JPS60126311A - 新規ポリビニルアルコ−ル系繊維 - Google Patents
新規ポリビニルアルコ−ル系繊維Info
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- JPS60126311A JPS60126311A JP23269183A JP23269183A JPS60126311A JP S60126311 A JPS60126311 A JP S60126311A JP 23269183 A JP23269183 A JP 23269183A JP 23269183 A JP23269183 A JP 23269183A JP S60126311 A JPS60126311 A JP S60126311A
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- Japan
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- pva
- fiber
- angle
- ray
- fibers
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、新規ポリビニルアルコール系1紺(以下PV
A系繊維という)に係り、さらに詳しくは、結晶の大き
さ、完全性並びに繊維を構成する高分子鎖の繊維軸方向
の配向度において、従来のP V A糸繊維とは明らか
に相違し、かかる繊維構造の相違によって液晶紡糸され
た全芳香族ポリアミド(アラミド>m雑に匹敵する高度
の繊維物性を示ず新規PVA系繊維に関する。
A系繊維という)に係り、さらに詳しくは、結晶の大き
さ、完全性並びに繊維を構成する高分子鎖の繊維軸方向
の配向度において、従来のP V A糸繊維とは明らか
に相違し、かかる繊維構造の相違によって液晶紡糸され
た全芳香族ポリアミド(アラミド>m雑に匹敵する高度
の繊維物性を示ず新規PVA系繊維に関する。
従来、PVA系繊維は、ポリアミド(ナイロン)、ポリ
エステルもしくはアクリル系繊維に比べて機械的性質、
特に、弾性率が大きく、耐候性や親水性に優れているた
めに、その特性を活かして漁網、タイヤコードあるいは
セメント補強用などの産業用乃至工業用繊維素材として
広く使用されている。
エステルもしくはアクリル系繊維に比べて機械的性質、
特に、弾性率が大きく、耐候性や親水性に優れているた
めに、その特性を活かして漁網、タイヤコードあるいは
セメント補強用などの産業用乃至工業用繊維素材として
広く使用されている。
このようなPVA系繊維は、通常・、PVA水溶液を紡
糸原液として用い、紡糸口金孔を通して無機塩水溶液中
に吐出、凝固せしめ、得られ−IC’a固糸条を水洗、
乾燥、延伸した後、次いでアセタール化などの水不溶化
処理を施す方法によって製造されているが、さらに、噛
械的性質を改良するために、たとえば紡糸原液としてホ
ウ酸またはホウ酸塩含有水溶液を用いる方法(特公昭4
3−16675号公報)、湿式または乾式紡糸法により
得られたPVA系繊維を少なくとも10倍に延伸した後
、0〜3%の定長乃至収縮許容下に延伸温゛度よりも高
温下に熱処理する方法(特開昭56−128309号公
報)などが提案されている。
糸原液として用い、紡糸口金孔を通して無機塩水溶液中
に吐出、凝固せしめ、得られ−IC’a固糸条を水洗、
乾燥、延伸した後、次いでアセタール化などの水不溶化
処理を施す方法によって製造されているが、さらに、噛
械的性質を改良するために、たとえば紡糸原液としてホ
ウ酸またはホウ酸塩含有水溶液を用いる方法(特公昭4
3−16675号公報)、湿式または乾式紡糸法により
得られたPVA系繊維を少なくとも10倍に延伸した後
、0〜3%の定長乃至収縮許容下に延伸温゛度よりも高
温下に熱処理する方法(特開昭56−128309号公
報)などが提案されている。
しかしながら、これらの方法によって得られるPVA繊
維は、確かに従来のID V A糸繊維に比べて機械的
性質、例えば弾性率は改良される()れども、前記アラ
ミド繊維に比べると引張弾性率はもちろん引張強度にお
いて名しく低水準にあり、該アラミド繊維に匹敵する繊
維とはいえなかった。
維は、確かに従来のID V A糸繊維に比べて機械的
性質、例えば弾性率は改良される()れども、前記アラ
ミド繊維に比べると引張弾性率はもちろん引張強度にお
いて名しく低水準にあり、該アラミド繊維に匹敵する繊
維とはいえなかった。
また、これらの従来のlD V A系I!維の製造にお
いては、アセタール化のような水不溶化処理を必要とし
ており、このような水不溶化処理は、製造プ1」セスを
