JPS60126084A - グリセロリン酸オキシダーゼの安定化法 - Google Patents
グリセロリン酸オキシダーゼの安定化法Info
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- JPS60126084A JPS60126084A JP58235815A JP23581583A JPS60126084A JP S60126084 A JPS60126084 A JP S60126084A JP 58235815 A JP58235815 A JP 58235815A JP 23581583 A JP23581583 A JP 23581583A JP S60126084 A JPS60126084 A JP S60126084A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は安定化されたクリ七ロリン酸オキシターゼ組成
物eこ関するものでおる。
物eこ関するものでおる。
グリセロリン酸オギシグーゼ(以下GPOと略称する)
はL−α−グリセロリン酸を基質として酸素を消費して
ジヒドロキシアセトン−3−リン酸と過酸化水素とを生
成するので診断用試薬として使用されているが、GPO
は不安定であり、特にGPOの低濃度水溶液eこおいて
は不安定である。
はL−α−グリセロリン酸を基質として酸素を消費して
ジヒドロキシアセトン−3−リン酸と過酸化水素とを生
成するので診断用試薬として使用されているが、GPO
は不安定であり、特にGPOの低濃度水溶液eこおいて
は不安定である。
さらtこG、P Oを含有する組成物は凍結乾燥する場
合その間あるいは′凍結乾燥後その活性が相当低下する
ものであった。
合その間あるいは′凍結乾燥後その活性が相当低下する
ものであった。
上記の欠点を有しない安定化されたグリセロリン酸オキ
シクーゼ組成物を得るため多くの試みがなされた。この
改善にあたり、従来からのオキシターゼ系酵素の安定化
のための慣用技術であるポリオールやフラビンアデニン
ジヌクレオチド(FAD)の添加vこよる安定化が利用
されたものであった〔蛋白・核酸・酵素 /ど7〜/9
3</97乙年)別冊〕。さらにその後、フラビン含有
物質、糖類、アルブミンおよびアミノ酸からなる群から
選ばれた/゛種または2種以上の化合物をGP−Ofこ
添加することによる安定化した組成物に関する報告があ
る(特開昭57−乙gVgg号公報)。
シクーゼ組成物を得るため多くの試みがなされた。この
改善にあたり、従来からのオキシターゼ系酵素の安定化
のための慣用技術であるポリオールやフラビンアデニン
ジヌクレオチド(FAD)の添加vこよる安定化が利用
されたものであった〔蛋白・核酸・酵素 /ど7〜/9
3</97乙年)別冊〕。さらにその後、フラビン含有
物質、糖類、アルブミンおよびアミノ酸からなる群から
選ばれた/゛種または2種以上の化合物をGP−Ofこ
添加することによる安定化した組成物に関する報告があ
る(特開昭57−乙gVgg号公報)。
上記の物質の添加によるGPOの安定効果を示すものは
補酵素であるFADすなわちフラビン含有物質であり、
上記の他の物質では安定化の効果が、はとんど認められ
ないものであった。しかし、FADは高is度でGPO
の安定化の効果がでるが、FAD自体の色素の影響があ
るためトリクリセライト測定系(比色分析)では多量t
こ使用できない欠点があった。さらに酸性アミノ酸例え
ばクルクミン酸、アスパラギン酸、α−アミノアジピン
酸をGPOIこ添加した組成物の報告もある(特開昭S
ど−g乙013号公報)。しかしながら、この組成物は
一応の効果があるが、トリクリセライト測定系ではなお
満足する安定性を示すものではなかった。
補酵素であるFADすなわちフラビン含有物質であり、
上記の他の物質では安定化の効果が、はとんど認められ
ないものであった。しかし、FADは高is度でGPO
の安定化の効果がでるが、FAD自体の色素の影響があ
