JPS60122372A - アクラルピシン定量用試薬 - Google Patents

アクラルピシン定量用試薬

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JPS60122372A
JPS60122372A JP23036983A JP23036983A JPS60122372A JP S60122372 A JPS60122372 A JP S60122372A JP 23036983 A JP23036983 A JP 23036983A JP 23036983 A JP23036983 A JP 23036983A JP S60122372 A JPS60122372 A JP S60122372A
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acralvicine
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serum
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aclarubicin
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JP23036983A
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Tsunehiro Kitagawa
北川 常廣
Kunio Fujiwara
藤原 邦雄
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/94Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving narcotics or drugs or pharmaceuticals, neurotransmitters or associated receptors
    • G01N33/9446Antibacterials

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、酵素免疫測定法による抗H瘍性抗生物質アク
ラルビシンの定量用試薬に関する。
アクラルビシンは、Streptomyces gal
ilaeugM^144 Mlの培養液から単離された
新しいアントラサイクリン系抗生物質で、下記構造式で
表わされる。本剤は種々の動物及び人Wi瘍に対して抗
H瘍作用を示し、制癌剤として急性白血病、悪性リンパ
腫、胃・肺Φ乳癌等の治療に用いられている。副作用を
最小限に抑え、十分な薬効を維持するのに必要な投与量
を決定するためには、各患者の血中アクラルビシン濃度
を測定する必要がある。
従来、アクラルビシンの定量は、微生物学的定量法、蛍
光分析、高速液体クロマトグラフィ又はラジオイムノア
ッセイ(RI A)を使って行われているが、微生物学
的定量法は感度が低い、効力検定菌の培養に時間がかか
る等の欠点を有しており、蛍光分析、高速液体クロマト
グラフィ又はRIAを用いる方法は、高価な設備を必要
とする等の欠点を有している。更にRIAは廃棄物処理
の問題もある。
本発明者は迅速、正確かつ簡便なアクラルビシンの定量
法をめて種々検討した結果、酵素免疫測定法によるアク
ラルビシン定量用試薬を見出し本発明婆完成した。
本発明は、少なくとも次の成分を含むことを特徴とする
アクラルビシン定量用試薬に関する。
成分(^);4−デオキソ−4“′−アミノアクラルビ
シンと蛋白との結合体を動物に投与して生成せしめた抗
体 成分(n);酵素標識された4 −デオキソ−4///
−アミノアクラルビシンからなる抗原 本試薬は成分(^>、 (B)以外に必要に応じて、検
量線作成用の標準アクラルビシン含有溶液、酵素活性測
定用試薬(例えば、基質、基質溶解液、酵素反応停止液
等)、第2抗体、緩衝化剤等から構成される。
成分(^)における結合体は、Tanaka et a
t、。
J、^ntib+ot、、34,850〜55(198
1)の方法によって得られる4 −デオキソ−4−アミ
ノアクラルビシン(以下[アミノアクラルビシン]とい
う)のアミノ基を蛋白との結合に関与せしめて製造され
る。適当な蛋白としては、アルブミン、グロブリン、サ
イログロブリン、貝ヘモシアニン、エデスチン等がある
。アミノアクラルビシンと蛋白との結合剤としては、蛋
白の種類に応じて、アミノアクラルビシンのアミノ基と
蛋白のアミ7基との間を化学的に結合するグルタルアル
デヒド、トルエンジイソシアネート、ジハロゲン化ニト
ロベンゼン等及びアミノアクラルビシンのアミン基と蛋
白のメルカプト基との間を架橋できる下記構造式で表わ
されるマレイミド化合物又はそのカルボキシル基におけ
る反応性誘導体(例えば混合酸無水物、活性エステル)
等が用いられる。
(式中、Rは低級アルキレン又はフェニレンを意味する
。) 更にメルカプト基を存しないか又はほとんど有していな
い蛋白についてはS−アセチルメルカプトコハク酸無水
物のようなメルカプト基導入剤が用いられる。この方法
は、蛋白のアミン基にS−アセチルメルカプトコハク酸
無水物を作用させて2−アセチルチオ−3−カルボキシ
プロピオニル化蛋白としたのち、ヒドロキシルアミンで
脱アセチル化して2−メルカプト−3−カルボキシプロ
ピオニル化蛋白とする。これに、上記マレイミド誘導体
