JPS6013143A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は貯湯タンク内の洗浄水を人体局部に放出して洗
浄を行う衛生洗浄装置に関する。

従来例の構成とその問題点 従来のこの種の衛生洗浄装置は、第１図に示すように、
ジスターン１を有する便器２の上に、便座３と装置本体
４が設置され、洗浄水放出手段として便座３の後下部に
便座２に座った人体の局部に洗浄水を放出するノズル５
とジスターン１内の水を吸引しノズル６に圧送するポン
プ６とが設けられている。また洗浄水を適温に加熱し貯
湯する手段として貯湯タンク７とヒータ８、さらに貯湯
タンク内の洗浄水温度を検出するセンサ９、その温度設
定手段として可変抵抗器１０が設けられ、また洗浄スイ
ッチ１１のオンによってポンプ６を付勢し、洗浄を行っ
たり、センサ９の入力と可変抵抗器１０の入力に応じて
ヒータ８を付勢し貯湯タンク内の洗浄水温度を制御した
りする制御手段１２を有する。

第２図に同従来例における制御手段１２のブロック図を
示す。１３は電源、１４は可変抵抗器１０の値を電気信
号としての設定値に変換する回路、１６は設定値１４と
センサ９の信号を比較増幅し、ヒータ８を制御して貯湯
タンク７内の洗浄水温度を設定値に保つ比較増幅回路で
ある。なお、貯湯タンク７の容量は１１程度、ヒータ８
の電気容量はｅｏｏｗ程度であり、６℃の水を適温に加
熱するのに５分程度の時間を要する。

上記従来の構成において、使用者は便座２に座り、可変
抵抗器１０を動かして洗浄水温度を設定しておく、用を
終えると洗浄スイッチ１１をオンし、ポンプ６を付勢し
てノズル６から貯湯タンク７内の洗浄水を放出し、局部
の洗浄を行う。

しかし、上記従来の構成では、火傷の危険が少ない貯湯
式湯沸器を用いているために、貯湯タンク７内の洗浄水
を上昇させる時間は短く支障がない反面、下降させるこ
とは貯湯タンク７の自然放熱を待たねばならず、すぐに
下降はできない。したがって、もし前使用者が熱湯好き
で可変抵抗器１０を操作し、例えば最高の４２℃に設定
しておいた場合には、後使用者がぬる湯好きで例えば３
８℃の洗浄水が欲しいと思って可変抵抗器１ｏを操作し
ても貯湯タンク７内の洗浄水はすぐには下がらず、はと
んど４２℃の熱い洗浄水が放出され不快感を味わうこと
になる。

発明の目的 本発明はかかる従来の問題を解消するもので、希望の湯
温で洗浄を行うことができるようにすることを目的とす
る。

発明の構成 この目的を達成するだめに本発明は、従来の制御手段に
本装置非使用中には設定手段の設定値を略最低設定値に
固定し、本装置使用中には前記設定値の固定を解除する
機能を付加したものである。

この構成によって、使用者は使用開始時に設定値を自分
の好みの値に合わせ、洗浄時に好みの温度の洗浄水が得
られるようになるものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例を第３図、第４図を用いて説明
する。

第３図、第４図において前記従来例と異る点は、本装置
使用中の検出手段として、便座３に使用者が座っていな
い本装置非使用中においては便座３の後部を持ち上げて
おり、便座３に使用者が座る本装置使用中において使用
者の体重印加によってオンするマイクロスイッチ１６を
設け、その接点を可変抵抗器１ｏと並列に接続した点で
ある。

上記構成において、本装置非使用中にはマイクロスイッ
チ１６の接点が閉じているので、可変抵抗器１０は短絡
され、可変抵抗器１０の値に関係なく設定値１４は最低
の例えば３８℃に設定されて待機している。使用者が本
装置を使用するために便座３に座り、すみやかに可変抵
抗器１ｏを自分の好みの値に設定すると、マイクロスイ
ッチ１６の接点が開放されるのでタンク７内の洗浄水は
３８℃から設定温度に向って加熱される。この加熱には
平均数分°程度時間がかかるので、座ってから可変抵抗
器１０を合わすまでそれほど急ぐ必要はなく、また使用
者が終えて洗浄動作にとりかかるまでには適温になって
いるものである。使用者が洗浄を行うと、タンク７内の
適温洗浄水は、ポンプ６によってタンク７の底部に圧送
される水によって押し上げられ、タンク７の上部側から
順次ノズル５に送られ放出する。洗浄を終えて便座３か
ら立ち上がると、再度マイクロスイッチ１６の接点が閉
じ、設定値１４は可変抵抗器１ｏの値に関係なく３８℃
に固定され、タンクγ内の洗浄水は底部から圧送されて
きた水も含めて全体的に３８℃まで加熱され保温される
。

発明の効果 以上のように本発明の衛生洗浄装置は、本装置非使用中
には設定手段の設定値を略最低設定値に固定し本装置使
用中には前記設定値の固定を解除する制御手段を有して
いるので、火傷の少ない貯湯タンク式洗浄水加熱構成を
有しながらも、本装置使用開始時に設定値を自分の好み
の値に合わせる操作を行うことによって低い温度から高
い温度まで好みの洗浄水温度が自由に得られ、快適なも
のとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の衛生洗浄装置の構成図、第２図は同装置
における制御手段のブロック図、第３図は、本発明の衛
生洗浄装置の一実施例を示す構成図、第４図は同実施例
における制御手段のブロック図である。 ３・・・・・便座、６・・・・・・ノズル、６・・・・
・・ポンプ（６とで洗浄水放出手段を構成）、７・・・
・・・貯湯タンク、８・・・・・・ヒータ、９・・・・
・・センサ、１０・・・・・・設定手段（可変抵抗器）
、１１・・・・・・洗浄スイッチ、１６・・・・・・マ
イクロスイッチ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 ／２ 第３図 第４

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 洗浄水を貯湯するタンクと、前記貯湯タンク内の洗浄水
   を加熱するヒータと、前記貯湯タンク内の洗浄水温を検
   出するセンサと、前記貯湯タンク内の洗浄水を人体局部
   に放出する洗浄水放出手段と、前記貯湯タンク内の洗浄
   水温を設定する手段と、前記洗浄水放出手段を付勢して
   洗浄を行うとともに前記センサからの信号と前記設定手
   段からの設定値とを比較して前記ヒータを付勢し、前記
   貯湯タンク内の洗浄水温度を設定値に制御し、かつ本装
   置非使用中には前記設定手段の設定値を略最低設定値に
   固定し本装置使用中には前記設定値の固定を解除する制
   御手段を有する衛生洗浄装置。