JPS60135045A - 改良寛骨臼補綴 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は狙者の生米の寛骨臼の形状に適合し、順応する
材料を用いた全股関節補綴用の改良された寛骨臼補綴に
関する。

発明の背景 全股関節補綴は通常、大腿頭部補綴および寛骨臼Ｍ（ｆ
Ｊの２つの構成要素を包含する。

公知の大腿頭部補綴は半球形状を有する球形の頭部を有
する。幹部が頭部から延長し、大腿髄管に挿入するため
に用いられる。この幹部は、好ましくは、米国特許第３
９９２７２５号に開示されているようなアクリル系セメ
ントまたは１氏モジュラスの組ｉ舐か内部へ生長する材
料のごとき安定化材料で被覆されている。

寛骨臼補綴の１つの公知の型は生来の寛骨臼内に、アク
リル系セメントで、骨盤の固定孔を通じて固定される半
球状のカップを有する。カップの凸面側からネジ等が延
長し、骨盤の孔とかみ合う。

しかしながら、該セメントか荷重応力を不均一に運ぶ場
合、骨の損失をきたし、移植した補綴の有効寿命を徐々
に減少させることになる。

また、機械的に骨盤ζこ固定されない金属製の半球カッ
プを有する寛骨臼補綴も知られている。このカップは超
高分子潰ポリエチレンのような生体適合性の、かつ、耐
摩耗性のポリマーでライニングした内部凹面を有してい
る。この移植における接合は、一方は大腿類１＄とカッ
プのライニングの間で、また、他方はカップの研磨した
凸面と生米の寛骨臼の間で行なわれる。

かかる非固定寛骨臼補綴は骨盤の孔を必要としｔＳいが
、カップの外部が半球形で、カップが接合する生来の寛
骨臼が生米または疾患に起因する凹凸を有しつるため、
真の球形部分てはない事実により重大な問題を生じえ、
股関節を通して伝達される荷重に局在化、異常を生じさ
せ、そのため、生来の寛骨臼に損傷を生じさぜうる。

この問題は米国特許第４３１８１９１号に記載されてお
り、この特許には生米の寛骨臼の形状に適合し、整合で
きるようにし、それにより異常な応力荷重をさける適合
金属頭部を有する単一の股関節補綴が記載されている。

この金属頭部は、股関節によって通常伝達される異常な
動的荷重に対して寛骨臼を整合させ、保護する能力に関
して、多くの解決すべき点を残している。

発明の目的 本発明の１つの目的は、生来の寛骨臼への不均一な、か
つ、異常な荷重の伝達をさけ、骨盤固定を必要としない
改良された寛骨臼補綴を提供することである。

もう１つの目的は、生来の寛骨臼の表面と均一なかみ合
いを保つ改良された寛骨臼補綴を提供することである。

発明の概要 本発明の前記の目的およびその池の目的は大腿頭部補綴
と共（ご用いる改良された寛骨臼補綴を提供することに
より達成される。この寛骨臼補綴は、使用時、その形状
を維持するのに充分な強度を有するカップからなる。該
カップの外部表面には充分な厚さの生体適合性コーティ
ングが設けられている。このコーティングは充分に変形
することができ、かつ、制限された弾性記憶を有し、そ
れ自体を生来の個々の寛骨臼の解剖学的形状に成形する
ことができる。カップの内表面には内部耐摩耗性ライニ
ングが施されている。

好ましくは、該コーティングは、４０〜９０％の多孔度
、１〜１０門の厚さを有し、また、その外表面に複数の
溝を有し、使用時、それを通じる滑液の自由移動が可能
なポリテトラフルオロエチレンである。

以下、添付の図面を用いて本発明をさらに詳しく説明す
る。

図面中、第１図は本発明の改良された寛骨臼補綴を特徴
とする股関節補綴の部分断面１図で、大腿骨と骨盤のす
１対的位置も示しである。

第２図は第１図に示した寛骨臼補綴の外部表面の平面図
である。

第３図は第１図に示した寛骨臼１ｉ１ｉ綴の変形例の部
分断面図である。

第４図は第３図に示した寛骨臼補綴のもう１つの変形例
の部分断面図である。

発明の詳説 第１図に示すごとく、股関節補綴１０は大腿類１不ｊ１
１１綴１２および寛骨臼補綴１４の２つの構成要素を包
含する。

補綴１２は、好ましくは、英国特許出ｌ幀公開第２１１
８４４１号に記載されるクイブのものである。これは、
ｌ′Ｌ’ｒ磨された半球形ボール１６Ｊ９部１８および
幹部２０からなり、幹部はその外面に結合したコーチイ
ンク２２を荷している。コーチインク２２は、好ましく
は、米国特許第３９９２７２５号に開示されているよう
な、組織かその内部へ生長できる４、を沼１である。幹
部２Ｏは大腿骨２６）髄簀２４中に挿入されている。コ
ーティング２２は補綴１２を大腿骨２６中で安定化もし
くは固定ｒる役割を果す。

