JPS60127202A - Ca−Νa−A,Νa−Xを使ったΝ↓2吸着塔による酸素製造方法 - Google Patents
Ca−Νa−A,Νa−Xを使ったΝ↓2吸着塔による酸素製造方法Info
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- JPS60127202A JPS60127202A JP58232348A JP23234883A JPS60127202A JP S60127202 A JPS60127202 A JP S60127202A JP 58232348 A JP58232348 A JP 58232348A JP 23234883 A JP23234883 A JP 23234883A JP S60127202 A JPS60127202 A JP S60127202A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は空気等の0□、N2を主成分とする混合気体よ
り選択的にN2を吸着するN2吸着剤を使用しての02
.N2を主成分とする混合気体より0゜。
り選択的にN2を吸着するN2吸着剤を使用しての02
.N2を主成分とする混合気体より0゜。
N2を分離する方法に関するものである。
N2吸着剤を利用した空気からの02. N2吸着分離
法は、装置が小型簡易であり、又無人運転に近い殆ど保
守を必要としない利点をもつ為+02製造量10〜a、
o o o Nm−0、/h程度の中小型装置として近
年使用例が増えてきており、深冷分離装置で作られる液
体酸素を輸送して使用するケースについての代替が進行
している。
法は、装置が小型簡易であり、又無人運転に近い殆ど保
守を必要としない利点をもつ為+02製造量10〜a、
o o o Nm−0、/h程度の中小型装置として近
年使用例が増えてきており、深冷分離装置で作られる液
体酸素を輸送して使用するケースについての代替が進行
している。
この装置の代表的なものの概要を述べると。
装置は空気圧縮機、及び2塔又はそれ以上のN2吸着塔
、又場合によっては真空ポンプ等から構成される。この
装置において、1塔に圧縮空気を送ると、充填されたN
2吸着剤により空気中のN2は吸着除去されて、残る高
圧o2は吸着塔の後方に流出し回収される。一方、他塔
では吸着したN2を減圧条件で放出させ(時として製品
o2の一部を向流で流すとか、真空ポンプで強力にN2
を除去する方法もとられる)再生する。これを交互にく
り返して連続的に02.N2を分離する。
、又場合によっては真空ポンプ等から構成される。この
装置において、1塔に圧縮空気を送ると、充填されたN
2吸着剤により空気中のN2は吸着除去されて、残る高
圧o2は吸着塔の後方に流出し回収される。一方、他塔
では吸着したN2を減圧条件で放出させ(時として製品
o2の一部を向流で流すとか、真空ポンプで強力にN2
を除去する方法もとられる)再生する。これを交互にく
り返して連続的に02.N2を分離する。
上記の吸着塔に充填していたN2吸着剤の代表的ナモの
は、ユニオンカーバイト社により実用化されたNa−A
型ゼオライトの60〜70%Ca交換体であり、0゜、
N22成分混合ガスからN2を選択的に吸着するもので
あって、空気条件下での()2の具眼着はN2吸着の1
0%以下と推定される。
は、ユニオンカーバイト社により実用化されたNa−A
型ゼオライトの60〜70%Ca交換体であり、0゜、
N22成分混合ガスからN2を選択的に吸着するもので
あって、空気条件下での()2の具眼着はN2吸着の1
0%以下と推定される。
この吸着によるO2 + N2分離装置は中小型領域で
有利と前述したが、1NrrIの02を製造するのに0
75〜1Kwhを必要とし、大容量深冷分離法で製造さ
れる0□の0.45 K whに比し消費電力は大きい
。又装置容喰の増大に対するスケールメリットが少<、
8,00ONnf−0゜/h以−卜の領域では深冷分
離法に競合できないといわれている。
有利と前述したが、1NrrIの02を製造するのに0
75〜1Kwhを必要とし、大容量深冷分離法で製造さ
れる0□の0.45 K whに比し消費電力は大きい
。又装置容喰の増大に対するスケールメリットが少<、
