JPS5947644B2 - 塑造材料積層押出し成形品の製造方法 - Google Patents
塑造材料積層押出し成形品の製造方法Info
- Publication number
- JPS5947644B2 JPS5947644B2 JP8509877A JP8509877A JPS5947644B2 JP S5947644 B2 JPS5947644 B2 JP S5947644B2 JP 8509877 A JP8509877 A JP 8509877A JP 8509877 A JP8509877 A JP 8509877A JP S5947644 B2 JPS5947644 B2 JP S5947644B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molded
- plastic material
- extrusion molding
- molding machine
- molded product
- Prior art date
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- Expired
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- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、セメント、石膏その他これらに類似の無機質
系の塑造材料を、押出し成形機で押出し成形して建築用
部材を製造する方法の改良に関する。
系の塑造材料を、押出し成形機で押出し成形して建築用
部材を製造する方法の改良に関する。
近時、石綿セメント、コンクリート、石膏その他これに
類似する原材料よりなる建築用部材は、押出し成形法に
よつて製造されているが、この方法は押出し成形機の口
金（ダイス）を取替えることによつて、種々多様な横断
面形状の製品を効率よく製造し得るという利点があるた
めである。
類似する原材料よりなる建築用部材は、押出し成形法に
よつて製造されているが、この方法は押出し成形機の口
金（ダイス）を取替えることによつて、種々多様な横断
面形状の製品を効率よく製造し得るという利点があるた
めである。
しかし、一般に無機質系の塑造材料は押出し成形直後の
未硬化の状態が永く、硬化に至るまでの形状の保持ある
いは取扱いには特に注意が必要であるという難点がある
。セメント、石膏その他これに類似する塑造材料による
押出し成形品の最終製品として望ましい条件は、軽量で
硬化が完全に行われていること、寸法精度が高いこと、
適当な強度を有し耐火性能に優れている等の諸事項であ
る。
未硬化の状態が永く、硬化に至るまでの形状の保持ある
いは取扱いには特に注意が必要であるという難点がある
。セメント、石膏その他これに類似する塑造材料による
押出し成形品の最終製品として望ましい条件は、軽量で
硬化が完全に行われていること、寸法精度が高いこと、
適当な強度を有し耐火性能に優れている等の諸事項であ
る。
本発明は、上記諸条件を満足せしめることの可能な塑造
材料の押出し成形品の製造方法を提供することを目的と
して提案されたもので、押出し成形機により塑造材料を
押加し成形するに当り、押出し成形機の吐出管内に装備
された剥離油等の供給手段、成形プレートおよび中空部
形成用中子により、長手方向に中空部を有する上下複数
枚に分離成形すると共に、それら分離面間に剥離油等を
塗布しながら複数枚の成形板を積層一体化した状態で押
出し成形機から押出し、養生硬化後それら積層成形板を
分離して所望の成形品を得ることを特徴とする塑造材料
積層押出し成形品の製造方法に係るものである。
材料の押出し成形品の製造方法を提供することを目的と
して提案されたもので、押出し成形機により塑造材料を
押加し成形するに当り、押出し成形機の吐出管内に装備
された剥離油等の供給手段、成形プレートおよび中空部
形成用中子により、長手方向に中空部を有する上下複数
枚に分離成形すると共に、それら分離面間に剥離油等を
塗布しながら複数枚の成形板を積層一体化した状態で押
出し成形機から押出し、養生硬化後それら積層成形板を
分離して所望の成形品を得ることを特徴とする塑造材料
積層押出し成形品の製造方法に係るものである。
以下添付図面を参照しながら本発明方法につき具体的に
説明する。
説明する。
第１図において、１は周知の押出し成形機の吐出管側の
一部で、その内部には原材料Ａの圧送用スクリュー８が
装備されている。
一部で、その内部には原材料Ａの圧送用スクリュー８が
装備されている。
３は該押出し成形機１の吐出管側端部に、基端部を同心
的に連接された原材料吐出管で、その他端の吐出部には
、成形品の外周形状を規制する口金２が形成されている
。
的に連接された原材料吐出管で、その他端の吐出部には
、成形品の外周形状を規制する口金２が形成されている
。
