JPS60127801A

JPS60127801A - ヘリカルフイルタ

Info

Publication number: JPS60127801A
Application number: JP23663783A
Authority: JP
Inventors: Tsuneji Fuji; 富士　常治; Masakatsu Tsumura; 津村　正克
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1983-12-15
Filing date: 1983-12-15
Publication date: 1985-07-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、映像中間周波フスルタやＶＨＦ。

ＵＨＦフスルタとして使用されるヘリカルフィルタに関
するものである。

従来例の構成とその問題点従来におけるこの種のヘリカルフィルタは、第１図、第
２図に示すようにポリウレタン皮膜銅線等の絶縁皮膜導
線をプラスチラフなどの絶縁物よりなる円筒状ボビン１
に螺旋状に巻回して構成したへリカルコイル２．２’、
２“をコンパウンド等の線止め剤３によ−て固定すると
ともに、端子板４上に立設し、＠記ヘリカルコイル２．
２’。

２“の巻線の一端５は、円筒状ボビン１の上部にて切断
して開放端とし、他端６は、端子板４の下面に植設され
た端子７に接続し、接地されている。

そして、前記ヘリカルコイル２．２’、２“は・コイル
間の結合を制御する結合窓８とじやへい飯９を有するア
ルミニウムなどの金属製のシールドケース１０内に収納
されて構成されていた。また両端のヘリカルコイル２，
２“の円筒状ボビン１には、前記ヘリカルコイル２．２
“と誘導結合して信号の印加と取り出しを行う入出力コ
イル１１゜１１“が設けられている。

ところで、このヘリカルフィルタは、へすカルコイル２
．２’、２“を線止め剤３で固定した上でヘリカルコイ
ル２．２’、２“の一端５を線止め剤３の端で切断する
必要があるが、線止め剤３の竜によシ、切断箇所が異な
り、それによってへリカルコイル２．２’、２“の長さ
に長短が生じて・特性のばらつきが発生したり、切断時
にへリカルコイル２．２’、２“の一端５を引張りすぎ
たり、端子７への配線時に配線リードを引張りすぎたり
、また、経時変化による線止め剤３の腐食によって、前
記線止め剤３がはずれて、へリカルコイル２．２’、２
“がばらけてしまい、特性が安定せず・品質的にも問題
があ−た。更に、巻線後向布する線止め剤３が固まるの
に時間を要し、その間に巻線状態が変化し生産しにくい
という欠点もあ−た。

発明の目的本発明はこのような従来の欠点を除去するもので一特性
が安定し、しかも、信頼性が高いへす力ルフノルタを提
供することを目的とする。

発明の構成この目的を達成するために本発明は、複数個の鍔を有し
、かつ端子板を有するボビンに移層分割巻線し、その巻
線の一端は・前記ボビンの端子板下面に植設された端子
に接続して接地するとともに、他端は、前記ボビンの鍔
の周縁に設けた突起部に巻回して開放端としたヘリカル
コイルを形成シ、コのへすカルコイル、を結合窓を有す
るシールドケース内に収納して構成したものである。

この構成によって、複数個の鍔を有するボビンに移層分
割巻線し、その巻線の一端は端子板に植設された端子へ
接続され、他端は、ボビンの鍔の周縁に設けた突起部に
巻回されているため・コンパウンド等の線止め剤が不要
となるので、４？性が安定するとともに１巻線、配線等
の自動化が行え工数低減を図ることができる。

実施例の説明以下・本発明の一実施例を第３区〜第６図により説明す
る。

第３図は本発明の一実施例によるへリヵルフィルタの概
略断面図であり、第４図はコイルボビンの斜視図、第６
図はコイルボビンにおける開放端リード線の巻付は状態
を示す要部斜視■を示す。