8,00ONnf−0゜/h以−卜の領域では深冷分
離法に競合できないといわれている。
従って、これら欠点についての改善方法が種々考えられ
るが1本発明に関連して改善方法を述べると以下のよう
な障害が通常出現する。
るが1本発明に関連して改善方法を述べると以下のよう
な障害が通常出現する。
先ず、消費電力の低減については、送風印肉を低くして
低圧て吸着操作を行なう事が考えられるが、N2吸着量
が圧力にほぼ比例して低下する為、装置の容量が極めて
増大する。次に、吸着量の増大を図る為に、低温条件で
吸着操作を行なう事が考えられるが、この場合はN2吸
着量は増大するものの吸着・脱着速度が著しく低下する
為、同一塔長での製品02濃度が室温時よりもかえって
低下してしまう。又温度の低下に伴ないN2吸着時の0
2共吸着鼠が上列する為、動力原単位が漸次上昇する。
低圧て吸着操作を行なう事が考えられるが、N2吸着量
が圧力にほぼ比例して低下する為、装置の容量が極めて
増大する。次に、吸着量の増大を図る為に、低温条件で
吸着操作を行なう事が考えられるが、この場合はN2吸
着量は増大するものの吸着・脱着速度が著しく低下する
為、同一塔長での製品02濃度が室温時よりもかえって
低下してしまう。又温度の低下に伴ないN2吸着時の0
2共吸着鼠が上列する為、動力原単位が漸次上昇する。
そこで本発明者は、上記欠点を改善した低温を1′t−
低圧吸着条件下での高性能な02.N2の分臨方法につ
き鋭童研究、実験を進める過程で、低温・低圧領域てN
2吸着時の()2具眼着計が著しく」上昇する(N2選
択性が低ドする)為、全く実用に供し得ないと思われた
Da−Na−A型ゼオライト(以下0a N aAと記
す)も、詳細に調へると少くとも50%を超えない02
a度領域では、特願昭58−54626に示されたNa
−X型ゼオライ+・(以下Na−Xと記す)とほぼ同程
度のN2選択性を維持したまま+N2吸着量に於いて1
8〜20%大きい事を見出した。すなわち本発明は室温
以下の温度下で、酸素及び窒素を主成分とする混合気体
を大気圧以上8 ata以下で、 N2吸着塔に流入さ
せて該混合気体に含まれる窒素を選択的に吸着せしめ、
該吸着塔出口から高純度酸素又は酸素富化ガスを流出さ
せ、一方窒素を吸着した吸着塔を0.05 al、8以
上0.5m+、a以下に減圧せしめて再生する低温、低
圧条件下での混合気体からの窒素の吸着分離において、
塔内O2濃度が50%を超えない吸着塔の吸着工程にお
ける上流側に0a−Na−Aを充填し、吸着塔の下流側
にNa−Xを充填する事により、吸着塔全体としては、
より大きなN2吸着量と、従来とほぼ変らないN2選択
性を維持したN2吸着塔による混合気体からの02製造
方法を提案するものである。
き鋭童研究、実験を進める過程で、低温・低圧領域てN
2吸着時の()2具眼着計が著しく」上昇する(N2選
択性が低ドする)為、全く実用に供し得ないと思われた
Da−Na−A型ゼオライト(以下0a N aAと記
す)も、詳細に調へると少くとも50%を超えない02
a度領域では、特願昭58−54626に示されたNa
−X型ゼオライ+・(以下Na−Xと記す)とほぼ同程
度のN2選択性を維持したまま+N2吸着量に於いて1
8〜20%大きい事を見出した。すなわち本発明は室温
以下の温度下で、酸素及び窒素を主成分とする混合気体
を大気圧以上8 ata以下で、 N2吸着塔に流入さ
せて該混合気体に含まれる窒素を選択的に吸着せしめ、
該吸着塔出口から高純度酸素又は酸素富化ガスを流出さ
せ、一方窒素を吸着した吸着塔を0.05 al、8以
上0.5m+、a以下に減圧せしめて再生する低温、低
圧条件下での混合気体からの窒素の吸着分離において、
塔内O2濃度が50%を超えない吸着塔の吸着工程にお
ける上流側に0a−Na−Aを充填し、吸着塔の下流側
にNa−Xを充填する事により、吸着塔全体としては、
より大きなN2吸着量と、従来とほぼ変らないN2選択
性を維持したN2吸着塔による混合気体からの02製造
方法を提案するものである。
以下本発明の方法について実施例により詳細に説明する
。
。
実施例
本発明の有効性を実証する為第1図に示す空気分離装置
で空気からのN2吸着剤による0゜、N2分離を試みた
。
