JPS60130684A - 燃料組成物 - Google Patents

燃料組成物

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JPS60130684A
JPS60130684A JP23788183A JP23788183A JPS60130684A JP S60130684 A JPS60130684 A JP S60130684A JP 23788183 A JP23788183 A JP 23788183A JP 23788183 A JP23788183 A JP 23788183A JP S60130684 A JPS60130684 A JP S60130684A
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JP
Japan
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oil
aromatic hydrocarbon
sludge
asphalt
crude oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP23788183A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Oka
岡 勝義
Masao Ishii
正雄 石井
Kenji Kasano
笠野 建司
Masaru Uemura
植村 勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINDAIKIYOUWA SEKIYU KAGAKU KK
Original Assignee
SHINDAIKIYOUWA SEKIYU KAGAKU KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は原油の常苗蒸留停済またけ/および減圧蒸留残
渣(以下アスファルトと#:f#する)4を基材とする
熔料紹成物忙嬰する。
事に詳しくけアスファルトを基材として、これに石油留
分またけ原油を熱分解あるいけ接触分解して得られる分
解系搾油(以下発停系残油と総称する)および芳香族系
炭化水夫沖の両者をカットバック材として使用[7スラ
ツジの生成を抑制した燃料釦膚物に明する。
我国における重油の中にけ原油の常圧蒸留い゛渣噂六d
波圧蒸留残渣として司られるアスファルトを基材として
、原油の常圧蒸留、沖l:I:痕留椅触分解、水素化分
M等によって得られる燈油軒油等をカットバック材とし
て調合−fるI′11によって製造されたものがある。
し、かし将来的な原油の重質化傾向、あるいけ生活内容
の向上などによる軽質油の需要の増加等によって、今徒
の重油調合用カットバック材の不足が危惧される。
−+た。昭和54年のJIS K 2205 の改訂に
、rつて重油規格が高粘度化したのに伴い、活用の専い
安価なカットバック材の要求−h14つてい0 以上のような理由から、従乎からの燈、軽油に代るカッ
トバック材として分解系残油の使用翠 が種々試みられている。しか+、4+會憾沖をアスファ
ルトと混合するとスラッジを生成し易く。
もる溶合比ではスラッジが俤増することをしげしげ経験
する。とりわけJIS K 2205 K規定される重
油3 %13号相当の燃料油の調合でけ、引火点を70
’0J−J上に保つ必要があるので、カットバック材と
して使用される分解系残油の物性は制約さね、且つ基材
との混合範囲°も眼中される。
その為分解系残油を含有し2て、しか本スラッジの生W
しない安定性に優れた燃料油を得るのは極めて困難であ
る。
一般に分解系残油は、#分解や接触4+解の弊景のアス
ファルテンを含んだ不安定な重質油である。 従って、
このような不安定な分解系残油とアスファルトを梓帥、
混合した時スラッジを急増し易いのけ、相互溶解性の変
化fよってミセル形成酸分のマルテンが溶解し、アスフ
ァルテンが麟集、析出してスラッジを形成し易くするた
めと推定される0 このようなスラッジの生成は、樵料供於ラインの閉塞(
例オげストレーナ−の閉塞) 、 、l?A 判ポンプ
、噴射弁の摩耗、バーナーのノズルチップへのカーボン
の付着等の原因とカリ、内P杖関やボイラー溶焼系に大
きな暗害を4夕る。
従来これらのトラブルを防止中入には生扉したスラッジ
を分j/4.除去する方法(例えば破公昭46−185
85)や、主として界面活性剤からhるスラッジの抑制
剤または分散剤を用いる方法(例えば石油学会誌第13
券第5号ページ356〜362(1970) )が採用
されている。しか17.前者は設備投資を要すること、
後者は比較的容易な方法ではあるが十分満足できる効果
が得られ蛯いことなどの欠点がある。
以上のように、アスファルトを基材とする燃料油の胛製
において3分解系残油はカットノ(ツク材としての適性
に乏しい。
しかし、本発明者らは伴意研究を重ねた結果アスファル
トを基材として燃料油を調製する際に、−7−香族系炭
化水素油を分解系残油と共に使用し、アスファルトおよ
び芳香族系炭化水素油の混合比率を特賞範囲にすること
により、スラッジの生成が抑制された燃料油を創造しう
ることを見出して本発明に到達した。
十なわち、本発明は、アスファルトと分解系残油および
芳香族系炭化水素油とからなる3成下、芳香族系炭化水
素油を5重帯チ以上および分解系残油を残部として含有
させることを特徴とする燃料組成物である。
本発明の燃料組成物は、アスファルトおよび芳香r“系
炭化水素油が上記範囲の含有量になるようにvMMする
