JPS60127120A - 円錐形筒状ゴム成形品の製造方法 - Google Patents

円錐形筒状ゴム成形品の製造方法

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JPS60127120A
JPS60127120A JP23431283A JP23431283A JPS60127120A JP S60127120 A JPS60127120 A JP S60127120A JP 23431283 A JP23431283 A JP 23431283A JP 23431283 A JP23431283 A JP 23431283A JP S60127120 A JPS60127120 A JP S60127120A
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JP
Japan
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inner mold
mold
band
unvulcanized rubber
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Naoaki Nagai
永井 直亮
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1XIJ2υす1北野 本発明は、円錐形筒状ゴム成形品の製造方法に関する。
より詳細には、加硫前の予備成形の方法を改良すること
により、強度が高く寸法が均一で外観の美麗な筒状ゴム
成形品を製造する方法に関する。
従迷11戸勾夏灰 従来、円錐形筒状ゴム成形品、例えば実開昭58−14
5321号公報に開示された円錐形成いは截頭円錐形の
筒状防舷材等を製造するために、以下のような方法が採
用されていた。
即ち、まず、第1図に示すように、未加硫ゴムを押出成
形することによりシート状としたものを所定の長さに切
断して短冊状部材1とし、これを所用枚数並べ、略正方
形の板2とした後、適宜の円側具を用いて輪状部材3を
切り取る。同様な操作に従って、内・外径を漸次減少さ
せて切り取った複数の輪状部材を得、これらを、第2図
に垂直断面で示す如く、円錐形の内型5の外周面に沿っ
て順次大径のものから小径のものへと積層する。
この輪状体を積層した予備成形体が所定の高ざに達した
後、外型5を被せてモールドを閉塞し、加熱加圧下で加
硫することにより截頭円錐型の筒状ゴム成形品を製造し
ていた。
しかしながら、このような従来の成形方法では強度が高
く、寸法が均一で外観が美麗な截頭円錐形の筒状ゴム成
形品を得ることば困難であった。
というのは、既によく知られているように、混練や熱入
れの程度もしくは押出温度のバラツキのために、押出成
形されるゴムシートの厚さが各バッチ毎に微妙に変化し
、そのために、前述のようにして得たゴムシートを並べ
裁断して作られる各輪状体の各J1毎に、また各輪状体
間で異なるため、第2図に示されたように、これら輪状
体を内型4の外周面に沿っ゛ζ積層して得られる予備成
形体の形状も不揃いなものとなるからである。
更に、従来法では押出成形される未加硫ゴムシートの断
面が矩形であったために、上部の円筒状部分を除き、予
備成形体形成の際、円錐形内型表面との間にまた外型5
の内面との間に階段状の間隙が形成される。従って、加
硫成形して得られる完成品も部分的にボリューム不足が
発生し、−・アーと呼ばれる凹陥部が形成されたり、強
度不足が生じたりする欠点があった。また、当然外観に
おいても満足できるものではなかった。
更に、この方法では、前述のように、ひとつの円錐形の
筒状ゴム成形品を製造するのに多くの種類の径の輪状部
材を用意しなければならず、当然、そのために円画具も
寸法可変のものを用いるか或いは寸法の異なる多数の円
画具を用意して使用しなげればならない。また、ひとつ
の製品を製造するために多種の輪状部材を作成すること
は、種々の寸法の未加硫ゴムシートを作成しなげればな
らないことになり、更に輪状体を切り取った後に残され
る屑ゴムの処理の問題も生ずる。従ってこのような従来
法は、工業生産的観点からも不利である。
介曹R目1吋 本発明は、上記従来技術の問題点を解決し、簡便な手段