で空気からのN2吸着剤による0゜、N2分離を試みた
。
以下第1図に基づいて実施した内容を説明する。
入口側ライン1を通じて圧縮機2で1,05〜3ata
に加圧された空気は、流路3から脱湿脱CO2塔4に入
り、極めて清浄な加圧空気となる。
に加圧された空気は、流路3から脱湿脱CO2塔4に入
り、極めて清浄な加圧空気となる。
流路8′の後流に設置されたパルプ5は開となっており
、清浄な加圧空気は流路6及び開状態のパルグアを通じ
て吸着塔8に入る。吸着塔8に入った加圧空気はN2吸
着剤9でN2が吸着除去されて後方に行くに従がい02
?!4度が上昇する。この後加圧空気は開状態のパルプ
10.11.12及びパルプ11.12の間に挿入され
た製品02タンク13を通じて製品O2として回収され
る。一方、製品02の一部は流路14の途中にある減圧
弁15で減圧おり、この為吸着塔8′は空気流れと反対
方向に製品O2の一部が負圧状態で流れ、吸着塔8′中
の吸着剤9′に吸着されていたN2は容易に離脱され吸
着剤9′は短時間で再生される。一般的には。
、清浄な加圧空気は流路6及び開状態のパルグアを通じ
て吸着塔8に入る。吸着塔8に入った加圧空気はN2吸
着剤9でN2が吸着除去されて後方に行くに従がい02
?!4度が上昇する。この後加圧空気は開状態のパルプ
10.11.12及びパルプ11.12の間に挿入され
た製品02タンク13を通じて製品O2として回収され
る。一方、製品02の一部は流路14の途中にある減圧
弁15で減圧おり、この為吸着塔8′は空気流れと反対
方向に製品O2の一部が負圧状態で流れ、吸着塔8′中
の吸着剤9′に吸着されていたN2は容易に離脱され吸
着剤9′は短時間で再生される。一般的には。
製品0゜パージライン14減圧弁15は圧力スイングで
法では必須条件gあるとなっているが、(例えば特公昭
51−82600に減圧条件と生成物パージングの条件
PlF比についての記載がある。)Na−Xを充填した
場合や0□濃度が50%を超えない吸着塔の吸着工程に
おける上流側にDa NaAを充填し、50%を超える
下流側にNa −Xを充填した場合には、製品02パー
ジライン14及び減圧弁15による製品O2再循環は不
用であり単に減圧だけでも再生は可能となる。吸着塔8
のN2吸着剤9が飽和し、一方吸着塔8′のN2吸着剤
9′からN2が離脱して再生が済むと、入口空気の流路
6を6′に切り換え、今迄述べた方法を交互に行なうと
製品O2が連続的に回収できる。なお、入口の清浄な加
圧空気のライン8′と離脱N2を主成分とするガスライ
ン17の間は熱交換器19で、熱交換可能となっており
、製品02ライン21と流路3′との間も又熱交換器2
2て熱交換可能となっている。
51−82600に減圧条件と生成物パージングの条件
PlF比についての記載がある。)Na−Xを充填した
場合や0□濃度が50%を超えない吸着塔の吸着工程に
おける上流側にDa NaAを充填し、50%を超える
下流側にNa −Xを充填した場合には、製品02パー
ジライン14及び減圧弁15による製品O2再循環は不
用であり単に減圧だけでも再生は可能となる。吸着塔8
のN2吸着剤9が飽和し、一方吸着塔8′のN2吸着剤
9′からN2が離脱して再生が済むと、入口空気の流路
6を6′に切り換え、今迄述べた方法を交互に行なうと
製品O2が連続的に回収できる。なお、入口の清浄な加
圧空気のライン8′と離脱N2を主成分とするガスライ
ン17の間は熱交換器19で、熱交換可能となっており
、製品02ライン21と流路3′との間も又熱交換器2
2て熱交換可能となっている。
又流路8/Lこは圧縮式冷凍機20が設置されている為
、極めて能率的に吸着塔8及び8′は冷却され低1品乗
件lこ設定される。なお、吸着塔の切り換えにあたって
は、単純に流路6から6′へ(又はその逆)切り換える
だけでなく、切り換え直後の昇圧に伴なう入口空気の吹
きぬけを防ぎかっ。
、極めて能率的に吸着塔8及び8′は冷却され低1品乗
件lこ設定される。なお、吸着塔の切り換えにあたって
は、単純に流路6から6′へ(又はその逆)切り換える
だけでなく、切り換え直後の昇圧に伴なう入口空気の吹
きぬけを防ぎかっ。
吸着塔の後方に残存する02及U・前方の加圧空気の系
外への放出を最小にする為、先ず、パルプ10、15.
