JPS6013370B2 - 絶縁スペ−サ - Google Patents

絶縁スペ−サ

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JPS6013370B2
JPS6013370B2 JP12296077A JP12296077A JPS6013370B2 JP S6013370 B2 JPS6013370 B2 JP S6013370B2 JP 12296077 A JP12296077 A JP 12296077A JP 12296077 A JP12296077 A JP 12296077A JP S6013370 B2 JPS6013370 B2 JP S6013370B2
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JP
Japan
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metal ring
spacer
resin
insulator
insulating spacer
Prior art date
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Expired
Application number
JP12296077A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5457183A (en
Inventor
功 鎌田
美穂 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Kyocera Chemical Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Chemical Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Chemical Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP12296077A priority Critical patent/JPS6013370B2/ja
Publication of JPS5457183A publication Critical patent/JPS5457183A/ja
Publication of JPS6013370B2 publication Critical patent/JPS6013370B2/ja
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  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は絶縁性ガスが充填された管路気中送電線路又は
ガス絶縁開閉装置等の管路内に配置された導体を支持す
る絶縁スベーサに係り、特に前記絶縁スベーサーのフラ
ンジ部を金属リングで構成するものにおいて金属リング
とスベーサ絶縁体の接合部を改良した絶縁スべ−サに関
するものである。
絶縁スベーサは管路内に配設された導体を絶縁支持する
と同時に導体に短絡電流が流れた場合の電磁力、並びに
管路が一定長さ毎にガス区分された場合に、絶縁スベー
サがガス区分用隔壁としての耐圧力強度等に耐えなけれ
ばならない。
従って絶縁スベーサのフランジ部の肉厚はスベーサ絶縁
体である注形樹脂の機械的強度に見合って決定されてい
る。
以下従来技術について第1図に沿って説明する。
第1図はフランジ部2に金属リング11を有する絶縁ス
ベーサを示す。絶縁スベーサ1はフランジ部2の金属リ
ング11とェポキシ等の加熱硬化性樹脂より成るスベー
サ絶縁体12、並びにスベーサ絶縁体12に埋込まれた
充電部のシールド電極13で構成され、スベーサ絶縁体
12と金属リング11は接着で固着すると同時に、機械
的な拘束力を持たせるための凸超部14を有している。
この凸記部14はスベーサ絶縁体12と強固に噛み合う
ことにより、スベーサ絶縁体12のアース側表面の電界
を緩和する作用を成す。
このように構成された金属リング形の総縁スべ−サは次
のような欠点を有している。すなわちスベーサ絶縁体1
2はいわゆる加熱硬化形のェボキシ樹脂等が使用される
ため、加熱硬化後の収縮又は使用雰囲気での熱サイクル
を受けるために、金属リング11とスベーサ絶縁体12
の接着界には大きな熱ストレスが作用する。
従ってこの接着界が機械強度(耐圧力、曲げ荷重)的に
は最弱点となる。又この接着界面が離れると電気的には
接触コロナの発生が予想される。従って本発明は係る問
題点を解決するためになされたもので「耐圧力を向上し
之、且つ熱ストレスの緩和をはかることができる信頼性
の良い絶縁スベーサを提供することを目的とするもので
ある。
本発明を第2図「第3図によって説明する。
絶縁スベーサ10は、フラソジ部20の金属リング21
と、ェポキシ樹脂より成るスべ−サ絶縁体22、並びに
スベーサ絶縁体に埋込まれた充電部のシールド電極23
で構成される。絶縁スべ−サ10はスベーサ絶縁体22
のフランジ部にオーリング溝24を有し、オーリング2
5を挿着する。金属リング21にメネジ26を設け、こ
のメネジ26に螺合された全ネジポルト27で管路のフ
ランジ28にナット30を介して綿付固着される。金属
リング21とスべ−サ絶縁体22の接合部は第3図に示
す如く、金属リング21の凹部31とスべ−サ絶縁体2
2の凸部32が噛み合うような形態で構成され、且つ、
絶縁スベーサ10を製造する段階で金属リング21も一
体し、注形される。
従って、スベーサ絶縁体22は加熱硬化後若干の収縮が
あるため、接合部の凹凸部31,32間に径方向33,
33r、軸方向34,34′の微少隙間が夫々生ずる。
本発明に於いては金属リング21とスべ−サ絶縁体22
を機械的に分離してあることから、ガス区分等に際して
の加圧力に対し、スべ−サ絶縁体22の外周部の支持構
造が、従来の拘束支持条件に対して自由支持になるため
、耐圧力強度の向上並びに熱ストレスの緩和等により絶
縁スべ−サの信頼度を向上させることを意図したもので
ある。
本発明の作用を第3図並びに第4図で説明する。絶縁ス
ベーサ10が図示の如く全ネジポルト27で管路のフラ
ンジ28に固着された状態で一方の側より加圧された場
合に、スベーサ絶縁体22は円板が一様な等分布荷重を
受けるようにフランジの固定端に曲げモメントが作用す
る。金属リング21はスべ‐サ絶縁体22と凹凸部31
,32を介して、加圧力Pもこよる曲げモーメントMを
支持する構成になるため、金属リング21の加圧される
側がフランジ28に拘束されても第4図に記載の如き変
形の様相を呈し、且つ、第4図の矢印の加圧方向し、ス
ベーサ絶縁体22が偏位し、微少隙間34′が接触して
