JP2833089B2 - 静電荷像用現像剤の製造方法及びそのための粉砕装置 - Google Patents

静電荷像用現像剤の製造方法及びそのための粉砕装置

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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、静電荷像用現像剤(以下、現像剤という)
の製造方法の改良、特に現像剤材料を閉回路粉砕して、
現像剤を得る微粉砕方法の改良に関する。
(従来の技術) 現像剤の製造方法の常法としては、混練粉砕法があ
り、粉砕プロセスは、現像剤の形状、大きさを決定する
重要なプロセスである。
従来、粉砕には、ジェットミルや機械式ミルが多く利
用されてきたが、現像剤の特性上の要求(解像度、カブ
リ等)により、シャープな粒度分布が必要となり、上記
微粉砕機と粗粉分級機を組み合わせた閉回路粉砕方法が
盛んに行われるようになった。
閉回路粉砕方法の一番簡便なシステムは、粗粉分級機
からの戻り粉を直接粉砕機に戻す方法であって、第4図
は、その場合の基本的プロセス図である。粉砕原料を粉
砕原料定量供給装置1から微粉砕機2に供給し粉砕を行
う。粉砕物は粗粉分級機3に送られ、粗粉を分級により
分離した後、サイクロン4で補集して粉砕製品を得る。
サイクロンからの排気は、バグフィルター5によって微
粉を分離した後、ブロワー6によって排出される。一
方、粗粉分級機3によって分離された粗粉は、微粉砕機
に戻り粉として返送循環させる。
(発明が解決しようとする課題) 従来の閉回路粉砕方法の欠点としては、閉回路システ
ムの安定操作が、以下のように難しい点があった。すな
わち、閉回路粉砕方法の一番簡便なシステムは、上記第
4図に示されるように、粗粉分級機からの戻り粉を直
接、微粉砕機に戻すものであるが、材料の粉砕性の変動
が、直接、システムの固体濃度変動となり、粉砕粒子径
D50の大幅な変動、機械式ミルの場合は、さらに負荷エ
ネルギー変動の原因となってしまい、最悪なケースで
は、システムの停止を招くことになるという問題があっ
た。また、粉砕システム全体が安定状態に至るまで時間
がかかり、目的とした粉砕粒子径を得るまでに時間がか
かるという欠点もあった。
本発明の目的は、上記した従来の閉回路粉砕方法にお
ける欠点を解消し、長時間安定して目的粉砕粒子径の現
像剤を製造する閉回路粉砕システムを提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明者等は、検討の結果、従来の閉回路粉砕システ
ムにおいて、安定した粉砕粒子径が得られている際に
は、戻り粉の供給量F2′が粉砕原料供給量F1の5倍以下
の範囲で変動していることを見出し、本発明を完成する
に至った。
したがって、本発明の静電荷像用現像剤の製造方法
は、静電荷像用現像材料を閉回路粉砕して製造する方法
において、粉砕原料定量供給装置から微粉砕機に粉砕原
料を供給して微粉砕を行い、得られた粉砕物を粗粉分級
装置によって所定の粒子径の粉砕製品を分級し、分離さ
れた粗粉を戻り粉として戻り粉定量供給装置に導入し、
該戻り粉を微粉砕機に粉砕原料供給量の5倍以下の比率
で定量供給することを特徴とする。
本発明の上記製造方法は、粉砕原料を微粉砕機に供給
するための粉砕原料定量供給装置、粉砕原料を粉砕する
ための微粉砕機、粉砕物を分級するための粗粉分級装
置、及び分離された粗粉を微粉砕機に供給するための戻
り粉定量供給装置とを具備する閉回路粉砕装置によって
実施することができる。
本発明の上記の製造方法における好ましい実施態様と
しては、上記粗粉分級装置を回転式風力分級機とし、戻
