JPS601276Y2 - 圧縮機用クランクケースヒータの制御装置 - Google Patents

圧縮機用クランクケースヒータの制御装置

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JPS601276Y2
JPS601276Y2 JP1977060710U JP6071077U JPS601276Y2 JP S601276 Y2 JPS601276 Y2 JP S601276Y2 JP 1977060710 U JP1977060710 U JP 1977060710U JP 6071077 U JP6071077 U JP 6071077U JP S601276 Y2 JPS601276 Y2 JP S601276Y2
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JP
Japan
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compressor
heater
temperature
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body casing
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JP1977060710U
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JPS53153511U (ja
Inventor
勝正 畑本
哲夫 田口
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ダイキン工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷凍装置に用いる圧縮機用クランクケースヒー
タの制御装置、詳しくは圧縮機の本体ケーシングに圧縮
機用クランクケースヒータを設けて、このヒータにより
圧縮機内に貯溜する潤滑油の温度を所定温度以上に制御
して冷凍装置内部の冷媒が潤滑油中に溶解することを確
実に防止するごとくした圧縮機用クランクケースヒータ
の制御装置に関するもので、目的とする所は簡単な制御
機構で前記喚−夕における消費電力量が少なく且つ該ヒ
ータの寿命を長くしうる経済的に有利な圧縮機用クラン
クケースヒータの制御装置を提供する点にある。
一般に圧縮機にはその回転部分の回転を円滑にするため
潤滑油が用いられているが、特に冬季など温度が低いと
潤滑油中に冷媒が多量に溶解し、圧縮機の起動時フォー
ミングを生ずる原因となる、そのため従来圧縮機の本体
ケーシングにヒータを設は該ケーシングを介して潤滑油
を加熱し潤滑油中に冷媒が溶解することを防止している
のである。
しかして従来此種圧縮機用クランクケースヒータを制御
するには、一般に圧縮機の運転スイッチを電磁開閉器の
コイルと直列に接続すると共に、該電磁開閉器の常閉接
点をこの圧縮機用クランクケースヒータと直列に又常開
接点を圧縮機の電動機と直列にそれぞれ接続するごとく
制御回路を形成して、電磁開閉器のコイルが消磁され圧
縮機が停止した時圧縮機用クランクケースヒータに所定
電圧を印加し潤滑油を加熱するごとく威していたのであ
る。
所が圧縮機用クランクケースヒータを以上のごとく制御
すると、圧縮機内に貯溜されている潤滑油の温度が適正
な油温範囲に達している場合であっても、圧縮機が停止
されている時は必らずヒータに連続通電され潤滑油は必
要環上に加熱され無駄に電力を消費することとなる問題
があるばかりか、斯くのごとく圧縮機用クランクケース
ヒータに対し圧縮機の運転時を除き不必要に連続して通
電することにより、ヒータの寿命が短かくなる問題があ
った。
そこで本考案は以上のような欠点に鑑み考案したもので
、圧縮機の本体ケーシングに設けるクランクケースヒー
タを、サーモスタットにより制御する如く電気回路を構
成し、このサーモスタットの感温部を、前記圧縮機の運
転により温度が上昇する箇所で、かつ前記圧縮機が停止
中前記圧縮機の周囲空気温度を検出できる箇所に取付け
、前記ヒータを、前記圧縮機が停止中であって前記圧縮
機の周囲空気温度の低下により作動させ、かつ圧縮機の
運転により作動を停止するごとく威したことにより、潤
滑油を簡単な制御機構で無駄に加熱することなく確実に
