嵌する孔14とその一部が交叉する
弁孔15とこの弁孔15に摺動自在に嵌入する弁体16
とを有する、弁体16は、ピニオン13に噛合うラック
17と環状溝18を有すると共に第1ポート4に接続す
るパイロット室19、第2ポート5に接続するパイロッ
ト室20を戒する。
弁孔15は、パイロット付逆止弁3の弁室21に接続す
る孔22を有する。
弁体16は、第1ポート4を圧力流体源に接続したとき
、パイロット室19に作用する流体圧力によって右方向
に移動することによりそのラック17がピニオン13を
回動すると共にその右方向の終端位置に達したとき第1
ポート4をパイロット室19を介して穴22と接続する
逆に第2ポート5が圧力流体源に接続すると流体圧力が
作用したとき、ピストン7に作用する負荷が減少すると
左方向に移動し第2図の状態で復帰するようになってい
る。
図に23で示す第2通路は、その一端が第2ポート5に
接続し、他方が、パイロット付逆止弁3のパイロット室
27に接続する通路24と、ピストン7の上方のクラン
プ解除圧力室8に接続する通路25と、切換弁2のパイ
ロット室20に接続する通路26とに分岐する。
パイロット付逆止弁3は、パイロット室27に作用する
流体圧力により下動するパイロットピストン28と、弁
弁室21と、その弁室21とクランプ作用圧力室9に接
続する通路29との間に配置してあり通路29から弁室
21方向への流体の流れを遮断する逆止弁30とを備え
てなり、この逆止弁30はパイロットピストン28の押
圧力によって開き通路29と弁室21との間を接続する
構成である。
シリンダ体11の内孔10内に嵌入するピストン7は、
その上部にピニオン13を固定してあり、下部は、シリ
ンダ体11の下端31に突出し、内孔32内に摺動自在
に嵌入するクランプロッド33を設けてあり、このクラ
ンプロッド33は鉤34を有する。
このクランプロッド33は、切換弁2の弁体16が右方
向に移動するときそのクラック17によって矢印C方向
に回転し、弁体16の左方向の移動によって、矢印り方
向に回動する。
第1ポートは、順次切換弁2、パイロット付逆止弁3を
を介してクランプ作用圧力室9に接続されていると共に
切換弁2のパイロット室19に接続されており、これら
の間の接続のために形成されている通路29等が第1通
路である。
第1ポート4には別に切換弁2とパイロット付逆止弁3
との間の第1通路に相当する部分が逆止弁35を介して
接続されてバイパス通路とされている。
第3図に見られる通路36、逆止弁35、通路37゜3
8.39がバイパス通路である。
このバイパス通路の逆止弁35は、パイロット付逆止弁
3の弁室21と第1ポート4を接続するように介在させ
てあり、弁室21から第1ポート4の方向へのみの流体
の流れを許容する。
従って、クランプ作用圧力室9内の流体は、クランプ解
除圧力室8に流体圧力が作用しピストン7が下動すると
きの第1ポート4を介してタンクへの流れが保証される
第4図は、この実施例のブロック線図であり、2a、2
bは切換弁2の第1.第2切換位置を示す。
以下、この第1〜第4図によって、この実施例の作用に
ついて述べる。
第1図〜第4図は、第2ポート5を圧力流体源に接続し
、第1ポート4をタンクに接続したクランプ解除状態を
示すものである。
この状態において、第1.第2ポート4,5を前述とは
逆に夫々圧力流体源とタンクに接続すると第1ポート4
から流入する圧力流体は、切換弁2のパイロット室19
に流入しその弁体16を右方向に押圧する。
第2図においてこの弁体16の右方向への移動により、
そのラック17がピニオン13を左廻りに回転するので
鉤34も矢印C方向に90’回転して、鉤34の先端が
第3図に2点鎖線で示すようにグイセットBに係合する
位置に達する。
切換弁2の弁体16がこの位置に達するとパイロット室
19と穴22が接続するので(第4図の第1切換位置2
a、すなわち開の切換位置となる。
)第1ポート4から流入する圧力流体は、この切換弁2
のパイロット室19、穴22、パイロット付逆止弁3、
通路29を介してピストン7の下のクランプ作用圧力室
9に流入する。
従ってピストン7は、クランプ作用圧力室9に作用する
流体圧力によって鉤34を伴なって上方に移動し、鉤3
4の先端がグイセットBに当接してスライドAとグイセ
ットBをクランプする。
このように、スライドAとグイセットBとをクランプし
た状態で、圧力流体源を停止させる等して第1ポート4
に供給される流体圧力が0となっても、クランプ作用圧
力室9は、パイロット付逆止弁3の作用により流体圧力
が減少しない。
このため、スライドAとグイセットBのクランプ力を失
なわない。
次に、第2ポート5を圧力流体源に接続し第1ポート4
をタンクに接続すると、第2ポート5を介して流入する
圧力流体は、通路23.25を介してクランプ解除圧力
室8に流入し、通路24を介してパイロット付逆止弁3
のパイロット室27に流入する。
パイロット室27に流入する圧力流体によってパイロッ
トピストン28が、逆止弁30を押開け、通路29と弁
室21を接続する。
なおこのとき、切換弁2の弁体16は、ピストン7に作
用するクランプ力により弁孔15の右端で停止したまま
である。
従って、初期の段階ではクランプ作用圧力室9内の流体
は、パイロット付逆止弁3、切換弁2を通る第1流体通
路と、逆止弁35、通路37,38.39よりなるバイ
パス通路の双方を介して第1ポート4に流出する。
このようにしてピストン7に流体圧力が作用し、ピスト
ン7がわずかに下降すると、スライドAとグイセットB
のクランプが解ける。
そしてピストン7に対する負荷(クランプ力)がなくな
ると、切換弁2の弁体16が第2図及び第4図に示す左
方位置へ向って移動するので、その移動の初期を過ぎる
とバイパス通路のみを介して圧力室9の流体がタンクに
流出してその下降を続けるようになる。
ピストン7が第1図に示す最下端の位置に達すると、ク
ランプ解除圧力室8の流体圧力が上昇するので、パイロ
ット室20内の流体圧力も上昇し弁体16が第2図に示
す位置へ確実に移動することにより、弁体16のラック
17はピニオン13を介して鉤34を矢印りの方向に9
0’回転させて図示のクランプ解除状態に確実に戻る。
以上のような構成、作用を有するこの考案は、二つの第
1.第2のポートのみからの圧力流体の給排により検出
器を用いないで、クランプロッドを回転と軸方向移動を
させてクランプ解除位置からクランプ作用位置へ、また
その逆に変更するとかできるので、従来よりも流体の給
排のポートが一つ少なくそれだけ配管が簡素化され、検
出器の必要もないので、その設置場所が不要であり、従
ってスライドとグイセットを固定するために必要な装置
を取付ける場所がきわめて少ないものとなり、よりいっ
そうスライドの面を広く使用できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による一実施例の断面図であり、第2
図は、第1図のアーア断面図、第3図は、第1図の側面
図、第4図は、この実施例のブロック線図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・切換弁、3・・・
・・・パイロット付逆止弁、4・・・・・・第1ポート
、5・・・・・・第2ポート、6・・・・・・ブロック
体、7・・・・・・ピストン $ 86666@クラン
プ解除圧力室、9・・・・・・クランプ作用圧力室、1
0・・・・・・内孔、11・・・・・・シリンダ体、2
0・・・・・・パイロット室。 19゜

