JPS60133147A - コンクリ−ト被覆鉄骨構造 - Google Patents

コンクリ−ト被覆鉄骨構造

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JPS60133147A
JPS60133147A JP23990983A JP23990983A JPS60133147A JP S60133147 A JPS60133147 A JP S60133147A JP 23990983 A JP23990983 A JP 23990983A JP 23990983 A JP23990983 A JP 23990983A JP S60133147 A JPS60133147 A JP S60133147A
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JP
Japan
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concrete
steel
steel frame
buckling
skeletal structure
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JP23990983A
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坂井 正美
信行 中村
那須 敏男
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JFE Engineering Corp
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Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はコンクリートを接種した鉄骨構造に関するもの
である。
〔従来技術〕
コンクリート被秒鉄骨構造において、納しい耐震設計手
法下における板幅厚比の比較を示すと次の第1表の如く
なる。
第1表 板幅厚比の比較 (SS41級) (注)FA: 施行令規定、 FB;移行措置の規定t
 FC;建築学会規準値。
FD;その他 従来迄の規準下における幅厚比制限は第1表中のFCク
ラスに相当する。新耐嶌設計法下では、FA−FDのク
ラスによって設計荷重の大きさが異なってくる。
因みにFCクラスではFAクラスの4割増しの設計荷重
を取って設計しなけれはならなくなった。
又FAクラスの板幅厚比制限を守って設計した場合、同
じ断面積でも、鉄骨の板厚が厚くなるため、第1図に示
す如く溶接量が多くなり、コストアップになる場合が生
じる。
第1図はフランジ板厚(X)と溶接量を8v換算溶接長
(B)との関係を示したグラフである。
なおPL−16x200の板と同断面積の板を溶接する
場合 (As=32cmり 一方、鉄骨の耐火被覆は第2表の如く法律で義務づけら
れている。
(注)告示69年 1675号の打込みコンクリートの
場合 一般に建方の後に、耐火被徨材を鉄骨表面に吹付けたり
、成形板を取付ける方法が採用されている。また、ラス
を鉄骨に巻いてその上に吹付けたシしていたが、コスト
がかかる事と吹付材が飛びちるので、作業環境が悪く々
るため近年、ロボット化が積極的に椎められる傾向にあ
る。
また、単に耐火用のコンクリートをプレキャストしたも
のもあるが、構造材としての合成効果を期待しえないで
いる。これはコンクリートトノ複合化に有効な方法がな
かつたことによるものである。
〔発明の概要〕
本発明の目的は被覆したコンクIJ −トにより耐火性
の確保と部材として有効な力学的挙動を得ることにある
本発明の要旨は、鉄骨の表面にコンクリート被覆し、耐
火と座屈防止の効果を持たせたブレキャスト鉄骨部材構
造であり上記構造において鉄骨の座屈防止をはかるため
、適正なコネクターを配置する。更にコンクリート被覆
鉄骨部材の特性を活かすため、柱上下端は、コンクリー
ト被覆をつけないで、軟かい耐火材をつめたコンクリー
ト被覆鉄骨構造である。
即ち板幅厚比の制限は鉄骨の座屈に伴なう耐力低下に起
因する。本発明によると、耐火被覆のコンクIJ −ト
によって鉄骨の座屈が防止され、耐力が得られ、従来規
準の幅厚比制限でもFAクラスの設計荷重で設計可能に
なるものである。
〔本発明の実施例〕
次に本発明の実施例を図に基いて説明する。
第2図(イ)(ロ)は本発明を角鋼管に適用した場合の
夫々平面及び断面図であシ、第2図(−→に)はH形鋼
に適用した場合の平面及び断面図である。
角鋼管1又はH形鋼2の表面に第2図に示すように丸鋼
のコネクター筋6(6φまたは9φ)を50鵡〜100
IIIIIピツチで点溶接4し、型枠5にセットしてコ
ンクリート6を打設する。コンクリート6は普通コンク
リートでも良いが、軽量コンクリートにした方が、全体
重量が軽くなるため設計荷重も小さくなる。施工に当っ
ては第3図に示す如く、H形鋼(イ、口図)及び角鋼′
#(・・、二図)の夫々鉄骨1,20表面に、プレキャ
ストで50■厚以上のコンクリート6を被覆したプレキ
ャスト鉄骨部材を第4図に示すように現地で組立てる。
第4図はコンクリート被覆したプレキャスト鉄骨部材で
柱11.梁12を接合する組立図で、(イ)は立面図で
(ロ)は(イ)のA−A断面図を示す。
柱11と梁12の接合部の鉄骨部には床スラブ16や梁
側面14と共に現場でコンクリートを打設する。尚15
は例えば岩綿等の後づめの軟かい耐火被覆である。
いま、このような構法を構成したとき、鉄骨の板要素が
座屈しないよう、被覆コンクリートと一体化するだめの
コネクターを必要とする。
また、柱材の場合、コンクリート被覆に軸方向の力を分
担させることは、鉄骨部分の応力負担を軽減する反面部