適宜温度迄昇温でき、従って冷媒が潤滑油に溶解するこ
とを確実に防止でき、しかも最小の消費電力により確実
に行なえ、且っヒータの寿命を長くすることのできる経
済的に有利な圧縮機用クランクケースヒータの制御装置
を提供できるのである。
以下本考案装置の実施例を図面に基づいて説明する。
図面において1は圧縮機で、本体ケーシング11内に上
方から順に圧縮機電動機12、圧縮要素13及び潤滑油
槽14が連設され、前記密閉容器11の下方に吸入管1
5、上方&と吐出管16と前記電動機12のリード線1
7を引き出すターミナル部18とが設けられると共に、
:前記潤滑油槽14の外周を囲む本体ケーシング11の
下方部外周クランクケースヒータ2が設けられているの
である。
又3は凝縮器で、該凝縮器3め入口には前記圧縮機1の
吐出管16から高圧ガス管4が連結されると共に、:該
凝縮器3の出口から高圧液管5が膨張機構6□迄連結さ
れ、更にこの膨張機構6から蒸発器7を経て前記圧縮機
1の吸太管15迄冷媒配管8が連結されているのであり
、以上の如く冷凍装置は構成されている。
そして第2図に示すごとく運転スイッチSと負荷を検知
して圧縮機1を発停するサーモTCと電磁開閉器M、S
との直列回路及び該電磁開閉器MSの・常開接点MSa
と前記圧縮機電動機12との直列回路がそれそ“れ所定
電源に接続され、運転スイッチSの投入により電磁開閉
器MS75(励磁され接点MSaが閉路・し圧縮機電動
機12が駆動されて、吸入管15から吸入される低圧ガ
ス冷媒は圧縮要素13により所定の高温高圧状態に圧縮
され吐出管16から吐出されるのである。
そしてこの吐出管16から吐出された高温高圧のガス冷
媒に高圧ガス管4を通り凝縮器3に導入され凝縮され高
圧液冷媒となる。
この高圧液冷媒は高圧液管5を通り膨張機構6に導入さ
れ該膨張機構6により減圧膨張されて低温低圧の液冷媒
となって蒸発器7に導入される。
この液冷媒は蒸発器7で蒸発し低圧ガス冷媒となって再
び前記圧縮機1の吸入管15に吸入されるのである。
従って前記圧縮機1の圧縮要素13によって圧縮される
高温高圧のガス又は液冷媒に触れる部分、例えば本体ケ
ーシング11の上部、吐出管16、ターミナル部18、
凝縮器3、膨張機構6まで液管5などは圧縮機1の運転
中は高温となり又停止中はほぼ圧縮機1の周囲空気温度
になるのである。
しかして前記圧縮機1の本体ケーシング11に設ける圧
縮機用クランクケースヒータ2をサーモスタット9の切
換接点9aと直列に接続して所定電源に接続することに
より該ヒータ2の制御すると共にこのサーモスタット9
の感温部9bを前記ヒータ2の温度の影響を受けない箇
所で圧縮機1の運転により温度が上昇する箇所でしかも
圧縮機1が停止中、該圧縮機1の周囲空気温度を検出で
きる箇所即ち吐出管15のケーシング11から突出した
基部に取付け、前記ヒータ2を圧縮機1の停止中であっ
て圧縮機1の周囲空気温度の低下により作動させ、かつ
圧縮機1の運転により作動を停止するごとく構成したも
のである。
更に詳記すると、前記運転スイッチSを投入し電磁開閉
器MSを励磁し圧縮機電動機12を駆動することにより
、圧縮機1を運転している時は潤滑油は摩擦部分の潤滑
及び冷却を行なうことにより潤滑油自身は加熱されて冷
媒が潤滑油に溶解することのない温度に保持されるので
ある。
しかして圧縮機1がサーモTCの働きにより停止される
と特に冬期においては槽14内の潤滑油はケーシング1
1の周囲空気により、該ケーシング11、槽14を介し
て冷却されることとなるのである。
そこで前記サーモスタット9の作動設定温度を、槽14
内の潤滑油に冷媒が許容限度溶解する所定温度例えば1
3°Cと威しておくことにより感熱部9bの温度が該1
3°C迄冷却されると切換接点9aが確実に閉路しヒー
タ2により潤滑油の温度が所定温度以下となることを未
然に防止し、ヒータ2により前記所定温度以上に加熱さ
れるのであり、そして再びサーモTcの働きにより圧縮
機1が運転されてもフォーミングを生ずることを確実に
防止できるのである。
尚このサーモスタット9は前記設定温度例えば13℃よ
り高温側に他の設定温度例えば23°Cが設けられてい
て、感熱部9bがこの温度23°Cに達すると切換点9
aを開路してヒータ2への通電を止め、該ヒータ2に対
する通電、遮断の繰り返しにより油温を効果的に所要範
囲にするのである。
しかして以上の説明ではサーモスタット9の感温部9b