図において、２１はプラスチックなどの絶縁物で成型さ
れた複数個の鍔２２を有するとともに端子板２３を備え
たボビンで、このプラスチック製のボビン２１には、ポ
リウレタン皮膜銅線等の絶縁皮膜導線が鍔２２ごとに移
層しながら分割巻線され、その巻線の一端２４は、前記
ボビン２１の端子板２３の下面に植設された端子２５に
接続し、接地されている。また、前記ボビン２１は第４
図に示すように円筒体２６に円板状の鍔２２が一定間隔
ごとに多数形成され、上記鍔２２には相対する側に巻線
移層と配線するだめのスリット２６が設けられ、このス
リ？）２６と直交する鍔２２の周縁部には、四部２７を
有する突起部２８が設けられている。この突起部２８の
凹部２７に前記巻線の他端２９を・第６図に示すように
、数回巻回し切断して開放端となして、へリカルコイル
３０゜３０’、３０“を形成している。

また・３１はアルミニウムなどからなる金属製のシール
ドケースで、ヘリカルコイル３０．３０’。

３ｏ“の結合を制御する結合窓３１としやへい叛３２を
有しており、このシールドケース３１内に前記へリカル
コイＡ／３０．３０’、３０“ハ収納されている。更に
両端のヘリカルコイル３０．３０“の巻回されたボビン
２１の一部にヘリカルコイル３０．３０“と誘導結合し
て信号の印加を取り出しを行う入力コイル３３、出力コ
イル３３′が設けられている。

比較的線径の太い導線を使用することにょシ。

前記ボビン２１の凹部２７に巻回しても、はどけること
なぐ線を固着できる。このように構成することにより、
ヘリカルコイに３０．３０’、３０“は１／４波長に共
振し、従来のへりカルフィルタと同一の特性を得ること
ができる。

以上のように本実施例によれば、へりカルコイル３０．
３０’、３０“の開放端をボビン２１の凹部２７で確実
に固着できるし、移層分割巻線により巻線のばらけもな
いため、線止め剤が不要となって、特性が安定するとと
もに１品質面と信頼性面での向上も因れる。

また・同調周波数は、ボビン２１の凹部２７に巻回する
巻付は回数にょシヘリヵルコイル３０゜３０’・３○“
の長さが微調でき、それによって最適設計を行うことが
できる。特にＵ’ＨＦ帯のフィルタとして有効である。

凹部２７を本実施例のように２個所とすることもできる
し、片側だけとすることもできる。また凹部２７に巻線
を巻回、切断後突起部２８を熱融着し固着して信頼性を
一層高める方法もある。この場合は線径の細い導線に適
する。

発明の効果以上のように本発明のへリカルフィルタによれば、複数
個の鍔を有するボビンに移層分別巻線しているために、
従来のように巻線間隔のばらつきによる特性ばらつきも
なく安全で、温度特性や耐湿特性に悪影響をおよぼすコ
ンパウンドなどの線止め剤が不要になるほど特性の安全
化と品質面。

信頼性面の大幅な向上が図れ、生産性も良いという効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のヘリ力ルフλルタの断面図、第２図は同
へすカルフィルタに用いるへリカルコイルの正面図、第
３図は本発明のへす力ルフノルタの一実施例を示す断面
図・第４図は本発明におけるコイルボビンの斜視図、第
６図は本発明におけるコイルボビンにおける開放端リー
ド線の巻付は状態を示す要部斜視図である。２１・・・・・・ボビン、２２・・・・・・鍔、２３・
・・・・・端子板２４・・・・・・巻線の一端、２５・
・・・・・端子、２６・・・・・・スリット、２７・・
・・・・凹部、２８・・・・・・突起部、２９・・・・
・・巻線の他端−，３０ｊ３０’、３０“・・・・・・
ヘリカルコイル、３１・・・・・・結合窓、３２・・・
・・・しやへい板、３３・・・・・・入力コイル、３３
′・・・・・・出力コイル。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名。第　１　図第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

複数個の鍔を有し、かつ端子板を有するボビンに移層分
別巻線し、その巻線の一端は、前記ボビンの端子版下面
に植設された端子に接続して接地するとともに、他端は
、前記ボビンの鍔の周縁に設けた突起部に巻回して開放
端としたへリカルコイルを作成し・このへリカルコイル
を結合窓を有するシールドケース内に収納してなるー＼
リカルフィ　ル　タ　。