材としての弾塑性挙動が悪くなる。
即ち最大応力が生じ、かつ骨組全体の弾塑性挙動を支配
する接合部近傍のコンクリートが剥離し、急激な耐力低
下とスリップ屋の履歴性状(挙動)を示すことになる。
そこで、鉄骨の高い靭性を引出すため、柱上下端だけ、
コンクリート被傑を切断し、軟かい耐火被機材をつめる
(例えば岩綿なと)。こうすることによってコンクリー
トへの応力伝達をさけ、鉄骨の板要素の座屈防止と、耐
火被覆機能のみを期待することになる。
この場合のコネクターは、柱、はりとを各々第2図イ1
 ロ、ハ、二に示すよう、丸鋼6を全周にまわし、ni
定間隔ごと取付ける。
また、H形断面の鉄骨げシでは、横座屈で耐力が決まる
場合が多いため(この場合、とくに下フランジが横方向
フリーとなっている)、横補剛材を入れるとよい。しか
し、第2図ハ、二に示すようなコンクリート機構6fつ
けると大幅な横座屈耐力の上昇になる。
第5図は、幅厚比(B/Ts)の異なる鉄骨にコンクリ
ート被覆を施し、実験によシ耐力比較をした結果である
。これによると、幅厚比が48(FCクラス)で4、コ
ンクリート被覆を施すと幅厚比33.6(FAクラス)
の耐力に近い値が得られる。
つま多局部座屈を生じず、鍵論降伏耐力を充分上回る耐
力が得られる。
尚図中の印は次の幅卑比他の条件を示す。
口 B/Ts−33,3コンクリートなしQ / =4
8. コンクリートなし 8 実験によるとコンクリート被覆は全体座屈(横座屈)の
防止にも効果的であることが判明した。
〔本発明の効果〕
本発明によるこのコンクリート被横鉄骨構造構法は、局
部および横座屈を防止し鉄骨のすぐれた弾塑性挙動を得
ると共に耐火性をも確保できる本のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はフランジ板厚と溶接量(溶接長換算)との関係
図、第2図は本発明の実施例を示す図で(イ)(ロ)は
角鋼管に適用した場合の平面及び断面図(ハ)(→はH
形鋼に適用した場合の平面及び断tlii図、第3図は
H形鋼及び角鋼管のコンクリート被覆部材の側面及び断
面図、第4図はコンクリート被覆した部材で柱梁を接合
する組立図、(イ)は立面図(→はA−A断面図、第5
図は、幅厚比の異なる鉄骨に・ コンクリート被覆を施
し耐力を比較したグラフである。 1・・・角鋼管、2・・・H形鋼、6・・・コネクター
筋、5・・・型枠、6・・・被移コンクリート、11・
・・柱、12・・・梁、16・・・床スラブ、15・・
・後づめ耐火被覆。 代理人 弁理士 木 村 三 朗 第4図 (イ) (ロ)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)鉄骨の表面にコンクIJ−)Meし耐火と座屈防止
    の効果を持たせたプレキャスト鉄骨部材を用いることを
    特徴とするコンクリート被覆鉄骨構造。 2)前記プレキャスト鉄骨部拐において、鉄骨の座ル(
    防止をはかるためコネクター筋で補強してなる ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のコンクリ
    ート鉄骨構造。 6)前記鉄骨柱上下端にコンク1j−)fifiをせず
    に軟かいU人材を詰めたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のコンクリート鉄骨構造。
JP23990983A 1983-12-21 1983-12-21 コンクリ−ト被覆鉄骨構造 Granted JPS60133147A (ja)

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JP23990983A JPS60133147A (ja) 1983-12-21 1983-12-21 コンクリ−ト被覆鉄骨構造

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JPS60133147A true JPS60133147A (ja) 1985-07-16
JPH0518985B2 JPH0518985B2 (ja) 1993-03-15

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ID=17051651

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62124118U (ja) * 1986-01-29 1987-08-06
JPH01179919U (ja) * 1988-05-30 1989-12-25
JPH0315918U (ja) * 1989-06-30 1991-02-18
JPH04202949A (ja) * 1990-11-30 1992-07-23 Fujita Corp プレキヤスト鉄骨鉄筋コンクリート柱

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62124118U (ja) * 1986-01-29 1987-08-06
JPH01179919U (ja) * 1988-05-30 1989-12-25
JPH0315918U (ja) * 1989-06-30 1991-02-18
JPH04202949A (ja) * 1990-11-30 1992-07-23 Fujita Corp プレキヤスト鉄骨鉄筋コンクリート柱

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JPH0518985B2 (ja) 1993-03-15

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