複雑化させるのみならず、得られるPVA系繊維の物性
を低下させる欠点がある。
いては、アセタール化のような水不溶化処理を必要とし
ており、このような水不溶化処理は、製造プ1」セスを
複雑化させるのみならず、得られるPVA系繊維の物性
を低下させる欠点がある。
この水不溶化処理を必要としないPVA系繊維の製造法
として、特公昭43−1’6675号公報には、紡糸1
爪液として、PVAのジメチルスルホキシド(以下、D
MSOと略す)を用い、この紡糸原液をメタノール、エ
タノール、ベンゼン、1・・ルエン、四塩化炭素、クロ
ロボルムまたはこれらとDMSOとの混合溶液などの凝
固浴中に湿式紡糸する方法が知られている。しかしなが
ら、この方法は、確かに、水不溶化処理をしなくても、
ある程度の耐水性を付与することができる番ノれども、
得られる繊維は、実用上満足し得る程度の耐水性を有し
ていないし、かつ機械的性質の点で弾性率の向上は認め
られるが、引張強度が約1−0(1/d程度であってア
ラミド繊維に匹敵する物性を有する繊維とは到底言えな
かった。
として、特公昭43−1’6675号公報には、紡糸1
爪液として、PVAのジメチルスルホキシド(以下、D
MSOと略す)を用い、この紡糸原液をメタノール、エ
タノール、ベンゼン、1・・ルエン、四塩化炭素、クロ
ロボルムまたはこれらとDMSOとの混合溶液などの凝
固浴中に湿式紡糸する方法が知られている。しかしなが
ら、この方法は、確かに、水不溶化処理をしなくても、
ある程度の耐水性を付与することができる番ノれども、
得られる繊維は、実用上満足し得る程度の耐水性を有し
ていないし、かつ機械的性質の点で弾性率の向上は認め
られるが、引張強度が約1−0(1/d程度であってア
ラミド繊維に匹敵する物性を有する繊維とは到底言えな
かった。
このような現状において、本発明者らは、アラミド繊維
に匹敵する繊維物性を有する全芳香族ポリアミド以外の
ポリマからなる新規繊維について鋭意検討を行なった結
果、本発明の新規PVA系繊維を見出すに到ったもので
ある。
に匹敵する繊維物性を有する全芳香族ポリアミド以外の
ポリマからなる新規繊維について鋭意検討を行なった結
果、本発明の新規PVA系繊維を見出すに到ったもので
ある。
すなわち、本発明の目的とするところは、繊維内部構造
において、従来のPVA系繊維とは明らかに区別される
新規な構造を有するPVA系繊維を提供するにあり、他
の目的は、かかる新規な繊維構造に起因して、アラミド
繊維に匹敵する高強度、高弾性率を有し、結節強度もし
くは屈曲強度および屈曲摩耗強度において極めて優れた
性能・を示ず新規PVA系繊維を提供づ−るにある。さ
らに他の目的は、以下に詳述するところから明らかにな
るであろう。
において、従来のPVA系繊維とは明らかに区別される
新規な構造を有するPVA系繊維を提供するにあり、他
の目的は、かかる新規な繊維構造に起因して、アラミド
繊維に匹敵する高強度、高弾性率を有し、結節強度もし
くは屈曲強度および屈曲摩耗強度において極めて優れた
性能・を示ず新規PVA系繊維を提供づ−るにある。さ
らに他の目的は、以下に詳述するところから明らかにな
るであろう。
このような本発明の目的は、前記特許請求の範囲に記載
した発明によって達成することが出来る。
した発明によって達成することが出来る。
ずなわら、本発明の特徴は、繊維を構成する重合体がP
VA系重合体からなり、広角X線回折法による面指数(
101)の半価幅からめられる結晶サイズが60Å以上
であり、X線小角散乱法による長周期像が認められない
m稚内部構造を有する繊維であることによって特徴づけ
られ、さらに、複屈折が50X10−3以上である高配
向のPVA系繊維であることによって特徴づけられる。
VA系重合体からなり、広角X線回折法による面指数(
101)の半価幅からめられる結晶サイズが60Å以上
であり、X線小角散乱法による長周期像が認められない
m稚内部構造を有する繊維であることによって特徴づけ
られ、さらに、複屈折が50X10−3以上である高配
向のPVA系繊維であることによって特徴づけられる。
複屈折は、繊維を構成する高分子鎖のll1i維軸方向
における配向度を示すパラメーターとして広く使用され
ており、繊維軸方向に対して平行に振動する偏光の屈折
率と繊維軸に対して垂直な方向に振動する偏光の屈折率
の差によって定義される。
における配向度を示すパラメーターとして広く使用され
ており、繊維軸方向に対して平行に振動する偏光の屈折
率と繊維軸に対して垂直な方向に振動する偏光の屈折率
の差によって定義される。
本発明にJ5いて、広角X線回折およびこれによる結晶
サイズの測定法、小角X線散乱法および複屈折の測定法
は、次ぎの通りである。