10’を全開にして吸庸直後の吸着塔8の後方の残存0
2を再生直後の吸着塔8′に一部移す。
外への放出を最小にする為、先ず、パルプ10、15.
10’を全開にして吸庸直後の吸着塔8の後方の残存0
2を再生直後の吸着塔8′に一部移す。
この時吸着塔8の圧力をl”o(aLIl)+吸着塔8
′の圧(山)となる。この後約−””” (atn)と
なった吸着塔8′はバルブ10’、 11’を開として
製品O2タンク13と吸着塔を均圧化して吸着塔8′を
更に高圧の02で満たす。製品02タンク13との均圧
時の圧力P2(−18)は吸着塔8,8′の死容積(吸
着塔内の吸着剤で占められていない空間の容積)をV+
(/ )、製品O2タンクの容量をV2(1)とし、
均圧前の製品O2タンク1aの圧力をPo(aha)に
ほぼ等しいとすると。
′の圧(山)となる。この後約−””” (atn)と
なった吸着塔8′はバルブ10’、 11’を開として
製品O2タンク13と吸着塔を均圧化して吸着塔8′を
更に高圧の02で満たす。製品02タンク13との均圧
時の圧力P2(−18)は吸着塔8,8′の死容積(吸
着塔内の吸着剤で占められていない空間の容積)をV+
(/ )、製品O2タンクの容量をV2(1)とし、
均圧前の製品O2タンク1aの圧力をPo(aha)に
ほぼ等しいとすると。
均圧化圧力P2(ata)は、概略
となり、単lこ塔を切り換える時のP+(aLa)から
Po(,1,)への急速な昇圧に比べ1以上の操作では
Pl(ata) 、 ”王工(山) 、 P 2 (a
ha) 、 Po (ata)とゆるやかに昇圧する為
、昇圧時の空気の吹き抜けを防止しつつ、脱着工程での
残存02.高圧空気の系外への放出を最小にする様な対
策が可能となっている。
Po(,1,)への急速な昇圧に比べ1以上の操作では
Pl(ata) 、 ”王工(山) 、 P 2 (a
ha) 、 Po (ata)とゆるやかに昇圧する為
、昇圧時の空気の吹き抜けを防止しつつ、脱着工程での
残存02.高圧空気の系外への放出を最小にする様な対
策が可能となっている。
以上の操作方法で第1図に示した空気分離装置で空気分
離を行なった。装置の操作諸元を第1表に示す。
離を行なった。装置の操作諸元を第1表に示す。
第1表 吸着装置諸元
第2表に充填した吸着剤の態様を示す。
第2表 吸着剤の充填の態様
まづ、全ての実施例に先立って+ Oa N a A及
びNa −Xの低温、低圧での吸着特性を把握する為に
、第3表に示すような試験条件で分離特性を調べた。
びNa −Xの低温、低圧での吸着特性を把握する為に
、第3表に示すような試験条件で分離特性を調べた。
第 3 表
操作条件は、吸着塔圧力1.2 ata 、脱着圧力0
2ata吸着塔温度15℃に設定し、他の条件は第1表
と同じである。
2ata吸着塔温度15℃に設定し、他の条件は第1表
と同じである。
この条件で実施した結果を第4表に示す。
第 4 表
以上の結果から発明者等は、Ca−Na−A及びNa
−−X 0”J吐湯、低圧条件での分則特性に極めて高
い02濃度依存性がある事を見出した。即ち。
−−X 0”J吐湯、低圧条件での分則特性に極めて高
い02濃度依存性がある事を見出した。即ち。
■ 少くとも50%前後の02濃度領域迄は、0a−N
a−AとNa−Xの間にN2選択性に大差のない事が、
脱着ガス中の02a度の比較から判る。
a−AとNa−Xの間にN2選択性に大差のない事が、
脱着ガス中の02a度の比較から判る。
■ 少くとも50%前後の02a度領域迄は、■の結果
を考慮すると、 (Ja Na Aの方が、Na−Xよ
りも約20%N2吸着量が大ぎい分だけ吸着塔の設計上
極めて有利となる。
を考慮すると、 (Ja Na Aの方が、Na−Xよ
りも約20%N2吸着量が大ぎい分だけ吸着塔の設計上
極めて有利となる。
■ 50%を超えるo2f14度域では、 Na −X
の方がOa −Na −A lこ比べN2選択性がかな
り高い為。
の方がOa −Na −A lこ比べN2選択性がかな
り高い為。
製品02濃度及び物質収支のいずれでも優れている。
等に要約される。
これを吸着Jhの経済性から考察すると上流側にOa
N a A +下流側にNa−Xを充填する方法の妥当
性が更に付加される。
N a A +下流側にNa−Xを充填する方法の妥当
性が更に付加される。
ここでOa −Na−JへとNa−Xを比較すると。
■ Oa N a Aの方が、汎用性が太き(、Na−
Xに比へて大量に使われている事から量産効果が大きい
。