るためトリクリセライト測定系(比色分析)では多量t
こ使用できない欠点があった。さらに酸性アミノ酸例え
ばクルクミン酸、アスパラギン酸、α−アミノアジピン
酸をGPOIこ添加した組成物の報告もある(特開昭S
ど−g乙013号公報)。しかしながら、この組成物は
一応の効果があるが、トリクリセライト測定系ではなお
満足する安定性を示すものではなかった。
本発明者らは、上記の諸欠点を有しない安定なGPO含
有組成物を得ることを目的として種々研究した結果、”
アミノ基を有しないポリカルボン酸およびその水溶性塩
類および硫酸塩からなる群から選ばれた7種または2種
以上の化合物がGPOを極めて良好tこ安定化せしめ得
ることを見い出しlこ 。
有組成物を得ることを目的として種々研究した結果、”
アミノ基を有しないポリカルボン酸およびその水溶性塩
類および硫酸塩からなる群から選ばれた7種または2種
以上の化合物がGPOを極めて良好tこ安定化せしめ得
ることを見い出しlこ 。
本発明は」−紀の知見tこ基づいて完成されたもので、
アミノ基を有しないポリカルボン酸またはその水溶性塩
類および硫酸塩からなる群から選ばれた7種または2種
以上の化合物とGPOどを含有する水性組成物またはそ
の凍結乾燥物からなる安定化されたクリ七ロリン酸オキ
シグーゼ組成物である。
アミノ基を有しないポリカルボン酸またはその水溶性塩
類および硫酸塩からなる群から選ばれた7種または2種
以上の化合物とGPOどを含有する水性組成物またはそ
の凍結乾燥物からなる安定化されたクリ七ロリン酸オキ
シグーゼ組成物である。
本発明では、上記の安定剤を使用することtこより低濃
度の溶液においても、あるいは凍結乾燥によってもGP
Oの活性低下は認められない優れたものである。さらに
安定化効果を長期間に亘つて持続することができるもの
である。
度の溶液においても、あるいは凍結乾燥によってもGP
Oの活性低下は認められない優れたものである。さらに
安定化効果を長期間に亘つて持続することができるもの
である。
まず本発明に使用されるアミノ基を有しないポリカルボ
ン酸としては、飽和ジカルボン酸例えばシュウ酸、マロ
ン酸、メチルマロン酸、エチルマロン酸、コハク酸、グ
ルタル酸、アジピン酸なと、ジメチルクルクル酸、ジメ
チルコハク酸、芳香族ジカルボン酸、例えばフタル酸、
インフタル酸、テレフタル酸、フェニルコハク酸、フェ
ニルマロン酸、フェニレンジ酢酸ナト、ヒドロキシジカ
ルボン酸、例えばリンゴ酸、酒石酸、β−オキジグlレ
タル酸など、不飽和ジカルボン酸、例えばマレイン酸、
フマル酸、グルタコン酸、アリルマロン酸、メサコン酸
、イクコン酸なと、カルボニルジカルボン酸、例えばオ
ギザロ耐酸、α−ケトグ酸などの丸\pボン酸化合物、
イミノカルボン酸系ポリカルボン酸、例えばイミノン酢
酸、β−アラニンfly酸、1.3−ジアミノプロパン
四酢酸、ヒドロキシエチルイミノニ酢酸、エチレンジア
ミン二酢酸、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ト
ランス−シクロヘキサンジアミン四酢酸、ニトリロ三酌
酸、ニトリロプロピオン酸など、トリカルボン酸、例え
ばクエン酸、インクエン酸、アコニット酸などが挙げら
れる。さらにこれらのポリカルボン酸はその水溶性塩、
例えばナトリウム塩、カリウム塩、す′チウム塩やアン
モニウム塩の形で用いてもよい。
ン酸としては、飽和ジカルボン酸例えばシュウ酸、マロ
ン酸、メチルマロン酸、エチルマロン酸、コハク酸、グ
ルタル酸、アジピン酸なと、ジメチルクルクル酸、ジメ
チルコハク酸、芳香族ジカルボン酸、例えばフタル酸、
インフタル酸、テレフタル酸、フェニルコハク酸、フェ
ニルマロン酸、フェニレンジ酢酸ナト、ヒドロキシジカ
ルボン酸、例えばリンゴ酸、酒石酸、β−オキジグlレ
タル酸など、不飽和ジカルボン酸、例えばマレイン酸、
フマル酸、グルタコン酸、アリルマロン酸、メサコン酸
、イクコン酸なと、カルボニルジカルボン酸、例えばオ
