JPS60133134A

JPS60133134A - トイレ用温水洗浄器

Info

Publication number: JPS60133134A
Application number: JP24011783A
Authority: JP
Inventors: 正仁上村; 隆棚橋; 光男高井
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1983-12-20
Filing date: 1983-12-20
Publication date: 1985-07-16
Also published as: JPH02496B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明はトイレで用便後に肛門等を洗浄するのに用いる
トイレ用温水洗浄器に関するものである。

従来例の構成とその問題点従来の例えば第１図に構成を示すトイレ温水洗浄器は、
１が温水タンクで、ヒータ２を内設し、ノズルパイプ３
によってノズル４に連通している。

吸込パイプ５は一方をロータンク６の中に投げ込まれ、
その先端にフィルター７を有し、他方は電磁開閉弁８を
介してベーンポンプ９に連通し、ポンプ９の吐出側は圧
送パイプ１０にょ９温水タンク１の内底部に連通してい
る。１１は温水タンク１の上部に配設された真空破壊弁
である。１２はコントローラで、操作つまみ１３を回す
と電磁弁８の開閉とベーンポンプ９の回転数制御を連動
して行う。

１４はロータンク６に配設されたボールタップで、１５
は待機中の静止水面である。他に温水の１Ｍ度制御手段
・電源接続回路・および表示灯があるが省略する。

次に作用について述べる。操作つまみ１３を回すと、電
磁弁８が開き、またベーンポンプ９が回転するので、フ
ィルター７から吸い込まｆした洗浄水は圧送パイプ１０
から温水タンク１内へ圧送され、ヒータ２で加温された
洗浄水は押上げられてノズル４から噴出する。操作つま
み１３の回動によジベーンポンプ９の回転数を変えると
、ノズル４から噴出する洗浄水の流量が変化するので、
使用者にとって最適な流量を選択することができる。

温水洗浄器の洗浄水供給機能上で必要な、第１要件は、
洗浄水噴出の流量が適当に調節できることであり、とｎ
は上述の通り充足される。第２要件は、洗浄ケ終ったと
きに洗浄水の流出が完全に遮断されることである。こＡ
は操作つまみ１３を停止位置にすりと、ベーンポンプ９
が停止すると共に′電磁弁８が閉路する。従ってロータ
ンク１５の静止水面と、ノズ／ｌ／４との落差により生
ずるサイホン作用全遮断することができて、本要件を満
足する。第３要件は待機中にノズルパイプ３で放冷され
た残留水が、洗浄初期に噴出して使用者に悪感を与える
のを防止することであるが、洗浄を停止するとベーンポ
ンプ９が停止し、温水タンク１の内圧が低下して真空破
壊弁１１が開くので、ノズルパイプ３内の洗浄水は流下
し、温水タンク１内の水位がノズルパイプ３の入口に達
するに及び停止する。従って待機中はノズルパイプ３内
に洗浄水が滞留しないので、本要件を満足する。第４要
件は、ベーンポンプの吸込側に空気が介在しても、温水
タンク１に洗浄水の圧送が回復できることである。即ち
、温水洗浄器を新設したとき、或いは市水が断水状態で
便器を使用し、ロータンク６の水位がフィルター７より
下にあって温水洗浄器を使用したと＠は、当然吸込パイ
プ５から空気を吸い込む。次に断水が回復してロータン
ク６内の水位が復元しても、吸込パイプ５はＵターンす
る立止夛落差を有するため洗浄水は自然流下することは
できない。本例では自吸式のベーンポンプを用いること
により、吸込パイプ５内に空気が介在してもポンプの吸
込揚程によりこれを解決している。

本例は上述の如く、洗浄水供給機能上に必要な基本の４
要件金満たしているが、自吸式のベーンポンプを可変速
と己て用いるので、その構造・製作精度制御手段等から
コスト高となるのが難点である。

発明の目的本発明は上記従来の問題点を解消するもので、温水洗浄
器の洗浄水供給部をコンパクトに纒め、かつコストダウ
ンをはかることを目的とする。

発明の構成上記目的を達するため、本発明の温水洗浄器は、ポンプ
を使用し、バイパヌ流を調節するための流量調節弁を温
水タンクの内底部に配設し、クロスコネクション室ｆ！
：温水タンクの下部に形成し、クロスコネクション室に
配設した第１のカムにより作動する開閉弁を温水タンク
に配設し、温水タンクに水密に貫設した操作軸により、
前記流量調節弁・開閉弁およびポンプ°を連動して操作
する構成としたものである。

実施例の説明以下本発明の一実施例について、図面に基づいて説明す
る。

第２図において、１９は温水タンクで、こルにフタ２０
が固着される。２１は非自吸式のポンプで、温水タンク
１９の底部に固着され、その吐出側は水路２２によジ温
水タンク１９に連通する。

２３は温水タンク１９の内底部に配設した流量調節弁で
調顛弁俸２４の回動によりゲート２５の開度が調節され
る。２６はクロスコネクション室で、流量調節弁２３の
出口側と連通し、出口２７は背面でポンプの吸込口２８
と配管接続される。（図示省略）開閉弁２９は温水タンク下部に水密に配設され、出口側
はクロスコネクション室２６に連通し、水合する。３４
は開閉弁の入口で、吸込パイプでロータンク内のフィル
タに接続される。（図示省略）３５は温水タンク１９に
水密に貫設した操作軸で、調節弁体２４・第１のカム３
３・およびポンプ運転スイッチ（図示省略）と係合する
第２のカム３６がこれに装着さ几、３７はその操作ツマ
ミである。

