JPS60131385A - 船体上部構造 - Google Patents
船体上部構造Info
- Publication number
- JPS60131385A JPS60131385A JP23875083A JP23875083A JPS60131385A JP S60131385 A JPS60131385 A JP S60131385A JP 23875083 A JP23875083 A JP 23875083A JP 23875083 A JP23875083 A JP 23875083A JP S60131385 A JPS60131385 A JP S60131385A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- longitudinal
- hull
- members
- gate
- ceiling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は船体上部構造に関するものである。
一般に、オープンタイプバルクキャリア船は、第1図に
示すように、船側2点船底3とが二重殻構造になってお
り、しか、も補強部材(図示せず)がすべて上記二重殻
の内側に設置されているために船倉4が平な壁面となり
、貨物の積載な開口5があるために荷役メ(便利である
ことなど、多くの利点を有している。
示すように、船側2点船底3とが二重殻構造になってお
り、しか、も補強部材(図示せず)がすべて上記二重殻
の内側に設置されているために船倉4が平な壁面となり
、貨物の積載な開口5があるために荷役メ(便利である
ことなど、多くの利点を有している。
るために荷役中の貨□物が雨ざらしになるなどの欠点も
ある。
ある。
その対策としては、貨物を小分けにして防水性のあるコ
ンテナ等に収納しそ荷役することも考えられるが、輸送
コストが嵩むことになる。
ンテナ等に収納しそ荷役することも考えられるが、輸送
コストが嵩むことになる。
プ/N/ ルクキャリア船の上部を風雨を防ぐ上部構造
6ですっぽり覆ってしまうことが考えられるが、このよ
うな貨物船は、後述する理由により実現されていない。
6ですっぽり覆ってしまうことが考えられるが、このよ
うな貨物船は、後述する理由により実現されていない。
ずなわぢ、船体構造設計上、最も重要な船体に、対□す
る荷重は船体に加シる縦曲げ荷重であり、Jの縦曲げ荷
重によ□す′船体′lは、第3図に示すよう1こ、一本
の梁のンうに変形する。つまり、船体1の中程に、中性
軸9と呼□ばれる伸び縮みのない□部分が厄i、どの中
性軸9の片方は引張り歪をうけ、他方は圧縮歪をうける
。その変形の程度は図示のように中性軸9を零として直
線的に変化し、船体1の上面と下面でそれぞれ正負の最
大値をとる。
る荷重は船体に加シる縦曲げ荷重であり、Jの縦曲げ荷
重によ□す′船体′lは、第3図に示すよう1こ、一本
の梁のンうに変形する。つまり、船体1の中程に、中性
軸9と呼□ばれる伸び縮みのない□部分が厄i、どの中
性軸9の片方は引張り歪をうけ、他方は圧縮歪をうける
。その変形の程度は図示のように中性軸9を零として直
線的に変化し、船体1の上面と下面でそれぞれ正負の最
大値をとる。
上記中性軸9は、例えば船底の方に多量の部材が配置さ
れれば、例えば応力レベルが低くとも合計の力は大きく
なるので、結果として中性軸9は船底に近い所に位置す
る。その場合、応力値それ自体は、当然船底側が低く、
甲板側、或いは船体上面側は高くなる。
れれば、例えば応力レベルが低くとも合計の力は大きく
なるので、結果として中性軸9は船底に近い所に位置す
る。その場合、応力値それ自体は、当然船底側が低く、
甲板側、或いは船体上面側は高くなる。
上記オープンタイプバルクキャリア船は、上述した如く
、船体上面に大きな開口部5がある反面、船底3は二重
殻となっているために、どうしても船底側の部材量が上
面側より多くなり、船体の上面の応力値が高くなる。そ
のため、船体上面には強度の高い高張力鋼板が使用され
ることが多い。
、船体上面に大きな開口部5がある反面、船底3は二重
殻となっているために、どうしても船底側の部材量が上
面側より多くなり、船体の上面の応力値が高くなる。そ
のため、船体上面には強度の高い高張力鋼板が使用され
ることが多い。
このように、縦曲げ強度上、船底の部材が多過ぎるので
あれば、船底の板厚を薄くしてよいようであるが、船底
の部材寸法は単に縦曲げ強度の観点だけで決るものでは
なく、船底が受ける水圧や船倉底が受ける貨物圧も考慮
して決められるため、このような縦曲げ強度上の無駄は
ある程度許容せざるを得ない。
あれば、船底の板厚を薄くしてよいようであるが、船底
の部材寸法は単に縦曲げ強度の観点だけで決るものでは
なく、船底が受ける水圧や船倉底が受ける貨物圧も考慮
して決められるため、このような縦曲げ強度上の無駄は
ある程度許容せざるを得ない。
さて、上部構造を船体にそのまま接合した場合、船体に
とって上部構造は追加分であるから、経済上、できるだ
け部材の少ない軽構造が望ましいのは言う迄もない。す
ると、船底の強度が強いため中性軸9は、第4図に示す
ように、上記第3図に示した例とほとんど相違しない箇
所に位置することになり、上部構造6の上面に生ずる応
力値σが過大になる。そのために、通常使用されている