Xに比へて大量に使われている事から量産効果が大きい
。
■ Oa Na AO方がNa−Xに比べ水熱合成が容
易である 等の事から+ Oa N a AはNa−Xよりも約8
0%程安価に供給されている。
易である 等の事から+ Oa N a AはNa−Xよりも約8
0%程安価に供給されている。
この為、第2表の充填態様を、吸着剤の価格で評価する
とNa −X : 1/2 Ca −Na −A +
1/2Nll−X = 1 : 0.85となる。即ち
、 Na −Xと同等もしくはそれ以上の02回収率、
又は02製造量を1/2 C!a −Na −A +
1/2 Na −X が示したとすれば。
とNa −X : 1/2 Ca −Na −A +
1/2Nll−X = 1 : 0.85となる。即ち
、 Na −Xと同等もしくはそれ以上の02回収率、
又は02製造量を1/2 C!a −Na −A +
1/2 Na −X が示したとすれば。
それだけで吸着剤は15%以上のコスト低減になる事を
意味する。
意味する。
これ等の効果を考慮しつつ、第1表の操作条件及び第2
表の充填態様で空気から02.N2を分離した時の結果
を第2図以下に要約する。
表の充填態様で空気から02.N2を分離した時の結果
を第2図以下に要約する。
以下第2図から逐次02a度が50%を超えない吸着塔
の吸着工程における上流側にOa Na A02濃度が
50%を超える下流側にNa −Xを充填した分離方法
の従来のOa −Na −A単独、又はNa −X単独
での充填方法に対する主たる改善点を説明する。
の吸着工程における上流側にOa Na A02濃度が
50%を超える下流側にNa −Xを充填した分離方法
の従来のOa −Na −A単独、又はNa −X単独
での充填方法に対する主たる改善点を説明する。
第2図は製品02濃度92%、吸着圧力1.2ata。
脱着圧力0.2ata、サイクルタイム4分10秒、温
度25〜−50′Cにおける結果てあり、第2図におい
て横軸は吸着温度、縦軸はSV値を示す。SV値は、9
2%の製品O2を回収する時の、入口空気量(Nm−空
気/11〕を装置全体の吸着塔容量〔耐〕で除したもの
である。
度25〜−50′Cにおける結果てあり、第2図におい
て横軸は吸着温度、縦軸はSV値を示す。SV値は、9
2%の製品O2を回収する時の、入口空気量(Nm−空
気/11〕を装置全体の吸着塔容量〔耐〕で除したもの
である。
図中◎は2本発明のl/20a −Na −A 4−1
/2 Na−Xを用いた場合、○印はNa −X 、
を単独て用いた場合・印はCa −Na −Aを単独で
用いた場合の結果である。
/2 Na−Xを用いた場合、○印はNa −X 、
を単独て用いた場合・印はCa −Na −Aを単独で
用いた場合の結果である。
室温付近では8者とも大差がないが、温度の降下に伴な
い’/20a −Na−A + l/2 Na−Xが他
の2者よりも約20%程度大ぎいSV値を示している。
い’/20a −Na−A + l/2 Na−Xが他
の2者よりも約20%程度大ぎいSV値を示している。
(SV値は、単に空気処理限を示す因子で02回収率、
02製造量と併せた評価が必要であることは言うまでも
ない。) 第8図において、横軸は温度を、縦軸は製品02回収率
を示す。なお製品回収率R(至)は次式で示される。
02製造量と併せた評価が必要であることは言うまでも
ない。) 第8図において、横軸は温度を、縦軸は製品02回収率
を示す。なお製品回収率R(至)は次式で示される。
操作条件は第2図の場合と同じである。また図中の記号
◎、○、・印も第2図と同じ場合を示す。 、 第8図において、温度の低下に伴ないOa Na−Aで
はO2回収率は低下し、 Na −Xでは上昇している
事は、特願昭−58−54626の再確認であるが、こ
こで注目すべきは、1/20a Na A+1/2 N
a −xが、Na−Xと同等もしくは、やや大きなO2
回収率を示している事である。第2図の結果とあわせ考
えると、1/20a −Na A + I/2Na−X
はNa −Xと比べると、NaXとほぼ同等もしくはや
や大きなO2回収率を保ちながら約2゜%程度多量の0
2を同一容量の吸着塔で処理できる事となる。(温度と
しては、著効のでるのは。
◎、○、・印も第2図と同じ場合を示す。 、 第8図において、温度の低下に伴ないOa Na−Aで
はO2回収率は低下し、 Na −Xでは上昇している
事は、特願昭−58−54626の再確認であるが、こ
こで注目すべきは、1/20a Na A+1/2 N