３８は注水口で、３９はその閉止用の栓である。

４０は温水出口で、図示を省略したノズルパイプ及びノ
ズルに接続される。

４１は真空破壊弁で、４２はせきである。

以下上記構成における作用について説明する。

通常の待機状態では温水タンク１９内に洗浄水が満たさ
れ、流量調節弁２３は全開、開閉弁２９は全閉・ポンプ
は停止している。

次に操作つまみ３７により操作軸３５を回すと、第２の
カム３６に係合する運転スイッチによりポンプ２１が回
転し、第１のカム３３に係合する開閉弁２９が開く。よ
ってポンプ２１から吐出された流量Ｑ１は温水タンク１
９の中で部分し、流量調節弁２３を通るバイパス流０２
と温水出口４０からノズルに送られる噴出流Ｑｓｅ生ず
る。（Ｑｌ−０２＋０３）従ってロータンクから開閉弁
の入口３４に吸込まれる流量はＱ３と等しい。

ノズルに送られる噴出流Ｑ３は、操作つまみ３７でゲー
ト２５の開度を変えることにより変化するから、使用者
にとって最適の流量で洗浄を行うことができる。

次に操作つまみ３７を停止位置に戻すと、流量調部弁２
３は全開、開閉弁２９は全開、ポンプ２１は停止する。

従って吸込パイプの立上ジ部からノズルに到る落差が大
きくても、サイホン作用による洗浄水の自然流下は開閉
弁２９により遮断される。開閉弁２９は閉止位置に於い
て、スプリンタ３１のづφ正方向と落差による背圧が同
方向に作用するから締切りが一層確実となる。

またポンプ２１の停止によＶ温水タンク１９の水圧が低
下すると、真空破壊弁４１が開き、せき４２からノズル
に到る残留水は自然流下により排除される。

さらに温水洗浄器を新設したときに於いては、栓３９を
開いて注水口３日から適量の呼び水を温水タンクに注入
できるので、操作つまみ３７を回せば、呼び水はクロス
コネクション室２６を経てポンプ２１に吸込まれ吸込パ
イ中の空気を誘引して温水タンクに押し上げ、空気を完
全に排除した後は正常運転が可能である。

また市水が断水して吸込パイプ３４に空気の介在を生じ
ても、断水が復元した後、運転操作により空気が排除さ
れて正常運転に到ることができる。

このように本実施例によれば、ポンプ２１および開閉弁
２９を温水タンク１９に直結配設し、流量調節弁２４を
温水タンク１９に内股し、操作軸３５は温水タンク１９
に貫設してポンプ２１・開閉弁２９・流量調節弁２４と
そｎぞれ保合させて連動機構としたので、洗浄水供給部
をコンパクトに纒めることができる。

運転操作に伴なう開閉弁２９および流量調節弁２４の可
動部分は、すべて温水タンク１９の水封室内に配設され
ているから、漏水による故障を生しない。

また開閉弁２９の閉止位置において、弁体に作用するバ
ネの弾圧と、落差による背圧とが同方向に働くので、締
切りが一層確実である。

さらに電磁弁を使用せず、コンパクトな構成となるので
、コストダウンがほかれるという利点を有する。

発明の効果以上のように本発明によ九ば次の効果を得ることができ
る。

（１）温水洗浄器の洗浄水供給手段？、温水タンクに直
結させてコンパクトに纒めることができる。

（２）運転操作に伴なう可動部分の漏水による故障を生
じない。

（３）電磁弁を使用せずかつコンパクトな構成となるの
で、コストダウンをはかることができる。

＋４１　開閉弁の締切りが一層確実となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のトイレ用温水洗浄器を示す構成図、第２
図は本発明の一実施例の要部断面図である。１９・・・・・・温水タンク、２０・・・・・・フタ、
２１・・・・・・ポンプ、２２・・・・・・水路、２３
・・・・・・流量調節弁、２４・・・・・調叩弁体、２
５・・・・・ゲ−１−１２６・・・・・クロスコネクシ
ョン室、２７・・・山高口、２８・・・・・吸込口、２
９　・・・開閉弁、３ｏ・・叩・弁体、３１・・・・・
・ハネ、３２・・・・・・弁棒、３３・自・第１のカム
、３４・・入口、３５　・・・操作軸、３６・・・・・
第２のカム、３７・・・・・・操作つまみ、４０・・・
・・温水出口。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）温水タンクと、この温水タンクの内底部に配設さ
れるとともに、入口がこの温水タンクに開口した流量調
節弁と、この漏水タンクの下部に形成したクロスコネク
ション室と、このクロスコネクション室に配設した第１
のカムとこの第１のカムと係合した開閉弁と、吐出側が
前記温水タンクに連結したポンプと、このポンプの起動
スイッチと保合する第２のカムとを備え、前記温水タン
クに水密に貫設した操作軸を設けるとともに、前記流量
調節弁・第１・第２のカムはこの操作軸に装着し、前記
流量調節弁および開閉弁の出口側はクロスコネクション
室に連通させ、前記クロスコネクション室の出口側はポ
ンプの吸込側と連通させ、Ｏｊｊ記開開開閉弁口側を吸
込パイプに接続したトイレ用温水洗浄器。
（２）開閉弁はバネを備え、弁体に作用する背圧とバネ
の弾圧が、弁体の閉止方向となるようｖｃ構成した特許
請求の範囲第１項記載のトイレ用温水洗浄器。