JPS6013476B2 - パワーエレメント毛細管封止部の製造方法 - Google Patents

パワーエレメント毛細管封止部の製造方法

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JPS6013476B2
JPS6013476B2 JP10747478A JP10747478A JPS6013476B2 JP S6013476 B2 JPS6013476 B2 JP S6013476B2 JP 10747478 A JP10747478 A JP 10747478A JP 10747478 A JP10747478 A JP 10747478A JP S6013476 B2 JPS6013476 B2 JP S6013476B2
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JP
Japan
Prior art keywords
capillary
power element
sealing
manufacturing
sealing part
Prior art date
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Expired
Application number
JP10747478A
Other languages
English (en)
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JPS5535205A (en
Inventor
斌 猪俣
利文 金子
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Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は膨脹弁、サーモスタットなどに於て特に自動
車用クーラーの膨張弁の温度検知に用いる毛細管の封止
部の製造方法に関するものである。
べローズ又はダイアフラムに毛細管を接続し、毛細管の
一端から冷媒ガス又は液を注入し、注入後注入端を封止
した、第4図に一例を示したパワーェレメントは温度検
知素子として広く用いられているものであるが、注入後
」パワーェレメントの封入されたガス又は液が徴量でも
漏洩すると正常な温度検知が行われず、サーモタツト又
は膨張弁の謀作動の原因となるので、毛細管の端末封止
は特にきびしく要求されているものであり、従来行われ
ている方法は、冷媒ガス又は液を毛細管の一端から注入
した後、注入部をピンチオフし、このピンチオフ封止部
を半田等で被覆するか、又は封止部にキャップを被着し
た後キャップの上から半田等で被覆し封止する方法が探
られている。
(第1図参照)。この方法により封止されたパワーェレ
メントは静止の状態で用いられる場合には封止の状態を
保っているが、封止部に衝激を与えたり、振動等がくり
返し加わると次第に内部ガスが漏洩する欠点があり、又
半田付又はキャップ等のために封止部が毛細管の原径よ
り太くなり、例えばカークーラーの冷却器のフィンの間
に毛細管を装着する場合などは無理に狭い隙間に押し込
んで装着することとなり、このことがさらに封入ガスの
漏洩を釆す原因ともなるので、特にカークーラー等に用
いる場合、振動等が加わっても、ガス漏れせず、しかも
装着上から、封止部の径は原毛細管の径より太くならな
いことが望まれていたものである。
本発明は上記要望を満たすために工夫されたもので、封
止部の強度を高めて振動、衝激等にも耐え、しかも作業
性を向上せしめる、原毛細管より縮摩した、パワーェレ
メント毛細管封止部の製造方法を提供せんとするもので
ある。パワーェレメントの製造方法に関しては、椿公昭
53−第9435号にその一例が示され、この方法に於
ては、毛細管ピンチオフ部分を溶融する際に、ピンチオ
フ部の反対側、ベローズ又はダイアフラム側を冷却構内
に浸糟し、封止ガスを、ベローズ側等に凝縮させ、ピン
チオフ封入部を真空にして行う工程を特徴とするもので
ある。
又ピンチオフ部を溶融することにより毛細管先端に球状
の封止部を形成させるものであるが、該球状体の径を制
限することは行われていない。本考案者はパワーェレメ
ント毛細管の端末機造に関し、種々実験を重ねた結果、
パワーェレメント、特にべローズを用いたパワーヱレメ
ントに於てはべローズの内容積に比し、毛細管の内容積
は、極めて小さく、例えばべローズ内容積1.8地に対
し60の陣長毛細管内容積0.4ので、毛細管の先端5
粍程度短縮したとしても、パワーェレメント容積の変化
は無視できる程度のものであり、上記特公昭53−第9
435号による真空にした、毛細管原形のまンで行った
場合と5耗程度の短縮をした毛細管を用いた場合ではカ
ークーラー等の使用圧力範囲では封入ガス圧力の変化は
認められず、何れの方法によっても封止が完全ならばト
差異がないことが分明したのである。本発明は上記の結