４は上記吐出管３の内部における基部近傍に、該吐出管
３の軸方向に対し直角に配設された成形プレート６およ
び中空部形成用中子５の支持部材で、同支持部材４は中
空管で形成され、後述する剥離油等の滲出口Ｔへの給油
通路をも兼ねている。
３の軸方向に対し直角に配設された成形プレート６およ
び中空部形成用中子５の支持部材で、同支持部材４は中
空管で形成され、後述する剥離油等の滲出口Ｔへの給油
通路をも兼ねている。
成形プレート６は上記支持部材４の中央部に一端を固着
され、他端が上記口金２の外端部近傍まで伸びる上下一
対のプレートよりなり、それらプレート６は吐出管３お
よび口金２の軸心を堺にし上下対称的に設置され、かつ
上記吐出管３および口金２に対し、紙面に垂直な方向の
全幅に亘つて設置されている。またそれら上下一対の成
形プレート６の間隙は、上記給油通路４と連通する油路
を形成しており、各成形プレート６の先端部外側に設け
られた剥離油等の滲出口７に通じている。そして成形プ
レート支持部材兼給油路４を介して外部から供給される
剥離油等は、上下の成形プレート６の間隙の油路を経て
、滲出口７から成形プレート６によつて上下２枚に一旦
分離された成形品の分離面間に注入され、該分離面に一
様に塗布されるようになつている。そして上記部材４、
上下の成形プレート６間の油路、滲出口７等で剥離油等
の供給手段を形成している。この場合、上下の成形プレ
ート６によつて上下に分離成形されながら口金２から外
部に排出される成形品は、上下板が剥離油等を介し密着
、積層した状態となるようになつている。
され、他端が上記口金２の外端部近傍まで伸びる上下一
対のプレートよりなり、それらプレート６は吐出管３お
よび口金２の軸心を堺にし上下対称的に設置され、かつ
上記吐出管３および口金２に対し、紙面に垂直な方向の
全幅に亘つて設置されている。またそれら上下一対の成
形プレート６の間隙は、上記給油通路４と連通する油路
を形成しており、各成形プレート６の先端部外側に設け
られた剥離油等の滲出口７に通じている。そして成形プ
レート支持部材兼給油路４を介して外部から供給される
剥離油等は、上下の成形プレート６の間隙の油路を経て
、滲出口７から成形プレート６によつて上下２枚に一旦
分離された成形品の分離面間に注入され、該分離面に一
様に塗布されるようになつている。そして上記部材４、
上下の成形プレート６間の油路、滲出口７等で剥離油等
の供給手段を形成している。この場合、上下の成形プレ
ート６によつて上下に分離成形されながら口金２から外
部に排出される成形品は、上下板が剥離油等を介し密着
、積層した状態となるようになつている。
５は一端を図示の如く支持部材４に固着され、他端が吐
出管３の軸方向と平行に口金２の外端部にまで伸びる複
数の中空部形成用中子で、同中子５は、成形板に形成す
べき中空部の断面形状に応じて適当な断面形状を有する
ものが用いられる。
出管３の軸方向と平行に口金２の外端部にまで伸びる複
数の中空部形成用中子で、同中子５は、成形板に形成す
べき中空部の断面形状に応じて適当な断面形状を有する
ものが用いられる。
いま、上記押出し成形機内に、塑造材料Ａを供給し、こ
れをスクリユ一８により吐出管３から口金２の方向に圧
送すると、中空部成形用中子５および上下の成形プレー
ト６により所望形状に成形されるが、この場合、口金２
から押出される成形品は、上下２板の成形品が剥離油を
介して密着積層した状態で押出され、両板は第２図に示
す如く給合一体化した強度の大きな積層成形品として保
持される。
れをスクリユ一８により吐出管３から口金２の方向に圧
送すると、中空部成形用中子５および上下の成形プレー
ト６により所望形状に成形されるが、この場合、口金２
から押出される成形品は、上下２板の成形品が剥離油を
介して密着積層した状態で押出され、両板は第２図に示
す如く給合一体化した強度の大きな積層成形品として保
持される。
ついで養生硬化後、該積層成形品を剥離油等の作用で分
離製品化する。従つて、従来の押出し成形法にみられる
如き欠陥、すなわち押出し成形品の未硬化中の変形を防
止できると共に、所望の中空部を有する寸法精度の優れ
た成形品を量産的に得ることができる。
離製品化する。従つて、従来の押出し成形法にみられる
如き欠陥、すなわち押出し成形品の未硬化中の変形を防
止できると共に、所望の中空部を有する寸法精度の優れ
た成形品を量産的に得ることができる。
以上要するに本発明は、押出し成形機により塑造材料を
押出し成形するに当り、押出し成形機の吐出管内に装備
された剥離油等の供給手段、成形プレートおよび中空部
形成用中子により、長手方向に中空部を有する上下複数
枚に分離成形すると共に、それら分離面間に剥離油等を
塗布しながら複数枚の成形板を積層一体化した状態で押
出し成形機から押出し、養生硬化後それら積層成形板を
分離して所望の成形品を得ることを特徴とする塑造材料
積層押出し成形品の製造方法に係るものであるから、本