補綴１４は充分な強度の材料製のカップ２８から１Ｓす
、該月利（ま移植可能な金属、ポリスルホン、ポリカー
ボネートまたはポリアセタールポリマーとすることがで
きる。補綴１４は骨盤２７の寛′胃・臼２７ａ中に挿入
される。カップ２８の１Ｓ表１ｍにはライニング３Ｏか
設けられ、力・ンプ２８Ｑ）タト表向はコーティング３
２て被覆されて１．、）、乙。ライニング３０は、好ま
しくは、超高分子−量月τ１ノエチレンのような、適当
な生体適合性、耐摩耗性の材ｔ（製である。ライニング
３０はプレス嵌合ルこよりカップ２８内に適宜固定され
ている。ライニング３０は、’Ｊｉ　ｆ、Ｎ　くとも一
部が半球状で、その中にｄＺ−／し１６が接合する内表
面３４を有してｌＪ）る。

コーティング３２は弾性記憶がほとんどｒ、（ｌ／ｓカ
）、低い変形可能ｆｉ　Ｈ狗である。コーチインク３２
Ｃは４０〜９０％、ａＩましくは、６０％の多孔１釦を
有する多孔質ポリテトラフルオロエチレンのコーティン
グとすることができる。また、コーチインク゛の厚さは
１〜ＩＱ７１１ｍか好ましく、よりｌ！’；ｉ：５）コ
ーティングは、生米の寛骨臼かその中でコーチインクの
自己成形を生じさせるためにそのようｆＳｊ草さカＳ必
要となるほどのひずみを有する場合、すな４つち、コー
ティングが変形し、寛骨臼２７ａの」二米の形状に適合
するためにそのような厚さが必要となる場合に採用され
る。該多孔質ポリテトラフルオロエチレン・コーティン
グ３２は１９８１年ｌＯ月２６日付出願のヨーロッパ特
許出願第８１３０５０４９＝　９　号の開示に従って調
製された月利であることか好ましい。コーティング３２
は顛当な結合剤でカップ２８の外部表面に結合されてい
る。フッ素化エチレン・プロピレンか該好ましいコーチ
インク３２用の結合剤である。コーチインク３２用の他
の好ましい材料は前記米国特許第３９９２７２５号に開
示される月利である。乙の材料も、ＤＪましい拐本゛１
と同様な結合剤でカップ２８に結合できる。

第２ｍに示ずごとく、コーティング３２は、好ｉ を何し、滑液がその中を流れることかできるようになっ
ている。たとえ圧縮されても、コーティング３２はその
低い、もしくは制限された弾性記憶により、イ」着する
生米の軟骨と適りでき、コーティングの変形が軟骨の局
所形状と連続的に順応するようになっている。コーチイ
ンク３２の変形状態ｉｃｓいて、さらに、荷重はコーチ
インク３２Ｕよひ軟骨の弾力性によって弱められ、これ
Ｇこより、生来の関節におけるような連、続開な衝撃吸
ｌＩｙを模倣することがてきる。さらに、この均−ｒ、
（荷重により、生米の関節とほとんど同様な機能を果す
Ｃとか可能となる。また、軟骨中への正常１よ栄養の１
流か関節の生来の健康状態を維持する。

第３図は寛骨臼補綴の変形例１４ａを示し、これは、第
１図に８いて説明したような内１耶ライニンク３０′ｊ
６よひ外部コーティング３２ａを有するカップ２８ａか
らなる。しかしながら、コーティング３２ａはカップ２
８ｄの外部表面に直接結合しておらず、医療用エラスト
マーの中間層３３に結合している。層；３３のカップ２
８ａへの取り付ケバ該エラストマーの、カップ２８Ｈの
外部表面上の粗面２８ａへの機械的抱合により行１ｊわ
ｔｌ、てＥす、／ｉ１３３のコーティング３２ａへの取
り付けはコーティング３２ａの表面多孔質部との機械的
抱合により行なわれている。

第４図に示ず他の変形例の寛骨臼補綴１４ｂを示し、こ
れは第３図の具体例と同様であるが、カップ２８ｂの外
部表面に隣接するコーチインクグ３２Ｉ）の一部が医療
用エラストマー３３ａＧこ含浸されている。含浸された
コーティング３２ｂのカップ２８１）への取り付けはカ
ップ２８ｂの表面とエラストマーの機械的抱合によって
行なわれる。