ギザロ耐酸、α−ケトグ酸などの丸\pボン酸化合物、
イミノカルボン酸系ポリカルボン酸、例えばイミノン酢
酸、β−アラニンfly酸、1.3−ジアミノプロパン
四酢酸、ヒドロキシエチルイミノニ酢酸、エチレンジア
ミン二酢酸、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ト
ランス−シクロヘキサンジアミン四酢酸、ニトリロ三酌
酸、ニトリロプロピオン酸など、トリカルボン酸、例え
ばクエン酸、インクエン酸、アコニット酸などが挙げら
れる。さらにこれらのポリカルボン酸はその水溶性塩、
例えばナトリウム塩、カリウム塩、す′チウム塩やアン
モニウム塩の形で用いてもよい。
特に好ましくは、コハク酸、クエン酸、酒石酸、マロン
酸、シュウ酸、リンゴ酸、エチレンジアミン四酢酸であ
る。
酸、シュウ酸、リンゴ酸、エチレンジアミン四酢酸であ
る。
また使用される硫酸塩としては、水溶性の塩類Li25
o、、 (N2H,)So、が挙げられる。特tこ好ま
しく ハ(NH,)2So、 、 Mg5O,、Na2
5O’4. Li25o、である。
o、、 (N2H,)So、が挙げられる。特tこ好ま
しく ハ(NH,)2So、 、 Mg5O,、Na2
5O’4. Li25o、である。
これらの添加剤は、単独または混合して使用してもよく
、また上記のポリカルボン酸と硫酸塩とを任意の割合で
混合して使用してもよい。
、また上記のポリカルボン酸と硫酸塩とを任意の割合で
混合して使用してもよい。
本発明の組成物は緩衝液にGPOと、添加物質としてア
ミノ基を有しないポリカルボン酸およびその水溶性塩類
および硫酸塩からなる群から選ばれた7種または2種以
上の化合物とを任意の順序で添加して調製したものであ
る。緩衝剤としては例えばトリス緩衝液、ピペス緩衝液
、ジメチ)vクルクル酸緩衝液が使用され、該水性組成
物のp Hを通常S〜10、好ましくはpH7〜gとす
ればよい。
ミノ基を有しないポリカルボン酸およびその水溶性塩類
および硫酸塩からなる群から選ばれた7種または2種以
上の化合物とを任意の順序で添加して調製したものであ
る。緩衝剤としては例えばトリス緩衝液、ピペス緩衝液
、ジメチ)vクルクル酸緩衝液が使用され、該水性組成
物のp Hを通常S〜10、好ましくはpH7〜gとす
ればよい。
本発明の組成物tこは必要をこより他の成分を添加する
ことができる。例えばKC3NaC1などの一般的な塩
類を用いてイオン強度(イオン濃度)をあげることは目
的どする組成物の安定性がより増加するので有利である
。
ことができる。例えばKC3NaC1などの一般的な塩
類を用いてイオン強度(イオン濃度)をあげることは目
的どする組成物の安定性がより増加するので有利である
。
本発明の組成物tこおいて、ヒリカルポン酸またはその
水溶性塩の添加濃度としては、007M以上であればよ
く、通常007〜0.3 M程度で、好ましくはO,O
S〜0.’1M1M程ある。
水溶性塩の添加濃度としては、007M以上であればよ
く、通常007〜0.3 M程度で、好ましくはO,O
S〜0.’1M1M程ある。
また硫酸塩の添加濃度としては、0.0 /、M IJ
、1であればよく、通常0,0/〜gM程度で、好まし
くはO,OS〜0.5M程度である。このよりゃこ調製
した組成物は、水性液であるが、これを凍結乾燥したも
−のであってもよい。またこのようなGPO組成物は、
/テスート当り、例えばG P OO,/〜SOUを含
有する01〜3ml溶液として使用される。
、1であればよく、通常0,0/〜gM程度で、好まし
くはO,OS〜0.5M程度である。このよりゃこ調製
した組成物は、水性液であるが、これを凍結乾燥したも
−のであってもよい。またこのようなGPO組成物は、
/テスート当り、例えばG P OO,/〜SOUを含
有する01〜3ml溶液として使用される。
なおGPOの活性測定法は、以下の通りである。
DL−グリ七ロリン酸・100 mmoles2ナトリ
