JPS6012617Y2 - 超音波振動子駆動回路 - Google Patents

超音波振動子駆動回路

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JPS6012617Y2
JPS6012617Y2 JP6433478U JP6433478U JPS6012617Y2 JP S6012617 Y2 JPS6012617 Y2 JP S6012617Y2 JP 6433478 U JP6433478 U JP 6433478U JP 6433478 U JP6433478 U JP 6433478U JP S6012617 Y2 JPS6012617 Y2 JP S6012617Y2
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JP
Japan
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ultrasonic transducer
ultrasonic
signal supply
impedance
impedance element
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Expired
Application number
JP6433478U
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English (en)
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JPS54166313U (ja
Inventor
清治 舟橋
Original Assignee
ブラザー工業株式会社
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Publication date
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Priority to JP6433478U priority Critical patent/JPS6012617Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は超音波振動子或はその駆動回路の異常を検出す
る手段を備えた超音波振動子駆動回路に関する。
従来、上記異常の検出としては、超音波振動子をブ、リ
ッヂ回路の一辺に接続するとともにそのブリッヂ回路の
バラン又状態を検出することにより超音波振動子の振動
周波数或は振動振幅を監視し、例えばその検出信号が一
定電圧レベル以上或は以下のとき異常状態であるとして
いた。
ところが、この従来の方法では、超音波振動子の破損、
接続不良等が生じた場合、上記ブリッヂ回路のバランス
条件自体が変ってしまうので、そのブリッヂ回路から検
出される信号が一定電圧レベル以上或は以下のときが異
常状態であるとは限らなくなってしまう。
即ち、上記回路では超音波振動子の破損、接続不良等を
正確に監視することはできない。
本考案の目的は上記従来の欠点に鑑み、超音波振動子を
ブリッヂ回路の一辺に接続することにより自動周波数制
御用或は自動利得制御用の帰還信号を抽出する回路構成
の超音波振動子駆動回路において、超音波振動子の破損
、接続不良等の異常を検出し得るようにした超音波振動
子駆動回路を提供するにある。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
まず、本考案の第一実施例を説明するための第1図にお
いて、1は超音波信号を出力する発振器、2は発振器1
の出力側に接続されたアンプであり、その出力側はトラ
ンス3の一次側巻線に接続されている。
トランス3の二次側巻線の一端は力率改善用のコンデン
サ4を介して超音波信号供給線L1に接続され、他端は
超音波信号供給線L2に接続されている。
Uは磁歪型の超音波振動子、zlは第一のインピーダン
ス素子であるインダクタであり超音波信号供給線Ll、
L2間に直列に接続されている。
Z2は第二インピーダンス素子である抵抗、Z3は第三
のインピーダンス素子である可変抵抗であり、前記超音
波信号供給線Ll、L2間に直列に接続されている。
また、超音波振動子Uとインダクタz1との共通接続点
は接地され、抵抗Z2と可変抵抗Z3との共通接続点は
帰還線L3を介して発振器1に接続されている。
以上の回路構成からなるブリッヂ回路を備えた超音波振
動子駆動回路は普通一般にも用いられている。
尚、各素子の値の一例をあげると、コンデンサ4の容量
=0.1μF 超音波振動子Uのインダクタンス=70
0μHインダクタZ1のインダクタンス=50μH抵抗
Z2の抵抗値=30にΩ可変抵抗Z3の抵抗値可変範囲
=00〜徨Ωである。
更に、超音波信号供給線L2はコンデンサ5、抵抗6を
介してトランジスタ7のベースに接続すれている。
このトランジスタ7のコレクタは正の電源(+)■に接
続され、ベース、エミッタは夫々抵抗8,9を介して接
地されている。
10はトランジスタであり、そのコレクタは第一の警報
ランプ11を介して正の電源(+)■に接続され、ベー
スはダイオード12.13及び抵抗14を介してトラン
ジスタ7のエミッタに接続され、エミッタは接地されて
いる。
15はコンデンサであり、ダイオード12.13の共通
接続点を接地との間に接続されている。
16はトランジスタであり、そのコレクタは第二の警報
ランプ17を介して正の電源(+)■に接続され、ベー
スはツェナーダイオード18を介してダイオード12,
13の共通接続点に接続され、エミッタは接地されてい
る。
上記構成において、次にその動作を説明する。
発振器1は28KHzの超音波信号を発振し、この信号
がアンプ2にて増幅され、トランス3にて昇圧された後
超音波信号供給線Ll、L2に供給され、而して超音波
振動子Uは超音波振動味例えば超音波洗浄等に供される
また、周知の如く、超音波振動子U1インダクタz1、
抵抗Z2、可変抵抗Z3にてブリッヂが構成されている
ことから帰還線L3には超音波振動子Uの振動に対応し
た周波数の信号が生じ、この帰還信号にて発振器1から
の超音波信号と超音波振動子Uの振動との周波数及び位
相を等しくしている。
上記超音波振動子Uの動作状態において、それが正常で
あれば、超音波信号供給線L2の電圧は超音波信号供給
線Ll、L2間の電圧を超音波振動子UとインダクタZ
1の各インピーダンスにて分圧した電圧が生じ、これが
抵抗14、ダイオード13、コンデンサ15等にて整流
平滑された後ダイオード12を介してトランジスタ1o
のベースに供給される。
従って、トランジスタ1oが導通することにより第一の
警報ランプ11が点燈する。
尚、ツェナーダイオード18はこの正常状態に生ずる電
圧では導通しないツェナー電圧特性を有しており、依っ
てトランジスタ16は非導通となり、第二の警報ランプ
17は消燈している。
即ち、第一の警報ランプ11が点燈しており第二の警報
ランプ17が消燈している場合、超音波振動子Uが正常
動作をしていることを作業者は確認できる。
ところで、超音波振動子Uが破損してそのインダクタン
スが小さくなった場合、超音波信号供給線Ll、L2間
の電圧はほぼ一定であるにもかかわらず超音波振動子U
の両端に生ずる電圧は小さくなることから超音波信号供
給線L2に生ずる電圧は上昇し、ツェナーダイオード1
8のカソード電圧も上昇するため、ツェナーダイオード
18が導通する。
従ってトランジスタ16が導通し、第二の警報ランプ1
7が点燈する。
即ち、第一の警報ランプ11を第二の警報ランプ17が
共に点燈している場合、超音波振動子Uのインピータン
スが異常に小さくなったことによる異常状態を作業者は
確認できる。
また、超音波振動子Uの接続不良或は磁歪素子のコイル
の断線が生じた場合、インダクタZ1には電流が流れな
いので超音波信号供給線L2は接地電圧となる。
従って、ダイオード12、ツェナーダイオード18及び
トランジスタ10.16は非導通状態となり、第−及び
第二の警報ランプ11.17共に消燈する。
即ち、第一の警報ランプ11と第二の警報ランプ17が
共に消燈している場合、超音波振動子Uのインピータン
スが異常に大きくなったことによる異常状態を作業者は
確認できる。
次に本考案の第二実施例を第2図を参照して説明する。
尚、本実施例において前実施例に対応する部分には同一
符号を付した。
本実施例は電歪型の超音波振動子Uを用いたことに伴い
、第一のインピーダンス素子Z1をコンデンサとし、力
率改善用にインダクタ4を使用した点において前実施例
と異なり、他は同一である。
尚、超音波信号供給線L2から第−及び第二の警報ラン
プ11.17に至る回路は前実施例と同一のため省略し
た。
本実施例における回路動作理論は前実施例と同様であり
極めて容易に理解できるのでその説明は省略するが、超
音波振動子Uの異常として、その電歪素子の一部或は全
部が破損、欠除した場合、そのインピーダンスは大きく
なり、また電歪素子の両端に配された電極間の絶縁不良
によるインピーダンスの減少等が考えられる。
本実施例においても前実施例と同様に第−及び第二の警
報ランプ11.17にて超音波振動子Uの異常動作を確
認することができる。
尚、上記第−及び第二の実施例において異常動作検出用
信号は超音波信号供給線L2から抽出したが、超音波信
号供給線L1から抽出しても異常動作を検出することが
できる。
但し、超音波信号供給線L2から抽出した場合の方が超
音波振動子Uの同一インピーダンス変化による異常動作
検出用信号の電圧変化は大きい(超音波信号供給線L2
の電圧は超音波振動子U及び第一のインピーダンス素子
Z1のインピーダンスの和を分母とし、第一のインピー
ダンス素子Z1のインピーダンスを分子とする値に比例
するのに対し、超音波信号供給線L1の電圧は分母を前
記と同じと腰分子を超音波振動子Uのインピーダンスと
する値に比例することから)ため、誤動作の恐れがなく
正確に異常状態を検出することができる。
更に、本実施例において警報装置として第−及び第二の
警報ランプ11.17を用いたが一個のte装置にて、
例えば第一のトランジスタ10が導通、第二のトランジ
スタ16が非導通のときその警報装置を駆動せず、第−
及び第二のトランジスタ10.16が共に導通或は共に
非導通のとき警報装置を駆動して異常状態であることを
知らせる論理回路構成としても良く、またその警報装置
としてブザーを用いても良い。
以上に詳述の通り、本考案はブリッヂ回路にて自動周波
数制御或は自動利得制御用の帰還信号を得る超音波振動
子駆動回路において、超音波信号供給線Ll、L2の何
れか一方から異常動作検出用信号を抽出する回路構成と
したので、超音波振動子Uの断線、接続不良、破損等の
異常状態を正確に検出することができ、その実用上奏す
る効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例を説明するための電気回路
図、第2図は本考案の第二実施例を説明するための一部
を省略して示す電気回路図である。 図中、Uは超音波振動子、zlは第一インピーダンス素
子、Z2は第二インピーダンス素子、Z3は第三のイン
ピーダンス素子、Ll、L2は超音波信号供給線である