この構造を達成するために、コーティング３２ｂの医療
用エラストマーが含浸した部分は７０〜９０％の多孔度
を有するようにｆＳつている。コーティング３２ｂの残
りの部分は４０〜９０％、好ましくは、６０％の多孔度
を示す。

第３図および第４図の変形例に２いて、医療用エラスト
マーは、好ましくは、医療用シリコーンである。これら
の変形例は補綴関節にさらに弾力性を与え、患者の歩行
の間のショック・エネルギー吸収の助けとなる。

コーチインク３２の低いもしくは制限された弾性記憶は
、たとえ圧縮された場合でも、付着した生来の軟骨に順
応し、軟骨の変形が軟骨内への栄養の連流手段となるこ
とを可能にする。

変形例の補綴１４ａおよびｌｌｂは、生米の寛骨臼２７
ａの非半球形状から１．０１１Ｉｍのオーダの局部的な
偏在にも適合する。コーチインク３２の厚さ範囲の上限
付近では生来の寛骨臼が全体的にゆがんだ形状であって
も、それに適合するようにコーティングが自己成形する
ことが可能である。コーティング３２は寛骨臼内空間に
順応して変形し、それ自体を成形するために低弾性記憶
を有しているが、好ましくは、低い度合の弾力性も有し
、それに加わる荷重の周期的付加の間のエネルギーを吸
収できるようにさせるべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の改良された寛骨臼補綴を含む股関節補
綴の部分断面ｉ′凶、第２図は第１図の寛骨臼補綴の外
部表面平面図、第３図は第１図ｆこ示した寛骨臼補綴の
１変形例の部分断面Ｎ、第４図は第３図の補綴のもう１
つの変形例の部分断面図である。 図面中の主な符号はつぎのものを意味する。 １４．１４ａおよび１４ｂ：寛骨臼補綴、２７：骨盤、
２７ａ：寛骨臼、２８、ｚｓａｓよひ２８ｂ：カップ、
３０ニライニング、３２．３２ａおよび３２ｂ：コーテ
ィング、３３ぢよひ３３ａ：エラストマ一層、３６：溝
。 特Ｗ１：出し白人　ビテク・インコーポＶイテ゛ノド゛
代理人プ↑理士青山　葆は力・２名

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１＋使用時にその形状を維持するのに充分な強度を有
   するカップおよび該カップの外部表向に設けられた、充
   分１Ｓ厚さを有する生体適合性のコーティングからなり
   、該コーティングが充分に変形でき、かつ、制限された
   弾性記憶を有し、それ自体を生来の個々の寛骨臼の解剖
   学的形状に成形することができることを特徴とする大腿
   頭部補綴と共に用いるための寛骨臼補綴。 （２）カップが金ＵＡ　％ポリスルポンポリマー、ポリ
   カーボネートポリマーおよびポリアセクールポリマーか
   らなる群から選ばれる伺料製である前記第（１）項の補
   綴。 （３）該カップの内部に耐摩耗性ライニングを有し、こ
   のう・ｒニングが超品分子量ポリエチレンである前記第
   （１１項の補綴。 （４）刀ツブ上のコーティングが多孔質ポリテトラフル
   オロエチレンである前記第（１）項り補綴。 （５］コーテイングが４０〜９０％の多孔度を宵する前
   記第（１）項〜第（４）項いずれか１つの補綴。 （６）コーティングが６０％の多孔度を何するｉ’＋ｉ
   Ｊ記第（１）項〜第（４）項いずれか１つの補綴。 ［７］　二’−ティングの厚さが１〜１０．ｉ＊である
   前ｉ己第（１１項〜第（６）項いずれか１つのＮｔｉ綴
   。 （８）コーティングがその外部表面に仮数の溝を有し、
   使用時、それを通じて滑液の自由移動ができる前記第（
   １）項〜第（７）項いずれか１つの補綴。 （９）コーティングがフッ素化エチレン・プロピレンで
   カップに結合されている１ｉｉＪ記第（月項〜第（８）
   項いずれか１つの補綴。 （１０）カップの外面とコーチインクの間に医療用エラ
   ストマーの層をＨする前記第（１）項の補綴。 （１１％亥層がカップ２よひコーティングに機械的に抱
   合されている前記第（１０）項の補綴。 （功該層がコーティングの内面に含侵されている前記第
   （１０項の補綴。 （腹該層が医療用シリコーンである前記第（１ω項〜第
   （旧項の補綴。