JPS6013131B2 - 鉄鋼用造滓材の色別選鉱装置 - Google Patents

鉄鋼用造滓材の色別選鉱装置

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JPS6013131B2
JPS6013131B2 JP52056340A JP5634077A JPS6013131B2 JP S6013131 B2 JPS6013131 B2 JP S6013131B2 JP 52056340 A JP52056340 A JP 52056340A JP 5634077 A JP5634077 A JP 5634077A JP S6013131 B2 JPS6013131 B2 JP S6013131B2
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JP
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JP52056340A
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JPS53142281A (en
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勇一郎 伊藤
政義 青木
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RASA SHOJI KK
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RASA SHOJI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は転炉等に供給する鉄鉱石に混入する石灰石、
ドロマィト等の造律材の副資材を色別選鉱する装置に関
する発明であり、特に、単体分離不能のP2QやSi0
2等を色別選鉱して設定含有率以下にした造連材にして
効スラグ現出による製鉄が可能となるようにし、又、転
炉等の耐用性を増し、無公害性を増強するようにした鉄
鋼用造漣材の色別選鉱装置に係る発明である。
〈従来技術〉 従来、転炉等に用いる鉄鋼用造盤材には、例えば、石灰
石等の副資材が広く採用されているが、該種副資材は低
燐含有石灰石と高燐含有石灰右が混在しており、それら
はこれまで物理化学的に単体分離不可能であった。
而して、鉄鋼用造津村としては周知の如く、例えば、0
.003%以上の倉隣石灰石はスラグ形成にきわめて不
利であり、したがって、0.1%以上の機分を含む高燐
含有石灰石混在の石灰石副資材は採用出釆ないという本
質的な不具合があった。
〈発明が解決しようとする問題点〉さりながら、低燐含
有石灰石も高燐含有石灰石も、例えば、比重は同一であ
り、したがって、物理的に比重選別は困難であり、化学
的にも安定しているため定量分析して供給することは実
質的に無理である難点があった。
そのため、地域的に低燐含有石灰石分布の決まっている
産出製品しか採用出来ず、供給が極めて不安定であり、
鉄鋼需要に対して即応性に乏しい不利点があった。
一方、転炉等にとって副資材の供総合に際しその融点を
低くすることが求められるようになってきている。
即ち、例えば、ド。
マイト等の造漣材を採用する場合、7%以上のSi02
を含有するものにおいては比較的融点が高く、これによ
るN○xの発生が高くなり、公害発生上の問題を伴う欠
点があるばかりでなく、転炉等の耐用性を著しく損う不
都合さがあった。而して、該種高融点になる高SiQ含
有造律材の単体分離についてはこれまで前記高燐含有石
灰石副資材同様物理化学的に難しい難点があったのであ
る。
ところで、上記含鱗造盤材や融点遍在造淳材は鉱石状態
において可視的に物理性状、即ち、色調が著しく異なる
ことが分かった。
したがって、潜在的、且つ、原理的には該色調差による
色別選鉱が可能となる。
この発明の目的は上述従来技術に基づく鉄鋼用造律材の
問題点を解決すべき技術的課題とし、上記色調差による
色別選鉱原理に則し、造津村の副資材を確実に選別する
ことが出来るようにし、製鉄産業における鉱石利用分野
に益する優れた鉄鋼用造律材の色別選鉱装置を提供せん
とするものである。
く問題点を解決するための手段・作用〉 上述目的に沿い先述特許請求の範囲を要旨とするこの発
明の構成は「前述問題点を解決するために検知可能に鉄
鋼用造連材の副資材を単一塊状裡に供給し、設定対色体
に対比させてその色調差を検知し、該検知信号をして設
定色調差以上の副資材を選別して所定色調以下の範囲の
副資材を収集するようにし、更に」歩留りによっては対
色体の対比色調を調節することが出来るようにし、した
がって、造律材を低燐収集化、低融点材収集化に供する
ことが出来るようにした技術的手段を講じたものである
〈実施例〉 次にこの発明の1実施例を図面に基づいて説明すれば以
下の通りである。
図示しない適宜供給源よりの低燐含有石灰石、高燐含有
石灰石の混在した鉱石1に対して設けられたコンベヤ2
の先端には一次ホッパー3に接続され、該ホッパ−3の
ダンパー排出口は下段の振動フィーダ4へ臨まされてい
る。
又、該振動フィーダ4の先端は定サイクル供給ベルトコ
ンベヤ5に接続され、該コンベヤ5の先端は連続する5
辺の半サークル状の対色体スクリーン6の略中央に臨ま
されている。
而して、該各対色体スクリーン6の背面には適宜制御装
置7に電気的に接続され図示しない色調フィルムを同時
に変えて技映する映写機8が設けられて該映写機8から
の色調が各スクリーン6に放映されてその表面に各々同
色に写し出されるようにされている。
又、該各対色体スクリーン6の前方には各々対応するカ
メラ9が対向して設けられ、該各カメラ9は設定色調制
御装置101こ電気的に接続されている。
そして、対色体スクリーン6,6…の下方のベース11
‘こは選別装層としての収集コンベヤが設けられその上
方には高圧空気源13に接続する選別装置としてのェア