サイズの測定法、小角X線散乱法および複屈折の測定法
は、次ぎの通りである。
広角xKA回折:
公知の広角X線回折法、たとえば角戸正夫ら著「高分子
X線回折」丸首<1968) に記載の方法によって測定されるが、測定条件としては
、次ぎの条件を設定した。
X線回折」丸首<1968) に記載の方法によって測定されるが、測定条件としては
、次ぎの条件を設定した。
CuKα線(Niフィルター使用)、出カニ35KV、
15m A、 1 mmgビンボー)Lt ml 1
,1 ター ター使用、透過法、カメラ半径:約40m
m、露出時間:20分、フィルム:コダック・ノー・ス
クリーンタイプ。
15m A、 1 mmgビンボー)Lt ml 1
,1 ター ター使用、透過法、カメラ半径:約40m
m、露出時間:20分、フィルム:コダック・ノー・ス
クリーンタイプ。
結晶サイズ:
上記透過法により得られた面指数(101)のピークの
半価幅の値からシェラ−(S cherrer )の式
: %式% ただし1.β0=βe−β(。
半価幅の値からシェラ−(S cherrer )の式
: %式% ただし1.β0=βe−β(。
βe:見かけの半価幅、
βi : 1.05x 10−3rad 。
K:1.O,λ:X線の波長。
θニブラック(B ran)角。
L (hkl ) :微結晶の(11kl>面に垂直な
方向の平均の大きさ を用いた。
方向の平均の大きさ を用いた。
小角X線敗乱:
公知の′TF−貞法、たとえばキッシング・カメラ(l
(iessing Camera )を用い、次ぎの条
件を用い−C測定した。
(iessing Camera )を用い、次ぎの条
件を用い−C測定した。
理化学電気社製造タイプRU−200X線発生装置使用
。
。
CtlKα線(N+ フィルター使用)、出カニ 50
KV−15011A、0.3mm0コ1.Jメーター使
用、透過法、カメラ半径:400mm。
KV−15011A、0.3mm0コ1.Jメーター使
用、透過法、カメラ半径:400mm。
露出時間:90分、フィルム:コダック・ノー・スクリ
ーンタイプ。
ーンタイプ。
複屈折の測定:
偏光顕微鏡にベレック型のフンペンセータを組みこんで
試料(m維)によるレターデーションを読みとり、他方
接眼マイクロメータをイ]tプた顕微鏡でml[f径を
めて計算により、複屈折を得るものである。
試料(m維)によるレターデーションを読みとり、他方
接眼マイクロメータをイ]tプた顕微鏡でml[f径を
めて計算により、複屈折を得るものである。
本発明において、広角X線回折法によってめられる結晶
サイズは、繊維を構成する高分子鎖の結晶の大きさの程
度を示すが、本発明の60人を越える結晶ナイスを有す
るPVA系繊維は全く知られていないし、また、小角X
線散乱法による長周期像が認められないことは、試料中
の結晶(ラメラ、フィブリル)相と非晶相のくりかえし
による秩序構造のないこと、即ち、非晶部がきわめて高
い緊張状態にあるため、結晶相と非晶相の区別がつきに
くい構造になっていることを示す。
サイズは、繊維を構成する高分子鎖の結晶の大きさの程
度を示すが、本発明の60人を越える結晶ナイスを有す
るPVA系繊維は全く知られていないし、また、小角X
線散乱法による長周期像が認められないことは、試料中
の結晶(ラメラ、フィブリル)相と非晶相のくりかえし
による秩序構造のないこと、即ち、非晶部がきわめて高
い緊張状態にあるため、結晶相と非晶相の区別がつきに
くい構造になっていることを示す。
また、複屈折が50xlO−3以上であることは、繊維
を構成する高分子鎖の配向度が極めて高いことを示す。
を構成する高分子鎖の配向度が極めて高いことを示す。
本発明のPVA系la維の微細構造は結晶の完全度が大
きく、分子鎖の配向喰が著しく高いことを意味して、1
3す、このような繊維構造を有するPVA系繊維は、未
だ知られていない。
きく、分子鎖の配向喰が著しく高いことを意味して、1
3す、このような繊維構造を有するPVA系繊維は、未
だ知られていない。
そして、上記X線回折によって特徴づ(プられる本発明
の繊維は、繊維を構成する高分子鎖の結晶性が高く、非
結晶領域においても高分子鎖が高度に配向して緊張下に
保持されているから、かかる繊維構造に起因して本発明
の繊維は、従来のPVA系m mに比べて卓越した繊維
物性、たとえば、少くとも18g/dの引張強度、少く
とも350g/dの引張弾性率を示ターのみならず、該
繊維を構成J゛るPVA系重合体が未変性、即ら、アセ
タール化のような水不溶化処理を施されていないにも拘
わらず優れた耐水性と耐熱性を有している。
の繊維は、繊維を構成する高分子鎖の結晶性が高く、非
結晶領域においても高分子鎖が高度に配向して緊張下に