ウム グーアミノアンチピリン /、 3 m mole8フ
エ ノ −ル 、l、’/ m mo l esパー
オキシグーゼ 3 U/ml トリス(ヒドロキシメチル) 7ミ/jり’J 110 mmolespHIQ 〔反応停止液〕 025%ラウリル硫酸ナトリウム 〔酵素希釈液〕 07%牛アルグミン、04M硫酸アンモニウム含有20
m M )リスーMCI緩衝液(pHfo) 上記の反応液/、 Q mlを正確シこ小試験管をこ採
り、37℃恒温槽tこ入れ、S分間予加温を行なう。
ウム グーアミノアンチピリン /、 3 m mole8フ
エ ノ −ル 、l、’/ m mo l esパー
オキシグーゼ 3 U/ml トリス(ヒドロキシメチル) 7ミ/jり’J 110 mmolespHIQ 〔反応停止液〕 025%ラウリル硫酸ナトリウム 〔酵素希釈液〕 07%牛アルグミン、04M硫酸アンモニウム含有20
m M )リスーMCI緩衝液(pHfo) 上記の反応液/、 Q mlを正確シこ小試験管をこ採
り、37℃恒温槽tこ入れ、S分間予加温を行なう。
酵素液を0.02 ml正確eこ採り、反応液に加え、
静かtこ混合して反応せしめる。正確に10分後、反応
停止液λQmlを加え、次いで波長300 n rnに
おける吸光度(As)を測定する。
静かtこ混合して反応せしめる。正確に10分後、反応
停止液λQmlを加え、次いで波長300 n rnに
おける吸光度(As)を測定する。
またブランクは、酵素液の代りをこ酵素希釈液OQ−?
mlを加え、以下同様の反応を行ない、この吸光度(A
b )を読む。
mlを加え、以下同様の反応を行ない、この吸光度(A
b )を読む。
△A:As−AI)
X :酵素液中のGPOe嗅cmY/mlり次に本発明
を実施例により説明するが、これtこ限定されるもので
はない。
を実施例により説明するが、これtこ限定されるもので
はない。
G P OO,’ 23 U / mlを/ OmM
l・!J ス−HCl緩衝液(pHfO)+こ溶解した
水性液(30ツトを用いた)について37℃で40分間
Qこおける残存活性を測定して、GPOの安定性を試験
した。
l・!J ス−HCl緩衝液(pHfO)+こ溶解した
水性液(30ツトを用いた)について37℃で40分間
Qこおける残存活性を測定して、GPOの安定性を試験
した。
その結果は第1図に示した。第1図よりGPOのの希薄
溶液は特tこ不安定であることがわかった。
溶液は特tこ不安定であることがわかった。
(A)硫酸塩tこよるGPOの安定性試験G P OO
,23U / mlおよび第1表記載の添加物質を/
OmM ) IJ ス−HCl緩衝液(pH,!r、o
)に溶解した水性液を37℃で60分間放置後GPOの
残存活性を測定した。その結果を第1爽に示した。第1
表よりGPOの希薄溶液は牛血清アルブミン(BSA)
よりも水溶性塩を添加して水性液中のイオン強度を高め
る方が安定化されるもので、硫酸ナトリウム(Na 2
So、 ) 、硫酸マグネシウム(MgSO,) 、硫
酸アンモニウムC(NI(a ) 2804 )が優れ
たものであった。特に(N)(4)2S04 の添加効
果が大きいことがわかった。
,23U / mlおよび第1表記載の添加物質を/
OmM ) IJ ス−HCl緩衝液(pH,!r、o
)に溶解した水性液を37℃で60分間放置後GPOの
残存活性を測定した。その結果を第1爽に示した。第1
表よりGPOの希薄溶液は牛血清アルブミン(BSA)
よりも水溶性塩を添加して水性液中のイオン強度を高め
る方が安定化されるもので、硫酸ナトリウム(Na 2
So、 ) 、硫酸マグネシウム(MgSO,) 、硫
酸アンモニウムC(NI(a ) 2804 )が優れ
たものであった。特に(N)(4)2S04 の添加効
果が大きいことがわかった。
さらに、(NH,) 2So、のGPO安定化の効果を
、糖類や他のポリオール、アミノ酸等による安定化の比
較を行なった。
、糖類や他のポリオール、アミノ酸等による安定化の比
較を行なった。