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダ内に摺動自在に嵌入しその片側にクランプ作用
    圧力室を他の側にクランプ解除圧力室を形成しておリピ
    ニオン及びそのピニオンと共に回転するクランプロッド
    を同軸的に設けられたピストンと、上記ピニオンに係合
    するラックを有する弁体を弁孔内に摺動自在に嵌入して
    両側に夫々パイロット室を形成してあり開と閉の切換位
    置を有し上記弁体の一方への移動の終端部で開の切換位
    置となる切換弁と、パイロット付逆止弁と、圧力流体源
    とタンクとに切換接続可能な第1及び第2ポートと、上
    記第1ポートを順次上記切換弁、上記パイロット付逆止
    弁を介して上記クランプ作用圧力室に接続すると共に上
    記切換弁を開の切換位置にする切換弁のパイロット室に
    接続するように設けた第1流体通路と、上記第2ポート
    を上記クランプ解除圧力室と上記パイロット付逆止弁の
    パイロット室と上記切換弁を閉の切換位置にする切換弁
    のパイロット室とに夫々接続する第2流体通路と、上記
    切換弁と上記パイロット付逆止弁との間の上記第1流体
    通路に相当する部分を逆止弁を介して上記第1ポートに
    接続するバイパス通路とからなるクランプ装置。
JP16905479U 1979-12-05 1979-12-05 クランプ装置 Expired JPS6013557Y2 (ja)

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JP16905479U JPS6013557Y2 (ja) 1979-12-05 1979-12-05 クランプ装置

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JP16905479U JPS6013557Y2 (ja) 1979-12-05 1979-12-05 クランプ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5687227U JPS5687227U (ja) 1981-07-13
JPS6013557Y2 true JPS6013557Y2 (ja) 1985-04-30

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