を用いて別に調製したマレイミド基導入アミノアクラル
ビシンを反応させる。上記式においてRがトリメチレン
であるγ〜マレイミド酪酸の反応性誘導体を用いて調製
したγ−マレイミドブチリルアミノアクラルビシンと2
−メルカプト−3−カルボキシプロピオ二ル化牛血清ア
ルブミンとを反応させて得た結合体が特に好ましい。
このようにして作製した結合体を適当なアジュバントと
混合してウサギ、モルモット、ヤギ、羊等の動物の皮下
又は筋肉内に投与し、血清を採取し公知の処理をなすこ
とによって成分(八)の抗体が得られる。
なお成分(^)は後に説明するようにB/P分離のため
に細菌の細胞壁、天然の不溶性多糖類。
化学処理したデキストランゲル、寒天ゲル。
プラスチックビーズ、アクリルアミドゲル。
ガラスピーズ、微細金属粉末、合成ゴムチューブ等によ
って不溶化しておくときができる。
成分(B)の標識抗原は、アミノアクラルビシンを酵素
で標識→′るととによって製造される。適当な酵素とし
ては、β−D−ガラクトシダーゼ、パーオキシダーゼ、
リパーゼ、アルカリホスファターゼ、グルコース−6−
ホスフェートデヒドロゲナーゼ等がある。β−り一ガラ
クトシダーゼで標識する場合には、そのメルカプト基と
アミノアクラルビシンのアミン基の間を架橋する結合剤
(m−マレイミド安息香酸又はその反応性誘導体のよう
なマレイミド誘導体等)を用いる。酵素標識抗原として
は、m−マレイミド安息香酸によってアミノアクラルビ
シンとβ−D−ガラクトシダーゼとを結合したものが特
に好ましい。
分析を実施するにあたって、被検体中のアクラルビシン
と成分(B)とを成分(^)に対して競合的に抗原抗体
反応せしめた後、成分(八)と結合している成分(B)
と成分(A>と結合していない成分(11)とを口/F
分離する必要がある。
本B/l’分離には二方法がある。一つは、成分(A)
を予め細菌の細胞壁等で不溶化しておき、抗原抗体反応
を行わせる方法である。もう一つは、抗原抗体反応の前
後又は同時に成分(^)とγ−グロブリン(IgG>に
対する抗体(第2抗体)とを反応せしめて不溶化する方
法である。
第2抗体は通常、溶液杖態で用いられるが、前もって第
2抗体を細菌の細胞壁等で不溶化しておくと、その使用
量が少な(、反応時間が短時間ですむ利点がある。[1
7F分離を行った後、沈殿又は]二澄のいずれがの酵素
活性を標識酵素に応じた公知の方法で測定する。
本発明の定量用試薬によれば、血中アクラルビシンを簡
便な操作法で迅速に精度よく、かつ再現性よく定量する
ことができる。
本発明を更に詳細に説明するため、以下に実施例を示す
が、勿論、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 アクラルビシン塩酸塩のシネルロースA部分のカルボニ
ル基をTanaka et al、、 J、^nt+−
b+ot、、34,850〜’55(+981)の方法
によってアミノ化してアミノアクラルビシン塩酸塩を調
製した。
2.25■gのγ−マレイミド酪酸及び1.24μmの
N−メチ1シ ドロフラン(以下r THFJという:Ca1(+を加
え用時蒸留したもの)に溶かした溶液を0℃に冷却し、
激しく撹拌しながら1.68μmのクロルギ酸イソブチ
ルエステルを加えた。1分後、400μIのTHFに溶
解した10−gのアミノアクラルビシン塩酸塩を加え室
温で2時間撹拌した。減圧下に溶媒を留去し、残渣に4
1のクロロホルム及び41の173Mクエン酸を加え、
激しく振盪した。水層を捨て有機層を水、IN重炭酸ナ
トリウム及び飽和塩化ナトリウムで順に洗い、無水硫酸
ナトリウムで乾燥したのち減圧濃縮して、γーマレイミ
ドプチリルアミノアクラルビシ/を得た。
別に、に1otz et al.、^rch.tlio
chew.l1iophys。
82 、 70〜77(19132)の方法によって合
成した2−アセチルチオ−3−カルボキシプロピオニル
化l3sAを、0.2mlの0.1Mヒドロキシルアミ
ン(pH7、2>中、25°Cで30分間温装した。生
じた2−メルカプト−3−カルボキシプロピオニル化U
SA(BSAI分子につき17個のメルカプト基を含む
ことを確認)を31の0.1Mリン酸緩衝液(pH7、
0)で希釈し、直ちにγーマレイミドブチリルアミノア
クラルビシン溶液に加え、30分間激しく撹拌した。混
合物を3M尿素含有0.1Mリン酸緩衝液(pH7、0
)で平衡化した5ephadex G−100(ファル
マシア社,スウェーデン)をつめたカラム(φ2.8c
mX 45cm)に通し、同上緩衝液で展開した。精製
したアクタルビシン−l3SA結合体を分光学的に検査
し、l3SA1分子あたり6.8分子のアクラルビシン
を含むことがわかった。
実施例2 アクラルビシン抗体の調製 実施例1で調製したアクラルビシンーBSA結合体約1
.0mgを含む溶液を等量のフロイントの完全アジュバ
ントで乳濁化し、それを白色雌兎の背部両側10か所に
注射し、更に2遡同筒に3回、最初の免疫量の半量ずつ
注射した。最初の免疫から8週間後に耳の血管から採血
し、遠心分離(500X g、 10分間)により血清
を分離し、−30°Cで保存した。
実施例3 酵素標識アクラルビシンのR[ アミノアクラルビシン5.0mgとm−マレイミド安息
香#1.Oqを用い、実施例1の第2バラグラフ(γ−
マレイミドブチリルアミノアクラルビシン合成の項)と
同様に反応・処理して、m−マレイミドベンゾイルアミ
ンアクラルビシンを得た。そのうちの10Mgをとり5