保持されているから、かかる繊維構造に起因して本発明
の繊維は、従来のPVA系m mに比べて卓越した繊維
物性、たとえば、少くとも18g/dの引張強度、少く
とも350g/dの引張弾性率を示ターのみならず、該
繊維を構成J゛るPVA系重合体が未変性、即ら、アセ
タール化のような水不溶化処理を施されていないにも拘
わらず優れた耐水性と耐熱性を有している。
このような本発明の新規PVA系繊維の一例を示づ×線
回折写真を従来のP V A糸繊維のX線回折写真と対
比して、第1〜3図に示す。
回折写真を従来のP V A糸繊維のX線回折写真と対
比して、第1〜3図に示す。
づ゛なわら、第1図は、本発明の1実施例によって得ら
れたPVA系繊維のX線写真であり、第2図は、市販の
P ’V A糸繊維の1例であるPVA系繊維、すなわ
ちパビニロン″のX線写真、第3図は、PVAのDM’
SO溶液を紡糸原液としてメタノール浴中に湿式紡糸し
、乾燥、延伸することによって得られ/j織繊維X線回
折写真を示す。
れたPVA系繊維のX線写真であり、第2図は、市販の
P ’V A糸繊維の1例であるPVA系繊維、すなわ
ちパビニロン″のX線写真、第3図は、PVAのDM’
SO溶液を紡糸原液としてメタノール浴中に湿式紡糸し
、乾燥、延伸することによって得られ/j織繊維X線回
折写真を示す。
図から明らかなように、本発明のPVA系繊維は、従来
のPVA系繊維に比べて(101)面のピークの半価幅
からシェラ−(S cllerrer )の式を用いて
計算される微結晶の平均の大きさが60Å以上であり、
かつ長周期像が認められないことが判る。
のPVA系繊維に比べて(101)面のピークの半価幅
からシェラ−(S cllerrer )の式を用いて
計算される微結晶の平均の大きさが60Å以上であり、
かつ長周期像が認められないことが判る。
かかる顕著な繊維構造の相違は、後述する実施例および
比較例のデータから明らかなように、PVA系繊維の物
性の相違としCに明白に反映される。
比較例のデータから明らかなように、PVA系繊維の物
性の相違としCに明白に反映される。
このような特徴を有する本発明の新規PVA系繊維の製
造法とてしては、前述した広角X線回折および小角X線
散乱による繊維構造を有する繊維を形成する方法であれ
ばよく、特に限定されるものではないが、その1具体例
としては後述する実施例に示す方法を例示することがで
きる。
造法とてしては、前述した広角X線回折および小角X線
散乱による繊維構造を有する繊維を形成する方法であれ
ばよく、特に限定されるものではないが、その1具体例
としては後述する実施例に示す方法を例示することがで
きる。
すなわち、実施例に例示した方法から判るように、本発
明のPVA系繊維の製造には該繊維を構成する高分子鎖
ができる限り高度にその111m、、軸方向に延伸され
ること、すなわち繊維の全延伸倍率を可能な限りにおい
て大きくづることか有効な手段であり、好ましくは未延
伸糸条をその原長に対して少なくとも20倍、好ましく
は25倍以上に延伸するのがよい。
明のPVA系繊維の製造には該繊維を構成する高分子鎖
ができる限り高度にその111m、、軸方向に延伸され
ること、すなわち繊維の全延伸倍率を可能な限りにおい
て大きくづることか有効な手段であり、好ましくは未延
伸糸条をその原長に対して少なくとも20倍、好ましく
は25倍以上に延伸するのがよい。
なお、本発明に使用されるPVA系111帷としては繊
維形成性能を有するものであればよく、部分ケン化P
V A a3び完全ケン化PVΔのいずれも使用するこ
とができるが、好ましくは前記高倍率延伸が可能である
高重合度の完全ケン化PVAがよい。
維形成性能を有するものであればよく、部分ケン化P
V A a3び完全ケン化PVΔのいずれも使用するこ
とができるが、好ましくは前記高倍率延伸が可能である
高重合度の完全ケン化PVAがよい。
よる長周期像が認められないという新規な繊維構造を有
づる本発明のPVA系繊維は、前述したように、そのm
雑物性において、従来のPVA系繊維とは明確に区別さ
れる卓越した物性、すなわちアラミド!Ii紺に匹敵す
る高い強度と高い弾性率を有しているだけでなく、繊維
を構成するポリマがPVAであることによる特徴、すな
わち接着性、耐候性が良好であるなどの多くの優れた性
質を有Jる。
づる本発明のPVA系繊維は、前述したように、そのm
雑物性において、従来のPVA系繊維とは明確に区別さ
れる卓越した物性、すなわちアラミド!Ii紺に匹敵す
る高い強度と高い弾性率を有しているだけでなく、繊維
を構成するポリマがPVAであることによる特徴、すな
わち接着性、耐候性が良好であるなどの多くの優れた性
質を有Jる。