なお、この試験においては、下記の組成を有するl J
Jグリセライド測定用試薬を用い、かつGPo 2 U
/ mlを用いた。
Jグリセライド測定用試薬を用い、かつGPo 2 U
/ mlを用いた。
その結果、各添加物質によるGPOの残存活性(37℃
、4I!s分後)を第2表に示し、また第3表に23℃
、211”時間後の残存活性を示すものである。
、4I!s分後)を第2表に示し、また第3表に23℃
、211”時間後の残存活性を示すものである。
第2表
第3表
なおトリグリセライド測定用試薬は下記の組成を有する
。
。
1・1J7−HCI緩衝液 110mMフ エ ノ −
ル 2./ m M l−アミノアンチピリン /、3mM ATP−2Na /、0mM M g Cl 2 /、 Om M ト リ ト ンX 7100 0./ %パーオキシダ
ーゼ 、! U / mlリパーゼ / 30 U’/
ml グリセロキナーゼ O03U / mlG P O2U
/ me pHf、0 さらに種々の硫酸塩によるGPOの安定化の効果をめた
。測定に当って、G P O30U / mlの亀とし
て/ 00mM ) ’J 7−−HCl緩衝液(pH
どO)に溶解し、かつこれに種々の硫酸塩を添加し、3
7℃、60分間後の残存活性をめたものである。その結
果を第1表に挙げるもので、いずれの硫酸塩も良好な安
定化効果を示した。
ル 2./ m M l−アミノアンチピリン /、3mM ATP−2Na /、0mM M g Cl 2 /、 Om M ト リ ト ンX 7100 0./ %パーオキシダ
ーゼ 、! U / mlリパーゼ / 30 U’/
ml グリセロキナーゼ O03U / mlG P O2U
/ me pHf、0 さらに種々の硫酸塩によるGPOの安定化の効果をめた
。測定に当って、G P O30U / mlの亀とし
て/ 00mM ) ’J 7−−HCl緩衝液(pH
どO)に溶解し、かつこれに種々の硫酸塩を添加し、3
7℃、60分間後の残存活性をめたものである。その結
果を第1表に挙げるもので、いずれの硫酸塩も良好な安
定化効果を示した。
第を表
(B)ポリカルボン酸QこよるGPOの安定性試験GP
O30U;/meを100mM)すy、−HC1緩衝液
(pHgO)に溶解した水性液に各種ポリカルボン酸を
添加し、37℃、60分間放置後GPOの残存活性を測
定した。その結果を第5表に示した。第5表より芳香族
モノカルボン酸(安息香酸)、およびアミン化合物は安
定化効果が劣ることがわかった。特に好ましいポリカル
ボン酸はコハク酸、クエン酸、イソクエン酸、酒石酸、
マロン酸、シュ酸、リンゴ酸、ジメチルグルグル酸であ
った。
O30U;/meを100mM)すy、−HC1緩衝液
(pHgO)に溶解した水性液に各種ポリカルボン酸を
添加し、37℃、60分間放置後GPOの残存活性を測
定した。その結果を第5表に示した。第5表より芳香族
モノカルボン酸(安息香酸)、およびアミン化合物は安
定化効果が劣ることがわかった。特に好ましいポリカル
ボン酸はコハク酸、クエン酸、イソクエン酸、酒石酸、
マロン酸、シュ酸、リンゴ酸、ジメチルグルグル酸であ
った。
第5表
(C)硫酸塩とポリカルボン酸(ジカルボン酸)との併
用によるGPOの安定性試験 GPO30U/meを/ OOm M l・リスーHC
IJ@液(pHyO)に溶解した水性液を37℃で60
分間放置後GPOの残存活性を測定した。この試験では
硫酸ナトリウムを基準としてこれに硫酸リチウム、グル
タミン酸、クエン酸およびコハク酸を添加した場合、お
よび硫酸リチウムを基準としてこれtこグルタミン酸、
クエン酸およびコハク酸を添加した場合について試験し
た。その結果を第乙表に示した。
用によるGPOの安定性試験 GPO30U/meを/ OOm M l・リスーHC
IJ@液(pHyO)に溶解した水性液を37℃で60
分間放置後GPOの残存活性を測定した。この試験では
硫酸ナトリウムを基準としてこれに硫酸リチウム、グル