ことKよりスラッジの生成が抑制されるが、これはアス
ファルトと分解系搾油を混合した場合にスラッジを発生
させる原因と考えら月る相互溶解性の変化が、芳香族系
炭化水素油を混合し3胛分系とすること九より減少され
て安定化するためt考えらねる。
しかし、アスファルト帯が80重量%を越えかつヂ香族
系炊化水夫油が5市t%未−/諮のときけスラッジの生
成が増加【−1,十分安宏frp料糾放物を得ることは
できない。
本発明の炉料組1i9物のW#製に体用さハるイヤ表的
なアスファルトの性状は表1のとおりであA0表1 ア
スファルトの性状例 本発明でカットバック材として使用される4+解系碑油
とは1例えばナフサを艶分解してエチレンを創造する際
にガソリンフラクショネーターの塔底液として得られる
重質油あるいけ原油を減圧蒸留に付して得られる減圧庭
池を更に接触分曾′する町に生成する4+解残油等であ
る。
その性状の代表例は表2のとおりである。
本発明の燃料組成物の調製において9分解系残油の品質
は、アスファルトンの含有量が20i¥r号係以下、好
ましくけできるだけ少ないこ2が9捷しく、また目的と
する香油の品質に応じてその引火点に留意することが心
上である。
カットバック材として分?−q系外油と#(で用いられ
る芳香族系炭化水素油は9例えば芳香族仕合給の抽出プ
ラントやアルキレーションプラントから得られる副生油
(石油系)およびコークス−炉ガスやコールタールから
ベンゼン等ヲ回収する際に得られる副生油(石炭系)等
が該当する。これらの芳香族系炭化水素油の代表的性状
は表3のとおりである。
これらの芳香族系炭化水素油Z叶数種を混合して用いて
も、あるいFi**に先立って、芳香族系炭化水素油の
性状を調節する為に蒸留等の予備的処理を施しても、い
っこうに差すえない。
ただ、芳香族系炭化水素油中の芳香族炭化水素の含有量
1−j70重1ヂ以上、好オしくけ80重景チは上であ
るととが望ましい。
本発明による蝮料組放物の調製では、混合成分、すなわ
ち、アスファルト、分解系非油および芳香族系炭化水素
油の混合順序は妓に問わないが、前述のようにアスファ
ルトと分解系残油との接触、混合ではスラッジを生成し
易いので先ず分解系残油と芳香族系炭化水素油を混合し
次いで加熱溶融したアスファルトを混合するのが好オし
い。 LL、、アスファルトと分解系残油を混合し、し
かる後芳香族系炭化水章油を混合する清4合には、芳香
族系炭化水素油の添加はで^るだけ速やかに行うのがス
ラッジ生成の抑制に効果的である。
以上のような方法によって調製された本発明の燃料組成
物はアスファルトと分解系残油とから重油を調製すると
き起るスラッジの生成を抑制し良好な安宗性をもち、従
ってアスファルトと分解系残油の利用性を拡大しうるこ
と、かつ石油化学プラント等からの副生油を暫沖;![
!用の灯、軽油の代替物として使用中ることにより弦 経済的に有効な利用方を提供し、また、副生油のイオウ
分が少ないので、公害防止上好ましい燃料油が得られる
こと等、優れた効果を有する。
次に1本発明の理解を容易にする為に ’iji K寅
施例を挙げて具体的に胛明する。
宙絢例41 表1のアスファル)A−1,表2の分解系残油B−1,
および表3の芳香族系炭化水素油0−1.耕中−を賃素
比でy5:t5:*oに汐合し、引火点70℃、粘度1
0(]DcSt(50℃)の炉料絹成物を調製した。
この燃料組成物について、スラッジの生成倚を測定した
結果貯蔵温度60°Cのとき、72時間後Q、01i’
fT府偶未#、96時間後0.01舌量チであスラッジ
の生F#骨は、貯蔵時の温度9時間により多少の変化は
あるが、連常o、o1irrtチ以下であれば燃料N1
fi物とし、ての使用に問題け々い。
々お、スラッジ量の測定は、貯Meの愉料絹酸物を10
0メツシユのフィルターで濾過し。
ドライスラッジlj (n−Aブタン不溶分)2してめ
た0 実施例2 表1のアス7アル)A−2,表2の分解系残油B−2お
よび表6の芳香族系炭化水素油C−2を重量比で65:
30:5 K混合し、轡料組成物を調製した。
この燃料組成物のスラッジ生成4#は、貯蔵源W100
°Cにおいて、24畦間後o、o1i1jllチど生成
しなかった。
実許例3 表1のアスファル)A−2,表2の4+Ill’ S 
′Ic油B−3および表6の芳香族系字化水央沖C−4
を重量比f 80:15:51c渭合し、・怠料J)i
 I#物を炉型りまた。
この燃料a酸物を1’60”Qにおいて2 s=間貯蔵
したがスラッジの生成量は0.01重ll!′係未pて
あった。
実施例4 表1のアスファルトA−1.表2の分解系残油B−1お
よび表3の芳香族系炭化水ツ油C−3を重量比で70:
20:10に混合し、燃料組成物を調製し7た。
この燃料組成物を100°Cにおいて2時間貯蔵したが
スラッジの生成4#は0,01″irr情チ未満であっ
た。
比較例1 表1のアスファル)A−1と表2の分解系残油B−1を
宵舞比で65:351c混合し、約1,000cat(
50°C)の燃料is物を調製した。
この燃料組成物のスラッジ生成4A−は、貯薪淵W16
0°Cでけ−fM1時間後0.03重量%、96時間後
0.10重量%となり、また貯芹引160℃でFi1時
間後0.053!:1%、6時間俵0.211゜ 重唱チとなり、スラッジが各〈生成4た0比較例2 表1のアスファル)A−1,表2の4+筒茅残油B−1
および表6の芳香族系炭化7Fテ油C−2を重量比で8
0:17:3に混合し、燃料組成物を調剥した。これを
160℃で2時間貯蔵した徒のスラッジ生成量は0.0
7重量%であった0比較例3

