JPS60129146A - 粉砕制御方法 - Google Patents

粉砕制御方法

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JPS60129146A
JPS60129146A JP23584383A JP23584383A JPS60129146A JP S60129146 A JPS60129146 A JP S60129146A JP 23584383 A JP23584383 A JP 23584383A JP 23584383 A JP23584383 A JP 23584383A JP S60129146 A JPS60129146 A JP S60129146A
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crusher
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弘 村上
佐藤 悦郭
安口 正之
富安 浩
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Sankyo Dengyo Corp
Nisshin Engineering Co Ltd
Taiheiyo Cement Corp
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Sankyo Dengyo Corp
Nisshin Engineering Co Ltd
Nihon Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、セメント・クリンカ等の破材を粉砕する閉回
路粉砕系を制御する方法に関し、さらに詳しくは、粉砕
機と分級機とを最適な操作条件のもとで運転することに
より、所定の粉末度をもった製品を安定してかつ効率よ
く生産することができる粉砕系の制御方法を提供するも
のである。
従来、閉回路粉砕系を制御する方法として主として次の
2つのものがあった。
(1) バケットエレベータ制御 この制御は、粉砕機出口側に設けられたバケット・エレ
ベータ等の輸送機の移送量を一定に制御し、もって粉砕
機を通過する破裂物の処理量をつねに一定に保持する、
いわゆる、循環量−足保持制御法である。しかし、この
制御方法には次のような問題点がある。
なんらかの要因により粉砕機へ供給される破材の粒度や
被粉砕性が変化したとき、わ)砕機から破裂物が排出さ
れて分級機で所定の粒度範囲に分級されたあと、粗粉が
粉砕機へ送り戻され、再粉砕に付されて再び排出された
時点ではじめて上記の変化が検出される。したがって上
述のような変化に対する粉砕系全体の応答が遅いため調
整動作にはいる時期が遅れ、しばしば制御結果がハンチ
ングする。また、被粉砕性が変化すると、粉砕機から分
級機に供給される破裂物の粒度分布が変化しく即ち製品
となるべき粒群の割合が変化し)、分級機の回転数等の
操作条件が一定のもとでは、製品の粒度分布がばらつき
、したがって製品の品質が安定しない欠点があった。
(2)音響制御 へゲット・エレベータ制御の応答性が遅いという欠点を
改善するために、粉砕機の粉砕音を検出し、粉砕音が一
定となるように粉砕機への破材供給量を制御する、いわ
ゆる、音響制御が使用されてきた。しかし、この制御方
式では、被粉砕性の変化に応じオペレータが経験と勘に
より音響の最適設定値を見出して変更する必要があった
最近、マイコンを使用して自動的に粉砕高が最大となる
よう自動設定する方法(特開昭58−1598557が
採用され始め、粉砕高の向上については一定の成果を収
めつつある。しかし、この音響制御方式は粉砕機内の破
材量一定の制御であるため、被粉砕性が変化すると、粉
砕機出口の破裂物流量が変化し、そのため分級機の回転
数等操作条件が一定の場合では、製品の粒度分布がばら
つき、製品の品質が安定しないという欠点があった。ま
た、第1図に示すように被粉砕性が大きくかわると最大
能力となる音響設定値を見出すのに時間がかかる欠点が
あった。
例えばセメントの場合、セメントの強さを発現させるう
えからセメントの粉末度を表わす尺度として粒度分布が
重要視されており、セメント製品としては2〜40μの
粒子群量が重要とされている。このうち15μ以下の微
粒子群量は初期強さに寄与し、15〜40μの中間の粒
子群量は長期強さに寄与するといわれている。それゆえ
、セメントの粉砕系の制御方法として、上記2方法は好
適なものではなかった。
本発明は、上記特開昭58−159855の改良発明で