以−ト、実施例、比較例によって本発明をさらに具体的
に説明する。
に説明する。
実施例 1
重合度2600の完全ケン化PV△の16%DMSO溶
液を紡糸原液として使用し、この紡糸原液を口径0.1
On+mχの紡糸口金から空気中に吐出し、約5111
111の空気中を走行させた後、メタノール凝固浴中に
導いて凝固完了させて未延伸糸条を得た。
液を紡糸原液として使用し、この紡糸原液を口径0.1
On+mχの紡糸口金から空気中に吐出し、約5111
111の空気中を走行させた後、メタノール凝固浴中に
導いて凝固完了させて未延伸糸条を得た。
この未延伸糸条をメタノールで洗浄した摂、乾燥し、2
10〜230℃の加熱空気中で延伸し、延伸倍率の異な
る2種類の延伸糸条を作成した。
10〜230℃の加熱空気中で延伸し、延伸倍率の異な
る2種類の延伸糸条を作成した。
この2種類の延伸糸条の繊維物性、広角X線回折による
結晶サイズ、小角X線散乱による長周期像の有無、複屈
折、耐水性などを第1表に示した。
結晶サイズ、小角X線散乱による長周期像の有無、複屈
折、耐水性などを第1表に示した。
第1表
結晶1ナイズ 長周期 複屈折 耐水性(入〉 (人)
10倍 57 220 45x 溶解
延伸糸 10−3
21倍 62 なし 55X 不溶
延伸糸 1O−3
(本発明〉
なお、耐水性は水中で30分煮沸したときの繊維の溶解
の有無を調べたものである。
の有無を調べたものである。
本発明の延伸)a率が21倍のPVA系m紺は第1図に
示すX線回折およびX線散乱像を示したのに対して、延
伸倍率が10倍のl) V A系M&維は第3図に類似
したX線回折およびX線散乱像を示した。
示すX線回折およびX線散乱像を示したのに対して、延
伸倍率が10倍のl) V A系M&維は第3図に類似
したX線回折およびX線散乱像を示した。
そして、第1表のX線および複屈折の測定結果から、本
発明のPVA系繊維は、結晶の完全性が高く、非晶領域
と結晶領域の差がほとんどない配向度の高い微細構造を
有していることがわかる。
発明のPVA系繊維は、結晶の完全性が高く、非晶領域
と結晶領域の差がほとんどない配向度の高い微細構造を
有していることがわかる。
すなわち、広角X線回折による面指数(101)の半価
幅からめられる結晶のサイズが62人であり、X線小角
散乱法による長周期像が認められなかった。また、複屈
折は55X10−3と高く、極めて配向度が高いことを
示している。
幅からめられる結晶のサイズが62人であり、X線小角
散乱法による長周期像が認められなかった。また、複屈
折は55X10−3と高く、極めて配向度が高いことを
示している。
なお、本発明のPVA系繊維の強度は19.0g/d、
ヤング率は410(] /dであった。
ヤング率は410(] /dであった。
比較例 1
重合度1800の完全ケン化PVAを水に溶解し、硫酸
ソーダ飽和水溶液を凝固浴とする公知の湿式紡糸法にし
たがってPVA未延伸糸を作成した。この未延伸糸を延
伸したところ、最高延伸倍率は9.6倍であり、得られ
た延伸糸条の強度は7.60/d、ヤング率は120o
/dであった。
ソーダ飽和水溶液を凝固浴とする公知の湿式紡糸法にし
たがってPVA未延伸糸を作成した。この未延伸糸を延
伸したところ、最高延伸倍率は9.6倍であり、得られ
た延伸糸条の強度は7.60/d、ヤング率は120o
/dであった。
比較例 2
重合度2600の完全ケン化PVAをDMSOに溶解し
た紡糸ドープをメタノール凝固浴中に吐出して湿式紡糸
を行ない、メタノールで洗浄、乾燥した後、実施例1と
同様にして延伸した。
た紡糸ドープをメタノール凝固浴中に吐出して湿式紡糸
を行ない、メタノールで洗浄、乾燥した後、実施例1と
同様にして延伸した。
最大延伸倍率は19.E5倍であり1.得られたPVA
系繊維の強度は10.5(J /d 、ヤング率は21
0p/dであった。
系繊維の強度は10.5(J /d 、ヤング率は21
0p/dであった。
この繊維のX線回折およびX線散乱写真を第3図(Δ)
および(B)に示す。
および(B)に示す。
広角X線回折による面指数(101)面の半価幅からめ
られる結晶サイズは57人であり、X線小角散乱による
長周期は197人であった。
られる結晶サイズは57人であり、X線小角散乱による
長周期は197人であった。
実施例2
車台II 4500 (7)完全’y ン化P V A
ヲD M S Oに溶解し、得られた紡糸ドープを実
施例1に準じ−C乾・湿式紡糸した。乾式部の空間部分
の長さは10mmとした。得られた未延伸糸条をメタノ
ールで洗浄して繊維中のl) M S Oを除去し、乾
燥しfc(殺2−20〜240℃の加熱空気浴中で30
.7倍面指数(101)の半価幅からめられる結晶サイ