タミン酸、クエン酸およびコハク酸を添加した場合、お
よび硫酸リチウムを基準としてこれtこグルタミン酸、
クエン酸およびコハク酸を添加した場合について試験し
た。その結果を第乙表に示した。
第乙表
(D)添加物質の濃度がGPOの安定性におよぼす影響
(i)G P 00.3 U / mlを/ Om M
)リス−HCl緩衝液(pH−、jrO)tこ溶解し
た水性液を基準として各種濃度の(NI(4)2S04
を添加し、37℃で7時間、2時間およびS時間後の残
存活性を測定した、その結果は第7表に示した。
)リス−HCl緩衝液(pH−、jrO)tこ溶解し
た水性液を基準として各種濃度の(NI(4)2S04
を添加し、37℃で7時間、2時間およびS時間後の残
存活性を測定した、その結果は第7表に示した。
また、各種濃度のNa2SO4およびLi25O,を添
加し、G’POJ OU/mlノ/ 0m−M ) I
J ノーHCl緩衝液(l(fO)の条件で37℃、6
0分間放置後の残存活性を測定し、その結果を第5表に
示した。
加し、G’POJ OU/mlノ/ 0m−M ) I
J ノーHCl緩衝液(l(fO)の条件で37℃、6
0分間放置後の残存活性を測定し、その結果を第5表に
示した。
また第7表(低濃度G ’P Oの場合)より、硫酸塩
添加の場合、7〜3M添加した場合GPOの安定化度は
100%に達し、それ以上の余分の量を添加しても添加
効果は現われないことがわかった。
添加の場合、7〜3M添加した場合GPOの安定化度は
100%に達し、それ以上の余分の量を添加しても添加
効果は現われないことがわかった。
好ましい添加量は少なくとも0.3Mであることかわか
った。
った。
また第5表から、少なくとも!; Om M (0,0
!;M)以上の濃度にて添加すればよいことがわかった
。
!;M)以上の濃度にて添加すればよいことがわかった
。
第7表
第5表
コハク酸)についてGPOの安定化試験をGPO30U
/ ml / Om M )すy、−HCl緩衝液(
、p Hg0)で37℃、60分間放置し、その残存活
性を測定した。
/ ml / Om M )すy、−HCl緩衝液(
、p Hg0)で37℃、60分間放置し、その残存活
性を測定した。
その結果を第り表tこ示した。
第7表より、ポリカルボン酸およびその塩の添加量は、
好ましくは0./M程度であることがわかった。
好ましくは0./M程度であることがわかった。
(E) G P O凍結乾燥品に対する本発明の各種添
加物質が安定性におよぼす影響 G P O30U / ml を / OmM ) リ
ス−HCI 緩衝液(、pH1O)に溶解した。該溶
液に第70表tこ示した添加物質を加え、凍結乾燥した
。次いでこの凍結乾燥品を37℃、3週間放置後、GP
Oの安定性を試験した。その結果は第1O表に示した。
加物質が安定性におよぼす影響 G P O30U / ml を / OmM ) リ
ス−HCI 緩衝液(、pH1O)に溶解した。該溶
液に第70表tこ示した添加物質を加え、凍結乾燥した
。次いでこの凍結乾燥品を37℃、3週間放置後、GP
Oの安定性を試験した。その結果は第1O表に示した。
第70表より硫酸塩およびポリカルボン酸およびその塩
を添加した凍結乾燥製品は無添加物に比べ著しく安定性
が改善されたものであった。
を添加した凍結乾燥製品は無添加物に比べ著しく安定性
が改善されたものであった。
第70表
第1図はGPOの希薄溶液での安定性を示したものであ
る。 特許出願人 東洋醸造株式会社 代表者 高田哲男
る。 特許出願人 東洋醸造株式会社 代表者 高田哲男
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) アミノ基を有しないポリカルボン酸およびその
水溶性塩類、および硫酸塩からなる群から選ばれた7種
または2種以上の化合物とグリセロリン酸オギシグーセ
とを含有する水性組成物またはその凍結乾燥物からなる
ことを特許とする安定化されたグリセロリン酸オギシグ