はケーシング11から外方に突出する吐出管16の突出
基部に取付けるごとく威したが、圧縮機1の運転により
温度が上昇する箇所でヒータ2の影響を受けずしかも外
気温度が検出できる箇所であればどこに取付けてもよく
、例えばケーシング11の上面、ターミナル部18、凝
縮器3かe膨張機構6に至る液管5などに取付けうるの
である。
又以上説明した冷凍装置は四路切換弁を用いた可逆サイ
クル式冷凍装置であってもよい。
この場合図示していないがサーモスタットの感熱部を、
圧縮機ケーシングにおける前記場合と同じような場所、
あるいは圧縮機から四路切換弁に至る配管路、更には正
逆両サイクルとも高圧液冷媒が流通する部分に取付ける
ごとく威すことにより、ヒータ2を制御して圧縮機1の
槽14内における潤滑油中に冷媒が溶解することを確実
に防止することができるのである。
圧縮機電動機と圧縮要素とを上下方向に連設腰これらを
、内部が吐出ガス雰囲気中とされた高圧ドーム形本体ケ
ーシング内に配設して圧縮機を構成する一方、前記本体
ケーシング内底部に設けた潤滑油槽の外周にクランクケ
ースヒータを設け、このクランクケースヒータと温度上
昇により開路し温度低下により閉路するサーモスタット
との直列回路を、前記圧縮機電動機の発停制御回路と並
列に接続し、前記サーモスタットの感温部を前記本体ケ
ーシングの上部外面又は前記本体ケーシングに接続した
吐出ガス管の外面に取り付けたことにより、潤滑油をヒ
ータにより必要なだけ、つまり、圧縮機運転停止時で、
しかも圧縮機周囲の空気温度が適正潤滑油温より低下し
た時のみに、加熱して圧縮機を起動した時のフォーミン
グを解消できるのであり、しかも、一つのサーモスタッ
トにより、前記ヒータの前記した発停が行なえるので、
前記した従来装置と比較して簡単な制御機構で前記ヒー
タの発停制御が行なえ、しかも必要な時にのみ前記ヒー
タを加熱するから消費電力量が少く且つ該ヒータの寿命
を長くしうる経済的に有利な装置を提供できるのである
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す冷媒配管系統図、第2図
は電気回路図である。 1・・・・・・圧縮機、11・・・・・・本体ケーシン
グ、2・・・・・・ヒータ、9・・・・・・サーモスタ
ット、9b・・・・・・感温部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機電動機12と圧縮要素13とを上下方向に連設し
    、これら12.13を、内部が吐出ガス雰囲気中とされ
    た高圧ドーム形本体ケーシング11内に配設して圧縮機
    1を構成する一方、前記本体ケーシング11内底部に設
    けた潤滑油槽14の外周にクランクケースヒータ2を設
    け、このクランクケースヒータ2と温度上昇により開路
    し温度低下により閉路するサーモスタット9との直列回
    路を、前記圧縮機電動機12の発停制御回路と並列に接
    続し、前記サーモスタット9の感温部9bを前記本体ケ
    、−シング11の上部外面又は前記本体ケーシング11
    に接続した吐出ガス管16,4の外面に取り付けたこと
    を特徴とする圧縮機用クランフケニスヒータの制御装置
JP1977060710U 1977-05-10 1977-05-10 圧縮機用クランクケースヒータの制御装置 Expired JPS601276Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS53153511U JPS53153511U (ja) 1978-12-02
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS477962U (ja) * 1971-02-16 1972-09-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5329239Y2 (ja) * 1973-07-25 1978-07-22

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JPS477962U (ja) * 1971-02-16 1972-09-29

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