ズは63人であり、X線小角散乱法にJ:る長周期像は
認められなかった。
ヲD M S Oに溶解し、得られた紡糸ドープを実
施例1に準じ−C乾・湿式紡糸した。乾式部の空間部分
の長さは10mmとした。得られた未延伸糸条をメタノ
ールで洗浄して繊維中のl) M S Oを除去し、乾
燥しfc(殺2−20〜240℃の加熱空気浴中で30
.7倍面指数(101)の半価幅からめられる結晶サイ
ズは63人であり、X線小角散乱法にJ:る長周期像は
認められなかった。
また、複屈折は56XiO−3という高い値を示し、強
度20.2g/d、、i’ング率480o/dという高
強度、高弾性を示した。
度20.2g/d、、i’ング率480o/dという高
強度、高弾性を示した。
第1図(A、)および(B)は本発明の1実施例によっ
て得られたPVA系繊維の広角X線回折写真および小角
X線散乱写真、第2図および第3図(A)および(B)
は、それぞれ公知のPVA系lJi維の広角X線回折写
真および小角X線写真を示ず。 特許出願人 東し株式会社 第1図 (A) (B) 手続補正書 昭和 葦0°3角76 日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和58年 特許願 第232691号2、発明の名称 新規ポリビニルアルコール系繊維 4、補正命令の日付 自発 5、補正により増加する発明の数 な し6、補正の対
象 1!IJIII書の「特許請求の範囲」及び「発明の詳
細な説明」の欄7、補正の内容 別紙のとおり 明細書中 (1)特許請求の範囲を別紙のとおり訂正する。 (2)第5頁、第7行目 「X線小角散乱法」の前に「後述する測定条件下で」を
挿入する。 く3)第5頁、第18行目 「小角X線散乱法」をEX線小角散乱法」と訂正する。 (4)第6頁、第4行目 「次ぎの」を「次の」と訂正する。 (5)第6頁、第5〜9行目 f’cu Kα線(Niフィルター使用)・・・・・・
・・・スクリーンタイプ。」を次の記載に訂正する。 [広角X線回折(カウンター法) (1)X線発生装置 理学電機社製 X線源:Cu Kcx (Ni フィルター使用)出
カニ35KV 15mA (2)ゴニオメータ 理学電機社製 スリン1〜系:2mmφピンボールコリメータ受光スリ
ット 1°×1゜ 検出器ニシンチレーションカウンター」(6)第6頁、
第15行目 (7)第6頁、第17行目 (8)第6頁、第18行目 1’に:1.OJを1K : 5cberrcrの定数
(1,0とした)」と訂正する。 (9)第7頁、第4〜5行目 [キラシンク・カメラ(K iessing Came
ra) Jを1−キージグ・カメラ(Kicssig
Camera) JとへJ正する。 (10)第7頁、第5行目 E次ぎの」を1次の」と訂正する。 (11)第7頁、第7〜8行目 [理化学電気社製造タイプRU−200X線発生装置」
を「理学電気社製 タイプ RU−200型 X線発生
装置」と訂正する。 (12)第8頁、第4〜9行目 「小角X線散乱法による・・・・・・・・・ことを示す
。」を「前述の測定条件下でX線小角散乱法による長周
期像が認められないことは、試料中の結晶相と非晶相の
くりかえしによる秩序構造が明瞭に区分されないこと、
即ち、非晶部が極めて高い緊張状態にあることを示して
いる。 」と訂正する。 (13)第10頁、第1行目 「長周期像」の前に「前述の測定条件下で」を挿入する
。 (14)第11頁、第9行目 「小角X線散乱法」を「前述の測定条件下でX線小角散
乱法」と訂正する。 (15)第13頁、下から第8行目 「水中」を「沸騰水中」と訂正する。 (16)第13頁、下から第5行目 [X線回折及びX線散乱像」を「広角X線回折およびX
線小角散乱像」と訂正する。 (17)第1/′I頁、第5行1」 「X線小角散乱法」の前に1前述め測定条件下で」を挿
入する。 (18)第14頁、第5行目 「X線小角散乱法」の前に「前述の測定条件下で」を挿
入する。 (19)第16頁、第1行目 「X線小角散乱法」の前に[前述の測定条件下で]を挿
入する。 (20)第16頁、第5行目 「高弾性」を1高弾性率」と訂正する。 以上 特許請求の範囲 (1)広角X線回折法による面指数(101)の半価幅
からめられる結晶サイズが少なくとも60人であり、聚
凰T仝夾定米■王工X線小角散乱による長周期像が認め
られない新規ポリビニルアルコール系繊維。 (2、特許請求の範囲第1項において、複屈折が3 少なくとも50X10 である新規ポリビニルアルコー
ル系繊維。
て得られたPVA系繊維の広角X線回折写真および小角
X線散乱写真、第2図および第3図(A)および(B)
は、それぞれ公知のPVA系lJi維の広角X線回折写