果を参酌しなされたもので、以下図示実施例に基づき本
発明を説明する。
第1図は上述した従来の毛細管端部の封止工程を示した
もので、第2図は本発明の毛細管封止部の構造二に至る
工程を示す説明図で、‘ィ} 毛細管1のピンチ部2を
機械的に上下から圧着して仮封止し切断する。
(o} 仮封止部の隣接した基部をスポット溶接機又は
バーナ等で加熱溶融し、内部に空隙のない一体的のもの
とし、さらに該都約5粍程度をプレス等で原毛細管に比
し縮蓬成形3する。
し一 縮怪成形した部分を残し、‘ィ}の仮封止部を4
から切断除去する。
片 切断面の先端を再溶融して更に封止を確実にすると
共に先端尖鋭部を丸めて危害防止をした毛細管端部構造
5とする。
又上託けに於て、仮封止部を切断除去する場合、切り込
み6を設けて該部からバーナで切断し、切断面を同時に
再溶融し、封止と共に先端尖鉄部を丸せる方法とするこ
ともできる(第3図。
′,ハ′)。以上の如く、本発明の毛細管封止部は、毛
細管を先ず仮封止し、仮封止部に隣接した部分を一体的
に溶融し、次で該部を一定長縞淫し、縦径部を残して、
切断し、切断面の再溶融と共に尖鋭部を除去するという
一連の工程でなされるもので、縞径という工程と、切断
面の再溶融工程を含むことを特徴としたもので、なされ
た端部の構造は任意の角形等の形状に縞径されて得られ
るものである。
又、この製造工程には特公昭53−第9435号発明に
於ける真空にする工程が含まれないので、作業性ははる
かに良好で能率を向上せしめるものである。本発明者は
、毛細管の封止構造を得るのに上述の方法を採用したが
この方法以外にも、他の適正な方法により得ることは可
能であろう。
かくして得られた毛細管の封止部は、一体的に溶融され
ることにより、又該部を縮径圧縮されることにより、さ
らに切断面を再溶融することにより封入冷媒を完全に封
止し、振動、又は衝激を加えられても漏洩することなく
封止の目的を達する他、装着上の理由による毛細管端部
を原毛細管径より太くならないようにするという要望に
も応えられるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従釆の毛細管封止工程を示し、第2図は本発明
の封止部製造方法の実施例の工程を示し、第3図は他の
実施例の工程を示したもである。 第4図はパワーェレメントの一例の外観図を示したもの
である。i…毛細管、2…ピンチ部、3・・・縮軽成形
部、4・・・切断部、5・・・毛細管端部構造、6・・
・切込み。 第1図第2図 第4図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 パワーエレメント毛細管内に冷媒を注入して、毛細
    管注入口をピンチオフしたものに於て、ピンチオフ部に
    隣接した部分を一体的に溶融し、さらに該部の一定長を
    原毛細管に比し縮径成形し、該縮径部を残して、前記ピ
    ンチオフ部を切断除去し、さらに切断面を再溶融するこ
    とを特徴とするパワーエレメント毛細管封止部の製造方
    法。
JP10747478A 1978-09-04 1978-09-04 パワーエレメント毛細管封止部の製造方法 Expired JPS6013476B2 (ja)

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JPS5535205A JPS5535205A (en) 1980-03-12
JPS6013476B2 true JPS6013476B2 (ja) 1985-04-08

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ID=14460110

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4399601A (en) * 1980-03-31 1983-08-23 Shell Oil Company Method of preparing and using a pressure actuated release mechanism
JPS58121377A (ja) * 1982-01-13 1983-07-19 Hitachi Ltd 感熱膨張弁へのガス封入装置
JPS58147620A (ja) * 1982-02-26 1983-09-02 Saginomiya Seisakusho Inc 封入ガスの封止方法
JPS593233A (ja) * 1982-06-30 1984-01-09 Saginomiya Seisakusho Inc 温度検出用パワーエレメントの製造方法

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JPS5535205A (en) 1980-03-12

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