加圧力Pに見合う荷重を分担する。本発明の実施例にお
いて金属リング21の好ましい材料はアルミニウム製で
ある。
このように注形絶縁物であるスベーサ絶縁体22と連結
する金属をアルミニウム製とすると両者の熱膨脹差によ
る悪影響は他の金属の場合より少ないので良好である。
又絶縁スベーサ等の注形絶縁物の製作に当って通常、理
込金物等を注形型に配設した上で型絶し、液状のェポキ
シ樹脂を注入口から注入した後加熱硬化させ、液状樹脂
を加熱硬化させて洋形品を製作するのが一般的である。
本発明の実施例では第5図に示すように金属リング21
に、このリング21を貫通する樹脂注入口40を設け注
形時の型の一部を成すように構成し、洋形型の小型化、
並びに作業性の改善に寄与するものである。尚43はス
ベーサ絶縁体22の部分の注形型である。又本発明の実
施例のように金属リング21の近傍にオーリング溝24
を配置したものにおいては、注形軸脂が液体状態からの
硬化過程においてゲル化反応を進行するなかで自己発熱
を伴なうのが一般的である。
しかしながら自己発熱が金属リング21に奪われてゲル
化反応が各部均一に行われないために局部的収縮が大き
くなり、オーリング溝24等の寸法が所定量確保できな
い場合が出てくる。このような寸法精度を向上させるた
めにはゲル化反応が均一になるよう、注形型の温度を制
御するとか、加圧ゲル化法が二股には採用される。しか
しながらこのような方法では装置が大型になり、且つ製
造工程が複雑になることは避けられない。
本発明の実施例では前述した第5図に記載の如く金属リ
ング21の樹脂注入口40に加圧用捨臭41を取付け、
金属リング21近傍の樹脂のゲル化反応を他の部分に比
べて遅くでき最後に硬化するので、又加圧することによ
り半ポリマー状の樹脂を硬化の最終段階まで保持し且つ
、樹脂の補給が加圧気体42より行われるようにしてい
るので局部的な収縮による寸法上の不具合を防止するこ
とが可能となる。
以上説明したように本発明によれば、スベーサ絶縁体の
外周に金属リングを位置させるものに於て、金属リング
とスベーサ絶縁体を一体に洋形して成り、且つ両者間を
凹凸により噛み合させるようにし、この接合部間には洋
形樹脂の硬化によって微少隙間を形成させるようになし
、この注形樹脂を注入するに際しては金属リングを注形
時の型の一部となるようにしたので、局部的な収縮を防
止でき耐圧力強度の向上並びに熱ストレスの緩和をはか
ることができる信頼度のよい絶縁スベーサを提供できる
【図面の簡単な説明】
第1図は従釆の絶縁スベーサの使用状態を示す断面図、
第2図は本発明絶縁スベーサの一実施例の使用状態を示
す断面図、第3図は第2図の要部を拡大して示す一部欠
裁断面図、第4図は本発明スベーサの作用を説明する図
、第5図は本発明絶縁スベーサの製作過程を示す図であ
る。 20…フランジ部、21…金属リング、22・・・スベ
ーサ絶縁体、24・・・オーリング溝、25・・・オー
リング、26…メネジ、27…全ネジボルト、28・・
・管路フランジ、31…凹部、33,33′…蓬方向微
少隙間、34,34′・・・軸万向微少隙間、40・・
・樹脂注入口。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内部に導体を配置し、絶縁性ガスが充填された管路
    間を互に連結し、且つ前記管路内に配設された導体を支
    持するように成した絶縁スペーサーにおいて、前記絶縁
    スペーサーをフランジ部に位置される金属リング及び導
    体を支持するスペーサー絶縁体で構成され、金属リング
    に配設された複数個のメネジに螺合された全ネジボルト
    により管路のフランジに締付固着され絶縁スペーサーで
    隣接される管路のガスが区分されるようにして成り金属
    リングがスペーサー絶縁体を成形硬化する際の注形型の
    一部を成し、金属リングとスペーサー絶縁体の接合部を
    凹凸が形成されて噛合されるようにすると共にその接合
    部全長に亘つて、注形樹脂硬化時の収縮により微少隙間
    が形成されるようにして製作したことを特徴とする絶縁
    スペーサー。 2 金属リングの樹脂注入口部分に加圧装置が取付けら
    れ、樹脂の硬化反応の過程において樹脂が加圧されるよ
    うにした特許請求の範囲第1項記載の絶縁スペーサ。
JP12296077A 1977-10-15 1977-10-15 絶縁スペ−サ Expired JPS6013370B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12296077A JPS6013370B2 (ja) 1977-10-15 1977-10-15 絶縁スペ−サ

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JP12296077A JPS6013370B2 (ja) 1977-10-15 1977-10-15 絶縁スペ−サ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5457183A JPS5457183A (en) 1979-05-08
JPS6013370B2 true JPS6013370B2 (ja) 1985-04-06

Family

ID=14848875

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JP12296077A Expired JPS6013370B2 (ja) 1977-10-15 1977-10-15 絶縁スペ−サ

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JP (1) JPS6013370B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS649174U (ja) * 1987-07-02 1989-01-18
JPH0529968U (ja) * 1991-09-27 1993-04-20 株式会社共立物流システム 液体コンテナ用タンクと液体コンテナ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS649174U (ja) * 1987-07-02 1989-01-18
JPH0529968U (ja) * 1991-09-27 1993-04-20 株式会社共立物流システム 液体コンテナ用タンクと液体コンテナ

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JPS5457183A (en) 1979-05-08

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