高張力鋼ではとても対応できないこととなる。
とって上部構造は追加分であるから、経済上、できるだ
け部材の少ない軽構造が望ましいのは言う迄もない。す
ると、船底の強度が強いため中性軸9は、第4図に示す
ように、上記第3図に示した例とほとんど相違しない箇
所に位置することになり、上部構造6の上面に生ずる応
力値σが過大になる。そのために、通常使用されている
高張力鋼ではとても対応できないこととなる。
そこで、上部構造の強度を増加すると、第5図に示すよ
うに、中性軸9は上方に移行し、上部構造上面の歪、或
いは応力値が船底のそれと同程度となり、一応初期の目
的は達成される。
うに、中性軸9は上方に移行し、上部構造上面の歪、或
いは応力値が船底のそれと同程度となり、一応初期の目
的は達成される。
然し乍ら、この方法は非常に不経済である。
すなわち、上部構造を付けないもとの船体は、それ自体
必要な縦曲げ強度を有し°Cいたのにも拘わらず、そこ
に新たに強度の高い上部構造を付加すれば、当然、縦i
度上、非常に無駄な船体構造となる。
必要な縦曲げ強度を有し°Cいたのにも拘わらず、そこ
に新たに強度の高い上部構造を付加すれば、当然、縦i
度上、非常に無駄な船体構造となる。
つまり、このような船隼は不当に丈夫すぎて不経済であ
るばかりでなく、技術的にも船体が重くなり過ぎて貨物
があまり積載できないという問題がある。また、重心が
高くなり、安定性が低下するという危険がある。
るばかりでなく、技術的にも船体が重くなり過ぎて貨物
があまり積載できないという問題がある。また、重心が
高くなり、安定性が低下するという危険がある。
本発明は、係る従来の欠、点を解消し、軽量であるにも
拘わらず縦曲げ強度に起因する応力に目的とする。
拘わらず縦曲げ強度に起因する応力に目的とする。
ずなわぢ、本発明の船体上部構造は、船体の上部に門形
部材を船隼の長手方向に複数個、立設すると共に、この
門形部材間に天井縦桁を固定して骨組構造を形成し1.
門形部材における側柱に天井縦桁と平行に橋形の中間縦
通材を固定し、かつ側柱と天井縦桁と中間縦通材とで囲
まれた側壁部を波板部材で覆ったことを特徴とするもの
である。
部材を船隼の長手方向に複数個、立設すると共に、この
門形部材間に天井縦桁を固定して骨組構造を形成し1.
門形部材における側柱に天井縦桁と平行に橋形の中間縦
通材を固定し、かつ側柱と天井縦桁と中間縦通材とで囲
まれた側壁部を波板部材で覆ったことを特徴とするもの
である。
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
□ ′
第6図は本発明に係る船体上部構造を有する船舶の側面
図であり、船体10の上部に軽量で、かつ柔構造の上部
構造16か設装置されている。
図であり、船体10の上部に軽量で、かつ柔構造の上部
構造16か設装置されている。
この上部構造ldは骨組構造12と、中間縦通材18と
、外壁構造19とから構成されている。
、外壁構造19とから構成されている。
上記骨組構造12は船体10の甲板11上に複数基の門
形部材13を船体1Oの長手方向に所定の間隔に立設す
ると共に、この門形部材13の間に船体1Oの長手方向
に平行な天井縦桁17を固定することにより形成される
。
形部材13を船体1Oの長手方向に所定の間隔に立設す
ると共に、この門形部材13の間に船体1Oの長手方向
に平行な天井縦桁17を固定することにより形成される
。
上記門形部材13は、第8図に示すように、側柱14と
、この側柱14を連結する天井横桁15とから構成され
ている。また、第7図、及び第8図に示すように、この
側柱14の間に前記天井縦桁17に平行に、例えば溝型
鋼などから成る橋形の中間縦通材18をその溝目を外方
に向けて固定する。この中間縦通材18は、その溝目を
内方に向けて側柱14に固定しても良い。
、この側柱14を連結する天井横桁15とから構成され
ている。また、第7図、及び第8図に示すように、この
側柱14の間に前記天井縦桁17に平行に、例えば溝型
鋼などから成る橋形の中間縦通材18をその溝目を外方
に向けて固定する。この中間縦通材18は、その溝目を
内方に向けて側柱14に固定しても良い。
上記側柱14、天井縦桁17及び中間縦通材I8で囲ま
れた骨組構造12の側面部に、例えばコルゲート板など
の波板部材20を固定する。
れた骨組構造12の側面部に、例えばコルゲート板など
の波板部材20を固定する。
その際、第9図に示すように、波板部材20は中間縦通
材18の先端部I8aに固定する。
材18の先端部I8aに固定する。
しかして、貨物の積みつけ状態、或いは波等による外力
により船体1O1及び上部構造16が縦曲げ強度により
例えば弓形に変形をするが、その場合、第11図に示す
ように、天井縦桁17と門形部材13および中間縦通材
18とで構成される上部構造16の骨組構造は柔構造と
して変形する事により大きな力を受ける事なしに船体1
0の変形に追従する。この骨組構造の変形の結果、天井
縦桁17と門形部材13と中間縦通材18でかこまれた
側壁、若しくは中間縦通材18、門形部材13および船
体1oでかこまれた側壁の形状は当初の矩形形状を失う
が、その変形の内、矢印A方向の変形は波形部材2Oの
伸縮により吸収され、他方、矢印B方向の変形は中間縦
通材18の面外変形により吸収される。
