JPS6012256B2 - 剛体トロリ−の地上における長尺布設方法 - Google Patents

剛体トロリ−の地上における長尺布設方法

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JPS6012256B2
JPS6012256B2 JP50084736A JP8473675A JPS6012256B2 JP S6012256 B2 JPS6012256 B2 JP S6012256B2 JP 50084736 A JP50084736 A JP 50084736A JP 8473675 A JP8473675 A JP 8473675A JP S6012256 B2 JPS6012256 B2 JP S6012256B2
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JP
Japan
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rigid
trolley
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ground
frame
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JP50084736A
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信雄 増岡
弥久晴 中村
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、予定される地上布設ルートにおいて所定間隔
毎に据え付けられた支持碍子に架設して剛性を付与しつ
つ集露用トロリ部をもって布設されるべき地上布設形剛
体トロリーの長尺布設方法に関する。
近年高速かつ大容量化給電の走行体が続出し、その電車
線路も高速集電かつ高電圧化が進められている。
第1図は、高速列車の地上布設形電車線路を示すもので
、高速車両1の走行方向(紙面の表裏方向)に布設ルー
トが設定され、このルートにおいて適宜間隔毎に支柱2
が地上に樹立され、この支柱2に碍子3を据え付け「そ
して各碍子3間にその頭部に取着される鋼製架台4を架
設し、この架台4にトロリ線5が把持されて剛体トロリ
ーを溝成するもので、車鞠1からのパンタグラフ6をト
ロリ線5に接触走行させ、車廟1の走行に伴なつて集霧
するものである。
このように支持要素として碍子を使い大地間の絶縁効果
を上げて高電圧化に対処され、数仇間隔をおいて据え付
けられる碍子間は架台を架設して、剛性を与えつつトロ
リ線を布設して高速の集電に対するト。
1」部を形成する。
しかるに従来の剛体トロリーは、それぞれ6〜low程
度に製作された架台とトロリ線とを長さを揃えて予じめ
一体化組み立てて単位長さのものとして構成され、為に
複数本のユニット型式の剛体トロリーを運搬して布設現
地へ搬入し「そして布設ルートに沿って順次単位化剛体
トロリーを碍子に架設していき、各トロリー間を架台及
びトロリ線を夫々接続して一連椀に最尺布設していくも
のであった。
このことから数百の布設ルート中に多数の接続ポイント
が存在しt為に多数の接続部品及び工数を要し、かつま
た接続部においてトロリ線端岡士がずれを生じたり段差
を生ずる傾向にあり〜パンタグラフが集電走行する上で
酸線やアーク発生さらには異常摩耗を招釆している。
このようにパンタグラフの走行摺後部に多数の継ぎ目が
存することは集電特性に著しい弊害がある。
特に数百賊の高速集電ともなると重大な事故につながる
危険な状態が予想される。以上のことから「トロリ線端
同士を精度を上げて連接することによって一応の解決を
図ろうと試されてきた。
その為には「トロリ線と架台とが予じめ精度よく組み立
てる必要があるが、運搬途上あるいは布設途上でショッ
クを受けることから折角の精度にくるし、が生じており
〜相変わらず煩雑な布設を強いられているのが現状であ
り「相当難議していた。
このように従来開発されてきた剛体トロリーにあっては
、トロリ線と架台とを運搬前に組み立ててユニット化す
るという大原則に立って布設する手順がとられてきた為
に「高速集電用に供するには種々問題があった。
一方電車線などにおいては、カテナリ−式架線方法をと
ってトロリー線を数百の最尺高架布設するものがあり、
数百の継ぎ目なしのパンダグラフ摺援面にして集電走行
させるものとして知られている。
この場合は列車の上方においてトロリ線をテンションを
かけて架設設定をするのが通例であって、地上で第三軌
道のように地上布設する場合かかる方式は採用できない
何故ならば、地上布設の場合はテンション、つまり張力
をかけて布設することは困難であって主にトロリ線は剛
体を与えて真っ直ぐに布設するものである。従来ユニッ
ト形剛体トロリーが提案さててきた所以はそこにある。
もし、カテリナ式架線と同じようにトロリ線を数百仇条
長をもってして架台上に取付けるとすると、張力がかけ