り粉定量供給装置を重量検知機能付とし、粉砕製品の粒
子径及び戻り粉定量供給装置における戻り粉の重量を検
知して、粉砕粒子径(D50)及び回転式風力分級機から
戻り粉定量供給装置への戻り粉量と戻り粉定量供給装置
から微粉砕機への供給量との差(ΔW1)が以下の式を満
足するように、該回転式風力分級機の回転羽根回転数及
び粉砕原料供給量を制御することを特徴とする。
ΔD50=D050−D50=α・ΔR1+α′・ΔF1 … Δ(ΔW1)=0−ΔW1=β・ΔR1+γ・ΔF1 … ΔW1=F3−F2 … 〔式中、 D050:目的粉砕粒子径(μm:体積平均粒子径) D50:粉砕粒子径(μm:体積平均粒子径) ΔD50:粉砕粒子径のずれ(μm) R1:粗粉分級装置の回転羽根回転数(rpm) F1:粉砕原料供給量(kg/hr) ΔW1:戻り粉増減量(kg/hr) F2:戻り粉定量供給装置から微粉砕機への供給量(kg/h
r) F3:回転式風力分級機から戻り粉定量供給装置への戻り
粉量(kg/hr) Δ(ΔW1):戻り粉増減量のずれ α、α′、β、γ:被粉砕材料によって決定される係
数〕 更にまた、本発明の製造方法における他の好ましい実
施態様は、粉砕物サンプルを自動採取し、粉砕粒子径
(D50)を自動測定したデータ、及び戻り粉増減量(ΔW
1)を自動計測したデータを使用してシステムを自動的
に運転制御することを特徴とする。
以下、本発明を詳細に説明する。
第1図は、本発明の方法を実施するための閉回路粉砕
システムの基本的なプロセス図であって、1は粉砕原料
定量供給装置、2は微粉砕機、3は粗粉分級機、4はサ
イクロン、5はバグフィルター、6はブロワー、7は戻
り粉定量供給装置である。
本発明において、粉砕原料は粉砕原料定量供給装置1
から所定の供給量F1で微粉砕機2に供給され、粉砕を行
う。粉砕物は粗粉分級機3に送られ、そこで粗粉が分離
され、微粉砕機2に返送されるが、その際、一旦戻り粉
定量供給装置7に導入して、微粉砕機2への戻り粉の供
給量F2を粉砕原料供給量の5倍以下の比率になるように
制御する。粗粉が除去された粉砕物は、サイクロン4で
さらに補集して粉砕製品を得る。なお、サイクロンから
の排気は、バグフィルター5によって微粉を分離した
後、ブロワー6によって排出される。
第2図は、本発明を実施するための閉回路粉砕システ
ムの他の一例を示すもので、31は回転式風力分級機であ
り、71は重量検知機能を備えた戻り粉定量供給装置であ
り、その他の符号は、第1図に示すものと同じ意味を有
する。
この閉回路粉砕システムにおいて、粉砕粒子径(D5
0)を計測すると共に、重量検知機能によって、回転式
風力分級機から戻り粉定量供給装置への戻り粉量F3と戻
り粉定量供給装置から微粉砕機への供給量F2との差(Δ
W1)を計測し、そしてD50及びΔW1の値に変動が生じた
場合、前記式及びによって、粗粉分級機の回転羽根
回転数R1と粉砕原料供給量F1の値を算出し、粗粉分級機
の回転羽根回転数R1及び粉砕原料供給量F1を補正する。
それによってD50及びΔW1の値が制御され、安定した粉
砕粒子径を維持して粉砕が実施される。
第3図は、本発明を実施するための閉回路粉砕システ
ムのさらに他の一例を示すもので、8は自動サンプリン
グ装置、9は粒度測定機、10はインターフェース、11は
コンピューターであり、その他の符号は、第1図及び第
2図に示すものと同じ意味を有する。
この閉回路粉砕システムにおいては、粉砕製品を自動
サンプリング装置8で採取し、その粒子径を粒度測定機
9で測定して、粒子径データ(D50)を得る。この粒子
径データは、戻り粉定量供給装置71の重量検知機能によ
って測定された重量変化データ(ΔW1)と共に、インタ
ーフェース10を介して、コンピューター11にインプット
