JPS60123539A - 難燃性ポリウレタンフォ−ムの製造方法 - Google Patents

難燃性ポリウレタンフォ−ムの製造方法

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JPS60123539A
JPS60123539A JP23059183A JP23059183A JPS60123539A JP S60123539 A JPS60123539 A JP S60123539A JP 23059183 A JP23059183 A JP 23059183A JP 23059183 A JP23059183 A JP 23059183A JP S60123539 A JPS60123539 A JP S60123539A
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JP
Japan
Prior art keywords
flame
urethane foam
foam
polyurethane foam
foaming
Prior art date
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Pending
Application number
JP23059183A
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English (en)
Inventor
Sadao Kumasaka
貞男 熊坂
Satomi Tada
多田 郷見
Shigeo Kuga
茂夫 久我
Osamu Fujii
修 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Human Industry Corp
Original Assignee
Human Industry Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は難燃性ポリウレタンフォームの製造方法に関す
る。
ウレタンフオームは本来的に火に弱く、燃え易い性質を
有している。そこで、ウレタンフオームによる火災等の
危険を防止するために、難燃性のポリウレタンフォーム
を得る方法が従来から研究されており、次の3通りの方
法が知られている。
(イ)反応型 分子内にリンやハロゲンを有するヒドロキシル化合物と
、ポリイソシアネートとを原木=1に選び、これらを反
応させて難燃性ポリウレタンフォームを製造する方法。
(ロ)含浸型 一旦発泡させたウレタンフオーム内部に、難燃性の溶液
や懸濁液を含浸せしめる方法。
(ハ)添加型 ウレタンフオームの原料中に難燃剤を添加し、然る後に
発泡させてウレタンフオームを得る方法。
上記例れかの方法によれば、強弱の程度に差はあるが、
何れの場合にも難燃性を有するポリウレタンフォームが
得られる。然し乍ら、これら従来の方法によって得られ
た難燃性ポリウレタンフォームには、何れも次のような
問題があり増 だ。
即ち、ポリウレタンフォームはクション材という弾性発
泡体に特有の用途の外、厚さ2mm〜20ff111の
ウレタンフオームシートとし、その表面に織布あるいは
不織布等の表地を一体に接着し、車両用シートのカバー
や内装材としての用途にも使用される。この場合、表地
の接着はウレタンフォーシートの表面を溶融して貼イづ
ける、所謂フレームラミネートあるいはヒートラミネー
)・によって行われる。そして、上記従来の方法によっ
て得られた難燃性ポリウレタンフォームをこのようなラ
ミネート材として用いると、接着された表地が経時的に
一部変質あるいは変色するという問題が生じていた。
発明者等は」二記の問題について鋭意研究を行なった結
果、従来使用されている難燃剤の腐食作用が原因である
こと、特に難燃剤中に含まれているハロゲンが関与し、
更に燐が併存すると両者の共同作用によって表地の変色
および変質が促進されるという結論を得た。
そこで、この結論に基すき、上記のようなラミネート材
として用いた場合にも表地の変色、変質を生じることが
ない難燃性ポリウレタンフォームを得るべく更に研究を
進めた結果、難燃剤としてトリアリールホスフェートを
用いることにより前記ラミネート相としたときの変色や
変質を防止できることを見出し、本発明をなすに至った
ものである。
即ち、本発明は、ポリエーテルポリオール、有機インシ
アネ−1・、水並びに触媒や整泡剤等の必要な添加物を
含むウレタンフオーム原料中に、前記ポリエーテルポリ
オール100重量部に対して15〜50重量部のトリア
リールホスフェートを難燃化剤として添加混合し、発泡
させることを特徴とする難燃性ポリウレタンフォームの
製造方法である。
本発明で用いる原ネ1のうち、ポリエーテルポリオール
は一種または二種以上のポリオール化合物と、一種また
は二種以−J−,のエポキシ化合物とを反応させて得ら
れる。これらポリオール化合物およびエポキシ化合物の
例を挙げれば下記の通りである。
ポリオール化合物; エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、ブチレングリ
コール、ヘキシレングリコール(以−J−2官能) グ
リセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエ
タン、1,2.6−ヘキサンドリオール(以上3官能)
 α−メチルグリコシド、エチレンジアミン(以上4官
能) その他、ジエチレントリアミン、ンルビトール、
シュークローズ等。
エポキシ化合物; 酸化プロピレン、酸化スチレン、酸化ブチレン等。