あって、上述のごとき従来の制御方法に付随する問題点
を解消し、もって製品粒度分布の安定と最大能力の達成
とをかね備えた制御方法を提供することにある。
本発明の要旨は、 (1) 原料供給機により破材を粉砕機に供給して粉砕
し、粉砕された破裂物を輸送機により分級機に移送し、
該分級機で所要の粉末度の微粉とそれ以外の粗粉とに分
級し、微粉を製品として粉砕系より排出するとともに、
粗粉を粉砕機に送り戻して再粉砕に付するようにした閉
回路粉砕系を制御する方法において、粉砕機の第1室お
よびまたは第2室の発する音響およびまたは振動を検出
し、分級機で分級された製品をサンプリングして第1の
収率測定装置により収率を測定し、上記音響および又は
振動と収率の信号を演算器に専き、演算器に記憶させで
ある目標収率値からの偏差にもとづいて分級機の制御量
を演算して制御するとともに、演算器で上記検出信号に
あらかじめ定められた係数を掛は算しさらにそれらを加
算し、粉砕系のプロセス信号として調節計に送り、調節
計の設定値を任意に自動的に同設定値を変化させ、設定
値変更前後の調節計の一定時間内におりる出力積算値を
め、常に後の積算値が前の積算値より大きくなるように
、mtfI計の設定値を自動的に補正することを特徴と
する粉砕制御方法、および(2)粉砕機より排出された
破裂物を第2の収率測定装置により収率を測定して収率
の信号を演算器に導き、演算器で上記検出信号にあらか
しめ定められた係数を掛は算し、さらにそれを加算する
ことを特徴とする上記第(11項の方法である。
セメント・クリンカの閉回路粉砕系に適用された本発明
に係る制御方法を添附図面を参照しながら詳細に説明す
る。
第2図において、たとえば、ベルト・フィーダのごとき
原料供給機1から供給されたセメント・クリンカは、粉
砕機2の中で粉砕される。該粉砕機2より排出された破
裂物は、たとえば、バヶントエレヘータのごとき輸送m
3により、たとえば、空気分級機のごとき分級機4へ送
られる。この分級機4で分級された破裂物のうち所要の
粉末度より細かい微粉は通路5をへて製品として閉回路
粉砕系より排出し、一方、前記所定の粉末度より粗い破
裂物は通路6をへて粉砕機2に送り戻し、再粉砕に付さ
れる。
上述のごとく構成されたセメントの閉回路粉砕系に、本
発明に係る制御方法は、次のようにされる。
すなわち、分級機4から排出された微粉(製品)を粉砕
系より搬出される通路5の途中に収率測定装置30を設
け、この装置で微粉をサンプリングし、採取されたサン
プルについて2〜40μの粒度範囲にあるものの収率を
測定する。測定結果である測定収率値はこれを演算器3
1に入力する。
演算器31は、測定収率値の目標収率値または基準収率
値からの偏差を演算し、偏差とモータ21の回転数との
間についてあらかじめ設定させである一相関式にもとづ
いて回転数の調整量を決定し、制御1h令をモータ21
に発信し、モータ21を制御操作する。
ここで、本発明に係る制御方法を実施するにあたって必
須の構成要素である収率測定装置の構成と機能を、第3
図を参照しながら説明する。
第2図の通路5の途中で採取されたサンプルは、たとえ
ば、スクリュ・コンベア、ベルト・コンベア等のサンプ
ル輸送装置11を用いて末端にあるサンプリング・ゲー
ト12に移送され、該サンプリング・ゲー目2より分級
フィーダ13に供給される。該分級フィーダ13は受槽
13′とスクリュ・フィーダ13″とより成り、サンプ
ルは該スクリュ・フィーダ13″をへて収率測定装置と
しての分級装置14に供給される。
15は重量計であって、サンプルの供給量を測定する。
゛セメント粉砕系の場合は、分級装置14としては破裂
物のうち粒度分布が通富2〜40μ、好ましくは2〜1
4μのものを正確に分級することができるものであれば
どのような構造形式のものを使用してもよいが、たとえ
ば特開昭53−76466号に開示されている粉体分級
機を使用することが効果的である。
分級機14で分級されたもののうち粗粉はホンパー16
に排出される。このホンパー16にも重量計17が設け
られているので、分級されたサンプル中の粗粉の割合を
めることができる。一方、分級装置14より排出された
微粉は、たとえば、バッグ・フィルタのごとき捕集装置
18で捕集される。前記重量計15と17はそれぞれ、
第2図の演算器31に接続されているので、供給された
サンプルの重量と分級されたもののうち粗粉の重量にも
とづいて収率(測定収率値)が演算されるとともに、目
標収率値からの偏差がめられる。そしてこの偏差にもと
づいてモータ21の制御を実施することができる。