で予備成形部材を製造し、更に、これを用いて予備成形
を行って、美麗かつ均一な品質の円錐筒状ゴム成形品を
製造する方法を提供することにある。
3訓J(7)+1反 本発明者等は前記従来法の諸問題を解決すべく種々検討
、研究を重ねた結果、前記欠点が予備成形体を形成する
際に使用される未加硫ゴムの厚さにおりるバラツキに起
因するものであり、このバラツキが押出機により梯形断
面を有する未加硫ゴムの帯状体を形成し、これを一定長
さに切断して得られる定尺帯状体を積層することにより
解決し得ること)知り、本発明を完成するに至った。即
う、本発明の方法は、押出機により梯形11ji面を有
する未加硫ゴムの帯状体を形成し、該帯状体を一定長さ
に切断して多数の定尺帯状体を得、該定尺帯状体を円錐
形又は截頭円錐形の内型外面の下方から円周方向に沿っ
て敷き並べ、かつ該内型の稜に沿って上方に順次積層し
て該内型外面上に未加硫ゴムの予備成形体を形成し、次
いで該予備成形体の外面に外型を被せると共に該内型と
外型とを締結固定した後、加熱加圧下で該予備成形体を
加硫することを特徴とする。
従来技術による筒状ゴム製品の製造方法において、その
予備成形に用いられるシート状部材は押出成形によって
製造されるが、押出成形では、前述のように、各ロット
ごとに混練成いは熱入れの程度、又は押出し温度が微妙
に異なるために、その寸法にバラツキが生じることが避
けられなかった。このような寸法のバラツキは、前記予
備成形における輪状部材においても厚さのバラツキとし
て残り、その結果、一つの輪状体の内でも厚さは一定で
はない。
更に、従来法では押出成形により得た未加硫ゴムシート
を種々の所定の寸法に切断しなければならず、また輪状
体切取り後に大量の屑ゴムが発生ずることになる。
しかしながら、前記本発明の方法によれば、まず、押出
成形により梯形断面を有する未加硫ゴムの帯状体を形成
し、次いで該帯状体を定長に切断して多数の定尺帯状体
を形成する。従って、従来法におりる如く、−共押出成
形されたシー1−を所定の種々の寸法に切断し、これを
並べて円画具で輪状体を切り取るという面倒な操作を必
要とせず、虫に成形帯状体を一定寸法の定尺帯状体に切
断することが必要とされるにすぎない。更に、押出成形
により最初に成形される帯状体を梯形断面を有するよう
にしたのは予備成形体製造に際し、定尺帯状体を敷き並
べかつ積層して得られる予備成形体内面の傾斜と円錐形
内型外面の1頃斜とを一致させこれらを相互に密着させ
るためである。このように帯状体を形成することにより
加硫後に得られる完成品の強度及び外観を改善すること
が可能となる。この点は本発明の方法の電要な特徴の一
つである。
次いで上記のようにして得られた定尺帯状体を円錐形内
型外面の下方から円周方向に沿っ゛ζ敷並べかつ該内型
の稜に沿って上刃に積層する。
尚、筒状ゴム成形体が防舷材である場合には、予備成形
体形成に際し、該円錐形内型外面最下部に、予め未加硫
ゴムで被覆した岸壁取付部に埋設すべき補強鉄板を載置
する。更に、筒状ゴム成形体の上部を円筒形としたい場
合は矩形断面を有する定尺帯状体を使用し、配置積層す
るが、この場合には円筒形であるから第2図に示した従
来法におけるような段状間隙形成の問題はない。
本発明の方法においても、帯状体は押出し成形により形
成されるので、依然として厚さのバラツキは残る。しか
しながら、これを短く切断し、無作為に並べて予備成形
を行うので、全体としては、予備成形体の一層毎の並び
に各隣接層間の厚さのバラツキは分散される。また、も
し欠陥が生したとしても、従来のものに比べ微細なもの
であり、品質は大きく向上する。
また、該定尺帯状体は内型の円弧に沿うようには成形さ
れていないが、未加硫ゴムは弾性及び可撓性に優れしか
も接着性を有するので、内型の曲率の大きな円周に沿っ
て該定尺帯状体を配列かつ積層することは容易である。
上記のように予備成形したものを、従来の工程と同様に
外型で覆って閉塞した後、加熱加圧下で加硫して最終製
品とする。
本発明による方法は、予備成形材料に定型定寸の部材を
用いることで、部材の厚さにおけるバラツキを分散させ
て、ボリューム不足等の問題を解決し、また、予め予備
成形部材に梯形断面をもたせて予備成形体内面が内型の
外表面に密着するようにすることで、製品の内面を平滑
なものとしており、最早、大きな凹陥部等の発生、強度