により船体1O1及び上部構造16が縦曲げ強度により
例えば弓形に変形をするが、その場合、第11図に示す
ように、天井縦桁17と門形部材13および中間縦通材
18とで構成される上部構造16の骨組構造は柔構造と
して変形する事により大きな力を受ける事なしに船体1
0の変形に追従する。この骨組構造の変形の結果、天井
縦桁17と門形部材13と中間縦通材18でかこまれた
側壁、若しくは中間縦通材18、門形部材13および船
体1oでかこまれた側壁の形状は当初の矩形形状を失う
が、その変形の内、矢印A方向の変形は波形部材2Oの
伸縮により吸収され、他方、矢印B方向の変形は中間縦
通材18の面外変形により吸収される。
上記の如く、本発明は船体の上部に門形部材を船体の長
手方向に複数個立設すると共に、この門形部材間に天井
縦桁を固定して骨組構造を形成し、門形部材における側
柱に天井縦桁と平行に橋形の中間縦通材を固定し、がっ
側柱と天井縦桁と中間縦通材とで囲まれた側壁部を波板
部材で覆ったので、上部構造は柔構造となり、軽量であ
るにも拘わらず縦曲げ強度に起因する応力に十分に耐え
ることができる。
手方向に複数個立設すると共に、この門形部材間に天井
縦桁を固定して骨組構造を形成し、門形部材における側
柱に天井縦桁と平行に橋形の中間縦通材を固定し、がっ
側柱と天井縦桁と中間縦通材とで囲まれた側壁部を波板
部材で覆ったので、上部構造は柔構造となり、軽量であ
るにも拘わらず縦曲げ強度に起因する応力に十分に耐え
ることができる。
従って、貨物の積載量の減少もないばかりでなく、重心
位置も過大に上昇しないので、安定性が損なわれること
がない。
位置も過大に上昇しないので、安定性が損なわれること
がない。
第1図はオープンタイプバルクキャリア船の断面図、第
2図は上部構造を有する従来の船舶の断面図、第3図乃
至第5図は縦曲げ強度を説明する船体側面図、第6図は
本発明の上部構造を有する船舶の側面図、第7図は上部
構造の側面図、第8図は第7図の■−■線における断面
図、第9図は第7図のlX−1X線における断面図、第
10図は第7図のX−X線における断面図、第11図は
本発明の船体上部構造の作用説明図である。 10・・・船体、11・・・甲板、12・・・骨組構造
、13・・・門形部材、14・・・側柱、15・・・天
井横桁、16・・・上部構造、17・・・天井縦桁、1
8・・・中間縦1ff1月、19・・・外壁構造、2o
・・・波板部材。 代理人 弁理士 小 川 信 − 弁理士 野 口 賢 照 弁理士斎下和彦 第1図 第2図
2図は上部構造を有する従来の船舶の断面図、第3図乃
至第5図は縦曲げ強度を説明する船体側面図、第6図は
本発明の上部構造を有する船舶の側面図、第7図は上部
構造の側面図、第8図は第7図の■−■線における断面
図、第9図は第7図のlX−1X線における断面図、第
10図は第7図のX−X線における断面図、第11図は
本発明の船体上部構造の作用説明図である。 10・・・船体、11・・・甲板、12・・・骨組構造
、13・・・門形部材、14・・・側柱、15・・・天
井横桁、16・・・上部構造、17・・・天井縦桁、1
8・・・中間縦1ff1月、19・・・外壁構造、2o
・・・波板部材。 代理人 弁理士 小 川 信 − 弁理士 野 口 賢 照 弁理士斎下和彦 第1図 第2図
Claims (1)
- 船体の上部に門形部材を船体の長手方向に複数個立設す
ると共に、この門形部材間に天井縦桁を固定して骨組構
造を形成し、門形部材における側柱に天井縦桁と平行に
橋形の中間縦通材を固定し、かつ側柱と天井縦桁と中間
縦通材とで囲まれた側壁部を波板部材で覆ったことを特
徴とする船体上部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23875083A JPS60131385A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 船体上部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23875083A JPS60131385A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 船体上部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60131385A true JPS60131385A (ja) | 1985-07-13 |
Family
ID=17034697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23875083A Pending JPS60131385A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 船体上部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60131385A (ja) |
-
1983
- 1983-12-20 JP JP23875083A patent/JPS60131385A/ja active Pending
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