JPS60132166A - 遊星ギヤ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は遊星ギヤ装置に係シ、さらに詳しくは低振動で
低騒音の減速用遊星ギヤ装置に関するものである。

例えばガスタービン駆動の船舶においては遊星ギヤ装置
を利用した減速装置が用いられる。

遊星ギヤ装置に小型、軽量で極めて優れた安定した減速
装置であるガスタービンやスチームタービンを減速する
時の歯車騒音は避けられず船舶の出す大きな騒音源とな
っていた。

本発明は以上のような事情に鑑み成されたもので、歯車
騒音を著しく減少させ遊星ギヤ装置自身が弾性継手とし
て機能することができる遊星ギヤ装置を提供することを
目的としている。

以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。

第１実施例 第１図および第２図は本発明の一実施例を説明するもの
で、図において符号１は高速軸で、この高速軸にはサン
ギヤ２が一体的に形成されている。

一方、符号３で示すものは低速軸で、この低速軸３には
キャリア４が一体的に固定されてぃ０ キャリア４には円周方向に所定角度間隔で軸５が突設さ
れておシ、各軸５には遊星ギヤ６が回転自在に嵌合され
ている。

遊星ギヤ６はそｎぞれサンギヤ２と噛合している。

一方、符号７で示すものはリングギヤで前記遊星ギヤ６
はこのリングギヤ７とも噛合している。

また、本実施例にあってはこのリングギヤ７は装置のケ
ーシング８の局面に所定角度間隔で配置された複数本の
トーションバー９によって支持されている。

次に以上のように構成された本実施例の動作について説
明する。

高速軸１の回転はサンギヤ２を介して遊星ギヤ６に伝達
され、遊星ギヤ６は自転をすると共にリングギヤ７と噛
合しつつ公転を開始する。

この結果、キャリア４を介して低速軸３が回転され減速
された出力が取出される。

この時リングギヤ７に対し遊星ギヤ６による噛合時の衝
撃力が伝わるが、この衝撃は複数本のトーションバー９
によってリングギヤが支持されているだめトーションバ
ーの弾性変形によって吸収され噛合時における歯車前を
著しく減少させることができる。

まだ、トーションバーの存在にょシ遊星ギヤ装置自身が
弾性継手として機能し、回転軸を正確に伝達することが
できる。

第３図及び第４図は本発明の第２の実施例を説明するも
ので各図中第１図と同一部分には同一符号を付しその説
明は省略する。

本実施例の場合にはリングギヤ７の外周面にボルト１０
によって短円柱状の弾性部材１１を固定し、この弾性部
材１１の外方端をケーシング８側に嵌合させである。

この弾性部材１１は第４図に示すＪ：うに複数個あり、
円周方向に所定角度間隔で配置されている。

このようにして弾性部材１１によってリングギヤ７を弾
性的に支持しての前述した実施例と同様に遊星ギヤの噛
合時の騒音を低減させ、弾性継手として機能させること
ができる。

以上の説明から明らかなように本発明によれば遊星ギヤ
装置を構成するリングギヤを装置のケーシング側に弾性
的に支持させた構造を採用しているため遊星ギヤの噛合
時の衝撃を吸収し騒音を低減させ弾性継手としての機能
をも持つ遊星ギヤ装置を得られるという優れた効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例を説明するもので
第１図は要部の縦断側面図、第２図は゛トーションバー
の配置を示す説明図、８３図及びＭ４図は本発明の第２
の実施例を説明するもので、第３図は要部の縦断側面図
、第４図は弾性部材の配置を示す説明図である。 １・・・高速軸　２・・・サンギヤ ３・・・低速軸　４・・・キャリア ６・・・遊星ギヤ　７・・・リングギヤ８・・・ケーシ
ング　９・・・トーションバー１０・・・ボルト　１１
・・・弾性部材用　願　人　川崎重工業株式会社 第２図 ９ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 遊星ギヤ装置を構成するリングギヤを前記装置のケーシ
   ング側に複数個の弾性部材を介して弾性的に支持したこ
   とを特徴とする遊星ギヤ装置Ｏ