し、データ処理する。コンピューター11からの制御信号
は、粉砕原料供給装置及び粗粉分級機に送られ、粗粉分
級機の回転羽根回転数R1と粉砕原料供給量F1が制御信号
に応じて自動的に調整される。
(実施例) 以下、実施例によって本発明を説明する。
実施例1 粉砕原料として、スチレン系バインダー樹脂93重量
部、カーボンブラック7重量部を連続混練機で混練した
後、D50=300〜500(μm)に破砕したものを使用し、
第1図に示す閉回路粉砕システムによって微粉砕を行っ
た。粉砕原料定量供給装置1としてベルトフィーダーBF
E14型(北東衡機工業(株)製)、微粉砕機2として、
直径400mmで、5.2mmφのノズル4本を具備する水平旋回
流型ジェットミル、粗粉分級機3として、ミクロンセパ
レーターMS−1H(ホソカワミクロン(株)製)、戻り粉
定量供給装置7として、NSE式定量フィーダーFL−3B型
(日曹エンジニアリング(株)製)を用い、粉砕原料定
量供給装置1からの粉砕原料供給量(F1)を20kg/hr、
戻り粉定量供給装置からの戻り粉供給量(F2)を60kg/h
r(リサイクル比:3)、粗粉分級機3の回転数を1700rp
m、微粉砕機の粉砕圧を8kg/cm2Gに設定し、そして目的
粉砕粒径D50を11.0μmとして粉砕操作を行った。
粉砕操作を継続した際における粉砕製品の粉砕粒子径
D50の経時変化を第5図に示す。なお、粒子径の測定に
は、コールターカウンターTA−II型(コールターエレク
トロニクス社製)を使用した。
第5図から明らかなごとく、D50の変動は小さく、
=11.05(μm)、σn-1=0.206(μm)と安定した粉
砕粒子径が得られた。なお、戻り粉定量供給装置7のホ
ッパー内の戻り粉重量がやや減少する傾向(−1.2kg/h
r)にあった。
実施例2 第2図に示す閉回路粉砕システムによって微粉砕を行
った。この場合、第1図に示すシステムにおける戻り粉
定量供給装置に重量検知機能SPC26(北東衡機工業
(株)製)を付加したもの71を用いた以外は同一の装置
を使用し、粗粉分級機の回転羽根回転数(R1)及び粉砕
原料供給量(F1)を制御して粉砕を行った。
まず、予備実験として、粗粉分級機の回転羽根回転数
を1500rpm及び2000rpmとし、また、粉砕原料供給量を20
kg/hr及び30kg/hrとして、それぞれの場合について粉砕
テストを行い、粉砕粒子径D50、戻り粉増減量ΔW1を求
めた。その結果を下記第1表に示す。
粗粉分級機の回転羽根回転数が1500rpm及び2000rpmの
場合、及び原料供給量が20kg/hr及び30kg/hrの場合のそ
れぞれについて、D50及びΔW1の平均値を算出し、下記
の二つの式及びに基づいて、α、α′、β、γの値
を求めた。
ΔD50=α・ΔR1+α′・ΔF1 … Δ(ΔW1)=β・ΔR1+γ・ΔF1 … 例えば、αの値は、次のようにして求められる。
ΔD50=D50(1500rpmの場合)−D50(2000rpmの場合) =α(1500−2000) であるから、α=−5.26×10-3になる。
同様にして、α′、β及びγも計算され、α′=0.02
1、β=0.0273、γ=0.617になる。
したがって、ΔD50及びΔ(ΔW1)は、それぞれ下記
式′及び′の通りとなる。
ΔD50=−5.26×10-3ΔR1+0.021ΔF1 …′ Δ(ΔW1)=0.0273ΔR1+0.617ΔF1 …′ 目標とするところは、D50=11.0(μm)でΔ50=
0、及びΔW1=±0(kg/hr)であるから、前記式′
及び′に、目標値及び予備実験の4条件のうちの1条
件(例えば、20kg/hr、1500rpm)のD50及びΔW1の値を
代入する。