0μIのメタノールに溶解したものを、78μgのβ−
D−ガラクトシダーゼ(ベーリンガー社、西独)を0.
1Mリン酸緩衝液(pH6,0)1.Omlに溶かした
ものに加え30分間撹拌した。次いで反応液を0.IM
 NaC1−1mMMgc 12−0.1%BSA−0
,1%N aN3含有0.02Mリン酸緩衝液(pH7
,0)(以下r l1ufferA Jという)で平衡
化した5epharose 811 (ファルマシア社
、スウェーデン)をつめたカラム(φ1.5c■×42
c■)に通し同上緩衝液で溶出し、3.Omlずつ分画
した。
酵素活性の高いFraction No、18〜20を
集め、酵素標識抗原外液とし4℃で保存した。
実施例4 血中アクラルビシン測定キットの!!!造(1キット1
00回分) 0)標準溶液 7 クラJレヒシy 10++gを0.01M EDT
A−0,1%BSA含有0.08Mリン酸緩衝液(pH
7,4) (以下r BuHerB Jという)に溶か
し100μg/mHD溶液を調製した。これを更にBu
fferBで希釈してアクラルビシンをそれぞれ200
 、00 、20 、6 。
2.0.8ng/ml含む6種の標準アクラルビシン溶
液を各1■1調製した。
(2) 酵素標識抗原 実施例3で調製した標識抗原原液を[1ufferBテ
400倍希釈シタも0) 5.5m1(12100μU
(7)酵素を含む;IUは1分間に基質1μ■o1を加
水分解する量)を褐色びんに詰めた。
(3) 抗体 実施例2で調製した抗体原液をBufferBで100
00倍希釈したもの5.51を褐色びんに詰めた。
(4) 第2抗体 抗つサギIgGヤギ血清(マイルス社、米国)を8uf
rerBで10倍希釈したもの5.51を褐色びんに詰
めた。
(5) B u f r e r A BufferA 250m1をプラスチックびんに詰め
た。
(6) 基質 7−β−D−ガラクトピラノシルオキシ−4−メチルク
マリン33.3mgを8uNerA l lに溶かした
もの221を褐色びんに詰めた。
(7)反応停止液 0.2Mグリシy −NaOH緩衝液(pHIO,3)
 300閣1をプラスチックびんに詰めた。
実施例5 アクラルビシンの定量 実施例4で調製したキットを用いてアクラルビシンの定
量を以下のように行った。
別々の試験管に入れた被検体及び標準溶液50μmにそ
れぞれ標識抗原50μm、次いで抗体50μmを加え2
5℃で8時間インキュベートした。次に1¥2抗体50
μml正常ウサギ血清希釈液50μmを加え、更に3時
間インキュベートした。各試験管に[1ufferA 
1mlを加え、250Or、p、m、、15分間遠心分
離した。上清をデカンテーションによって除去し、 B
uffarA 1mlを加え、混和後、同上の条件で再
度遠心分離し上清を除いて沈殿を得た。各試験管に基質
溶液0.21を加え、30℃で1時間インキュベートし
た後反応停止液2.51を加え酵素反応を停止した。酵
素反応によって生成した7−ヒドロキシ−4−メチルク
マリンの蛍光強度を蛍光比色計(励起波長365nm 
、蛍光波長448rv)で測定した。
片対数グラフの縦軸に蛍光強度(IogitB/l1o
)をとり、横軸に標準溶液のアクラルビシン濃度(ng
/1ube)をとってプロットし検量線を作成した。な
お各濃度について6検体用いた。
・1 試験管あたり0.1〜I’Ongのアクラルビシンの測
定が可能であった。
【図面の簡単な説明】
図は本発明定量用試薬を用いて作成したアクラルビシン
の検量線であり、各点は各々の平均値、縦線は標準偏差
を表わす。 特許出願人 北 川 常 廣 藤 朋 邦 雄 代 理 人 小 島 −晃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 少なくとも次の成分を含むことを特徴とするアククルビ
    シ/定量用試薬 成分(^);4″′−デオキソ−4”′−アミノアクラ
    ルビンンと蛋白との結合体を動物に投与して生成せしめ
    た抗体 成分(B):酵素標識された4 −デオキソ−47−ア
    ミツアクラルビシンからなる抗原
JP23036983A 1983-12-05 1983-12-05 アクラルピシン定量用試薬 Pending JPS60122372A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0316776A2 (en) * 1987-11-17 1989-05-24 Istituto Nazionale Per Lo Studio E La Cura Dei Tumori Monoclonal antibodies to anthracyclines

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0316776A2 (en) * 1987-11-17 1989-05-24 Istituto Nazionale Per Lo Studio E La Cura Dei Tumori Monoclonal antibodies to anthracyclines
JPH022394A (ja) * 1987-11-17 1990-01-08 Ist Nazi Per Lo Studio & La Cura Dei Tumori アンスラサイクリン化合物に対するモノクロナール抗体

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