発明によれば、さきに述べた諸条件を満足できる押出し
成形機による成形品の製造方法を実現できるという実用
的効果を挙げることができる。なお上記実施例では、上
下２枚の成形品を同時に成形する場合について述べたが
、成形プレート６および中空部形成用中子５の配列数を
適宜変更することにより、３枚以上の積層状態で成形品
を製造することも可能である。
押出し成形するに当り、押出し成形機の吐出管内に装備
された剥離油等の供給手段、成形プレートおよび中空部
形成用中子により、長手方向に中空部を有する上下複数
枚に分離成形すると共に、それら分離面間に剥離油等を
塗布しながら複数枚の成形板を積層一体化した状態で押
出し成形機から押出し、養生硬化後それら積層成形板を
分離して所望の成形品を得ることを特徴とする塑造材料
積層押出し成形品の製造方法に係るものであるから、本
発明によれば、さきに述べた諸条件を満足できる押出し
成形機による成形品の製造方法を実現できるという実用
的効果を挙げることができる。なお上記実施例では、上
下２枚の成形品を同時に成形する場合について述べたが
、成形プレート６および中空部形成用中子５の配列数を
適宜変更することにより、３枚以上の積層状態で成形品
を製造することも可能である。
第１図は本発明の一実施態様の縦断面図、第２図は本発
明による積層成形品の斜視図である。 １：押出し成形機、２：口金、３：吐出管、４：成形プ
レートおよび中空部形成用中子支持部材兼給油通路、５
：中空部形成用中子、６：成形プレート、７：滲出口、
８：原材料，Ａの圧送用スクリユ一。
明による積層成形品の斜視図である。 １：押出し成形機、２：口金、３：吐出管、４：成形プ
レートおよび中空部形成用中子支持部材兼給油通路、５
：中空部形成用中子、６：成形プレート、７：滲出口、
８：原材料，Ａの圧送用スクリユ一。
Claims (1)
- １ 押出し成形機により塑造材料を押出し成形するに当
り、押出し成形機の吐出管内に装備された剥離油等の供
給手段、成形プレートおよび中空部形成用中子により、
長手方向に中空部を有する上下複数枚に分離成形すると
共に、それら分離面間に剥離油等を塗布しながら複数枚
の成形板を積層一体化した状態で押出し成形機から押出
し、養生硬化後それら積層成形板を分離して所望の成形
品を得ることを特徴とする塑造材料積層押出し成形品の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8509877A JPS5947644B2 (ja) | 1977-07-18 | 1977-07-18 | 塑造材料積層押出し成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8509877A JPS5947644B2 (ja) | 1977-07-18 | 1977-07-18 | 塑造材料積層押出し成形品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5420026A JPS5420026A (en) | 1979-02-15 |
| JPS5947644B2 true JPS5947644B2 (ja) | 1984-11-20 |
Family
ID=13849125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8509877A Expired JPS5947644B2 (ja) | 1977-07-18 | 1977-07-18 | 塑造材料積層押出し成形品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5947644B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0238490B2 (ja) * | 1984-05-14 | 1990-08-30 | Kobe Steel Ltd |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5997583A (ja) * | 1982-11-22 | 1984-06-05 | 株式会社 ノザワ | タイル貼着パネルの製作方法 |
-
1977
- 1977-07-18 JP JP8509877A patent/JPS5947644B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0238490B2 (ja) * | 1984-05-14 | 1990-08-30 | Kobe Steel Ltd |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5420026A (en) | 1979-02-15 |
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