計算の結果、D50=11.0(μm)、ΔW1=±0(kg/h
r)の値を得るためには、粉砕原料供給量(F1)23.2(k
g/hr)、回転羽根回転数(R1)1790(rpm)となるた
め、この値を初期設定値とした。戻り粉供給量(R2)は
70(kg/hr)(リサイクル比:3)とし、微粉砕機2の粉
砕圧を8kg/cm2Gに設定し、粉砕運転を開始した。また、
粉砕運転中も、粉砕製品のD50の測定と戻り粉定量供給
装置7の重量変化を定期的に測定し、前記′及び′
式に値を代入し、粉砕原料供給量R1、粗粉分級機の回転
羽根回転数R1、及びF1に伴う戻り粉定量供給量F2(F2=
3・F1)を調整し、制御を行った。
第6図に、D50の経時変化を示す。第6図から明らか
なごとく、D50の変動は小さく、=10.99(μm)、σ
n-1=0.170(μm)と安定した粉砕粒子径が得られた。
また、戻し粉重量も+0.08kg/hrで、実施例1よりもさ
らにシステムが安定していることが分かる。
比較例1 第4図に示す閉回路粉砕システムによって微粉砕を行
った。このシステムにおいては、戻り粉定量供給装置を
備えていなく、戻り粉は直接粉砕機に戻すように構成さ
れていた。実施例1と同様の条件で粉砕運転を行った。
D50の経時変化を第7図に示す。
第7図から明らかなように、D50の変動は上記実施例
1及び2の場合に比べて大きく、また目的としたD50の
値が得られるまでの時間がかかっていることが分かる。
なお、=10.92(μm)、σn-1=0.480(μm)であ
り、また、20分以降における目的のD50の値に達した後
のバラツキも、=11.08(μm)、σn-1=0.413(μ
m)と大きかった。
(発明の効果) 本発明は、上記実施例及び比較例の結果から明らかな
ように、粗粉分級装置からの戻り粉の供給量を、粉砕原
料供給量の5倍以内(リサイクル比:5以下)に規定する
ことにより、所望の粉砕粒子径の現像剤が安定した粉砕
システムの運転によって安定して得られる。
さらに、戻り粉の供給装置を重量検知機能付きにし、
また粗粉分級装置を回転式の風力分級機にした場合、粉
砕粒子径及び戻り粉増減量の補正は、粉砕原料供給量及
び風力分級機の回転羽根回転数の2因子制御を人為的に
又は自動的に行うことができるので、負荷変動、材料粉
砕性変動に対しても安定して粉砕を行うことができ、か
つ一定の粉砕粒子径の現像剤が得られる。
また、本発明においては、戻り粉の定量供給装置を設
けているから、閉回路システム内の固体濃度が、戻り粉
を直接粉砕機へ戻す場合よりも早く一定の値になるた
め、目的とした粉砕粒子径の現像剤がが早く得られるよ
うになる。
なお、実施例1及び2及び比較例1の上記の結果を第
2表にまとめて記載する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施するための閉回路粉砕シス
テムの基本的なプロセス図、第2図及び第3図は、それ
ぞれは、本発明の方法を実施するための閉回路粉砕シス
テムの他の一例のプロセス図、第4図は従来の閉回路粉
砕システムのプロセス図、第5図は実施例1における粉
砕粒子径の経時変化を示すグラフ、第6図は実施例2に
おける粉砕粒子径の経時変化を示すグラフ、第7図は比
較例1における粉砕粒子径の経時変化を示すグラフであ
る。 1……粉砕原料定量供給装置、2……微粉砕機、3……
粗粉分級機、31……回転式風力分級機、4……サイクロ
ン、5……バグフィルター、6……ブロワー、7……戻
り粉定量供給装置、71……重量検知機能を備えた戻り粉
定量供給装置、8……自動サンプリング装置、9……粒
度測定機、10……インターフェース、11……コンピュー