a −xが、Na−Xと同等もしくは、やや大きなO2
回収率を示している事である。第2図の結果とあわせ考
えると、1/20a −Na A + I/2Na−X
はNa −Xと比べると、NaXとほぼ同等もしくはや
や大きなO2回収率を保ちながら約2゜%程度多量の0
2を同一容量の吸着塔で処理できる事となる。(温度と
しては、著効のでるのは。
−30〜+15′Cの範囲である。)
前述の吸着剤価格で経済性を評価するとNa −Xを1
とした場合 Na −X : ]/20a −Na −A + 1/
2Na X = ] : 0.68となり、80%を超
すコスト低減となる。
とした場合 Na −X : ]/20a −Na −A + 1/
2Na X = ] : 0.68となり、80%を超
すコスト低減となる。
次に、吸着圧力による1/20a −Na −A+’/
2Na−Xの特性を調べる為、他の操作条件は第2図〜
第3図の場合と同じくシ、吸着温度は一20℃にして、
吸着圧力のみ1〜6 ata迄昇圧した。
2Na−Xの特性を調べる為、他の操作条件は第2図〜
第3図の場合と同じくシ、吸着温度は一20℃にして、
吸着圧力のみ1〜6 ata迄昇圧した。
第4図において、横軸は吸着圧力、縦軸は製品02回収
率R(至)を示す。図中◎は’/20a −Na −A
→−1/2 Na −Xの場合を示し、○はNa−Xの
場合を示す。第4図から明らかなように8 aha迄は
ほぼ一定の製品02回収率を示すのに、それ以上では低
下する。
率R(至)を示す。図中◎は’/20a −Na −A
→−1/2 Na −Xの場合を示し、○はNa−Xの
場合を示す。第4図から明らかなように8 aha迄は
ほぼ一定の製品02回収率を示すのに、それ以上では低
下する。
これは、圧力の上昇に伴なうN2吸着量の上昇イ(〕
は鈍重するのに対し、O2吸着量の上昇が余り純量しな
い為jこよるN2選択性の低下及び、端内残存空気量の
昇圧による上昇が効いているものと思われる。特性はN
a −Xと余り異ならない。
い為jこよるN2選択性の低下及び、端内残存空気量の
昇圧による上昇が効いているものと思われる。特性はN
a −Xと余り異ならない。
次に、脱着圧力による1/20a Na A +1/2
Na Xの特性を調べる為、他の操作条件は第4図の場
合と同じくシ、吸着圧力は1.211Laにして。
Na Xの特性を調べる為、他の操作条件は第4図の場
合と同じくシ、吸着圧力は1.211Laにして。
脱着圧力のみITorrから0.5aLa迄変化させた
。
。
第5図において横軸は脱着圧力、縦軸は製品02回収率
を示す。又図中の記号は第4図の場合に同じである。
を示す。又図中の記号は第4図の場合に同じである。
第5図から明らかなように、脱着圧力の低下に伴ない製
品02回収率の大巾な上昇がみられる。
品02回収率の大巾な上昇がみられる。
これは、圧力スイング法に於いては、脱着圧力の低下に
対し、 N2吸着量は大きく上昇するが。
対し、 N2吸着量は大きく上昇するが。
O2吸着量はあまり変化しない為、結果的には。
低圧にする程、N2選択性が上昇する為と考えられる。
(これは、第5図のデータを採取する時に脱着ガス量と
そのO2濃度を計測して判明した。
そのO2濃度を計測して判明した。
”720a Na −A + 1/2 Na−Xを用い
た場合の結果の一部を第5表に示す。) 第 5 表 第6図は、第5図の物質収支に基づき、0□製造量t、
o o o Nr+f/h 以上の大容量の装置で1N
rr?の02を製造するのに要する消費電力を計算した
ものである。図中の記号は第5図と同じである。
た場合の結果の一部を第5表に示す。) 第 5 表 第6図は、第5図の物質収支に基づき、0□製造量t、
o o o Nr+f/h 以上の大容量の装置で1N
rr?の02を製造するのに要する消費電力を計算した
ものである。図中の記号は第5図と同じである。
この領域においては、モータ、回転機器間の伝達損失が
無視できる為、入口送風機、脱着用真空ポンプとも効率
は80%を超える。このような動力構成で02を製造す
ると、この領域では0.05〜0.5aLaの領域にお
いて、消費電力が0.6Kwh/Nr+f02を下廻り
、従来の圧力スイング法。
無視できる為、入口送風機、脱着用真空ポンプとも効率
は80%を超える。このような動力構成で02を製造す
ると、この領域では0.05〜0.5aLaの領域にお
いて、消費電力が0.6Kwh/Nr+f02を下廻り
、従来の圧力スイング法。
例えば、吸着剤として(E a N a Aを使用し、
