JPS60130517A - アレルギ−性鼻炎治療剤 - Google Patents

アレルギ−性鼻炎治療剤

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Publication number
JPS60130517A
JPS60130517A JP23636283A JP23636283A JPS60130517A JP S60130517 A JPS60130517 A JP S60130517A JP 23636283 A JP23636283 A JP 23636283A JP 23636283 A JP23636283 A JP 23636283A JP S60130517 A JPS60130517 A JP S60130517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
remedy
nasal
allergic rhinitis
calcium
dose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23636283A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Ishidoya
石戸谷 淳一
Akira Awaya
昭 粟屋
Kimii Ota
大田 公威
Kazukuni Sugaya
菅谷 和国
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Pharmaceuticals Inc
Original Assignee
Mitsui Pharmaceuticals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Pharmaceuticals Inc filed Critical Mitsui Pharmaceuticals Inc
Priority to JP23636283A priority Critical patent/JPS60130517A/ja
Publication of JPS60130517A publication Critical patent/JPS60130517A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカルシウム拮抗剤を有効成分とすることを特徴
とするアレルギー性鼻炎治療剤に関する。
アレルギー性鼻炎には季節性のものと通年性のものとが
あシ、またその発症要因としては。
スギ花粉、ブタフサ、各種ハウスダスト、動物の毛、フ
ケなど外来性のアレルゲンや1食物や薬品をとるための
影響及び細菌などの内在性のものがあげられる。症状と
してはくしゃみ発作、水様性鼻汁、鼻閉、嗅覚異常など
がおこり、好酸球の増加がみられる。
アレルギー性畠−感の廃藩r糾 従*僧威佐濯辻や抗ヒ
スタミン剤、血管収縮剤、コルチコステロイド、ジンジ
ウムクロモグリケ〜ト(以下D’SCGと略記する)な
どの薬物療法が行われてきたが。
その臨床効果は必ずしも十分ではなかった。レアギン型
の抗原抗体反応に伴う肥満細胞からの脱顆粒現象を抑制
するDSCGの真症状の改善効果も、特にくしやみ発作
や過多鼻汁の抑制の点ですぐれてはいるが2発作時の鼻
閉や嗅覚障害には必らずしも満足できる効果は得られて
いない。
壕だ他覚的鼻内所見の改善度においてもDSCGは鼻汁
分泌量の抑制効果はすぐれているものの。
鼻粘膜の腫脹に対する効果はさほどではない。
ところで平滑筋や心筋において、その細胞膜が脱分極さ
れたり、膜の表面にある特異的レセプターが刺激を受け
るとカルシウムイオンを通す通路が開き、カルシウムイ
オンの流入がおこることが知られている。このカルシウ
ムチャンネルをブロックする薬剤をカルシウム拮抗剤と
いい、これを投与すると平滑筋弛緩や心筋収縮力抑制が
起こる。これらの作用を持つニフージビン、ニカルシヒ
ン、ニルジビン、ニモジピン。
ニノルジビン、ニトレンジピン、ベラノくミル。
ジルチアゼム、リドフラジン、ペプリジル。
KB−944,ブレ二ルアミン、カロヘ1ノンナトのカ
ルシウム拮抗剤が脳循環障害、狭心症、不整脈、心不全
、心筋梗塞、高血圧、末梢循環障害などの治療剤として
重用されている。
本発明者らは■型アレルギーに属するアレルギー性鼻炎
においても、肥満細胞のカルシウムイオンの細胞内流入
を阻害して各種オータコイドの遊離を抑制するようなカ
ルシウム拮抗剤を投与すれば、顕著な治療効果、予防効
果が得られることに想到し、循環系に殆んど作用しない
ような投与量の製剤を調製し1本発明を完成するに到っ
た。
本発明はカルシウム拮抗剤を局所的に投与するものであ
シ、全身的に投与することにより生じる末梢血管、冠血
管の拡張や、血圧降下などの作用をひきおこさない程度
の少量の薬剤を鼻粘膜などに直接投与することによシ効
果をあげることかできる。本発明による製剤の投与によ
り1.@者のくしやみ発作、鼻汁、鼻閉、嗅覚異常、そ
の他日常生活の支障などの自覚症状の改善がみられ、鼻
粘膜色調、鼻粘膜腫脹、水性分泌、鼻汁の性状、鼻誘発
反応、鼻汁中好酸球数などの他覚所見も改善された。即
ちカルシウム拮抗剤を有効成分とする点鼻用製剤はアレ
ルギー性鼻炎に有効な新たな範嗅の薬剤であることが明
らかにされた。
本発明による製剤はアトピー性鼻アレルギー。
ことに抗原が不明な例、特異的および非特異的減感作療
法が無効な例への投与にも適しているばかりでなく、特
異的減感作療法の初期から併用することKよシ、安全に
してしかも長期にわたり使用可能な薬剤と考えられる。
また気管支喘息にも有効な薬剤として使用できる。使用
しうるカルシウム拮抗剤としてはニカルジピン。
ニカルシヒン、ニルジビン、ニモシヒン、ニソルシヒン
、ニトレンジピン、ベラパミル、ジルチアゼム、リドフ
ラジン、ペプリジル、 KB−944。
プレニルアミン、力ロベリンなどがある。
本発明の薬剤は粉剤、液剤、ゲル剤、オイントメントな
どの剤型が適当である。粉剤はこれをカプセルに封入し
カプセル剤とし、たとえばネーザルインサフレータ−(
登録商標、藤沢薬品工業■)販売)のような噴霧吸入器
を用いて吸入し。
液剤は滴下容器を用い鼻腔内に滴下するか、たと−えば
マイクロフレーター(登録商標、藤沢薬品工業(内販売
)のような定量噴霧器を用いて吸入するのが良い。これ