ター。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−101861(JP,A) 特開 平3−59675(JP,A) 特開 昭61−128254(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 9/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電荷像用現像剤を閉回路粉砕して製造す
    る方法において、粉砕原料定量供給装置から微粉砕機に
    粉砕原料を供給して微粉砕を行い、得られた粉砕物を粗
    粉分級装置によって所定の粒子径の粉砕製品を分級し、
    分離された粗粉を戻り粉として戻り粉定量供給装置に導
    入し、該戻り粉を微粉砕機に粉砕原料供給量の5倍以下
    の比率で定量供給することを特徴とする静電荷像用現像
    剤の製造方法。
  2. 【請求項2】粗粉分級装置を回転式風力分級機とし、戻
    り粉定量供給装置を重量検知機能付とし、粉砕製品の粒
    子径及び戻り粉定量供給装置における戻り粉の重量を検
    知して、粉砕粒子径(D50)及び回転式風力分級機から
    戻り粉定量供給装置への戻り粉量と戻り粉定量供給装置
    から微粉砕機への供給量との差(ΔW1)が以下の式を満
    足するように、該回転式風力分級機の回転羽根回転数及
    び粉砕原料供給量を制御することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の静電荷像用現像剤の製造方法。 ΔD50=D050−D50=α・ΔR1+α′・ΔF1 Δ(ΔW1)=0−ΔW1=β・ΔR1+γ・ΔF1 ΔW1=F3−F2 〔式中、 D050:目的粉砕粒子径(μm:体積平均粒子径) D50:粉砕粒子径(μm:体積平均粒子径) ΔD50:粉砕粒子径のずれ(μm) R1:粗粉分級装置の回転羽根回転数(rpm) F1:粉砕原料供給量(kg/hr) ΔW1:戻り粉増減量(kg/hr) F2:戻り粉定量供給装置から微粉砕機への供給量(kg/h
    r) F3:回転式風力分級機から戻り粉定量供給装置への戻り
    粉量(kg/hr) Δ(ΔW1):戻り粉増減量のずれ α、α′、β、γ:被粉砕材料によって決定される係
    数〕
  3. 【請求項3】粉砕物サンプルを自動採取し、粉砕粒子径
    (D50)を自動測定したデータ及び粗粉分級装置から戻
    り粉定量供給装置への戻り量と戻り粉定量供給装置から
    微粉砕機への戻り粉供給量の差(ΔW1)を自動計測した
    データを使用して、システムを自動的に運転制御するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の静電荷像
    用現像剤の製造方法。
  4. 【請求項4】粉砕原料を微粉砕機に供給するための粉砕
    原料定量供給装置、粉砕原料を粉砕するための微粉砕
    機、粉砕物を分級するための粗粉分級装置、及び分離さ
    れた粗粉を微粉砕機に供給するための戻り粉定量供給装
    置とを具備することを特徴とする静電荷像用現像剤を製
    造するための閉回路粉砕装置。
  5. 【請求項5】粉砕製品の粒子径のずれ及び粗粉分級装置
    から戻り粉定量供給装置への戻り量と粉砕機への戻り粉
    供給量の差を検知して、粉砕原料定量供給装置からの粉
    砕原料の供給量、及び粗粉分級装置の回転羽根の回転数
    を制御する制御手段を備えたことを特徴とする特許請求
    の範囲第4項に記載の閉回路粉砕装置。
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