吸着圧力4ata、脱着圧力0.1aLa、吸着温度2
5℃での消費電力0.65〜1 Kwb /14rrt
02を下廻る。
吸着圧力4ata、脱着圧力0.1aLa、吸着温度2
5℃での消費電力0.65〜1 Kwb /14rrt
02を下廻る。
特に最小値近傍(0,1〜0.25 ata付近)では
。
。
消費電力は0,4 Kwh /Nrd〜02に達し深冷
分離法をやや下廻る。
分離法をやや下廻る。
第7図は、第2図第8図と同じ操作条件で。
脱着圧力を0.2ataに設定し、パージガス量比を変
更した時の製品O2回収率の変化を示したものである。
更した時の製品O2回収率の変化を示したものである。
再生パージガス量比P/Fは
で定義した。
図中の記号は、第6図と同じである。
第7図から判るように1/20a −Na −A→1/
2Na −X 、 Na −Xとも再生パージの為に製
品o2の一部を消費する必要のない事が判る。
2Na −X 、 Na −Xとも再生パージの為に製
品o2の一部を消費する必要のない事が判る。
l1
以上詳細に説明したように1本発明は所要の動力原単位
及び吸着剤滑か従来の吸着剤法に比べ少なく、かつ安価
な吸着剤の使用方法で産業上非常に有用な混合気体から
の酸素の製造方法を提案するものである。
及び吸着剤滑か従来の吸着剤法に比べ少なく、かつ安価
な吸着剤の使用方法で産業上非常に有用な混合気体から
の酸素の製造方法を提案するものである。
第1図は本発明酸素製造方法を実施するのに用いられる
空気分離装置の例示図、第2図は温度とSV値との関係
を示すグラフ、第3図は温度と製品O2回収率との関係
を示すグラフ、第4図は吸着圧力と製品O2回収率との
関係を示すグラフ、第5図は脱着圧力と製品02回収率
との関係を示すグラフ、第6図は脱着圧力とIN+d−
0゜l11の02を製造するに必要な消費電力との関係
を示すグラフ、第7図は再生パージガス量比と製品02
回収率との関係を示すグラフである。 2・・・圧縮機、4・・・脱湿、脱002塔、8・・・
吸着塔、18・・・製品02タンク、18・・・真空ボ
ンデ、20・・・第2図 漏−廣(’C) 吸着圧力((lttz ) 第3図 五層(’に) − 鳥5図 脱輪圧力((lta、)
空気分離装置の例示図、第2図は温度とSV値との関係
を示すグラフ、第3図は温度と製品O2回収率との関係
を示すグラフ、第4図は吸着圧力と製品O2回収率との
関係を示すグラフ、第5図は脱着圧力と製品02回収率
との関係を示すグラフ、第6図は脱着圧力とIN+d−
0゜l11の02を製造するに必要な消費電力との関係
を示すグラフ、第7図は再生パージガス量比と製品02
回収率との関係を示すグラフである。 2・・・圧縮機、4・・・脱湿、脱002塔、8・・・
吸着塔、18・・・製品02タンク、18・・・真空ボ
ンデ、20・・・第2図 漏−廣(’C) 吸着圧力((lttz ) 第3図 五層(’に) − 鳥5図 脱輪圧力((lta、)
Claims (1)
- N2吸着剤を充填した少くとも2塔の吸着塔において、
室温以下の温度下で、酸素及び窒素を主成分とする混合
気体を大気圧以上8 ata以下で吸着塔に流入させて
該混合気体に含まれる窒素を選択的に吸着せしめ、該吸
着塔出口から高純度酸素又は酸素富化ガスを流出させ、
一方窒素を吸着した吸着塔を0.05 ata以上0.
5aLa以下に減圧せしめて再生する低温、低圧条件下
での混合気体からのN2吸着分離において、吸着塔の吸
着工程における上流側にOa −Na −A型ゼオライ
トを、下流側にNa−X型ゼオライトを充填したことを
特徴とするOa −Na −A 、 Na −Xを使っ
たN2吸着塔による酸素製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58232348A JPS60127202A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | Ca−Νa−A,Νa−Xを使ったΝ↓2吸着塔による酸素製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58232348A JPS60127202A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | Ca−Νa−A,Νa−Xを使ったΝ↓2吸着塔による酸素製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60127202A true JPS60127202A (ja) | 1985-07-06 |