真および小角X線写真を示ず。 特許出願人 東し株式会社 第1図 (A) (B) 手続補正書 昭和 葦0°3角76 日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和58年 特許願 第232691号2、発明の名称 新規ポリビニルアルコール系繊維 4、補正命令の日付 自発 5、補正により増加する発明の数 な し6、補正の対
象 1!IJIII書の「特許請求の範囲」及び「発明の詳
細な説明」の欄7、補正の内容 別紙のとおり 明細書中 (1)特許請求の範囲を別紙のとおり訂正する。 (2)第5頁、第7行目 「X線小角散乱法」の前に「後述する測定条件下で」を
挿入する。 く3)第5頁、第18行目 「小角X線散乱法」をEX線小角散乱法」と訂正する。 (4)第6頁、第4行目 「次ぎの」を「次の」と訂正する。 (5)第6頁、第5〜9行目 f’cu Kα線(Niフィルター使用)・・・・・・
・・・スクリーンタイプ。」を次の記載に訂正する。 [広角X線回折(カウンター法) (1)X線発生装置 理学電機社製 X線源:Cu Kcx (Ni フィルター使用)出
カニ35KV 15mA (2)ゴニオメータ 理学電機社製 スリン1〜系:2mmφピンボールコリメータ受光スリ
ット 1°×1゜ 検出器ニシンチレーションカウンター」(6)第6頁、
第15行目 (7)第6頁、第17行目 (8)第6頁、第18行目 1’に:1.OJを1K : 5cberrcrの定数
(1,0とした)」と訂正する。 (9)第7頁、第4〜5行目 [キラシンク・カメラ(K iessing Came
ra) Jを1−キージグ・カメラ(Kicssig
Camera) JとへJ正する。 (10)第7頁、第5行目 E次ぎの」を1次の」と訂正する。 (11)第7頁、第7〜8行目 [理化学電気社製造タイプRU−200X線発生装置」
を「理学電気社製 タイプ RU−200型 X線発生
装置」と訂正する。 (12)第8頁、第4〜9行目 「小角X線散乱法による・・・・・・・・・ことを示す
。」を「前述の測定条件下でX線小角散乱法による長周
期像が認められないことは、試料中の結晶相と非晶相の
くりかえしによる秩序構造が明瞭に区分されないこと、
即ち、非晶部が極めて高い緊張状態にあることを示して
いる。 」と訂正する。 (13)第10頁、第1行目 「長周期像」の前に「前述の測定条件下で」を挿入する
。 (14)第11頁、第9行目 「小角X線散乱法」を「前述の測定条件下でX線小角散
乱法」と訂正する。 (15)第13頁、下から第8行目 「水中」を「沸騰水中」と訂正する。 (16)第13頁、下から第5行目 [X線回折及びX線散乱像」を「広角X線回折およびX
線小角散乱像」と訂正する。 (17)第1/′I頁、第5行1」 「X線小角散乱法」の前に1前述め測定条件下で」を挿
入する。 (18)第14頁、第5行目 「X線小角散乱法」の前に「前述の測定条件下で」を挿
入する。 (19)第16頁、第1行目 「X線小角散乱法」の前に[前述の測定条件下で]を挿
入する。 (20)第16頁、第5行目 「高弾性」を1高弾性率」と訂正する。 以上 特許請求の範囲 (1)広角X線回折法による面指数(101)の半価幅
からめられる結晶サイズが少なくとも60人であり、聚
凰T仝夾定米■王工X線小角散乱による長周期像が認め
られない新規ポリビニルアルコール系繊維。 (2、特許請求の範囲第1項において、複屈折が3 少なくとも50X10 である新規ポリビニルアルコー
ル系繊維。
Claims (1)
- (1)広角X線回折法による面指数(1101)の半価
幅からめられる結晶サイズが少なくとも60人であり、
X線小角散乱による長周期像が認められない新規ポリビ
ニルアルコール系繊維。 (2、特許請求の範囲第1項において、複屈折が少くと
も50X10−3である新規ポリビニルアルコール系繊
維。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23269183A JPS60126311A (ja) | 1983-12-12 | 1983-12-12 | 新規ポリビニルアルコ−ル系繊維 |
EP84114872A EP0146084B2 (en) | 1983-12-12 | 1984-12-06 | Ultra-high-tenacity polyvinyl alcohol fiber and process for producing same |
DE8484114872T DE3475085D1 (en) | 1983-12-12 | 1984-12-06 | Ultra-high-tenacity polyvinyl alcohol fiber and process for producing same |