られていないから、熱伸縮の挙動によってトロリ線がう
ねりつまり蛇行するのは必至であり〜もはや集電は不可
能の状態に陥るのである。
このように〜地上布設形剛体トロリーにおいてトロリ線
を最尺化することは幾多の問題があり「実現し得なかっ
た。一方トロリ線を剛性を与えつつ長尺化する構造が知
られている。
例えば実公昭43…i?29び号公報のものは「架台を
一対の爪付架台素子にて構成し「 この架台素子間に溝
付トロリ線を爪部に係止させて長手方向連続把持一体化
するものである。
これによればト熱伸縮に伴なう曲りを防止して爪部で確
実に係止させて伸縮挙動を達成できる。
しかるに架台はもその穣成上つまりトロリ線に剛性を付
与せしめるものであるから、製作上や運搬上せにせい数
柵ないし数十肌の短尺ものとなり「数百の条長のトロリ
線を取付ける場合t複数本の架台をもって最尺の架台線
路を構成する必要があり、為に特別な方法をもって布設
する優れた布設方法が実現されない限りh数百仇継ぎ目
なしの集電用トロリーは実現され得ないのである。本発
明は、特にその優れた布設方法の提案に係りも剛性を付
与しつつ数百の継ぎ目なしの集電用トロリ部をもって最
尺布設を可能にした剛体トロリーの地上における布設方
法を提供せんものとして試みたものである。以下本発明
の最尺布設方法を実施例を参照しつつ「詳細に説明して
いく。
第2図は「本発明布設方法において基礎となる剛体トロ
li一の剛体架台とトロリ線の組み合わせの態様を示す
ものでも剛体架台軍似ま一対の架台素子亀富,富1を所
定間隔毎にボルト12及びナット亀8で組み合わせたも
のにして長手方向両脇に一側に内向きに延びる爪部軍l
a,11aを連続形成するとともに池側に外向きに延び
る取付フランジ亀亀b? 11bを形成したものであっ
て、両素子軍亀P 官亀は貫通されるボルト官凶こ被挿
される筒形スべ−サ1&で適宜配置せられたものであり
「両端には連結穴もlcを設けてある。
一方トロiJ線亀歌ま長手方向両側に溝15a,亀5a
を有するいわゆる溝付トロリ線であって「当該溝亀Sa
,竃裏aに前記爪部11a,11aを係止させて架台に
取着させるものである。このような基本的構造のトロリ
線15と剛体架台10‘まトロリ線を数百の条長のもの
としてドラムに巻装し、他方剛体架台を数wないし数十
机条長のものとして複数本分解して運搬し、そして地上
布設ルートに搬入して布設に備えられる。第3図はその
組立て布設状況を示す図面にして、第4図乃至第6図は
その各部の断面図を示す。架台とトロリ線の組立て以前
には、布設方向に所定の間隔を置いて地上に樹立された
支柱16,16,16・・・・・・に支持碍子17,1
7,17・・・・・〇が据え付けられている。
そしてまず複数本の剛体架台10,10,10……が各
端部を突き合せるように支持碍子17,17,17に沿
って配置し、各架台10,10,10・…・・のボルト
12及び13を締付けることなく緩めた状態にして各架
台素子11,11の取付フランジ11b,11bを碍子
17の取付金具18の内側へ固設して各碍子間に架設さ
れるとともに、各架台10,10,10・・…〇の端部
間に、素子11,11間に装設し、かつ取付フランジ1
1b,11bを挟接する如くハット型補強金具19,1
9,19・…・・を跨設し、そして連結用穴11c,1
1c及び金具19にボルト20を貫通し、ナット21を
緩く縦付けて仮連結して各架台10,10,10…・・
・を連接する。
以上によって仮締付けの状態とした数百M条長の架台線
路を構成する。
一方ドラム22に巻装して搬入された長尺の溝付トロリ
線15はト上記架台線路を構成した後、当該架台線路に
沿って繰り出し、そして矯正を加えながら日頃次延線せ
られる。
この場合矯正手段は、適宜公知の手段を用いればよい。
このように数百肌間長尺延線せられた溝付トロリ線15
は当該延線に続いて延線開溌側から架台素子11,11
を綿付け幅夕より大きなそ′に拡げて「 この間に挟み
込んで溝部15a,15aを爪部11a,11aに仮係
止して行き、そしてこれに続いて各架台素子11,11
・・…・をボルト12,20及びナット13,21を所
要トルクで順次緒付けて行くことにより、長手方向連接
される爪部11a,11aで長尺のトロリ線15が連続
把持せられる。以上によってトロリ線15が複数の架台
10,10,10・・・・・・にて剛性付与されつつ数
百の継ぎ目なしの集露用トロリ部を持つ線路が完成され
る。
本発明は以上のような手順によって数百肌の継ぎ目あし
の糟敷面を形成し得たものであり、従って従来見られて
し、たショックやスパークを一掃することができる上に
、トロリ線は通常鋼材料などであるから鋼製などの架台
より熱伸縮量が大きく、しかも長尺であるから当該伸縮
は架台の伸縮に比し、相当大きな差で生ずるものである
が、溝付トロリ線は長手方向突き合せ蓮後された爪部1
1a,11aの所定把持力によって線路の長手方向へス
ムーズに摺懐せられ、よって熱伸縮に伴う摺動面の変化
を極力抑えることができるものであり、布設後摺動面は