第3図に示されている上記収率測定装置は、特開昭58
−26245号に開示されているものであって、本発明
に係る制御方法を実施するために使用される収率測定装
置の一例を示したものにすぎず、本発明方法の適用が第
3図に示されているものに限定されるものではな(、上
述の機能を果たして所期の目的を達成することができる
ものであれば、その構造形式等を問うものではない。
粉砕機2の発する音響は、粉砕機の第1室および、また
は第2室に設置したマイクロホン100によって検出さ
れ、増巾器101および反転器102を介して演算器3
1に導入される。演算器31内では、導入された音響と
収率値の検出信号にあらかじめ定められた係数を掛は算
し、さらにそれらを加算し、粉砕系のプロセス信号とし
て調節計90に送る。調節計90には設定器が設けてあ
り、その設定値は粉砕系の破材粉砕高をその状態におい
て最大にするようにしである。
本発明では製品粉末度の変化に応じ分級機を操作し、こ
の条件下で粉砕系の安定と最大能力の達成を行うもので
ある。すなわち、 ■ 収率測定装置30の測定結果を演算器31に入力し
、■ 演算器31で収率目標値からの偏差を演算し、■
 その偏差と分級機のモータ21の回転数との間にあら
かじめ設定されである相関式に基づいてモータ21の回
転数を制御し、 ■ もって製品粉末度を安定化し、 ■ S ”asl +bs2+ c (BL+ ) 十d(
但しS、;1室音響 S2 :2室音響 BL、:収率 a + b + C+ d :あらかじめ定められた係
数)のSが一定となるよう調節計90を制御し、■ 上
記Sの設定値をあらかじめ定めた一定時間毎に、あらか
じめ定めた変更幅で変更し、■ 調節計90の上記一定
時間内の出力信号の積算値が最大となるよう制御するも
のである。
上記調節計90の制御は、特開昭58−15955の制
御方法による。すなわち、上記調節計90の設定値を任
意に一定時間毎に自動的に増加せしめ、これによって設
定値変更の前後の調節計90の出力信号の一定時間内の
積算値が、変更前の積算値より増加したならば、さらに
その積算値を増大せしめ、同様の比較をする。
これを数回繰り返した時点において、設定値変更後の積
算値が変更前の積算値より減少する点を確認する。これ
は、第4図の粉砕効率曲線C,を右側に通過したことを
意味する。こうして、調節計90は、最終の設定値変更
の直前の設定値が現わ)砕系における最適設定値である
ことを確認し、その値に自動設定することになる。こう
して、自動的に最適設定値の選定が行なわれる。
本発明は、特開昭58−159855の粉砕制御方法に
おいて、製品収率測定結果をも原料供給機の破材供給量
の制御要゛素につげ加えたものであり、その結果、製品
の粒度分布が安定することはもちろん、粉砕系の応答が
速くなり、最大の能力に達する時間が短(なり、従って
所定の粉末度をもった製品を安定してかつ効率よく生産
することができる。
なお、第2図の粉砕系においては、粉砕機2の音響を検
出したが、粉砕機2の駆動軸2′に設りた振動検出手段
100′によってその振動を検出し、これを制御信号と
して用いることができる。
また、さらに粉砕機より排出された破裂物の一部をサン
プリングし、第2の収率測定装置7により収率をめ S =ast +bs+ + c (BL+ ) + 
d (IlLt ) 十e(但し5+ :l室音響 S2 =2室音響 BL+ :第1の収率測定装置による収率BL、 :第
2の 〃 a+b+c+d+e:あらかじめ定めた係数)が一定と
なるように調節計90を制御すれ4f、わ)’A’系の
応答がより速く、従って粉砕系の安定がより速くなり、
最大能力に達する時間がさらに短くなり、従って所定の
粉末度をもった製品を安定して力1つより効率よく生産
することができる。
第2図に示す粉砕制御回路と第3図に示す収率浬盲1定
装置を用いて、セメントタリン力を粉?i(’ L/た
ところ、次の結果を得た。
(1) 七メント製品である2〜40μの微わ)の粒度
分槓iのバラツキを1ケ月以内の日間の変動係数で表わ
して7%から2%に減らすことができた。
(2) セメントの強さくJISの28日目の圧縮強さ
)のばらつきを1ケ月内の日間の変動係数で表わして5
%から2.5%に小さくすることができた。
(3)時間当りの生産高を6%高めることができ、しか
も生産高のバラツキを1ケ月内の日間の変動係数で表わ
して5%から2.5%に低下させることができた。
(4)上記の第2の収率測定装置を併用し、制御動作を
行った成果の具体例として、時間当りの生産高を6.5