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 超音波信号供給線間に直列に接続された超音波振動
    子及び第一のインピーダンス素子z1と、同じくその超
    音波信号供給線間に直列に接続された第二及び第三のイ
    ンピーダンス素子z2、z3とを備え、 前記超音波振動子と第一インピーダンス素子Z1との共
    通接続点を一定直流電圧に固定して前記第二及び第三の
    インピーダンス素子Z2゜Z3の共通接続点から超音波
    発振制御用の帰還信号を抽出するとともに、前記超音波
    信号供給線に何れか一方から異常動作検出用信号を抽出
    する回路構成とした超音波振動子駆動回路。 2 前記異常動作検出用信号は、前記第一のインピーダ
    ンス素子z1が接続された超音波信号供給線から抽出さ
    れたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の超音波振動子駆動回路。
JP6433478U 1978-05-12 1978-05-12 超音波振動子駆動回路 Expired JPS6012617Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6433478U JPS6012617Y2 (ja) 1978-05-12 1978-05-12 超音波振動子駆動回路

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JP6433478U JPS6012617Y2 (ja) 1978-05-12 1978-05-12 超音波振動子駆動回路

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JPS54166313U JPS54166313U (ja) 1979-11-22
JPS6012617Y2 true JPS6012617Y2 (ja) 1985-04-23

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JP6433478U Expired JPS6012617Y2 (ja) 1978-05-12 1978-05-12 超音波振動子駆動回路

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