ノズル14が設けられ、その電磁バルブ15は上記設定
色調制御装置101こ電気的に接続されて開閉制御され
るようにされている。
又、上言己収集コンベヤー2に対して堰16を介して他
の選別装置としてのアウトコンベヤ17が設けられてい
る。
く実施例−作用〉 上述構成において、映写機8のフィルムの映写色調をト
例えば、低燐含有石灰石の色調濃灰色にセットし、一方
、設定色調制御装置10内の設定色調の色調差をピンク
、茶「白に偏差させておき、図示しなり供給源より低燐
含有石灰石、高燐含有石灰石の混在した鉱石1を供給す
ると該鉱石1‘まコンベヤー2により一次ホツパー3に
供給され、次いでホッパー3の所定ダンパー排出口より
振動フィーダ亀へ平滑供給されて、更にフィーダ亀より
定サイクル供給ベルトコンベヤ5に移送され、上記5辺
の半サークル対色体スクリーン6の略中央に定サイクル
的に1塊づつ落下される。
而して、該各対色体スクリーン6の背面に設けられたカ
メラ9からは制御装置7より図示しない色調フィルムを
同時に変えて色調が放映されその表面各々に同色に写し
出す。したがって、第2図に示す様に、カメラ9の検知
範囲内に落下する鉱石1は直ちにカメラ9によりその立
体各側面をバックグラウンドとする対色体スクリーン6
上に放映された対比設定濃灰色調と対比され、その色調
差を設定色調制御装置10内で設定色調差と比較対比演
算され、設定色調差範囲内のものであれば、鉱石1はそ
のまま落下し、ベース】1に設けた収集コンベヤ12に
載遣されて図示しない副資材貯留用の二次ホツパーに貯
留収集されていく。
而して、たとえ、一側のカメラ9による検知結果でも色
調差が設定色調差を越すような場合はその検知信号が高
圧空気源13に連絡するェアノズル14の電磁バルブ1
5を開くため、該ェアノズル14が鉱石1の落下ゾーン
に臨まされていることにより、例えば、高燐含有石灰石
の高含有潜在鉱石1′を該落下ゾーンで飛跳させてベー
ス11の堰16を越えてアウトコンベヤー7に収集して
図示しない肥料用鉱石ホッパーに貯留するようにされて
いる。
したがって、収集コンベヤ12によって濃灰の低燐含有
石灰石、例えば、P2Qが0.03%以下のものだけが
収集されることになる。
さりながら、設計運転によっては供給鉱石に対して収集
低燐含有石灰石が少なすぎて歩留りが悪いような場合は
、制御装置7‘こ対する指令信号を適宜に送信して低燐
含有石灰石の色調に対応してフィルムを変位させる。
勿論「設定色調制御装置10の検知色調差の範囲をその
ままにしても良いし、又、範囲を変更しても良い。
したがって、それによって、カメラ9を介しての対比検
知する設定色調差の範囲に応じて、基本レベルが上がる
ことになり、収集コンベヤ12に収集される低燐含有石
灰石はややP205の含有率を増加しながら歩留りを向
上させることが出来る。
尚、上述実施例は低燐含有石灰石鉱石の色別選鉱方法で
あるが、供給処理鉱石が造律材のドロマイトの副資材で
ある場合はSi02の含有率によって鉱石の色調がやは
り異なり「例えば、7%以下では灰色であり、それを越
すと褐色色調を呈する物理性状を利用することが出来る
即ち、その場合は制御装置7によって、Si02が7%
の色調のフィルムを映写機8にセットし、許容色調差の
範囲を設定色調差制御装置10もこ設定して上述同様に
鉱石を供給することによりドロマイトの低Si02含有
鉱石の副資材を選別収集することが可能となる。
〈発明の効果〉 以上、この発明によれば、一般には低燐含有副資材、高
燐含有副資材の造律材の選別が不可能のために選定低燐
含有副資材のみを用い他のものは鉄鋼用造津村として利
用不可能であったものが、単に色別選鉱する手段だけで
確実に低高燐含有潜在副資材から所定低燐含有副資材を
選別収集することが可能となる。
又「色別選鉱が対色体との対比だけで検知できるので検
出が連続的に行える利点がある。
そして、鉄鋼用として転炉等に用いる副資材としてSi
02を低含有率で用にる場合には同じく該Si02含有
率による副資材の色調差があることにより該色調を対色
体に対比させることにより前述同様に容易に色別選鉱出
来、低融点の低Si02を含有する副資材を収集出来る
ためN○x発生を防ぎ、転炉の耐用性を伸ばすことが出
来るという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の1実施例を示すものであり、第1図は
部分断面図、第2図は同部分平面図である。 1・・・・・・造律村、5・・・・・・供給コンベヤ、
6…・・・対色体スクリーン、7・・・・・・制御装置
、8・・・・・・映写機、13・・・・・・設定色調制
御装置、9…・・・カメラ、12,17……選別コンベ
ヤ、14……選別装置。 豹1図 鱗 2 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鉄鋼用造滓材としての低燐副資材の色別選鉱装置に
    おいて、供給ココンベヤの先端を対色体スクリーンの上
    方に臨ませ、該スクリーンには制御装置に電気的に接続
    された色調フイルム映写機を裏側に、設定色調制御装置
    に電気的に接続されたカメラを設置され、而して上記ス
    クリーンの下方には選別コンベヤが設けられ該選別コン
    ベヤとスクリーンとの間には選別装置が設けられて上記
    設定色調制御装置に電気的に接続されていることを特徴
    とする鉄鋼用造滓材の色別選鉱装置。
JP52056340A 1977-05-18 1977-05-18 鉄鋼用造滓材の色別選鉱装置 Expired JPS6013131B2 (ja)

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JPS53142281A JPS53142281A (en) 1978-12-11
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