ら製剤の製造方法としては自体公知の方法を用い得る。
本発明の薬剤の投与量はカルシウム拮抗剤の種類により
異なるが、該カルシウム拮抗剤の量において循環器官用
剤としての1回投与量の数分の−ないし数十分の一〇量
t−1回投与量とするのが適当である。本発明の薬剤の
毒性などの性質は該カルシウム拮抗剤が医薬として用い
られていることから全く問題はない。
以下実施例及び実験例によりさらに詳述するが本発明は
これらに限定されるものでない。
実施例1 カプセル剤 塩酸ニカルジピン50f、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース】80f及びツイーン80(’、[’ween
80) 2Ofニジクロルメタン:メチルアルコール(
重量比1:1)混液LOOO,?を加えで溶解後、スス
ブレードライ法で有機溶媒を留去して微粒状粉末を得た
。この粉末100fにタルク4tを加えて均一に混合し
、3号カプセルを用いて1カプセル中内容物20qのカ
プセル剤を製造した。
実施例2 カプセル剤 塩酸ニカルジピン50?、微結晶セルロース1 BOf
 。
ポリエチレンオキサイド20fを振動ボールミルを用い
て14時間処理した。得られた無定形化した塩酸ニカル
ジピンを含む処理粉末101にタルク4tを加えて均一
に混合し、3号カプセルを用イて1カプセル中内容物2
01′IPのカプセル剤を製造した。
実施例3 カプセル剤 塩酸ニカルジピン!M’iメタノール60嚇に溶解する
。これを別に用意したI−シフロブキスリン34fを含
むBr i t ton−Robinson の緩衝液
2.000ydに加え、1昼夜攪拌すると、包接化合物
が析出し沈澱する。これを濾取後乾燥、粉砕し約20−
250 ミクロンの粒子径の微粒状粉末を得た。この粉
末10■を4号カプセルに充填しカプセル剤を製造した
実施例4 カプセル剤 ニフージピン60t、スクワラン20#’(クロロホル
ム400−に溶解し、この液にアラビアゴム20f及び
ゼラチン20tを水5,200m12に溶解した液を加
える。これをスプレードライ法で乾燥し。
微粒状粉末を得た。この粉末100fにでん粉390f
及び軽質無水ケイ酸101を加えて均一に混合し。
4号カプセルを用いて1カプセル中内容物20”jのカ
プセル剤を製造した。
実施例5. カプセル剤 ベラパミル10(1,ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース300f及びツイーン80 50fにシクロメタン
:メチルアルコール(重量比1:1)混液、4oooy
を加えて溶解後これをスプレードライ法で乾燥し、微粒
状粉末を得た。この粉末100.?に軽質無水ケイ酸5
tを加えて均一に混合し。
3号カプセルを用いて1カプセル中内容物45■のカプ
セル剤を製造した。
実施例6. 液剤 塩酸ニカルジピン2tを50℃に加温した水500成に
溶解する。別に用意した125%ンルビトール水溶液4
00dをこれに加え、均一に混合した後0.1規定塩酸
でpH4,0に調整する。その抜水を加え全体をlQQ
Qmj2とし液剤を製造した。この製剤は点鼻容器に入
れ1回約2−を噴霧投与する。
実施例7 液剤 ニフーシヒン100f、ポリエチレングリコール400
.3.00(l及び ポリソルベート805gをとり僅
かに加温、攪拌しながら均一に溶解し液剤を製造した。
この製剤は1回0. I dを鼻腔内に滴下投与する。
実施例8 液剤 塩酸ジルチアゼム3fを生理食塩水に溶解し。
全体を1000−とし液剤を製造した。この製剤は点鼻
容器に入れ1回約2−を噴霧投与する。
実施例9 液剤 プレニルアミン2fを生理食塩水に溶解し全体を1,0
(to−とする。この製剤は点鼻容器に入れて1回約2
−を噴霧投与する。
実験例1 アレルギー性鼻炎患者5人に実施例4で得られたニフー
ジビンカプセルをインサフレーターにより1日数回投与
したところ、くシやみ発作。
鼻汁、鼻閉、嗅覚異常などの症状が軽快した。
実験例2゜ アレルギー性鼻炎患者5人に実施例5で得られた塩酸ニ
カルジピン点鼻液を1日数回投与したところ、くシやみ
発作、鼻汁、鼻閉、嗅覚異常などの症状が緩解した。
特許出願人 三井製薬工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カルシウム拮抗剤を有効成分とするアレルギー性鼻炎治
    療剤
JP23636283A 1983-12-16 1983-12-16 アレルギ−性鼻炎治療剤 Pending JPS60130517A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23636283A JPS60130517A (ja) 1983-12-16 1983-12-16 アレルギ−性鼻炎治療剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23636283A JPS60130517A (ja) 1983-12-16 1983-12-16 アレルギ−性鼻炎治療剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60130517A true JPS60130517A (ja) 1985-07-12

Family

ID=16999670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23636283A Pending JPS60130517A (ja) 1983-12-16 1983-12-16 アレルギ−性鼻炎治療剤

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JP (1) JPS60130517A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62167725A (ja) * 1986-01-10 1987-07-24 ワ−ナ−−ランバ−ト・コンパニ− 卒中治療剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62167725A (ja) * 1986-01-10 1987-07-24 ワ−ナ−−ランバ−ト・コンパニ− 卒中治療剤

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