JPH0455964B2 JPH0455964B2 (ja) | 1992-09-07 |
Family
ID=16937796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58232348A Granted JPS60127202A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | Ca−Νa−A,Νa−Xを使ったΝ↓2吸着塔による酸素製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60127202A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5454857A (en) * | 1994-03-18 | 1995-10-03 | Uop | Air separation process |
US5487775A (en) * | 1994-05-09 | 1996-01-30 | The Boc Group, Inc. | Continuous pressure difference driven adsorption process |
US5656066A (en) * | 1995-05-19 | 1997-08-12 | Bayer Aktiengesellschaft | Adsorptive oxygen enrichment of air with mixtures of molecular sieve zeolites |
US5698013A (en) * | 1994-03-18 | 1997-12-16 | Uop | Nitrogen-selective zeolitic adsorbent for use in air separation process |
US5885331A (en) * | 1995-08-01 | 1999-03-23 | Bayer Aktiengesellschaft | Process for the adsorption of nitrogen from gas mixtures by means of pressure swing adsorption with zeolites |
-
1983
- 1983-12-09 JP JP58232348A patent/JPS60127202A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5454857A (en) * | 1994-03-18 | 1995-10-03 | Uop | Air separation process |
US5698013A (en) * | 1994-03-18 | 1997-12-16 | Uop | Nitrogen-selective zeolitic adsorbent for use in air separation process |
US5487775A (en) * | 1994-05-09 | 1996-01-30 | The Boc Group, Inc. | Continuous pressure difference driven adsorption process |
US5656066A (en) * | 1995-05-19 | 1997-08-12 | Bayer Aktiengesellschaft | Adsorptive oxygen enrichment of air with mixtures of molecular sieve zeolites |
US5885331A (en) * | 1995-08-01 | 1999-03-23 | Bayer Aktiengesellschaft | Process for the adsorption of nitrogen from gas mixtures by means of pressure swing adsorption with zeolites |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0455964B2 (ja) | 1992-09-07 |
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