ーゼ組成物。 (2) アミノ基を有しないlすカルボン酸が、飽和ジ
カルボン酸、芳香族ジカルボン酸、ヒドロキシンカルボ
ン酸、不飽和ジカルボン酸またはカルボニルジカルボン
酸である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 (3)飽和ジカルボン酸が、シュウ酸、マロン酸、コハ
ク酸、アジピン酸、ジメチルグルタルある特許請求の範
囲第2項記載の組成物。 (4) 芳香族ジカルボン酸が、フタル酸、フェニルマ
ロン酸である特許請求の範囲第2項記載の組成物。 (5) ヒドロキシジカルボン酸が、リンゴ酸、酒石酸
、である特許請求の範囲第2項記載の組成物。 (6)不飽和ジカルボン酸が、マレイン酸、グルタコン
酸である特許請求の範囲第2項記載の組成物。 (1) カルボニルジカルボン酸が、α−ケトクルタル
酸、α−ケトマロン酸である特許請求の範囲第2項記載
の組成物。 (8) アミノ基を有しないポリカルボン酸が、イミノ
カルボン酸系ポリカルボン酸である特許請求の範囲第1
項記載の組成物。 (9)イミノ酢酸系ポリカルボン酸が、エチレンジアミ
ン四酢酸である特許請求の範囲第5項記載の組成物。 (10)アミノ基を有しないポリカルボン酸が、トリカ
ルボン酸系化合物である特許請求の範囲第1項記載の゛
組成物。 (■)トリカルボン酸が、クエン酸、イソクエン酸であ
る特許請求の範囲第1O項記載の組成物。 (12)硫酸塩が、(閣(a )gso、 、 (NI
(4)IE(So、 。 Na25Oa、 L;2so4. Mg5O,、(N2
H4)So、 ’t;ある特許請求の範囲第1項記載の
組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58235815A JPS60126084A (ja) | 1983-12-13 | 1983-12-13 | グリセロリン酸オキシダーゼの安定化法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58235815A JPS60126084A (ja) | 1983-12-13 | 1983-12-13 | グリセロリン酸オキシダーゼの安定化法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60126084A true JPS60126084A (ja) | 1985-07-05 |
JPH0446558B2 JPH0446558B2 (ja) | 1992-07-30 |
Family
ID=16991663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58235815A Granted JPS60126084A (ja) | 1983-12-13 | 1983-12-13 | グリセロリン酸オキシダーゼの安定化法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60126084A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1983-12-13 JP JP58235815A patent/JPS60126084A/ja active Granted
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JP2009045073A (ja) * | 2008-11-05 | 2009-03-05 | Toyobo Co Ltd | 可溶性補酵素結合型のグルコースデヒドロゲナーゼ(gdh)を含む組成物の熱安定性を向上する方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0446558B2 (ja) | 1992-07-30 |
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