US06/680,721 US4603083A (en) | 1983-12-12 | 1984-12-12 | Ultra-high-tenacity polyvinyl alcohol fiber and process for producing same |
US06/838,977 US4698194A (en) | 1983-12-12 | 1986-03-12 | Process for producing ultra-high-tenacity polyvinyl alcohol fiber |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23269183A JPS60126311A (ja) | 1983-12-12 | 1983-12-12 | 新規ポリビニルアルコ−ル系繊維 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60126311A true JPS60126311A (ja) | 1985-07-05 |
Family
ID=16943268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23269183A Pending JPS60126311A (ja) | 1983-12-12 | 1983-12-12 | 新規ポリビニルアルコ−ル系繊維 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60126311A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62146702A (ja) * | 1985-12-20 | 1987-06-30 | Bridgestone Corp | 空気入りラジアルタイヤ |
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JPS63120107A (ja) * | 1986-11-05 | 1988-05-24 | Toray Ind Inc | 耐熱水性に優れた高強度・高弾性率ポリビニルアルコ−ル系繊維およびその製造法 |
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JP2687333B2 (ja) * | 1985-06-12 | 1997-12-08 | 東レ株式会社 | ポリビニルアルコール系タイヤコード |
JP2009106173A (ja) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Tanaka Sangyo Kk | 空気抜き弁及びそれを備えたプラスチック製バッグ |
CN112095159A (zh) * | 2020-08-04 | 2020-12-18 | 东华大学 | 一种湿法纺丝的高强粗旦聚乙烯醇纤维及其制备方法 |
Citations (3)
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JPS4832624A (ja) * | 1971-09-04 | 1973-05-01 | ||
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JPS56128309A (en) * | 1980-03-06 | 1981-10-07 | Kuraray Co Ltd | Polyvinyl alcohol type filament having improved adhesiveness to cement base material and its preparation |
-
1983
- 1983-12-12 JP JP23269183A patent/JPS60126311A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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CN112095159A (zh) * | 2020-08-04 | 2020-12-18 | 东华大学 | 一种湿法纺丝的高强粗旦聚乙烯醇纤维及其制备方法 |
CN112095159B (zh) * | 2020-08-04 | 2022-09-16 | 东华大学 | 一种湿法纺丝的高强粗旦聚乙烯醇纤维及其制备方法 |
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