本発明において用いる有機インシアネートとし−ては、
例えばトリレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシ
アネート、ジフェニルメタンジイソシアネ−1・、キシ
レンイソシアネート等を使用することができる。この有
機インシアネートは、前記ポリエーテルポリオールと反
応してポリウレタンリンケージを形成すると共に、次式
で示すように水と反応して生じる炭酸ガスにより発泡剤
として作用する。
−N=C=O+H20→−NH2+CO2木発明におい
ては、発泡を助長するために各種の触媒を適宜添加混合
して用いるのか望ましい。
この触媒としては、ジブチルチンジラウレートのような
錫触媒、あるいはアミン触媒が挙げられる。その他、気
泡を均一化するために整泡剤としてシリコーン油を添加
するのが好ましい。
本発明で難燃化剤として用いるトリアリールホスフェー
トとしては、例えば、フェニル−ジイソプロピルフェニ
ルホスフェート、ジフェニル−イソプロピルフェニルホ
スフェート、トリスイソプロピルフェニルホスフェート
、トリスフェニルホスフェート スエチルフェニルホスフェート、トリスノニルフェニル
ホスフェ−等を使用することが出来る。
本発明において、上記トリアリールホスフェ−i・の添
加量を前記ポリエーテルポリオールlO0屯昂部に対し
て15〜50重量部としたのは次の理由によるものであ
る。即ち、15重量部よりも少ないと充分な難燃効果が
得られず、また50重φ部まテノ添加量−c M V 
S S規格(Motor Vehicle 5afet
y 5tandard )に合格し得る充分な難燃効果
が得られ、それより多く添加しても不経済だからである
上述した本発明の製造方法により得られた難燃性ポリウ
レタンフォームは、後述の実施例の結果に示されるよう
に充分な難燃性を有しており、且つ従来の燐−ハロゲン
系難燃剤を用いたウレタンフオームに比較すると遥かに
腐食性が小さい。従って、その表面に織布あるいは不織
布の表地をフレームラミネートやヒートラミネートによ
り積層して用いた場合にも経時的な変質や変色を防止す
ることができる。
以下に本発明の詳細な説明する。
実施例 ポリエーテルポリオール 100重量部(3官能9分子
量3000) トリエチレンジアミン 0.10 ttジブチルチンジ
ラウレート0.7 ttシリコーン油 1.3 tt 水 5.o 〃 トリクロロモノフルオロメタン 3.OttI・リスフ
ェニルホスフェート 30.0 //トリレンジインシ
ネート 65.Ott−1−記配合処方の原料混合物を
JTIい、ワンシゴッI・法により軟質難燃ポリウレタ
ンフォームを得た。雀度は0.020であった。
比較例1゜ ポリエーテルポリオール 100重量部(3官能9分子
量3000) l・リエチレンジアミン 0.08 ttジブチルチン
ジラウレー) Q、8 //シリコーン油 1,2 t
t 水 4.5 〃 トリクロロモノフルオロメタン 3.o〃トリレンジイ
ンシネート [f5.Ott上記配合処方の原料混合物
を用い、ワンショット法により軟質難燃ポリウレタンフ
ォームを得た。密度は0.020であった。
比較例2゜ ポリエーテルポリオール 100重量部(3官能9分子
量3000) トリエチレンジアミン 0.10 //ジブチルチンジ
ラウレート0.81/ シリコーン油 1.3〃 木 5.Q // l・リクロロモノフルオロメタン 3.Q ttトリク
レジルホスフェート 30.Ottトリレンジイソシネ
ート 85.Ottl−記配合処方の原料混合物を用い
、ワンショット法により軟質難燃ポリウレタンフォーム
を得た。密度は0.020であった。
実施例、比較例1、比較例2で得られた夫々のポリウレ
タンフォームから10 mmX 50 mmX 100
mmの大きさのものを切り出し、これに布地を重ね合わ
せ、周囲をホッチキスで固定して試験片とした。この試
験片を100℃の熱風オーブン中に入れ、経時的な外観
変化を調べた。その試験結果をド記第1表に示す。なお
、同表には実施例、比較例1および比較例2の夫々のウ
レタンフオームについて行なったMVSS難燃性試験の
結果を併記する。
第1表

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリエーテルポリオール、有機インシアネート、水並び
    に触媒や整泡剤等の必要な添加物を含むウレタンフオー
    ム原料中に、前記ポリエーテルポリオール100重量部
    に対して15〜50重量部のトリアリールホスフェート
    を難燃化剤として添加混合し、発泡させることを特徴と
    する難燃性ポリウレタンフォームの製造方法。
JP23059183A 1983-12-08 1983-12-08 難燃性ポリウレタンフォ−ムの製造方法 Pending JPS60123539A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003020809A3 (en) * 2001-08-30 2003-11-20 Pabu Services Inc Higher alkylated triaryl phosphate ester flame retardants

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KR100830616B1 (ko) 2001-08-30 2008-05-21 그레이트 레이크스 케미칼 코퍼레이션 고급 알킬화 트리아릴 인산 에스테르 난연제

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