常時平滑に保持される。
このようにトロリ線は気温の変化などで伸縮せられるか
ら、例えば100川おき程度にエキスパンション接続部
(通常トロリ線端を屈曲させ、この屈曲せられた部分が
ラツプしたもの)を形成して置くことによって、トロリ
線の伸び縮みを吸収すればよい。また架台についても熱
伸縮が生ずるが、剛体架台と補強金具との連結部の穴1
1cを長欠にすることによって容易に吸収することがで
きる。
以上説明してきたようにして本発明は地上高速列車用剛
体トロリーとして数百の継ぎ目なしの集電トロリ部をも
って剛性を付与しつつ最尺布設する方法をもって実現し
たもので、初期の目的を完遂したものであって、さらに
以下の如き優れた特長を奏する。○’ 数百の条長の溝
体トロリ線と数仇ないし数十肌の剛体架台をそれぞれ組
み立てることなく個別に運搬するから、スペースフアク
タよく運搬が非常に容易となり、組み立てによる損傷等
の問題が一切なくなる。
‘2) 架台線路の構成において順次連援される架台素
子間がボルト及びナットによって緩くしておく仮組みの
状態としてトロリ線の取付けに備えられるから、トロリ
線の取付け位置の調整ができ「剛性のしかも精度のよい
ものを得ることができる。
‘3} 溝付トロリ線が、前記仮組みの架台線路に取付
けそして架台素子間のボルト及びナットで所定トルクで
本締めをして数百の条長間一様に固定されるので、精度
の高い架台線路で剛性を受けて真っ直ぐにしかも極めて
平滑な集電トロリ部を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は高速列車における集電状況を示す実施例説明図
、第2図は本発明において適用される定尺架台と溝付ト
ロリ線の組合せ態様を示し、Aは正面図、Bは側面図で
ある。 第3図は、本発明の剛体トロリーの地上における最尺布
設方法の実施例を示す説明図、第4図は同第3図a−a
線断面説明図、第5図は同第4図b−b線断面説明図、
第6図は同じく第3図c−c線断面説明図である。10
・・・・・岡』体架台、11…・・・架台素子、11a
・・・・・・爪部、12,20・・・・・・ボルト、1
3,21・・・・・・ナット、15…・・・溝付トロリ
線、17・・・・・・支持碍子、19・…・・ハット型
補強金具、22・・…・ドラム。 オー図 712 因 が3図 矛4図 オタ■ 才もめ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 予じめドラム巻きされて搬送された数百m条長の溝
    付トロリ線と、長手方向両側において一方に取付フラン
    ジを形成するとともに他方に爪部を形成してなる数mな
    いし数十m条長の架台素子の一対がボルト及びナツトで
    組み立てられる剛体架台の複数本とを予定される地上布
    設ルートに用意しておき、先ず、複数本の剛体架台を、
    それぞれの架台素子間がボルト及びナツトを緩めた仮組
    みの状態で当該地上布設ルートに所定間隔毎に据え付け
    られた支持碍子に取付フランジをもつて架設するととも
    にそれぞれの剛体架台間を補強金具で連接して数百m条
    長の剛体線路を構成し、この次にドラム巻きされた数百
    m条長の溝付トロリ線を、当該剛体線路の上に繰り出し
    つつ矯正して長尺延線するとともに各剛体架台にトロリ
    線の溝部をその爪部間に挾み込みつつ、当該架台素子間
    のボルト及びナツトで所定トルクで締付けていくことに
    より、剛性を付与しつつ数百m継ぎ目無しの集電用トロ
    リ部をもつて長尺布設せしめることを特徴とする剛体ト
    ロリーの地上における最尺布設方法。
JP50084736A 1975-07-10 1975-07-10 剛体トロリ−の地上における長尺布設方法 Expired JPS6012256B2 (ja)

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JPS529211A JPS529211A (en) 1977-01-24
JPS6012256B2 true JPS6012256B2 (ja) 1985-03-30

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0488651U (ja) * 1990-12-18 1992-07-31
JPH0548354Y2 (ja) * 1987-02-19 1993-12-24

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4412326Y1 (ja) * 1966-07-13 1969-05-23

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JPS529211A (en) 1977-01-24

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