不足部分の発生の余地はない。
更に、予備成形部材は、定形定寸なのでその製造は単純
且つ容易で、またそれ故精度も高い。
尚、ここでは専ら円錐形筒状のゴム成形品について述べ
たが、本発明による方法は、大型の中空ゴム成形品を製
造する際に広く応用できることはいうまでもない。ここ
で、定尺帯状体の断面は適宜必要な形状に形成される。
ズ」1舛 以下、本発明を添付図面を参照しつつ記載される好まし
い実施例に従って更に具体的に説明する。
但し、これら実施例は単に本発明を例示するためのもの
であり、本発明の範囲を何等限定するものではない。
第3図に、本発明の方法に従って作成した予備成形用部
材11を斜視図で示す。これは図から明らかな如く梯形
断面を有している。また、この定尺帯状体は未加硫ゴム
製であるので弾性及び可撓性に優れていると共に接着性
にも優れているので、予備成形体形成の際所定の形状に
湾曲させ、相互にかつモールド内型外面に容易に接着さ
せることができる。
更に、第4図には、−例として頂部が円筒形に形成され
た円錐型防舷材の製造用モールド内Gこ第3図の定尺帯
状体11を配列かつ積層した状態を断面図で示したもの
である。第4図から明らかな如(、梯形断面を有する定
尺帯状体11を予備成形用部材として使用したことに基
き、モールド内型4外面と予備成形体内面との間には第
2図に示したような従来法にみられる階段状の間隙は全
く形成されず、円滑な表面を有し、強度不足部分のない
優れた最終製品を得ることが可能となる。
本態様は防舷材であり、その受衝部12は円筒形である
ことが好ましく、この部分は矩形断面の定尺帯状体13
が使用されている。この定尺帯状体も前記梯形断面の定
尺帯状体と同様にして容易に形成することができる。
かくして内型外面上に形成された予備成形体14を、次
いでモールド外型5により覆い、内型4と外型5とを適
当な公知手段により締結した後、従来法に従って加圧加
熱して加硫することにより最終製品が得られる。
λ肌(2)肱果 以上詳述の通り、本発明による筒状ゴム成形品の製造方
法によれば、従来の方法と比較して遥かに単純且つ容易
に予備成形用部材を造ることができ、更に、この予備成
形部材より製造される筒状ゴム成形品は、均質で美麗で
あるのみならず、設計時と実際の品質の差も小さい。ま
た、種々の寸法のシートを作成する必要がなく、輪状体
を切り取る必要もないので屑ゴムは殆どなく、その処理
の問題もないので、本発明の方法は工業生産的観点から
極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の円錐形筒状ゴム成形品の製造方法にお
ける、予備成形用輪状体の製造方法を示す図である。 第2図は、従来技術による円錐形筒状ゴム成形品の製造
方法を示す図である。 第3図は、本発明による円錐形筒状ゴム成形品の製造方
法における定尺帯状体の形態を示す図である。 第4図は、本発明による円錐形筒状ゴム成形品の製造方
法を示す図である。 (主な参照番号) 1:短冊状に裁断したシート状部材、 3:輪状部材、 4:内型、 5:外型、 ll:定尺帯状体、 12:受衝部、 13:矩形断面の定尺帯状体、 14:予備成形体、 特許出願人 住友ゴム工業株式会社 代 理 人 弁理士 新居 正彦 第1図 第2図 第3図 第″4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 押出機により梯形断面を有する未加硫ゴムの帯状体を形
    成し、該帯状体を一定長さに切断して多数の定尺帯状体
    を得、該定尺帯状体を円錐形又は截頭円錐形内型外面の
    下方から円周方向に沿って敷き並べかつ該内型の稜に沿
    って上方に順次積層して、該内型外面上に未加硫ゴムの
    予備成形体を形成し、次いで該予備成形体の外面に外型
    を被せると共に該内型と核外型とを締結固定した後、加
    熱加圧下で該予備成形体を加硫することを特徴とする筒
    状ゴム成形品の製造方法。
JP23431283A 1983-12-14 1983-12-14 円錐形筒状ゴム成形品の製造方法 Granted JPS60127120A (ja)

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