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原油の常圧蒸留:**fたは/および鱈圧蒸留残
    渣と(2)石沖留分オたけ原油を熱分@オたけ接触分解
    して得られる分解系残油および(5)芳香族系炭化水素
    油から成る3成分系混合物に−1−いて、(1)の蒸留
    残渣を80%重量%以下(5の芳香族系炭化水糞油を5
    11+%以上および(2)の分解系列油を残部として含
    有六せるこシを特徴とする燃料組成物。
JP23788183A 1983-12-19 1983-12-19 燃料組成物 Pending JPS60130684A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5804408A (en) * 1991-03-13 1998-09-08 Yoshihide Hagiwara Expression of human SOD in blue green algae
JP2009501831A (ja) * 2005-07-18 2009-01-22 オブスケストヴォ・エス・オグラニチェノイ・オトヴェツヴェノストユ・“オイルトレイド” 重油燃料

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5494505A (en) * 1978-01-10 1979-07-26 Masaru Oose Compounded fuel for high speed diesel engine
JPS55151090A (en) * 1979-05-14 1980-11-25 Taiho Kagaku Kouyu:Kk Substitute fuel for gasoline in internal combustion engine
JPS58191791A (ja) * 1982-05-07 1983-11-09 Fuji Sekiyu Kk 液体燃料組成物

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