%高めることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は特開昭58−159855の制御方式において
、被粉砕性が大きく変動した場合の、粉砕機音響と粉砕
効率との関係を示す図表、第2図は本発明に係る粉砕制
御方法の閉回路を示す図、第3図は本発明において使用
する収率測定装置の概念図、第4図はミルの負担と粉砕
効率を示す図表である。 1・・・原料供給機、 2・・・粉砕機、3・・・輸送
機、 4・・・分級機、 5.6・・・通路、 7.30・・・収率測定装置、3
1・・・演算機、 90・・・調節計。 會臼寝舒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原料供給機により破料を粉砕機に供給して粉砕し
    、粉砕された破裂物を輸送機により分級機に移送し、咳
    分級機で所要の粉末度の微粉とそれ以外の粗粉とに分級
    し、微粉を製品として粉砕系より排出するとともに、粗
    粉を粉砕機に送り戻して再粉砕に付するようにした閉回
    路粉砕系を制御する方法において、粉砕機の第1室およ
    び又は第2室の発する音響および又は振動を検出し、分
    級機で分級された製品をサンプリングして第1の収率測
    定装置により収率を測定し、上記音響および又は振動と
    収率の信号を演算器に導き、演算器に記憶させである目
    標収率値からの偏差にもとづいて分級機の制御量を演算
    して制御するとともに、演算器で上記検出信号にあらか
    じめ定められた係数を掛は算しさらにそれらを加算し、
    粉砕系のプロセス信号として原料供給機の調節計に送り
    、調節計の設定値を任意に自動的に変化させ、設定値変
    更前後の調節計の一定時間内における出力積算値をめ、
    常に後の積算値が前の積算値より大きくなるように調節
    計の設定値を自動的に補正することを特徴とする粉砕制
    御方法。
  2. (2)原料供給機により破料を粉砕機に供給して粉砕し
    、粉砕された破裂物を輸送機により分級機に移送し、該
    分級機で所要の粉末度の微粉とそれ以外の粗粉とに分級
    し、微粉を製品として粉砕系より排出するとともに、粗
    粉を粉砕機に送り戻して再粉砕に付するようにした閉回
    路粉砕系を制御する方法において、粉砕機の第1室およ
    び又は第2室の発する音響および又は振動を検出し、分
    級機で分級された製品をサンプリングして第1の収率測
    定装置により収率を測定し、さらに粉砕機より排出され
    た破裂物を、第2の収率測定装置により収率を測定し上
    記音響および又は振動と各収率の信号を演算器に導き、
    演算器に記憶させである目標収率値からの偏差にもとづ
    いて分級機の制御量を演算して制御するとともに、演算
    器で上記検出信号にあらかじめ定められた係数を掛は算
    しさらにそれらを加算し、粉砕系のプロセス信号として
    原料供給機の調節計に送り、調節計の設定値を任意に自
    動的に変化させ、設定値変更前後の調節計の一定時間内
    における出力積算値をめ、當に後の積算値が前の積算値
    より大きくなるように調節計の設定値を自動的に補正す
    ることを特徴とする粉砕制御方法。
JP23584383A 1983-12-14 1983-12-14 粉砕制御方法 Granted JPS60129146A (ja)

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JPH044030B2 JPH044030B2 (ja) 1992-01-27

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62160149A (ja) * 1986-01-10 1987-07-16 宇部興産株式会社 閉回路チユ−ブミルの粉砕制御方法
WO2023022170A1 (ja) * 2021-08-17 2023-02-23 株式会社アーステクニカ 破砕システムの制御器、破砕システムおよびその制御方法

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JPS62160149A (ja) * 1986-01-10 1987-07-16 宇部興産株式会社 閉回路チユ−ブミルの粉砕制御方法
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