JPS601285Y2 - 外装壁への部材取付構造 - Google Patents

外装壁への部材取付構造

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Publication number
JPS601285Y2
JPS601285Y2 JP1977074413U JP7441377U JPS601285Y2 JP S601285 Y2 JPS601285 Y2 JP S601285Y2 JP 1977074413 U JP1977074413 U JP 1977074413U JP 7441377 U JP7441377 U JP 7441377U JP S601285 Y2 JPS601285 Y2 JP S601285Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cut
exterior wall
piece
hole
raised piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977074413U
Other languages
English (en)
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JPS541778U (ja
Inventor
純男 小松
順正 大浅
Original Assignee
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
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Publication of JPS541778U publication Critical patent/JPS541778U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は板金等にて構成した筐体製品の外装壁内部側
に取付部材を取着する場合に適用される外装壁への部材
取付構造に関するものである。
一般に、板金、プラスチック等にて外装壁を形成して戒
る筐体に於いて、その外装壁の内面に取付部材をその取
付ビスの先端が外装壁外面に突出しない状態で取着する
場合、製作の容易さ等の観点より、第1図に示すように
外装壁1の一部を内側へ切起し片2を設け、この切起し
片2に所要の板体等の取付部材3をビス4により取着す
るようにしたものが多い。
ところが、このようなものは、切起し片2を切り起した
部位に透孔5が残るため、この透孔5から製品内部へ異
物が侵入したり、あやまって指を入れて、ビスの先端等
でけがをしたりするという問題がある。
そこで、製品内への異物の侵入を防止するために、第2
図に示すように外装壁11を断面コ字形に絞り加工し、
その絞り部頂点に取付部材13をビス14で取着したり
、第3図に示すように外装壁21の内面にブラケット2
6をスポット溶接により固着し、このブラケット26に
取付部材(図示せず)を取着するようにしたもの等が考
えられている。
しかし、第2図に示すものは、絞り形状の性質上、ビス
14の先端が指で触れることができる状態で外側に露出
するため上述したような危険性を有しているという欠点
があり、また第3図に示すものはスポット溶接するため
製作工数がアップしコスト高になるという欠点がある。
この考案はこのような事情に着目してなされたもので、
ビス等が外装壁から突出しないのは勿論であり、しかも
、製作が容易で、かつその取付個所に於て、外装壁内に
異物が侵入したり、指等を入れてけがをするというよう
な心配が全くない外装壁への部材取付構造を提供するも
のである。
以下この考案の一実施例を第4図、第5図を参照して説
明する。
筐体を構成する外装壁41には透孔45を残して切起し
た切起し片42を設け、この切起し片42に取付部材4
3を取付けるようにしている。
尚この取付部材43は本体の先端に上記透孔45を閉塞
片47を一体に形威している。
上記外装壁41は、たとえば外装シャーシ等、製品の表
面に露出する壁であり、その所要個所に、打抜きおよび
折曲げ加工等により上記切起し片42を内面側に切り起
したものである。
この切起し片42は鉤形のもので、その先端部にビス孔
42aを穿設している。
また、上記取付部材43は、帯板状のもので、その先端
を直角に屈曲させることにより上記閉塞片47を形威し
ている。
またこの取付部材43の胴部に取付片48を上記閉塞片
47と平行に設けている。
この取付片48は、上記取付部材43の本体を切り起す
ことによって形威されたものであり、49は、その切り
起し後に残った透孔である。
そして、この取付部材43の透孔49に上記切起し片4
2の先端部を挿通させ、この切起し片42と上記取付片
48とを重合させたときに、上記閉塞片47が外装壁4
1の内面に密着しこの外装壁41の透孔45を閉塞する
ようになっている。
そして、上記のように重合した切起し片42と上記取付
片48とをビス44により締付けることにより上記取付
部材43が上記外装壁41の内側に固定されるようにな
っている。
このような構成のものであれば、外装壁と取付部材とを
固定するためのビス等が外装壁から突出しないのは勿論
であり、しかも外装壁41の切起し片42や取付部材4
3の閉塞片47あるいは取付片48は、すべて単なる打
抜きや折曲げ加工等によって形成することができるので
製作がきわめて簡単であり、さらに外装壁41の切り起
し部に残る透孔45は上記閉塞片47によって完全に閉
塞されるため、外装壁内に異物が侵入したり、指等をあ
やまって挿入して、取付用ビスの先端でけがをしたりす
るような不都合が全くなく、また製品表面の見栄えも一
段と向上するという利点がある。
なお、切起し片および取付部材の形状あるいは構造は前
記のものに限らず他のものでもよいのは勿論であり、た
とえば、第6図、第7図に示すように、外装壁51に切
起し片52を斜めに切り起し、取付部材53をその先端
を上記切起し片52の切起し角度に対応した角度に屈曲
させて閉塞片57を形威し、かつその屈曲部に切起し片
押通孔59を穿設したものであっても同様の効果が得ら
れるものである。
尚図中55は上記切起し片52切起し後に残った透孔、
54はこの透孔55を上記閉塞片57に閉塞させた状態
で、上記切起し片52と上記取付部材53とを締付固定
するビスである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は従来の外装壁への部材取付装
置を説明するための説明図、第4図はこの考案の外装壁
への部材取付装置の一実施例を示す斜視図、第5図は同
実施例を示す側断面図、第6図はこの考案の他の実施例
を示す斜視図、第7図は同実施例を示す側断面図である
。 41.51・・・外装壁、42.52・・・切起し片、
43.53・・・取付部材、45.55・・・透孔、4
7.57・・・閉塞片、48・・・取付片、59・・・
切起し片押通孔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)筐体の外装壁の一部が内方向に切起されることに
    よって前記外装壁に透孔を生じさせた切起し片と、この
    切起し片に取付けられる所要の取付部材とを具備した外
    装壁への部材取付構造において、前記取付部材は折曲部
    を形成されており、こげによって前記透孔に対応する部
    分と前記切起し片に対応する部分とを有し、前記透孔に
    対応する部分は前記透孔全体を閉じる程度の閉塞部とし
    て形成され、前記切起し片に対応する部分は前記切起し
    片に固定するための取付片として形成されたことを特徴
    とする外装壁への部材取付構造。
  2. (2)前記切起し片は前記透孔の開口面に対して斜めに
    切起されており、前記取付部材は前記折曲部に前記切起
    し片を挿入できる挿通孔を形成されたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の外装壁への部材取
    付構造。
JP1977074413U 1977-06-07 1977-06-07 外装壁への部材取付構造 Expired JPS601285Y2 (ja)

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JP1977074413U JPS601285Y2 (ja) 1977-06-07 1977-06-07 外装壁への部材取付構造

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JP1977074413U JPS601285Y2 (ja) 1977-06-07 1977-06-07 外装壁への部材取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS541778U JPS541778U (ja) 1979-01-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5819075Y2 (ja) * 1979-01-18 1983-04-19 立川スプリング株式会社 アツシユトレイ取付装置
JP4540114B2 (ja) * 2005-12-19 2010-09-08 河村電器産業株式会社 キャビネット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5028387U (ja) * 1973-07-06 1975-04-01

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JPS5028387U (ja) * 1973-07-06 1975-04-01

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JPS541778U (ja) 1979-01-08

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